スポーツカー
「スポーツカー」に関する記事
ポルシェ、軽量なピュアスポーツモデル「911R」予約開始|Porsche
Porsche 911R|ポルシェ 911Rポルシェ、軽量なピュアスポーツモデル「911R」予約開始ポルシェ ジャパンは、シリーズ最軽量ボディに4リッター自然吸気エンジンと6段MTを組み合わせたスポーツモデル「911R」を発表。3月2日より予約を開始した。991台しか製造されない限定モデルだ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)911カレラのボディに911GT3 RSの能力が潜む3月2日(水)より日本でも予約が開始された「911R」は、1967年にデビューした初代「911R」のスピリットを受け継ぎ、軽量なピュアスポーツとして仕上げられた特別な限定モデルだ。ボンネットとフェンダーにはカーボン、ルーフにはマグネシウムを採用することで低重心化。さらに、リア ベンチシートの省略やエアコンのオプション化、リアとリアサイドウィンドウをプラスチック製にするなどの結果、車両重量は「911 GT3 RS」の重量を50kgも下まわる1,370kgを実現。現行の911...
レクサス各モデルに氷雪上で試乗|LEXUS
LEXUS|レクサスレクサス各モデルに氷雪上で試乗運転の楽しさを改めて思い出させてくれたレクサスは、氷雪の非日常の世界で、ドライビングを学び、楽しむためのイベント「レクサス・アメージング・スノーエクスペリエンス」を北海道は十勝サーキットで開催。一般の参加者とともにこのイベントを体験したモータージャーナリスト、小川フミオ氏によるリポートをお届けする。Text by OGAWA Fumio守られているような安心感がある──LX570アメージングをキーコンセプトにしたレクサス。文化活動でもドライビングでも、楽しみを与えてくれている。2016年1月には「レクサス・アメージング・スノーエクスペリエンス」と題して、北海道で雪上ドライブを楽しむ機会を与えてくれた。「プロドライバーのコーチングにより走ることを学び、愉しむ。そんな大人の「遊び」を、氷雪の非日常世界で体験するスノードライビングレッスン」と謳われた、このイベントは、積雪の十勝スピードウェイで開催された。スキーやスノーボードなど、ウィンタ...
最後の6気筒ボクスターに試乗|Porsche
Porsche Boxster|ポルシェ ボクスター最後の6気筒ボクスターに試乗毎日乗っていたくなるスポーツカーポルシェ「911」と同様、環境性能向上のためにターボ化とダウンサイジング化が施される「ボクスター」。「718 ボクスター」の名で登場した新型のエンジンは2リッター4気筒ターボのため、現行モデルは、いわば最後の6気筒搭載モデルということになる。NAフラット6の真価を確かめるべく、モータージャーナリスト小川フミオ氏が、2.7リッター搭載のもっともベーシックな現行ボクスターに改めて試乗した。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayukiスタンダードモデルはひとつの完成形もっとも好感を持てるスポーツカーの1台。ポルシェの2人乗りオープンスポーツ、「ボクスター」は、つねに大きな魅力を持つ。軽快なハンドリングと、パワフルなエンジンと、美しいスタイリング。見事にバランスがとれている。最近では「ボクスター スパイダー」の導入など、豊富...
911ターボも991 IIに進化|Porsche
Porsche 911 Turbo|ポルシェ 911 ターボPorsche 911 Turbo Cabriolet|ポルシェ 911 ターボ カブリオレ911ターボも991 IIに進化ダウンサイジングターボの搭載などをメインに、ビッグマイナーチェンジをおこなっている「911」シリーズ。その本命、「911ターボ」の進化したニューモデルが来年1月のデトロイト モーターショーでワールドプレミアされる。ベールモデルである911ターボのほか、高性能版となる「911ターボ S」と、オープン仕様「911ターボ カブリオレ」「911ターボ S カブリオレ」もそれぞれ同時に発表。12月1日より日本でも受注を開始している。Text by SAKURAI Kenichiいよいよ991 IIのラインナップが完成ポルシェ「911」の最新モデル、コードネーム991型にマイナーチェンジが実施され、まずその第1弾として後輪駆動の「カレラ」と「カレラ S」が、今秋開催されたフランクフルト モーターショーで世界初公開...
成熟の域に達した現行型911に試乗|Porsche
Porsche 911 Carrera & 911 Carrera 4 GTS|ポルシェ 911 カレラ & 911 カレラ4 GTS成熟の域に達した現行型911に試乗今だからこそ味わえる魅力環境性能向上のため、ターボ化とダウンサイジング化が図られた最新型ポルシェ「911」が発表され、OPENERSでも国際試乗会での試乗記をお届けした。いっぽう、NAユニットならではの特長を最大限に持ち、成熟の域に達したともいえる現行モデルの魅力が捨てがたいのも事実。そこで、モータージャーナリスト小川フミオ氏が、改めて試乗してみた。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki心を動かされる、素晴らしいスポーツ性ポルシェ「911」に乗ると、本当にこれだけでいい、と思う。スポーツカーのほとんどすべてが詰まっている。最近、「ミッションE」と呼ばれる電気モーターで四輪を駆動する次世代スポーツカー開発計画を発表したポルシェ。新しい動きは...
もっともコンパクトなMモデル受注開始|BMW
BMW M2 Coupe|ビー・エム・ダブリュー M2 クーペもっともコンパクトなMモデル受注開始ビー・エム・ダブリューは12日、コンパクトFRスポーツカー「M2 クーペ」の国内での受注を開始。デリバリーは今年5月からが予定されている。Text by YANAKA Tomomi3リッター6気筒エンジンが最高出力272kWを発揮現在展開されているMモデルのラインナップの中でもっともコンパクトなモデルとして誕生した「M2 クーペ」。同車は、1973年に誕生した「2002ターボ」、1985年に登場した初代「M3」というBMWが誇るコンパクトFRスポーツカーの名車から伝統を受け継ぐものだ。パワートレインには新開発された3.0リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載。自然吸気エンジンのような吹け上がりを体感できるとBMWでは謳う。最高出力は272 kW(370ps)、最大トルクは465 Nm(47.4kgm)を発揮。さらに、オーバーブースト機能により、一時的に最大トルクを500Nm(51.0k...
ハイブリッドスポーツLF-LC Blueが登場|Lexus
Lexus LF-LC Blue|レクサス LF-LC ブルーレクサス コンセプトハイブリッドスポーツLF-LC Blueをオーストラリアで発表レクサスは、今年1月、デトロイトモーターショーで発表したハイブリッドパワートレインを宿すコンセプトスポーツクーペ「LF-LC」の第2号にあたる「LF-LC Blue」を、10月19日開幕のオーストラリア国際モーターショー(通称 シドニーモーターショー)で公開する。 Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)ハイブリッドパワートレインの出力は500psレクサスは、今年、デトロイトモーターショーに出展した「LF-LC」につづいて、「LF-LC」のセカンドバージョン、「LF-LC Blue」をオーストラリア国際モーターショーに出展する。ボディカラーはデトロイトで発表された「LF-LC」の赤から、オーストラリアのオパールに着想を得たという「オパールブルー」に変更され、インテリアは、前回の木目パネルから、ホワイトとブラウンでの仕...
ボルボ V40 D4のスポーティな特別仕様車に試乗|VOLVO
VOLVO V40 D4 R-Design|ボルボ V40 D4 R-デザインボルボ V40 D4のスポーティな特別仕様車に試乗ロングツーリングのいいパートナー4ドアハッチバックの「V40」に2リッター4気筒ディーゼルエンジンを搭載した「V40 D4」がデビューしたのが2015年6月のこと。このたび同モデルに、よりスポーティな特別仕様車である「R-Design」が登場した。モータージャーナリスト小川フミオ氏によるインプレッションをお届けする。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki固められた足まわりと専用の内外装が特徴ボルボって面白い。いわゆる“順列組み合わせ”的な車種構成が徹底しているからだ。消費者目線が徹底しているというべきか。最近の注目は、「V40 D4 R-Design」だ。コンパクトな車体、燃費にすぐれるディーゼルエンジン、楽しい操縦性。3つの重要な要素を組み合わせて、1台に仕立てあげてしまった。2015年12月...
ルノー ルーテシア R.S. トロフィーに試乗|RENAULT
Renault Lutecia Renault Sport Trophyルノー ルーテシア ルノー・スポール トロフィールノー ルーテシア R.S. トロフィーに試乗最新ホットハッチの最高峰「ルーテシア」のルノー スポール モデルで、日本市場においてこれまで最もスポーティだった「シャシー カップ」に代わり新たに導入された「トロフィー」。シャシー カップよりもさらに高いレベルのチューニングが施された同モデルに、モータージャーナリスト大谷達也氏が試乗した。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayuki「シャシー スポール」と「トロフィー」の2モデルで幅広いニーズに対応これはルノーに限らず輸入車メーカーの多くにいえる傾向ながら、日本は他国に比べて販売台数全体に対するスポーツモデルの比率がとりわけ高い市場として知られている。このため、たとえばメルセデスの日本における販売台数は世界全体で見たときに5位だけれど、AMGに限っていえば3位...
アストンマーティン ラピードSに試乗|Aston Martin
Aston Martin Rapide S|アストンマーティン ラピード Sアストンマーティン ラピード Sに試乗「DB9」、「ヴァンキッシュ」とともに、アストンマーティン創業100周年を記念するニューモデル「ラピードS」は今年1月のジュネーブモーターショーでデビューした。先行する2モデル同様のアストンマーティンの哲学が貫かれた、この4ドアのアストンを西川淳氏がさっそくテストした。Text by NISHIKAWA Junアストンマーティンというけれど……正式には、アストンマーティン・ラゴンダ社という。その昔、60年代の半ばまで、“もうひとつ”の高級ブランド、ラゴンダ名義で“ラパイド”という4ドアサルーンが存在していた。4ドアアストンマーティンの「ラピード」は、その歴史から名を引き継いだものだ。Lagonda Rapide|ラゴンダ ラパイド2010年にデビューしたラピードが、この春のジュネーブショーで、「ラピードS」へと進化した。追加グレードではない。いわゆるマイナーチェンジ、と...
アストンマーティン ラピード Sに試乗|Aston Martin
Aston Martin Rapide S|アストンマーティン ラピード Sくわえられた「S」の称号アストンマーティン ラピード Sに試乗2010年のデビューから3年。アストンマーティンの4ドアフラッグシップ、「ラピード」の第2世代となるモデル、「ラピード S」が登場した。「ラピード S」はいったいどんな進化を果たしたのだろうか。そして、ポルシェ「パナメーラ」やメルセデス・ベンツ「CLS」、BMW「6シリーズ グランクーペ」など、パーソナルユースを意識したラグジュアリーセグメントの4ドアクーペモデルが相次いで登場する人気のカテゴリーで、どんな個性を魅せてくれるのか。日常を意識した試乗をおこない、チェックしてみたいと思う。 Text by SAKURAI KenichiPhotographs by ARAKAWA Masayukiアストン史上もっともエレガントな4ドアサルーンアストンマーティン「ラピード」は、遡ること2006年のデトロイト モーターショーにおいて、4ドアのラグジュアリ...
アストンマーティン V12 ヴァンテージ Sに試乗|Aston Martin
Aston Martin V12 Vantage S|アストンマーティン V12 ヴァンテージ S最小のボディに最大のパワーをアストンマーティン V12 ヴァンテージ Sに試乗アストンマーティンのラインナップのなかで、もっともスポーティな「V12ヴァンテージ」の後継として昨年の秋に日本へ上陸を果たしたニューモデル、「V12 ヴァンテージ S」に小川フミオ氏が試乗した。コンパクトなボディに、吠え渡る573psのV12エンジン。創業100年の歴史とともに鍛え上げられた英国スポーツカーの魅力を味わう。 Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki英国スポーツカーへの誘いスポーツカーになにを求めるか。行き着く先は操縦する楽しさかもしれない。ただし、その解はさまざまだ。英国のアストンマーティンは、フェラーリほど娯楽性が高くなく、マクラーレンほどストイックでない。走りもスタイリングも、適度に官能的であるところが魅力といえる。2013年秋に...
新型ポルシェ911に試乗|Porsche
Porsche 911 Carrera|ポルシェ 911 カレラ新型ポルシェ 911に試乗911らしさは健在なりスポーツカーにも、高い環境性能が求められる昨今。長年にわたってスポーツカーの第一線を走り続けてきたポルシェ「911」といえども、例外ではない。991型と呼ばれる現行モデルのマイナーチェンジにさいし、パワートレーンが大幅に刷新されたのだ。はたして、ターボ化とダウンサイジング化が果たされた新型911は、いかなる走りを見せるのか。国際試乗会に参加したモータージャーナリスト、河村康彦氏によるインプレッションをお届けする。Text by KAWAMURA Yasuhiko“リファインの連続”の歴史継続は力なり ―― 恐らくはポルシェ「911」ほどに、そんなフレーズがふさわしく聞こえるスポーツカーはないだろう。何しろ、その歴史は半世紀以上。独特の“かえる顔”に猫背型のボディ。水平対向デザインを採用した6気筒のエンジン。そして、そんな心臓部をボディ後端の低い位置に積むリアエンジンのレイ...
トヨタ86 GRMNに試乗|TOYOTA
TOYOTA 86 GRMN|トヨタ86 GRMNトヨタ86 GRMNに試乗ニュルブルクリング24時間耐久レースのノウハウが満載トヨタ自動車が「86」をベースに、ドイツのニュルブルクリング24時間耐久レースをはじめとするレース活動で得られたノウハウを注ぎ込んで開発した「86 GRMN」。648万円のプライスタグが下げられ、100台限定で販売されるという注目の同モデルに、モータージャーナリスト小川フミオ氏がさっそく試乗した。Text & Photographs by OGAWA Fumio開発の舞台はニュルブルクリンク「スポーツドライビングの楽しさを存分に味わうことのできる」(トヨタ自動車)と謳われるスペシャル、トヨタ「86 GRMN」が発売される。エンジン、変速機、サスペンションシステム、ブレーキ、さらに車体まで手を入れられ、「こんなバーゲンプライスはない」と関係者が言うモデルだ。100台限定で、2016年1月4日から同月22日まで申し込みを受け付ける。GRMNというアルフ...
ボクスター&ケイマン、4気筒へ|Porsche
Porsche Boxster|ポルシェ ボクスターPorsche Cayman|ポルシェ ケイマン名称も718に変更ボクスター&ケイマン、4気筒へポルシェは、2016年度中にオープンモデル「ボクスター」およびそのクーペ版「ケイマン」のモデルチェンジをおこない、それにあわせて名称を変更、エンジンも4気筒になることをあきらかにした。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)伝統の4気筒スポーツモデルの名称を受け継ぐポルシェのミドシップスポーツモデル「ボクスター」と「ケイマン」が、2016年度のモデルチェンジのさいに、名称をそれぞれ「718ボクスター」「718ケイマン」と変更される。これにあわせ、ポルシェの推し進めるダウンサイジングの流れの一環として、エンジンが従来の水平対向6気筒自然吸気から、ターボチャージャー付の水平対向4気筒ターボとなる。このあらたに付加される「718」という名称は、1957年に登場しタルガ フローリオやル・マン24時間などのレースで...