スポーツカー
「スポーツカー」に関する記事
マクラーレン「720S」発表とほぼ同時に日本にも上陸|McLaren
McLaren 720S|マクラーレン 720S日本にもわずか12時間後に上陸新世代のスーパーシリーズ「720S」デビューマクラーレンは、ジュネーブ国際モーターショー 2017で、スーパーシリーズの第2世代となる新型「720S」をワールドプレミアした。そのわずか12時間後には日本でも「720S」を発表。ここでは日本の発表会を中心に、マクラーレンの新世代モデルをお伝えする。Text & Photographs by UCHIDA Shunichi大幅に向上したパフォーマンスまずは最も興味が高いであろう、パフォーマンスの話から始めよう。新開発の4リッターV型8気筒ツインターボのM840Tエンジンは、最高出力720ps、最大トルク770Nmを発生。1,419kgのボディを0-100km/hまで2.9秒、200km/hまで7.8秒、300km/hまで21.4秒で到達させる。0-400メートル加速は10.3秒で、最高速は341km/hをマークする。0-200km/h加速で比較をすると...
新ブランドAMRを発表し、2台のモデルを披露|Aston Martin
Aston Martin|アストンマーティンAston Martin Rapide AMR|アストンマーティン ラピード AMRAston Martin Vantage AMR Pro|アストンマーティン ヴァンテージ AMR Pro新ブランドAMRを発表し、2台のモデルを披露アストンマーティンは現地時間3月7日、ジュネーブモーターショーで新ブランド「AMR」を発表。また同時にAMRブランドの「ラピード AMR」と「ヴァンテージ AMR Pro」も披露された。Text by YANAKA TomomiAMRブランドの頂点に立つヴァンテージAMG Proも展示新ブランドとして発表されたのは、2004年に結成し、FIA世界耐久選手権(WEC)やル・マン24時間レースなどで活躍してきた「アストンマーティン レーシング」の頭文字からなる「AMR」。今後はレースカーのテクノロジーをロードカーにも生かしたエキサイティングなモデルを生み出していくという。今後登場する主要なAMRモデルは、アストン...
ウラカンのハイパフォーマンスモデル「ペルフォルマンテ」登場|Lamborghini
Lamborghini Huracan Performante|ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテウラカンのハイパフォーマンスモデル「ペルフォルマンテ」登場ランボルギーニは3月7日にスイスで開幕したジュネーブモーターショーで「ウラカン」のハイパフォーマンスモデル「ウラカン ペルフォルマンテ」をワールドプレミアした。Text by YANAKA Tomomi軽量化とエアロダイナミクス技術がニュル最速のラップタイムに寄与世界初披露前にドイツ・ニュルブルクリンクで市販車最速となる6分52秒01のラップタイムをたたき出した「ウラカン・ペルフォルマンテ」がついにベールをぬいだ。パワートレインは、5.2リッターV10自然吸気エンジンが最高出力470kW(640ps)、最大トルク600Nmを発揮し、トランスミッションは7段LDFを組み合わせる。最高時速は325km/h、四輪駆動ということもあり、0-100km/h加速は2.9秒を記録した。この記録には最新の軽量化技術や、空気力学が寄与。ボ...
ウラカンがニュル最速の6分52秒01を記録|Lamborghini
Lamborghini Huracan Performante|ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテウラカンがニュル最速の6分52秒01を記録ランボルギーニは、「ウラカン」の新モデル「ペルフォルマンテ」がドイツのニュルブルクリンク北コースで市販車最高記録のラップタイム6分52秒01を記録したと発表した。Text by YANAKA Tomomiジュネーブモーターショーでワールドプレミアウラカンのハイパワーモデルであり、「パフォーマンス」を意味する「ペルフォルマンテ」がニュル最速の称号を手にした。計測が行われたのは昨年の10月5日。2015年にもニュルブルクリンクで「アヴェンタドールSV」を走らせ7分を切るラップタイムを記録したランボルギーニのテストドライバー、マルコ・マペリがハンドルを握り、20.6kmのトラック一周へとスタート。市販車最高の記録をたたき出した。パワートレインの詳細スペックはまだ発表されていないものの、駆動方式は、ランボルギーニおなじみの四輪駆動。ボディには空...
アヴェンタドール次世代モデルを発表|Lamborghini
Lamborghini Aventador S|ランボルギーニ アヴェンタドールSアヴェンタドール次世代モデルを発表ランボルギーニはイタリア現地時間12月19日、フラッグシップモデル「アヴェンタドール」の次世代モデル「アヴェンタドール S」を発表した。Text by YANAKA Tomomi最高出力740ps、0-100km/h加速は2.9秒に2010年の「アヴェンタドール」のデビュー以降、はじめての大規模改良の結果として発表された「アヴェンタドール S」。最大の進化はランボルギーニ初の4輪ステアリングシステムの採用。低速や中速時の俊敏性が高まり、高速時の安定性が増したという。また4輪ステアリングに合わせてサスペンションも最新式の磁気粘性サスペンション(LMS)に変更されている。デザインも空力の向上をテーマに変更。よりアグレッシブなイメージを表現しながら、アヴェンタドールに比べフロントのダウンフォースも130パーセント増加したと謳う。パワートレーンはアヴェンタドールと同じく6.5...
ターボになった911GTSを試す|Porsche
Porsche 911 GTS|ポルシェ 911 GTSターボになった911GTSを試すポルシェ「911カレラS」とスポーツモデル「911GT3」のあいだを埋める911GTSが、2017年1月に改良された。ベースとなる最新911シリーズにならい、エンジンを小排気量としながらターボ化した最新GTSに、河村康彦氏が試乗。細分化された911ファミリーのなかでの、GTSモデルのポジションを紐解く。Text by KAWAMURA Yasuhiko長い時間が生み出したグレード体系最も「ベーシック」な底辺となるグレードに、それよりも1段階ハイパフォーマンスな「S」のグレード。さらには、「GT」あるいは「R」といった記号が与えられる飛び切りスポーティな”役付き”のモデルに、それ自身がひとつのブランドと神格化をされているフラッグシップの「ターボ」グレード等々。こうして今やあまりに種類が多く、ひと口で紹介をされてもそれぞれの違いがよく分からない――と、あるいはそんな人も少なくないかも知れないのが現在...
往年のモデル「アマゾン」をオマージュしたV40の特別仕様車|Volvo
Volvo V40 T3 Amazon Blue Edition|ボルボ T3 アマゾンブルー エディションVolvo V40 D4 Amazon Blue Edition|ボルボ D4 アマゾンブルー エディション往年のモデル「アマゾン」をオマージュしたV40の特別仕様車ボルボ・カー・ジャパンは2月16日(木)、ショートワゴン「V40」に、1950年代に誕生した中型乗用車ボルボ「アマゾン」にちなんだ特別仕様車「V40 アマゾンブルー エディション」を設定。ガソリンモデル100台、ディーゼルモデル100台の計200台限定で販売を開始した。Text by YANAKA Tomomiインテリアも最新の「シティウィーブ」を採用1956年に販売開始され、販売から60周年を迎えたボルボの中型車「アマゾン」。グローバル販売を視野に入れて開発され、ギリシャ神話の女性戦士にちなんで名づけられた。1959年からは世界ではじめて「3点式シートベルト」を標準装備するなど、1970年の生産終了まで約70万...
ランボルギーニ初の量産車「350GT」をレストアし、パリで披露|Lamborghini
Lamborghini 350GT|ランボルギーニ 350GTランボルギーニ初の量産車「350GT」をレストアし、パリで披露ランボルギーニのレストア部門ランボルギーニ ポロストリコが、2月初旬にパリで開催された国際クラシックカー展示会「レトロモービル 2017」に初出展。レストアした「350GT」を初披露した。Text by YANAKA Tomomi往年の走りも復活熟練のエンジニアがランボルギーニの往年の名車の修復を手掛けるレストア部門、ランボルギーニ ポロストリコ。現在は、レストアはもちろんのこと、アーカイブの管理、オリジナルスペアパーツの提供などを行っている。今回、はじめてレストアされた「350GT」は、「ミウラ」「LM002」「カウンタック」につづく、4番目のフルレストアプロジェクト。ランボルギーニ初の量産市販車であり、1964年にはじめて製造された15台のうち1台を復刻させている。レストアに要した時間は、アルミニウム製の車体と内装に1,150時間、さらに機械系統や電気系統...
世界で1000台、日本で5台のコルベットの特別仕様車|Chevrolet
Chevrolet Corvette Grand Sport Collector Edition|シボレー コルベット グランスポーツ コレクター エディション世界で1000台、日本で5台のコルベットの特別仕様車ゼネラルモーターズ・ジャパンは「コルベット」のスポーツモデル「コルベット グランスポーツ」に特別仕様車「コレクター エディション」を設定。世界で1,000台のみ、日本では5台のみ販売する。Text by YANAKA Tomomiスポーツモデルの「グランスポーツ」をベースに、よりレーシーに演出特別仕様車のベースとなるのは2016年11月に日本に上陸した「コルベット グランスポーツ」。その最新コルベットの内外装に手を加え、1963年に5台のみ制作された伝説のプロトタイプから受け継いだ名前を冠するのが「コレクター エディション」だ。コレクター エディションでは、エクステリアをレーシーに演出。ボディカラーのワトキンスグレングレーメタリックに鮮やかなブルーのフェンダーハッシュマーク...
911シリーズにスポーティなGTSモデルを設定|Porsche
Porsche 911 Carrera GTS|ポルシェ 911 カレラGTSPorsche 911 Carrera GTS Cabriolet|ポルシェ 911 カレラGTS カブリオレPorsche 911 Carrera 4 GTS|ポルシェ 911 カレラ4 GTSPorsche 911 Carrera 4 GTS Cabriolet|ポルシェ 911 カレラ4 GTS カブリオレPorsche 911 Targa GTS|ポルシェ 911 タルガ GTS911シリーズにスポーティなGTSモデルを設定ポルシェジャパンは、「911カレラ」シリーズの5車種にスポーティな「GTS」モデルを設定。3月からの発売を前に、2月9日(木)より受注を開始すると発表した。Text by YANAKA Tomomi先代よりも出力をアップし、450psを発生「911カレラS」とサーキット走行を主軸にした公道仕様「911 GT3」との中間に位置する「GTS」。このGTSモデルが2015年にマイナー...
BMW M2 クーペに試乗|BMW
BMW M2 Coupe|ビー・エム・ダブリュー M2 クーペBMW M2 クーペに試乗4人乗れるポルシェ718ケイマンが欲しい人に2016年5月に日本に導入されたコンパクトFRスポーツカー、BMW「M2 クーペ」。Mモデルのランナップ中、もっともコンパクトな同車に試乗した。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki目がさめるようなドライブの楽しさを味わわせてくれるBMWはスポーティセダンのブランドである。そう信じてきたファンが快哉を叫びたくなるモデルが、「M2クーペ」だ。全長4,475mmの比較的コンパクトな2ドアボディに、272kW(370ps)の3リッター直列6気筒エンジンを搭載。目がさめるようなドライブの楽しさを味わわせてくれる。2016年5月に日本発売されたM2クーペ。スタイリッシュな2ドアクーペである2シリーズ クーペには「220iクーペ」と「M240クーペ」がラインナップされている。そこにイメージ的には連なるが...
リトラクタブルハードトップの「ロードスター RF」に試乗|Mazda
Mazda Roadster RF|マツダ ロードスター RFリトラクタブルハードトップの「ロードスター RF」に試乗年齢とわず幸福な気分にしてくれるモデルマツダが世界に誇るオープン2シータースポーツカー、「ロードスター」をベースとするリトラクタブルハードトップモデル「ロードスター RF」。12月22日に発売を控えた同車に試乗した。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki / OGAWA Fumioクーペのような端麗さと、フルオープンの爽快感を融合マツダ「ロードスター」にハードトップモデルが追加された。「ロードスターRF」と名づけられ、電動格納式のハードトップを持つ。クローズドの状態ではクーペのように端麗で、ルーフを開いてのドライブはフルオープンに負けない爽快感を持つ。2016年12月22日の発売を前に試乗したところ、元気いっぱいの楽しさと大人っぽさを併せ持ったクルマだった。「オープンカーに憧れはあっても、自分が乗るクル...
ワンメイクシリーズ用の最新モデル「488チャレンジ」を公開|Ferrari
Ferrari 488 Challenge|フェラーリ488チャレンジワンメイクシリーズ用の最新モデル「488チャレンジ」を公開フェラーリは現地時間4日、米国デイトナで開かれた「フィナーリ モンディアーリ」で、ワンメイク シリーズの専用車両「488チャレンジ」を公開した。Text by YANAKA Tomomi初のターボエンジンを搭載フェラーリが1992年にスタートさせ、カスタマー向けに展開している国際的なワンメイクレース「フェラーリ チャレンジ」。そのための6代目となる最新モデル「488チャレンジ」が、今年のフェラーリ チャレンジ最終決戦「フィリーナ モンディアーリ」で発表された。チャレンジ シリーズ6代目にしてはじめてターボエンジンが採用されている点も大きなトピックとなっているこの488チャレンジ。ベースとなる「488GTB」をレースモデルとしてエンジンマッピングを最適化したうえ、軽量化を実現。3.9リッターV8ターボエンジンが、歴代のチャレンジカーでもっともパワフルな最高出...
ポルシェ718ケイマンと、ある夫婦のストーリー|Porsche
Porsche 718 Cayman|ポルシェ 718 ケイマンポルシェがスポーツカーの新しい愉しみ方を提案するムービーをリリースポルシェ718ケイマンと、ある夫婦のストーリースポーツカーが、ドライビングの愉悦を堪能するための道具であることは間違いない。しかしそれは、成熟したカップルにとって、2人の生活にぜいたくな時間を提供してくれる、かけがえのない存在にもなり得る。ポルシェは、そんな新しいスポーツカーの愉しみ方を提案すべく、発売を間近に控えた2シーターのピュアスポーツカー「718ケイマン」をテーマにしたプロモーションムービーを12月1日に公開。OPENERSでは、特別に撮影現場の様子とオフショットシーンを入手。ムービーと併せて紹介する。Photographed by Tomoyuki IchidaText by OGAWA Fumio2人の次なるステージへ向かうスポーツカー英国のデザイン評論家で、ロンドンのデザインミュージアムのキュレーターも務めてきたスティーブン・ベイリーが「S...
待望の新型ホンダNSXに試乗|Honda
Honda NSX|ホンダ NSX待望の新型ホンダNSXに試乗驚きを与えてくれるクルマ初代のデビュー以来、じつに26年。日米の共同チームにより開発され、オハイオの専用工場で生産される2代目「NSX」がついに日本に上陸した。2017年2月の発売される同モデルに下野(かばた)康史氏が試乗した。Text by KABATA YasushiPhotographs by ARAKAWA Masayuki新型のハイライトはパワートレーンこんどの「NSX」は、米国で生産される。アキュラブランドの北米モデルに販売の軸足を置いた決定だ。オハイオ州に新設した専用工場“パフォーマンスマニュファクチャリングセンター”で、現在、マックス1日8台がつくられている。アメリカではすでにデリバリー(納車)が始まっているが、それでも直近でまだ月70台のペース。ハンドビルトを売りにするなら、ぜひ日本でつくってほしかったと思うが、そうしたら、次期大統領が黙っていなかったかもしれない。4年を要した開発は、日米チームの共同に...