2003年から5年間かけて13kgダイエットしました

──とてもきれいな表紙ですが、できばえはいかがですか？

ちょっと照れくさいけど（笑）、すごく満足しています。写真もたくさん載せていただいて、予想以上のできばえで、とてもうれしいです。

──ダイエット本を出そうと思ったきっかけは？

昔からダイエットに憧れていて、現役時代から女性らしいキレイな身体になりたいと思っていたんです。でも現役のときはそういう気持ちは封印して、トレーニングに没頭していました。それで、引退してダイエットをしたんですが、方法がよくわからなくて、体調を崩したりして、内側からもちゃんとやらないとダメだというのを実感して、それならきちんと記録をしようと。

──その記録がまとまった一冊なんですね

そうですね、外側からは運動、内側からは食事と気持ち。誰でもできる簡単なストレッチと、毎日の食日記をつけることで、約半年間（200日）でどう変わるかという記録です。

現役時代のスナップ

──現役のときは何kgあったんですか？

引退した直後（2004年）で58kgぐらいでした。それから一年に1～2kgずつ、2003年の現役のときから5年かけて13kg落としました。

──本の中の食日記も見応えがありますが、いわゆるレコーディングダイエットは意識したんですか？

いえ、私の食日記は去年の9月からですから、流行になったレコーディングダイエットのかなり前からスタートしました。

──やはり「書く」と違いますか？

そうですね、書いていくと、一日でどれぐらいの量を食べていたかがわかるし、ジュース一杯、チョコひとかけまで書いていくと、その一つをやめようかなと意識し始めるんですね。

──今でも食日記は書いているんですか？

いえ、今は書いていません。書いていませんが、覚えるクセはつきましたね。だから夜、一日の食事を思い返して、「食べ過ぎてるかな？」って反省しています（笑）。

──リバウンドはありませんでした？

短期間で早く結果がほしいと思うと、絶対戻るんですよ。今回のダイエットは、半年という時間を使おうと思っていたので、この『BODY＋REMAKE』ができて、まわりの人に見せたら「ほんとにダイエットしていたの？」って言われるぐらい、普通に生活をしていました。

キレイになりたい、今を楽しみたいという思い

──今も泳いでいますか？

はい、地方が多いのですが、週に3～4回、プールに入って子どもたちを教えています。

──本で紹介しているストレッチなども？

そうですね、テレビを見ながらストレッチしたり、ときどきジョギングしたり。水泳よりも走る方がきついし、カロリーも消費します。できればラクして痩せたいなと、一般の女性と同じようなことを思うんですが、それが無理なのを知っているのと、身体を動かせば気持ちいいことをわかっているので、地方でも走ったりしています。

──美容への興味は？

現役のときから好きだったんですけど、気にしたことはないですね。スキンケアもヘアケアもほとんどしていませんでした。唯一ネイルだけずっとやっていますね。

──ファッションはいかがですか？

現役時代はクローゼットを開けると黒ばっかりで、いかに小さく見せるか、スリムに見せるかしか考えていませんでした。最近は買い物に行くと、明るい色やプリントものを選ぶようになって、自分でも変わったなと思いますね。前のようにキリッと細く見せることにあまり意識しなくなって、自然におしゃれを楽しめるようになりました。

──本当にとてもスタイルがいいですね

現役のときは一人のアスリートとして、どんな記録を出すんだろうとか、どんな練習をしているんだろうという見られ方をしていて、「水泳選手は肩幅がすごいね」って、お相撲さんが背中を叩かれるように、その女バージョン（笑）みたいな感じもあったんです。それは現役時代には誇りでもあったんですが、今は「小さいんですね」とか「どうやって痩せたの？」って言われることが多いですね。

──今、美容でチャレンジしたいことはありますか？

ちょうど30歳前で、ちょっとたるんでくる（笑）時期なので、シワやシミのエステをしてみたいですね。あと、ファッションも可愛いものにチャレンジしたいと思っています。常に今がキラキラしていたいですね。

田中雅美ダイエットエッセイ
『BODY＋REMAKE』
ワニブックス刊
1800円（税込）
田中雅美公式ブログ│http://ameblo.jp/masami-tanaka/

田中雅美ダイエットエッセイ『BODY＋REMAKE』サイン本プレゼント

田中雅美さんより直筆サイン本を1名さまにプレゼントへの応募は 2008年8月31日で締め切りました。プレゼント当選は、登録メールにご連絡いたします。多くのご応募ありがとうございました。（オウプナーズ編集部）