911シリーズにスポーティなGTSモデルを設定|Porsche
Porsche 911 Carrera GTS|ポルシェ 911 カレラGTS
Porsche 911 Carrera GTS Cabriolet|ポルシェ 911 カレラGTS カブリオレ
Porsche 911 Carrera 4 GTS|ポルシェ 911 カレラ4 GTS
Porsche 911 Carrera 4 GTS Cabriolet|ポルシェ 911 カレラ4 GTS カブリオレ
Porsche 911 Targa GTS|ポルシェ 911 タルガ GTS
911シリーズにスポーティなGTSモデルを設定
ポルシェジャパンは、「911カレラ」シリーズの5車種にスポーティな「GTS」モデルを設定。3月からの発売を前に、2月9日(木)より受注を開始すると発表した。
Text by YANAKA Tomomi
先代よりも出力をアップし、450psを発生
「911カレラS」とサーキット走行を主軸にした公道仕様「911 GT3」との中間に位置する「GTS」。このGTSモデルが2015年にマイナーチェンジされた911に追加された。GTSとして登場するのは「911カレラ」「911カレラ カブリオレ」「911カレラ4」「911カレラ4カブリオレ」、そして1965年に登場した同名のモデルを現代版にアレンジした「911タルガ」の5モデルとなる。
パワートレーンはマイナーチェンジのさいにダウンサイジングターボへ刷新した3.0リッター6気筒の水平対向ターボエンジン。最高出力は911カレラSよりも22kW(30ps)上回る331kW(450ps)を発生。自然吸気エンジンだった先代の911よりも15kW(20ps)アップしている。いっぽう最大トルクは550Nmを発揮し、トランスミッションはいずれも7段PDKの組み合わされる。
5モデルのなかでもっとも加速性能に優れるのは「911カレラ4 GTS クーペ」で、0-100km/h加速が3.6秒。最高速度はいずれのGTSモデルも300km/hを超え、最速は後輪駆動の「911カレラ GTS」で、310km/hとなる。
いっぽうで環境性能にも注力。「911カレラ GTS」では、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)の燃費は8.3ℓ/100km(およそ12.0km/ℓ)でCO2の排出量は188g/kgになるという。
足まわりにはポルシェ アクティブ サスペンション マネジメント(PASM)が標準装備され、カレラやカレラSよりも車高が10mm低いうえ、GTSのクーペモデルはスポーツシャシーが組み込まれるため、さらに10mm低く設定。タイヤは20インチを履く。
エクステリアに目を向けると、すべてのGTSモデルが四輪駆動と同じワイドボディを採用。新デザインのフロントエプロンを纏い、同時にフロントの空力も最適化された。リアにはスポーツ エグゾースト システムの黒いツインテールパイプを標準装備。後輪駆動モデルは、左右のテールライトをつなぐブラックのトリムがアクセントとなる。
インテリアでは、スポーツクロノパッケージが与えられ、ストップウォッチをダッシュボードの中央部分に設置。シートは新しいステッチパータンのアルカンタラが用いられ、ヘッドレストにはGTSのロゴがあしらわれた。
さらにスマートフォンアプリ「ポルシェ トラック プレシジョン」もGTSのデビューに合わせて変更。ドライビングデータの自動記録や詳細データの表示、分析などがスマートフォンからできるようになったという。
ステアリングはいずれも右左ともに設定。価格は「911カレラ GTS」が1,750万円、「911カレラ GTS カブリオレ」は2,016万円、「911カレラ4 GTS」は1,850万円、「911カレラ4 GTS カブリオレ」は2,116万円、「911タルガ4 GTS」も2,116万円となる。
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