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2021年2月1日
プジョー3008がフェイスリフトを実施 プラグインハイブリッドモデルも追加|Peugeot
Peugeot 3008|プジョー 3008
プジョー初のPHEVモデルを導入するなど、3008がアップデート
グループPSAジャパンは、プジョーのCセグメントSUV「3008」にプラグインハイブリッドモデル「GTハイブリッド4」を追加するとともに、フェイスリフトするなどのアップデートを実施。販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
エンジンと2つのモーターを組み合わせたもっともパワフルな「GTハイブリッド4」
このたびアップデートされた3008。今回一番のトピックとなるのが、プジョー初のプラグインハイブリッド(PHEV)モデル「GT ハイブリッド4」の導入だ。
「GT ハイブリッド4」は、最高出力200ps、最大トルク300Nmの1.6リッターガソリンターボエンジンとPHEV専用トランスミッションe-EAT8に内蔵した110ps/320Nmのフロントモーター、リアには112ps/166Nmのモーターと13.2kWhのバッテリーを組み合わせた4輪駆動のユニットを採用。
200psに引き上げられたガソリンエンジンに2つのモーターのサポートが加わることで、システム全体で300ps/520Nmを発生。0-100km/h加速は欧州参考値で5.9秒とプジョー市販モデル中でもっともパワフルなモデルとなる。
さらに「GT ハイブリッド4」はバッテリーのみでの走行も可能。最高速度135km/h、走行可能距離はWLTCモードで64kmを記録する。このほかにも4輪のトラクションを最大化する「4WD」、エンジンの出力を引き出し、ダイナミックな「スポーツ」、システム始動時のデフォルトモードで、総合的にもっともエネルギー効率の良い「ハイブリッド」の計4種類の走行モードが用意された。
バッテリーへの充電は普通充電のみに対応し、200V/3kWで約5時間、200V/6kWで約2時間半で満充電が可能。スマートフォンアプリを利用することで、リモートで充電の中断や開始、残り時間を確認したり、事前にエアコンを作動するなどプリコンディショニングの操作もできる。