ホンダS660、最小ミッドシップスポーツに試乗|Honda

ホンダS660、最小ミッドシップスポーツに試乗|Honda

Honda S660|ホンダ S660日本が世界に誇るスポーツカーホンダS660、最小ミッドシップスポーツに試乗2013年の東京モーターショーで発表された「S660 コンセプト」が2年の月日を経て、「S660」として待望の市販化を果たした。軽自動車のミッドシップスポーツカーというコンセプトは、いまだ根強い人気をもつ1991年に発売された「ビート」の後継となるものだ。コンセプトカーをほぼそのまま市販化に繋げた、ホンダの意気込みと技術力の結晶ともいうべきS660を早速公道に連れ出してみた。Text by SAKURAI KenichiPhotographs by HANAMURA Hidenori唯一無二のエキゾチックモデル交差点で信号待ちをしている間、何人の歩行者に見られ、何人にスマホで撮影されたかわからない。デビューしたてでホットなモデルであるという希少性も、当然あるだろう。撮影車両がプレミアムビーチブルーパールという少々派手で、目にも鮮やかなブルー系のボディカラーであったことも関...
清水久美子のポルシェ911体験

清水久美子のポルシェ911体験

Porsche 911|ポルシェ 911清水久美子のポルシェ 911体験ポルシェ911の7代目、991型が日本にも登場した。OPENERSがさっそくこの991型と、先代にあたる997型を用意し、比較試乗にのぞんだのはご存知のとおり。青木禎之氏による徹底分析につづいては、これまであまり911には興味がなかったという清水久美子による乗り比べインプレッション!Text by SHIMIZU KumikoPhotographs by ARAKAWA Masayuki清水久美子的911先入観スポーツカーブランド、「ポルシェ」といえば、長い歴史をもった「911」がその代表。わたしにとっての911のイメージは、あこがれのステータスシンボルといった感じで、日常的に乗ることのできるスポーティなクーペではあっても、本格的な走りを追求するクルマというイメージがなかったんです。そう、たとえば都内でリッチな男性がデートの待ち合わせに911で乗りつける……そんなシチュエーションをおもい浮かべてしまうような車両...
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新型X5 M、X6MをLAオートショーで同時発表|BMW

新型X5 M、X6MをLAオートショーで同時発表|BMW

BMW X5 M|ビー・エム・ダブリュー X5 MBMW X6 M|ビー・エム・ダブリュー X6 MM社が手掛けたハイパフォーマンスSUV新型X5 M、X6MをLAオートショーで同時発表BMWは11月中旬より開催されるロサンゼルス オートショーにおいて、新型「X5」および「X6」にM社がエンジニアリングをほどこした「X5 M」と「X6 M」をワールドプレミアすると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)0-100km/h加速4.2秒のSUV2013年に3代目となったBMW「X5」と2014年に2代めを迎えた「X6」。この2台をベースに、M社がエンジニアリングをほどこした「X5 M」および「X6 M」が、ロサンゼルスオートショーでワールドプレミアされる。両モデルともに、エンジンには2基のツインスクロールターボ、クロスバンク エグゾーストマニフォールド、バルブトロニック、高圧直接噴射を採用した、4.4リッターV8 Mツインパワーターボを搭載。4...
トヨタ、86のオープンモデルを予告|Toyota

トヨタ、86のオープンモデルを予告|Toyota

Toyota FT-86 Open Concept|トヨタ FT-86 オープンコンセプト86のオープンモデルを予告トヨタはジュネーブ国際モーターショにおいて、「86」のオープンモデルをはじめ、シティコミューター、ワゴン、SUVというジャンルのことなるモデルをお披露目すると発表した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)バラエティに富んだ出展欧州では「GT86」という名称で販売される「86」に、オープンモデルが登場する。「FT-86 Open Concept」という名称のとおり、まだコンセプトモデルであり、ジュネーブモーターショーに出展して、観客の反応やプロトタイプによるエンジニアリングテストをおこない、市販化するかどうかを決めるという。このほか「i-Road」と呼ばれる環境負荷のないシティコミューターコンセプトも披露する予定だというが、2人乗りということ以外、パワートレインなど、詳細についてはまだ公表されていない。そして市販化を前提に公開されるのが、11月の...
軽スペシャリティ、ダイハツ コペンを試す|Daihatsu

軽スペシャリティ、ダイハツ コペンを試す|Daihatsu

Daihatsu Copen Robe|ダイハツ コペン ローブ軽スペシャリティ、ダイハツ コペンを試す軽自動車という日本独自のジャンルに生まれたオープンスポーツカーのなかでも、電動式ルーフとクラシカルなルックスで人気を集めた「コペン」が第2世代に生まれ変わった。先代とは大きくスタイリングのイメージを変えた新型コペンを河村康彦氏が試乗した。Text by KAWAMURA YasuhikoPhotographs by HANAMURA Hidenori軽自動車規格ならではの魅力今、ここで目にされているCARのコーナー――それが、OPENERSというメディアに相応しく、プレミアムなモデルを厳選して扱うスペースであるのはお気づきだろう。そうは言っても、そんなこの場は「ガイシャなら扱い、日本車だったら扱わない」などという狭い了見に基づいたものではない。その証左のひとつが、数多ある高級・高額プレミアムモデルのあいだに割って入っての登場となった今回のこのモデル。それは何と、“黄色いナンバー”...
ヴァンキッシュのロードテストを公開|Aston Martin

ヴァンキッシュのロードテストを公開|Aston Martin

Aston Martin Vanquish|アストンマーティン ヴァンキッシュヴァンキッシュのロードテストを公開ヴァンキッシュ 発売に向け過酷なテストを実施中標高2,000メートル、気温は32度という、高く、暑いネバダの山。アストンマーティンは先日発表されたばかりの「ヴァンキッシュ」を、この過酷な環境でテスト。それを英国メディア『AUTOCAR』は取材し、動画で公開した。独特の猛々しいエンジンサウンドを轟かせて登場するヴァンキッシュ。V型12気筒エンジンを搭載し、全長4,720×全幅2,067×全高1,294mm、ホイールベースは2,740mmという数字は、フェラーリ F12ベルリネッタ(全長4,618×全幅1,942×全高1,273 mm ホイールベース2,720 mm)、ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4(全長 4,780 × 全幅 2,030 × 全高 1,136 mm ホイールベース2,700 mm)と近い。とはいえ、最高出力573ps/6,750rpm、最...
鈴木正文が語るフェラーリ458スパイダーの魅力|Ferrari

鈴木正文が語るフェラーリ458スパイダーの魅力|Ferrari

Ferrari 458 Spider|フェラーリ 458スパイダー鈴木正文が語る。フェラーリ458スパイダーの魅力イタリア、ドイツとともに日本でも先行販売された「フェラーリ458スパイダー」。さっそくイタリアで試乗してきた元『ENGINE』編集長、現『GQ』編集長の鈴木正文さんはこの新型、どう感じたのか? その感想を語ってもらった。Talk SUZUKI Masafumiハイライトはメタルトップ試乗はワインディングロードとモーターウェイのミックスでした。街中は20kmくらいあったかな。モデナのそばから出撃して、短い距離だけれどフェラーリの創設者エンツォ・フェラーリがレーシングドライバー時代に出たヒルクライムのコースもふくめ、急峻な山道を100km強くらい午前中は走って、帰りはモーターウェイを150kmくらい走りました。全体で350kmくらいの距離。タイトなワインディングが多くて、行きはオープンで、帰りはトップを閉めて帰ってきました。458スパイダーの一番のハイライトは、いうまでもな...
ポルシェ 911試乗―鈴木正文篇

ポルシェ 911試乗―鈴木正文篇

Porsche 911|ポルシェ 911インタビュー 鈴木正文 ポルシェ 911に試乗日本デビューを果たした991型911こと7代目ポルシェ911。OPENERSでは『GQ』誌編集長 鈴木正文氏にも試乗を依頼した。歴代の911を試してきた鈴木氏は、この新型911をどう見る?Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)神経のとおる道具ちょっと難しい話になるかもしれないけれど、クルマにかぎらず人間でも、神経がとおる身体と、とおらない身体があります。たとえば、いくら一生懸命走ってもバタバタしてしまうとか、足のつま先が頭の先まで上がる人もいるけれど、上がらない人もいる。年を重ねることで、本当に神経がとおらなくなって、腕をまわせない、ということだってあります。道具は、道具だから無機物だけれど、ヒトが使う道具は有機的な身体の一部になりえます。市川浩という哲学者が、剣の達人にとって感覚は、刀の刃先まで延長されていて、うっかりすると素手でなにかを認識するよりも剣の刃先の感覚のほ...
MASERATI Quattroporte SPORT GT S Awards Edition|スペシャルなたたずまいのマセラティ

MASERATI Quattroporte SPORT GT S Awards Edition|スペシャルなたたずまいのマセラティ

MASERATI Quattroporte SPORT GT S Awards Editionマセラティ クワトロポルテ スポーツ GT S アワードエディションスペシャルなたたずまいのマセラティマセラティは「クアトロポルテ」のトップグレードである「スポーツGT S」に「アワードエディション」を設定することを発表した。文=ジラフ56もの賞に輝いたことを記念してベースとなるスポーツGT Sは、「クアトロポルテS」の4.7リッターV型8気筒エンジンに、排気システムなどのチューニングをほどこすことで、最高出力が430psから440psへパワーアップが図られたモデル。また、素早いギアシフトを可能にするために、パドルシフト付き6速ATのプログラムにも手がくわえられ、足まわりは専用サスペンションで強化されるなど、まさにスポーツカーの走りを手にしたサルーンともいえる。今回発表された「アワードエディション」は、現行のクアトロポルテがデビューからの6年あいだに、世界14カ国で56もの賞に輝いたこと...
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2011 World Car of the Year ファイナリストを発表

2011 World Car of the Year ファイナリストを発表

2011 World Car of the Year2011ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーのファイナリストを発表WCOTYは、ジュネーブモーターショーで、4月開催のニューヨークオートショーで発表される、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーおよび、ワールド・パフォーマンス・カー、ワールド・グリーン・カー、そしてワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーの最終選考に残った、それぞれのトップ3を発表した。文=松尾 大A8、5シリーズ、そしてリーフ2005年にスタートしたワールド・カー・オブ・ザ・イヤー。今回の2011ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーは、2010年1月から2011年5月30日のあいだに世界の少なくともふたつ以上の大陸で販売される乗用車のなかで、バリュー、安全性、環境性能など6項目を基準に最高の1台を決めるというもので、世界24カ国、66人のジャーナリストによってイヤーカーを選出する。日本からは、河村康彦、ピーター・ライオン、松田秀士、ピーター・ナン、岡崎五朗、小沢コージ、山内...
ポルシェ ニュー911 カレラ 予約受付開始!|Porsche

ポルシェ ニュー911 カレラ 予約受付開始!|Porsche

Porsche 911 Carrera|ポルシェ 911 カレラPorsche 911 Carrera S|ポルシェ 911 カレラS新型911 いよいよ予約受付開始!2011年9月のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアを果たした、待望のニュー911 カレラが日本での予約受付を11月10日より開始する。価格はカレラのMT仕様が1117万円(ステアリング左のみ)、PDK仕様が1192万円(ステアリング左右ともに用意)。カレラSのMT仕様が1381万円(ステアリング左のみ)、PDK仕様が1456万円(ステアリング左右)となっている。Text by OPENERS約90パーセントのコンポーネンツを改良コードネーム“991”を与えられた7代目911は、パフォーマンスと効率性、スポーツ性能と日常における利便性、これらの相反する特性を融合させるべく、ほぼ完全刷新ともいえる約90パーセントのコンポーネンツに改良をほどこしたニューモデル。911 カレラは、3.6リッターからダウンサイジン...
新型ポルシェ 911のカブリオレモデル、11月30日から予約受付開始|Porsche

新型ポルシェ 911のカブリオレモデル、11月30日から予約受付開始|Porsche

Porsche 911 carrera cabriolet|ポルシェ 911 カレラ カブリオレ新型911のカブリオレモデル、11月30日から予約受付開始ポルシェジャパンは新型911 カレラ カブリオレおよびカレラ S カブリオレの予約受注を11月30日(水)より、全国のポルシェ正規販売店で開始すると発表した。Text by OPENERSソフトトップが閉じた状態でもカブリオレであることを強くアピール今回発表された911 カレラ カブリオレは今年9月にフランクフルトモーターショーで発表された“991”のコードネームをもつ新型911のカブリオレ版。ソフトトップながら、911ならではの流麗なルーフラインを維持するとともに、閉じた状態でもカブリオレであることを強くアピールするとしている。クーペモデル同様、100mm延長されたホイールベース、ワイド化したトレッドなどによって、よりスポーティな意匠となった。リアに搭載されるエンジンもクーペモデルとおなじ。911 カレラ カブリオレの場合は最高...
ポルシェ 911をつくる男たち─開発者ブリーフインタビュー|Porsche

ポルシェ 911をつくる男たち─開発者ブリーフインタビュー|Porsche

Porsche 911|ポルシェ 911開発者ブリーフインタビュー911をつくる男たち(1)脅威的な進化を遂げた新型911は、半世紀にもおよぶ歴史によって形成された、オーセンティックな遺伝子を引き継ぎながら、もっとも先進なクルマを作ろうという野心をもち、911を愛しつづけた男たちがいたからこそ誕生した。スタイリング、シャシー、メカニズム、そして開発マネージャー、それぞれの責任者にショートインタビューをおこない、新型911で目指したもの、達成したものについて聞いた。文=島下泰久エクステリアデザイン責任者Matthias Kulla|マティアス・クーラ スタイリングにおいてなにより大事にしたのは、911のようなオーセンティックなクルマが、同時にどれほど現代的でもあり得るかということを証明することでした。あたらしい911は、いま路上を走っているクルマのなかでもっとも先進的なクルマですが、その内側には、ずっと継承されてきた911の遺伝子が継承されています。新型911は、外観でもそれを表現し...
Porsche 911 Story─2代目930型

Porsche 911 Story─2代目930型

Porsche 911|ポルシェ911Porsche 911 Story──2代目930型70~80年代のポルシェ黄金時代を支えた花形ポルシェ 911の歴史を振り返る『Porsche 911 Story』。第2回に登場するのは、自動車市場の多様化が進んだ1970~80年代に、モデルバリエーションを拡充することで訴求した930型。“つねに世界でもっとも高性能で、かつ快適なスポーツカーを”といういまでも使われている枕詞を生み出し、シグネチャーモデルとしての存在価値をさらにアピールしたモデルといえる。Text by OGAWA Fumioカブリオレの登場車体が大型化して、イメージが大きく変わったのが1974年。新型バンパーを採用したことにより、コードネーム930は「ビッグバンパー」とも呼ばれる。モデルチェンジの背景には、主要市場のひとつであった北米において、車両の衝突安全基準が厳しくなったことと、排ガス規制が強化されたことにある。マイナーチェンジを繰り返しながら、長い期間生産されただけあ...
PORSCHE 911 TURBO|全方位的に性能アップ

PORSCHE 911 TURBO|全方位的に性能アップ

PORSCHE 911 TURBO|ポルシェ 911ターボ全方位的に性能アップポルシェ ジャパンは、9月15日に開幕するフランクフルトモーターショーでワールドプレミアムとなるポルシェの新たなフラッグシップ・モデル、ポルシェ911ターボ カブリオレ、911ターボの受注をポルシェ正規販売店において開始した。写真=ポルシェ ジャパン最高出力は500psへ、待望のPDKも採用ニューポルシェ911ターボは、広範囲にわたる技術革新とさまざまなアップデート、そしてデザインの徹底的な見直しによって誕生した1台だという。その結果、燃費性能、パワー・トゥ・ウエイトレシオ、最高速度、ドライビングダイナミクスといったあらゆる側面で、性能向上が図られている。第7世代となったニュー911ターボは、最高出力500PS(368kW)を発生する新開発の3.8リッター水平対向6気筒エンジンを搭載。同ユニットは、35年におよぶ911ターボの歴史を通じてはじめて全面的な改良を受けたもので、ダイレクト・フューエル・インジェ...
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