2013年
「2013年」に関する記事
GT-Rを旗艦に“走り”を前面に押し出す日産|Nissan
Nissan|日産東京モーターショー 現地リポートGT-Rを旗艦に“走り”を前面に押し出す日産日産は、モーターショー開催前日に「GT-R」の2014年モデルとNISMOを発表。初日には、20歳代と協業でデザインしたという2台のレトロ&スポーティなコンセプトカーも登場させた。飛行機のような三角形の「ブレードグライダー」とともに、“走り”のイメージを前面に強く打ち出した日産のブースを、大谷達也氏がリポート。 Text by OTANI TatsuyaPhotograhs by ARAKAWA Masayukiニュル7分8秒679を記録したGT-R NISMOニッサンは計3台のコンセプトカー、そしてマイナーチェンジ版のGT-Rなどを東京モーターショーに持ち込み、走りのイメージを強く打ち出していていた。なかでも、もっとも熱い注目を集めていたのが2014年モデルの「GT-R」と、これをベースにした「GT-R NISMO」である。ニッサンのワークスチームとしてこれまでさまざまなモータース...
BMW i3 発表|BMW
BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3BMW i3 発表日本時間7月29日夜、予告されたとおり、BMW i3がワールドプレミアとなった。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)自然と調和するクルマニューヨーク、ロンドン、北京の3都市を結んで、ついにBMW 初の市販電気自動車「BMW i3」が公開された。まずは偽装が完全にはずされた外観だが、BMWによれば2つの大きな特徴があるという。ひとつはボンネットから、ルーフを経由し、ハッチゲートにいたる“ブラックベルト”よばれる黒いライン。もうひとつは、後席の窓を広くとった“ストリームフロー”とよばれる、独特の形状のボディサイドのルックスだ。カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)、アルミニウム、プラスチックを主体に、製造から解体まで、環境負荷が低い、リサイクル素材を多用しているボディは、4色のメタリックカラーか2色のソリッドカラーからその色を選択可能。いずれも前述のブラックベルトとのコントラストが映えるカラ...
インフィニティからプレミアムコンパクトのニューコンセプト|Infiniti
Infiniti Q 30 Concept|インフィニティ Q 30 コンセプトインフィニティからプレミアムコンパクトのニューコンセプトインフィニティはフランクフルト モーターショーにて、プレミアムコンパクトモデル「Q30 コンセプト」を発表すると予告した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENEERS)インフィニティ新時代の前奏曲インフィニティがフランクフルトモーターショーでの公開を予告した、「Q30 コンセプト」は、コンセプトモデルとしては「エッセンス(Essence)」、「エセレア(Etherea)」、「エマージ(Emerg-e)」、市販モデルとしては「Q50」からはじまった、インフィニティのあたらしいデザイン哲学にしたがったコンパクトモデル。コンセプトモデルとされているが、市販化を前提としているとおもわれる。ターゲットは新世代のカスタマー。ネコ科の動物のようにスリム、とされるデザインだけでなく、新鮮なマテリアル、入念な仕上げも自慢だ。また、Q50の開発にも...
スバル、フランクフルトの出展概要を発表|Subaru
Subaru|スバルフランクフルトモーターショー 2013の出展概要を発表スバルは、9月から開催されるフランクフルトモーターショーにおいて、次世代クロスオーバーコンセプト「VIZIV Concept」と新型インプレッサWRXをイメージした「WRXコンセプト」を展示する。 Text by Uekusa Koutaro市販化を前提とした完成度の高いデザイン現時点で、スバルがフランクフルトモーターショーで出展すると発表済みなのは、2台のコンセプトカー。ひとつが、ことし3月のジュネーブモーターショーで公開したクロスオーバーモデル「VIZIV CONCEPT」。フロントにガソリンエンジンと電気モーターを組みあわせたハイブリッドパワートレーンを搭載し、さらに、リアにも駆動用のモーターを2基そなえた、「リヤ独立モーター駆動タイプ シンメトリカルAWD」と呼ばれる機構が大きな特徴だ。これにより、プロペラシャフトを通す必要がないため、室内空間を最大限に活かしつつ、4WDによる走行安定性や悪路走...
レーシングカー譲りの次世代スーパーハイブリッドスポーツ|TOYOTA
TOYOTA Hybrid-R concept|ハイブリッド-R コンセプトレーシングカー譲りの次世代スーパーハイブリッドスポーツ9月にドイツで開催されるフランクフルトモーターショーで、トヨタが発表する次世代スーパーハイブリッドスポーツの「ハイブリッド-R コンセプト」に、あらたなティザーフォトが公開された。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)ル・マンで鍛え上げられたハイブリッドシステム去る8月7日、トヨタは9月に開幕するフランクフルトモーターショーにおいて、「ハイブリッド-R コンセプト」を出展するとこを発表。同時にティザーとしてエンブレムの写真を公開していたが、今回あらたに2枚の画像を公開した。発表されたリリースによれば、このクルマはトヨタがモータースポーツで培ったハイブリッドレーシングテクノロジーを反映させた、ロードカーでありながらサーキット走行も可能なコンセプトカーになるという。今年のル・マン24時間レースに参戦し、2位のポディウムを獲得し...
オークション落札価格2,500万ドルのフェラーリとは|Ferrari
Frerari|フェラーリオークション落札価格2,500万米ドル(約25億円)のフェラーリとは?モントレーウィークエンドで賑わうカリフォルニアから、驚きのニュースが舞い込んできた。RMオークションで、ヴィンテージ フェラーリの落札記録が更新されたのだ。驚くなかれ、その落札価格は、歴代ロードカーで最高額となる2,500万米ドルだという。Text by SAKURAI Kenichi史上最高値を更新したフェラーリ275 GTBカリフォルニア州モントレーのダウンタウンにあるモントレーカンファレンスセンターを舞台に開催されている“RMオークション”で、ヴィンテージ フェラーリの落札記録が更新された。世界最高額を記録したのは1967年式のフェラーリ「275 GTB / 4 S NART スパイダー」。落札価格は、実に2,500万米ドル! である。桁をまちがえたかと一瞬おもわずにはいられない、日本円にして約25億円という金額だ。これはもちろん、ロードカーについた価格では史上最高額となるものだ。...
フランクフルトモーターショーであたらしいコンセプトカーを予告|Lexus
Lexus|レクサスレクサス フランクフルトモーターショーの出展概要を発表レクサスは、フランクフルトモーターショーの出展概要を発表した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)GS300hもヨーロッパプレミア9月からはじまる、フランクフルトモーターショーで、レクサスはあたらしいコンセプトカーをワールドプレミアすると予告。ヘッドライトまわりの写真を1枚公開した。このコンセプトカーにかんしては、詳細はまだわからないが、スピンドルグリルや、アロー型のクリアランスランプなど、現在のレクサスのデザインフィロソフィーが反映されている。また、それと同時に、前回の上海モーターショーで、ワールドプレミアを果たしたハイブリッドモデル「GS300h」をヨーロッパで初披露すると発表した。このGS300hは、おなじくGSのハイブリッドモデルである「GS450h」の下に位置するダウンサイジングモデルで、「IS300h」や「クラウン ハイブリッド」と共通の、直噴2.5リッターの直列4気筒エン...
1リッターで33.3km走るSクラス|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz S 500 Plug-in Hybrid|メルセデス・ベンツ S 500 プラグインハイブリッドプラグイン ハイブリッドの採用で燃費もフラッグシップ1リッターで33.3km走る、SクラスSクラスに「S 400 ハイブリッド」、「S 300 ブルーテック ハイブリッド」につづく第3のハイブリッドモデルとして、メルセデス初となる外部電源から充電可能なプラグイン ハイブリッド モデルを追加設定。歴代トップの燃費を誇る「S 500 プラグインハイブリッド」を、フランクフルトモーターショーで公開する。Text by SAKURAI KenichiSクラスなのにリッター33.3kmという低燃費今年5月にドイツ本国で発表された新型Sクラスに、第3のハイブリッドモデルとして「S 500 プラグインハイブリッド」が追加設定された。これは、「S 400 ハイブリッド」、「S 300 ブルーテックハイブリッド」につづくもので、新型Sクラス発表時に「4リッター/100km以下(...
究極の458、スペチアーレ登場|Ferrari
Ferrari 458 Speciale|フェラーリ 458 スペチアーレ“特別”を意味する車名にふさわしい究極の存在360モデナがベースの「チャレンジストラダーレ」、F430ベースの「430スクーデリア」につづく、V8 ミッドシップモデルのハイパフォーマンスバージョン「458 スペチアーレ」が、フランクフルト モーターショーで公開される。その注目のパフォーマンスとは?Text by SAKURAI Kenichi「フィオラーノ」でのラップタイムは1分23秒5の実力フェラーリは、9月開催のフランクフルト モーターショーで、V8ミッドシップモデル「458イタリア」のハイパフォーマンスバージョン、「458スペチアーレ」をワールドプレミアする。これまでフェラーリは、「360モデナ」シリーズ以降のV8ミッドシップモデルにおいて、ハイパフォーマンスバージョンの追加設定をつねにおこなっており、この「458 スペチアーレ」は、360モデナがベースの「チャレンジストラダーレ」、F430ベースの「4...
X5をベースにした プラグイン ハイブリッド コンセプトを発表|BMW
BMW Concept X5 eDrive|ビー・エム・ダブリュー コンセプト X5 eドライブX5をベースにした プラグイン ハイブリッド コンセプトを発表BMWのプラグイン ハイブリッドは、バッテリーだけのEVゼロエミッション走行で、約30km(19マイル)の航続距離と、120km/h(74mph)の最高速度を披露する。誰もが知る世界有数のエンジンメーカーとしての、第2世代ハイブリッド戦略をチェックしてみよう。Text by SAKURAI KenichiBMWのハイブリッドがプラグインに進化BMWは、今年9月に開催されるフランクフルト モーターショー 2013で、「X5」をベースにしたプラグイン ハイブリッドモデル、BMW「コンセプト X5 eドライブ」を発表する。これは、2012年に発表したBMW コンセプト アクティブツアラーにつづく2番目のプラグイン ハイブリッド車で、「i」シリーズの登場などでも分かるように、BMWが推し進めるゼロ~ローエミッションをテーマにしたサステ...
プジョー308に270psの「R コンセプト」登場|Peugeot
Peugeot 308 R Concept|プジョー 308 R コンセプト新型 308に270psの「R コンセプト」登場今年のフランクフルト モーターショーでワールドプレミアを果たす、プジョー「308」に、はやくもスポーツ向けコンセプトモデル「308 R コンセプト」が登場。フォルクスワーゲン「ゴルフ R」など、スポーツハッチバックの市場に切り込む、市販化を意識した期待の1台だ。Text by Uekusa Koutaro低く広く構えた特別なボディとRCZ Rの心臓9月より開催されるフランクフルト モーターショー 2013において、プジョーから新型「308」の最上位スポーツモデル「308 R コンセプト」が登場する。エンジンには「RCZ R」譲りの、最高出力270ps/6,000rpm、最大トルク330Nm/1,900-5,500rpmを発生する1,598cc 直列4気筒ツインスクロールターボエンジンを採用。この大きなパワーにふさわしく、ブレーキはフロントがφ380×32mm、...
電気自動車のゴルフ「eGolf」|Volkswagen
Volkswagen eGolf|フォルクスワーゲン eゴルフ量産型 EVゴルフ登場ゴルフ7をベースに、最高出力85kW(115PS)、最大トルク270Nm(27.5kgm)を発生する電気モーターを搭載し、約190kmの航続距離を持つ量産純EVモデル、「e-ゴルフ」がフランクフルト モーターショーでワールドプレミアする。以前、ゴルフ6をベースとした「Golf blue-e-motion」が日本に上陸したさいにフォルクスワーゲンのEV戦略についてはお伝えしたとおりだが、「e-up!」とともに、ドイツでの発売を前提にした「e-ゴルフ」の登場は、欧州モビリティの常識を変える可能性を持っている。Text by SAKURAI Kenichiドイツでの一般利用にあわせた航続距離フォルクスワーゲンはフランクフルト モーターショーにおいて、すでに公開を予告している同社初の量産EV「e-up!」の発表と同時に、ゴルフの量産EVモデル「e-ゴルフ」もあわせてワールドプレミアする。「e-ゴルフ」は、通...
ジャガーがあたらしいデザインスタディモデルの発表を予告|jaguar
Jaguar C-X17|ジャガー C-X17ジャガーのデザインスタディモデルフランクフルトショーでC-X17の発表を予告ジャガー・ランドローバーは、フランクフルト モーターショーにおいて、まったくあたらしいコンセプトカー「C-X17」を公開する。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ジャガー・ランドローバーが、フランクフルト モーターショーの前日、厳密には9月9日に公開する予定の「C-X17」。このクルマはあたらしいモジュラー式アルミニウム製モノコック アーキテクチャーを導入するために開発されたデザインスタディモデルであり、将来、プロダクションモデルを生みだすにあたり、このアーキテクチャーがもつ多様性を示唆するものだという。 現時点でにおいては前述の最新アーキテクチャーをもちいることと、うしろ姿のシルエットのみ公表されているが、その写真からは、ハッチバックもしくはシューティングブレークのボディ形状、大きく張り出したリアデュフューザー、マッ...
トヨタ、次世代燃料電池車技術を「FCV-R」で披露|TOYOTA
TOYOTA|トヨタトヨタの次世代燃料電池車技術コンセプトカー「FCV-R」で披露ホンダとGMの燃料電池車における提携発表で、日本のメーカーを中心とする次世代パワートレーンの主導権争いが活発化している。BMWと燃料電池車の開発で提携しているトヨタは、リーダーとしての存在感をいっそう高めるため、フランクフルト モーターショーで、燃料電池車の技術プレゼンテーションを行う予定だ。Text by SAKURAI Kenichi2015年の市販化に向けたプレビュートヨタは、2015年に市販化予定の水素を燃料とした次世代燃料電池車の技術プレゼンテーションを、フランクフルト・モーターショーで行うと発表した。このプレゼンテーションには、2011年の東京モーターショーで発表したコンセプトカー「FCV-R」を、もちいるとされる。「FCV-R」は全長4,745×全幅1,790×全高1,510mmの4ドアセダン。リッターあたり3.0kWの出力を持つトヨタ製の燃料電池スタックを搭載し、約420マイル(675...
レーシングマシン譲りのハイブリッドスポーツ登場|Toyota
Toyota Yaris Hybrid-R Concept|トヨタ ヤリス ハイブリッド-R コンセプトレーシングマシン譲りのハイブリッドスポーツ登場レーシングマシン「TS030」から派生したという、トヨタが放つハイブリッド スポーツ コンセプトの詳細があきらかになった。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)高出力エンジンとハイパワーモーター+キャパシタのスポーツパワートレイン先日、ティザーが公開された、トヨタの次世代ハイブリッドスポーツ「ハイブリッド-R コンセプト」の詳細が明らかにされた。このスポーツカーは、ヤリス(日本名ヴィッツ)ハイブリッドの3ドアハッチバックをベースに、トヨタがル・マンをはじめとする24時間耐久レースのために開発したレーシングマシン「TS030 HYBRID」のスポーツ ハイブリッド技術をフィードバックしたというもの。前輪を駆動する、1.6リッター直列4気筒 直噴ターボエンジンは、最高出力300psをほこる。このエ...