Why not? なぜスポーツカーに乗らなくちゃいけないのか

Why not? なぜスポーツカーに乗らなくちゃいけないのか

McLaren 570S|マクラーレン 570SJaguar F-Type R AWD|ジャガー Fタイプ R AWDLamborghini Huracan LP610-4|ランボルギーニ ウラカン LP610-4Why not? なぜスポーツカーに乗らなくちゃいけないのか輸入車のラインナップが充実してきている。スーパーがつくようなスポーツカーの分野でも、面白いモデルが続々日本に登場するなか、小川フミオ氏が従来の価値観にとらわれず、自分好みの選択をしようと提案する。Why not? なぜセダンに乗らなくちゃいけないのかText by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayukiクール・クールなスポーツカーなぜ、フェラーリじゃいけないのか ―― マクラーレン570Sマクラーレンはとても面白い会社だ。そもそもは1963年にブルース・マクラーレンがスタートさせたフォーミュラ1のチーム。そこからのスピンオフのようなかたちで、マクラーレンカーズが誕生し...
ポルシェ718ボクスター、日本上陸|Porsche

ポルシェ718ボクスター、日本上陸|Porsche

Porsche 718 Boxster|ポルシェ 718 ボクスターポルシェ718ボクスター、日本上陸ポルシェ・ジャパンは、今年3月に開催されたジュネーブ国際モーターショーにてワールドプレミアされた新型「718ボクスター」を6月1日に都内にて初公開した。既に受注は開始されており、価格は658-904万4,000円。デリバリー開始は6月末から7月上旬を予定している。Text & Photographs by OHTO Yasuhiro従来の6気筒に劣らない4気筒ターボポルシェのミッドシップオープンスポーツである「ボクスター」に大幅改良を加えた新型が日本デビューを果たした。最大の特徴は、自然吸気の水平対向6気筒エンジンから、ターボ付きの水平対向4気筒エンジンに換装されたこと。この改良が、単なるダウンサイジング化でないことを示すように、名称は「718ボクスター」と改められた。これは1950年代から60年代のレースシーン活躍した伝説の名車で、同じく水平対向4気筒エンジンをミッドシッ...
スポーティなPHV「i8」をレッドで彩った特別限定モデル|BMW

スポーティなPHV「i8」をレッドで彩った特別限定モデル|BMW

BMW i8 Cerebration Edition“Protonic Red”BMW i8 セレブレーションエディション“プロトニック レッド”スポーティなPHV「i8」をレッドで彩った特別限定モデルビー・エム・ダブリューは5月30日(月)、プラグイン ハイブリッド スポーツカー「i8」の限定モデル「セレブレーションエディション“プロトニック レッド”」を発表し、10台限定で受注を開始した。デリバリーは10月からが予定されている。Text by YANAKA TomomiLEDヘッドライトの2倍の照射距離を誇る「レーザー ライト」を標準装備連日のように発表されているBMW創立100周年を記念した特別限定車の第7弾モデルとなった「i8 セレブレーションエディション“プロトニック・レッド”」。2014年9月に発売された「i8」は1.5リッター直列3気筒ターボエンジンと電気モーターによるプラグインハイブリッド技術により、システム全体で最高出力266kW(362ps)、最大トルクは570...
GT-Rニスモ2017年モデルをニュルブルクリンクで初披露|Nissan

GT-Rニスモ2017年モデルをニュルブルクリンクで初披露|Nissan

NISSAN GT-R NISMO|日産 GT-R ニスモGT-Rニスモ2017年モデルをニュルブルクリンクで初披露日産自動車は27日、「日産GT-R ニスモ」の2017年モデルをドイツ・ニュルブルクリンクで披露した。Text by YANAKA Tomomi空力性能が向上5月29日まで開催されていたニュルブルクリンク24時間耐久レースという大舞台で初披露された「日産GT-R ニスモ」の2017年モデル。ニュルブルクリンクはGT-Rニスモが走行性能を磨き、チューニングをおこない、開発を実施してきた場所でもある。2017年モデルは、標準モデルと同様、フロントエンドの新しいバンパーが特徴。ニスモモデル専用のカーボンファイバー製フロントバンパーが与えられ、大きなダウンフォースを発生させると同時に、ホイールハウス周辺の空気を吸引することで空力性能をさらに向上させるという。パワートレインもニスモ向けの特別なチューニングを施すことで、3.8リッターV6ツインターボエンジンは最高出力でGT-Rよ...
ジャガー史上最も早くパワフルな「F-TYPE SVR」が受注開始|Jaguar

ジャガー史上最も早くパワフルな「F-TYPE SVR」が受注開始|Jaguar

Jaguar F-TYPE SVR Coupe|ジャガー Fタイプ SVR クーペJaguar F-TYPE SVR Convertible|ジャガー Fタイプ SVR コンバーチブルジャガー史上最も早くパワフルな「Fタイプ SVR」が受注開始ジャガー・ランドローバー・ジャパンはスポーツカー「F タイプ」2017 年モデルの最上級グレード「Fタイプ SVR」の受注を2016年6 月1 日(水)より開始する。ジャガー史上、最もハイパフォーマンスなモデルだという。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)軽量化と空気抵抗の低減を徹底「SVR」は、ジャガー・ランドローバーが誇る「SVO(スペシャル ビークル オペレーションズ)」が設計・開発を手掛けるハイパフォーマンスモデルに冠する名称。すでに「レンジローバー スポーツ SVR」で導入しているが、ジャガーのモデルとしては初導入だ。ボディ形状はクーペとコンバーチブルの2種類。エンジンは、5.0リッターV8をスーパーチャージ...
メルセデスAMGから自動車誕生130周年記念モデル登場|Mercedes-AMG

メルセデスAMGから自動車誕生130周年記念モデル登場|Mercedes-AMG

Mercedes-AMG GT|メルセデスAMG GTMercedes-AMG GT S 130th Anniversary Edition|メルセデスAMG GT S 130周年 アニバーサリー エディションメルセデスAMGから自動車誕生130周年記念モデル登場メルセデス・ベンツ日本は、スポーツモデルのフラッグシップとなるメルセデスAMG「GT」の仕様を変更。あわせて、自動車誕生130周年を記念する限定モデルを設定し、5月12日(木)より販売を開始した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)マイナーチェンジされたGTメルセデス・ベンツのサブブランド、メルセデス-AMGの手によるスポーツモデル「GT」に小変更が加えられた。4リッターV型8気筒ツインターボエンジンから最高出力340kW(462ps)、最大トルク600Nmを得るベースモデルの「GT」では、ナッパレザーシートやハンズフリーアクセスなどがセットになったベーシックパックが標準装備となった。同...
ランボルギーニ・ウラカンLP580-2にモトGPのコースで試乗|Lamborghini

ランボルギーニ・ウラカンLP580-2にモトGPのコースで試乗|Lamborghini

Lamborghini Huracan LP580-2|ランボルギーニ・ウラカンLP580-2ランボルギーニ・ウラカンLP580-2にモトGPのコースで試乗ランボルギーニの美点を凝縮2014年のデビュー以来、好調なセールスを記録し、今やランボルギーニの屋台骨ともいえる「ウラカン」。同モデルに後輪駆動の「ウラカンLP580-2」が追加された。オーストラリアのフィリップアイランドサーキットで開催された国際試乗会から、自動車ジャーナリスト小川フミオ氏がリポートする。Text by OGAWA Fumioまさにザ・スポーツカースポーツカーの基本形は、スタイルがカッコよくて、エンジンが気持ちよく回って、後輪駆動であること。その定義がこの時世も通用するなら、ザ・スポーツカー、このクルマこそまさにスポーツカーといえるのが、ランボルギーニ「ウラカンLP580-2」だろう。従来のフルタイム4WDスポーツ、「ウラカン LP610-4」に追加で登場したのは2015年11月のことだ。5.2リッターV型10...
特別なハイパフォーマンスモデル「M4 GTS」を発売|BMW

特別なハイパフォーマンスモデル「M4 GTS」を発売|BMW

BMW M4 GTS|ビー・エム・ダブリュー M4 GTS究極のコンペティション モデル「BMW M4 GTS」を発売ビー・エム・ダブリュー株式会社は、昨年の東京モーターショーでワールドプレミアされた、限定モデル「M4 GTS」を日本にて発売すると発表した。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)公道も走れるサーキットモデル「M4 GTS」は、BMWのハイパフォーマンスモデル「M3」の誕生30周年を記念して作られたモデルだ。既存の「M4」のポテンシャルをさらに高めたもので、サーキット向けの仕様であるが、公道の走行も可能なことを特徴とする。エンジンには3 リッター直列6 気筒ツインターボを搭載。最高出力はベース比51kW(69ps)アップの368kW(500ps)、最大トルクも50Nm(5.1kgm)アップの600Nm(61.2kgm)を実現。静止状態から時速100kmまでの加速にかかる時間は3.8秒で、ニュルブルクリンク北コースを7 分28 秒というタイムで走り...
GT-R 2017年モデルを日本初披露|Nissan

GT-R 2017年モデルを日本初披露|Nissan

NISSAN GT-R|日産GT-RGT-R 2017年モデルを日本初披露日産自動車は、スポーツラインナップのフラッグシップモデル「GT-R」の2017年モデルを、夏の発売に先立ち、4月1日に日本で初披露した。Text by YANAKA TomomiPhotographs by KEISUKE Kariyaフロントグリルが拡大するなど、デザインを大幅に変更3月末に開催されたニューヨーク国際オートショーでワールドプレミアされたばかりの日産「GT-R」2017年モデル。今夏の正式発表に先立ち、日本でも先行披露された。エンジン、内外装とともに2007年の発売以来最大規模となる変更がくわえられたという2017年モデル。1台1台手組みされるエンジンは、3.8リッターV6エンジンとおなじながらも最高出力は20psアップの570ps/6,800rpm、最大トルクも0.1kgm大きい633(64.6kgm)/3,300-5,800rpmとなる。また6段デュアルクラッチトランスミッションも改良。中...
アウディのフラッグシップスポーツ「R8」がフルモデルチェンジ|Audi

アウディのフラッグシップスポーツ「R8」がフルモデルチェンジ|Audi

Audi R8|アウディ R8アウディのフラッグシップスポーツ「R8」がフルモデルチェンジアウディ ジャパンは、フルモデルチェンジした新型「R8」の展示イベントを3月26日に富士スピードウェイで行い、7月5日より販売を開始することを発表。併せて、サブブランド「AUDI SPORT」の日本投入も明らかにした。Text by OHTO Yasuhiro全てが進化2007年の日本投入より9年を経てアウディ「R8」が、ついに2代目へと進化した。日本市場には、標準モデルの「R8 V10 5.2FSI quattro」と上級モデルの「R8 V10 5.2FSI quattro plus」の2タイプを投入。主なトピックには、さらなる出力向上を果たした5.2リッターのV10エンジンや新開発のクワトロフルタイムAWDシステムの搭載、そして新世代のアウディ スペース フレーム(ASF)の採用などがある。先代のイメージを踏襲するエクステリアは、ミッドシップモデルであることを意識させるフォルムを持ち、より...
718ボクスターのワークショップに参加|Porsche

718ボクスターのワークショップに参加|Porsche

Porsche 718 Boxster |ポルシェ 718 ボクスター718ボクスターのワークショップに参加ターボによる出力と加速の増強を実感新型911と同様、ダウンサイジング化とターボ化が施された新型ボクスター。車名も「917ボクスター」に変更されたのはご存じの通り。同モデルのワークショップに参加したジャーナリスト、金子浩久氏によるリポートをお送りする。Text by KANEKO HirohisaPhotographs by PORSCHE JAPAN4気筒ターボチャージド水平対向エンジンが新型の肝ポルシェは重要なニューモデルを発表する直前に、世界中からメディアを集めてワークショップを行っている。フランスで行われたのは「718ボクスター」。正式発表が予定されている3月1日のジュネーブ自動車サロンの5日前の2月25日にマルセイユ近郊のミシュラン・タイヤのテストコースでワークショップは行われた。世界各国のメディアを何カ国かに分けて行われていて、同じ回には日本からの我々のほかにカナダ...
最新のポルシェ911ターボに試乗|Porsche

最新のポルシェ911ターボに試乗|Porsche

Porsche 911 Turbo|ポルシェ 911ターボ最新のポルシェ911ターボに試乗世界でもっともバーゲン価格のスーパースポーツカー昨年12月に、ほかの911ファミリーと同じく991型の改良版へ進化した、ポルシェ「911ターボ」。991 II型の発表に合わせて「911カレラ」をはじめ一部モデルを除くほとんどの911シリーズがターボチャージャー付きエンジンを搭載するなか、これまでトップモデルとして与えられてきた称号「ターボ」を名乗る矜持はどこにあるのか。河村康彦氏が南アフリカのサーキットと公道で試乗し、その答えを探る。Text by KAWAMURA Yasuhiko進化し続けるポルシェ911水平対向デザインのエンジンや、リアエンジンのレイアウト ―― ある意味“孤高”とも呼べそうなそうしたテクノロジーにこだわり、それを徹底して磨き上げることで、今も世界第一級のスポーツカーとしての座を守り抜くポルシェ「911」。半世紀以上に及ぶ長い歴史のあいだで共に歩んで来た多様な嗜好を持つユ...
ジュネーブを沸かせた2台の猛牛|Lamborghini

ジュネーブを沸かせた2台の猛牛|Lamborghini

Lamborghini Centenario|ランボルギーニ チェンテナリオLamborghini Huracan LP 610-4 Avio|ランボルギーニ ウラカン LP610-4 アヴィオジュネーブを沸かせた2台の猛牛|Lamborghiniジュネーブ モーターショーにおいて、エキサイティングな2台のランボルギーニがワールドプレミアされた。1台は、ランボルギーニの創設者であるフェルッチオ・ランボルギーニの生誕100周年を記念したV12ミッドシップの特別限定車「チェンテナリオ」、そしてもう1台が戦闘機から着想を得たという「ランボルギーニ ウラカン LP610-4 アヴィオ」である。Text by SAKURAI Kenichi限定40台のハードコアモデル多くのニューモデルが出揃った今年のジュネーブ モーターショーの中でも、もっともギャラリーを集めたホットなブースとなったのが、ランボルギーニである。今年は創設者であるフェルッチオ・ランボルギーニの生誕100周年であり、また11年に...
フェラーリ、4人乗り4WDモデル「GTC4ルッソ」を発表|Ferrari

フェラーリ、4人乗り4WDモデル「GTC4ルッソ」を発表|Ferrari

Ferrari GTC4Lusso |フェラーリ GTC4ルッソ過去のビッグネームが復活フェラーリ、4人乗り4WDモデル「GTC4ルッソ」を発表フェラーリ初の4WDモデル、「フェラーリ フォー(FF)」がマイナーチェンジを実施すると同時に、新たに「GTC4Lusso(ルッソ)」のネーミングでジュネーブモーターショーに登場した。「FF」のデビューからちょうど5年、大きく進化したエクステリデザインと、ルッソというネーミングに隠された意味を読み解く。Text by SAKURAI Kenichiフェラーリ フォー(FF)をマイナーチェンジ従来の「FF(フェラーリ フォー)」というネーミングから一転、新たに「GTC4Lusso(ルッソ)」へと機能やデザイン、そして車名も進化したフェラーリ初の4WD本格グランツーリズモ。現在開催中のジュネーブモーターショーでのワールドプレミアに先駆けること半月前、2月16日にイタリアはコモ湖ヴィラ・エルバで世界中から集まったフェラーリのVIP顧客にお披露目さ...
アストンマーティン「DB11」を発表|Aston Martin

アストンマーティン「DB11」を発表|Aston Martin

Aston Martin DB11|アストンマーティン DB11アストンマーティン「DB11」を発表アストンマーティンは、「DB9」の後継となる新型グランドツアラー「DB11」をジュネーブモーターショーで発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)これからの100年を担う2013年にブランド創業100周年を祝ったアストンマーティンが、次の100年を担うモデルとして名称のみ明かしていた「DB11」が、ジュネーブモーターショーの場で公の場に姿をあらわした。その外観は特徴的なグリルや張り出したリアエンドなどひと目でアストンマーティンとわかるアイコンをまといつつ、側面まで回り込んだクラムシェル型のボンネットや吸気口を備えたCピラー、フルLEDのヘッドライトなど最新のテクノロジーに基づく新しいディテールが施される。ドーム状に膨らんだボンネットは、デザインとしての優美さのほかに、持ち上げ機能やエアバッグなど重い装置を持つことなく、万一の事故の際に歩行者保護...
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