フェラーリF12ベルリネッタをサーキット & 公道でテスト|Ferrari

フェラーリF12ベルリネッタをサーキット & 公道でテスト|Ferrari

Ferrari F12berlinetta|フェラーリ F12ベルリネッタ英AUTOCARフェラーリF12ベルリネッタをサーキット & 公道でテスト英国メディア、「AUTOCAR」は、先だって日本でも公開された、フェラーリの最新、最速ロードカー「F12ベルリネッタ」をテストドライブ。その動画を公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)0-100km/h加速3.1秒のパワーを後輪でうけとめるすでに複数回にわたり、OPENERSでも注目している「F12 ベルリネッタ」は、トランスミッションをリヤアクスル直前に配置するトランスアクスルレイアウトをとり、自然吸気のV12エンジンをフロントに搭載する、なんともフェラーリらしいスタイルのFRクーペ。分間8,700回転を許容するエンジンは、最高出力740psを8,250rpmで、最大トルクは690Nmを6,000rpmから発生。さらに、この最大トルクの80パーセントは2,500rpmから手に入るということで...
ポルシェ911 GT2|最強のパワーを誇る「911」

ポルシェ911 GT2|最強のパワーを誇る「911」

PORSCHE 911 GT2|ポルシェ911 GT2最強のパワーを誇る「911」ポルシェの主力車種として40年以上にわたり輝き続けているスポーツカーが「911」。現在のモデルは2004年にデビューした「タイプ997」で、リアにエンジンを置くという初代からのスタイルを受け継ぎながらも、フラット6、すなわち水平対向6気筒エンジンをかつての空冷から水冷へ変えるなど、常に進化の手を緩めない姿勢がその人気を支えている。また、さまざまなファンの要望に応えるため、豊富なバリエーションを用意するのも911の特徴。そんな911シリーズのなかで、最強のパワーを誇るのが2007年にデビューした「911 GT2」だ。注目のターボエンジンは、3.6リッターの排気量から最高出力530psを発揮。これは911ターボを50ps上回る実力で、さらに911ターボが4WDであるのに対し、911 GT2ではあえて後輪駆動を選ぶことで軽量化を実現。発進からわずか3.7秒で100km/hに達する加速、そして、329km/h...
スポーツシリーズを完成させるマクラーレン「540C」|Mclaren

スポーツシリーズを完成させるマクラーレン「540C」|Mclaren

McLaren 540C Coupe|マクラーレン 540C クーペスポーツシリーズを完成させるマクラーレン「540C」マクラーレンが新型モデル「540C」を上海オートショーで発表した。今月初頭の「570S」からつづけざまに登場した新型は、どういう位置づけなのか。現地で発表の瞬間にも立ち会った大谷達也氏のリポート。Text & Photographs by OTANI Tatsuyaライバルは911GT34月1日開幕のニューヨークショーでニューモデル「570S」を発表し、アルティメイトシリーズ「P1」、スーパーシリーズ「650S」につづく第3のモデルレンジであるスポーツシリーズの展開を開始したマクラーレン・オートモーティブは、オート上海2015のプレスデイにあたる4月20日にスポーツシリーズ第2弾の「540C」を発表した。570Sの価格は2,556万円、540Cは2,188万円と発表されており、現在のマクラーレンの主力モデルである650Sにくらべるとおよそ500-1000万...
BUGATTI VEYRON 16.4|ブガッティ ヴェイロン 16.4

BUGATTI VEYRON 16.4|ブガッティ ヴェイロン 16.4

BUGATTI VEYRON 16.4ブガッティ ヴェイロン 16.4最高のスーパースポーツブガッティの故郷であるフランスのアルザス地方、モールスハイムに新たにつくられたファクトリーから、300台限定で生産されるスーパースポーツが「ブガッティ・ヴェイロン」だ。1998年にブガッティというブランドを譲り受けたフォルクスワーゲンの、当時会長を務めていたフェルディナンド・ピエヒが開発陣に突きつけた要求は、1000psを上回るパワーと、400km/hを超える最高速だった。もちろん、ブガッティを名乗る以上は芸術的なスタイリングは欠かせない。伝統の半円形のラジエターグリルに流麗なラインが与えられたヴェイロンは、どこか懐かしさを覚える雰囲気を漂わせる一方、その中身は最先端のテクノロジーで固められている。軽量化と高いボディ剛性、そして、安全性の確保のために、ボディはカーボンモノコックを核に、アルミのフレームやボディパネルやステンレスなど、最適な素材が惜しみなく使われている。エンジンは、バンク角が極...
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LAMBORGHINI GALLARDO SPYDER|スーパーカーをオープンで愉しむ

LAMBORGHINI GALLARDO SPYDER|スーパーカーをオープンで愉しむ

LAMBORGHINI GALLARDO SPYDERランボルギーニ ガヤルド スパイダースポーツカーをオープンで愉しむ“ベイビー・ランボ”こと、ガヤルドの登場から2年経った2005年のフランクフルトショーに、颯爽と登場したのが、そのオープンバージョン「ガヤルド・スパイダー」だ。エッジのきいたガヤルドのスタイルはそのままに、ソフトトップを与えられたガヤルド・スパイダーは、幌を開けても閉めても、スポーツカーらしい輝きを放っている。フルオートマチックのソフトトップは、シート背後のエンジンフード下に収納されるという凝ったつくり。エンジンフードそのものはカーボンファイバーで形成された軽量構造で、開閉に要する時間も20秒と非常に短い。ユニークなのはリアウインドウで、幌を開けた際にリアウインドウを上げておけば、風の巻き込みを抑えるウインドディフレクターとして機能する。それ以外の部分はガヤルドの特徴を受け継ぎ、スポーツカーとしての性能にも陰りはない。たとえば、シート背後に搭載されるのは5リッター...
MASERATI GRANTURISMO S|スポーツとエレガンスを見事に表現した2ドアクーペ

MASERATI GRANTURISMO S|スポーツとエレガンスを見事に表現した2ドアクーペ

MASERATI GRANTURISMO Sマセラティ グラントゥーリズモSスポーツとエレガンスを見事に表現した2ドアクーペマセラティが「グラントゥーリズモ」をモデル名として用いたのは、1947年の「A6 1500GTピニンファリーナ」が最初となる。レーシングカーの心臓をもつロードカーとして誕生した初代グラントゥーリズモが、その後のスポーツカーづくりの方向性を決定づけたのはいうまでもない。そして60年後の2007年、「マセラティ・グラントゥーリズモ」がラグジュアリースポーツとして復活を果たした。「グランスポーツ」の後継モデルとなる新型クーペは、ピニンファリーナがデザインを手がけ、ロングノーズの流れるようなフォルムが、マセラティ独自のスポーツとエレガンスを見事に表現している。このグラントゥーリズモをベースに、パフォーマンスを極めたのが、2008年のジュネーブショーに登場した「グラントゥーリズモS」だ。注目は、グラントゥーリズモの4.2リッターV8にかわりノーズに収まる4.7リッターの...
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MP4-12Cとは? 渡辺敏史が解説|McLaren MP4-12C

MP4-12Cとは? 渡辺敏史が解説|McLaren MP4-12C

McLaren MP4-12C|マクラーレン MP4-12C野望を秘めた革新的スーパースポーツ(1)2011年10月5日にジャパンプレミアを果たした“ロードゴーイングF1”と謳われるマクラーレン製高性能スポーツカー「MP4-12C」。レーシングチームの名門として、多くのグランプリ優勝回数、タイトルの獲得回数などを誇り、現在ではさまざまな業種にも着手しているマクラーレンだが、このMP4-12Cは今後年間4000台の生産を目指すという同車にとって、さらなる規模拡大を目論むべく誕生した、まさに肝いりのモデルである。マクラーレンにとって、そしてスーパースポーツカーセグメントにとっても、次世代の幕開けを感じさせる、そんなエポックメイキングなモデルについてジャーナリスト 渡辺敏史氏に語ってもらった。文=渡辺敏史あたらしく建てられる工場で、年間4000台の生産を目論む往年の名ドライバー、ブルース・マクラーレンによって1963年に設立されたレーシングチームは、今やその枠にとどまらず、世界最速のレー...
Audi TTS coupe|「アウディTT」の最上級モデル「TTSクーペ」デビュー

Audi TTS coupe|「アウディTT」の最上級モデル「TTSクーペ」デビュー

Audi TTS coupe|アウディTTSクーペ「アウディTT」の最上級モデル「TTSクーペ」デビューアウディ ジャパンは、デザインコンシャスなスポーツカー「アウディTT」の最上級グレードとなる「TTSクーペ」を、2008年9月2日に発売した。 アウディ ジャパンのドミニク・ベッシュ社長とTTSクーペ。 “アウディの年”にデビューする高性能TT2008年は「ザ・イヤー・オブ・アウディ」──。年初に発売したフェイスリフトされた「A8/S8」を皮切りに、新しいクーペ「A5/S5」、主力モデル「A4/A4アバント」、高性能ワゴン「RS 6アバント」と矢継ぎ早にニューモデルをリリースしているアウディに、またも新型が登場した。クローズドボディの「クーペ」、オープン「ロードスター」が揃う「TT」シリーズの新顔「TTSクーペ」は、パワフルなエンジンや強化された足まわり、専用デザインなどを与えられた高性能な最上級グレード。同郷の競合車を上まわるパフォーマンスをセリングポイントとする。 最大...
Lamborghini Gallardo LP 550-2|ランボルギーニ ガヤルド LP550-2 サーキットで試乗会

Lamborghini Gallardo LP 550-2|ランボルギーニ ガヤルド LP550-2 サーキットで試乗会

Lamborghini Gallardo LP 550-2|ランボルギーニ ガヤルド LP 550-2袖ヶ浦フォレストスピードウェイにて試乗会を開催ランボルギーニ ジャパンは、2011年7月28日、袖ヶ浦フォレストスピードウェイにて、ガヤルドLP 550-2 の試乗会を開催。試乗会場では、LP 550-2トリコローレ、LP 560-4ビコローレ、LP 560-4 スパイダー、LP 570-4 スーパーレジェーラの展示もおこなわれた。Text by OPENERS最高出力550ps、最大トルク540Nmを誇るV10エンジンを搭載 今回試乗会の対象となったガヤルド LP 550-2。ガヤルドにかんして言えば、5月にツートーン塗装とそれにマッチするインテリアを与えられたLP 560-4 ビコローレ、イタリア統一150周年を記念し、グリーン、ホワイト、レッドのストライプがあしらわれたLP 550-2 トリコローレという2台の特別仕様車が日本上陸を果たしている。LP 550-2は、現在のラ...
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ニュー911の真相に迫る! 『911スニーク・プレビュー』レポート|ポルシェ

ニュー911の真相に迫る! 『911スニーク・プレビュー』レポート|ポルシェ

Porsche 911|ポルシェ 911より軽く、より速く、そしてよりエコに!ニュー911の真相に迫る!(1)今年のフランクフルトモーターショーにおける最注目株が“991型”と称される次期型ポルシェ 911だ。大幅なダイエットがほどこされた、先代とほぼ同寸のボディに、さらなるハイパワーと圧倒的な環境性能を手に入れた同車。その詳細を明らかにするイベント『911スニーク・プレビュー』が、ポルシェの本拠地 シュトゥットガルトにあるポルシェミュージアムで開催された。ジャーナリスト 河村康彦氏による現地レポートをお送りする。Text&Photos by KAWAMURA Yasuhikoポルシェ車初のCO2排出量200g/km切り!最近、新開発エンジンへと換装されたE 63 AMGのセダンが230g。「次期モデルではふたたび6気筒にもどる」と噂される、現在はV8エンジン搭載のM3が263g。「“300km/hクラブ”に初参入」と謳うXKR-Sが292g。そして、日本代表のIS-Fが2...
ロサンゼルス・モーターショーで新型『フェアレディZ』がデビュー

ロサンゼルス・モーターショーで新型『フェアレディZ』がデビュー

ロサンゼルス・モーターショーで新型『フェアレディZ』がデビュー北米日産は11月19日、新型『370Z』(日本名『フェアレディZ』)を正式公開した。文=ジラフ70mm短く、33mmワイド化されたボディ新型フェアレディZ(FAIRLADY Z)の外観上最大の特徴は、そのボディサイズだろう。今回公表された数値は、全長4244×全幅1849×全高1322mmというもの。現行モデルと比べて、全長が70mm短くなり、全幅は33mmワイドとなった。全高はほぼ変わらないが、ホイールベースは100mmも短縮され2549mmに、リアのトレッドは56mm拡大されている。前後のオーバーハングも切り詰められたことからも、見た目のインパクトもさることながら、運動性能が各段に高められたことは確実だろう。この新型は大幅な軽量化も図られ、ドアパネル、リアハッチゲートにはアルミ素材を採用。また現行ではアルミ&金属製だったボンネットフードが、フルアルミに変更された。これらの変更により車重は、現行から40kg軽い1466...
新型フェアレディZ、いよいよ日本デビュー

新型フェアレディZ、いよいよ日本デビュー

新型フェアレディZ、いよいよ日本デビュー11月19日、ロサンゼルス・モータショーにて正式公開された新型日産フェアレディZが12月1日、全国一斉に発売された。“Z-ness(Zらしさ)”と“Newness(新しさ)”の融合1969年に初代がデビューして以来、グローバルで約170万台が販売され、日本を代表するスポーツカーとして愛されつづけてきたフェアレディZ(FAIRLADY Z)。その最新型は、初代からの“Z-ness(Zらしさ)”である「ハイパフォーマンス」「デザイン」「ハイバリュー」というファクターをベースに、新しい時代のZにふさわしいパフォーマンスやデザインが生む“Newness”をテーマに開発された。100mm短縮されたホイールベース「すべては走りのために」。そんな開発キーワードが示すとおり、新型では、スポーツカーが本来持っている楽しさ、スポーツカーが人生にもたらす歓びを最大限に提供できるよう、妥協のないクルマづくりを徹底したという。それを端的に示すのが、ボディサイズだろう。...
待望のNISSAN GT-R Spec Vがついにデビュー

待望のNISSAN GT-R Spec Vがついにデビュー

待望のNISSAN GT-R Spec Vがついにデビュー1月8日、日産自動車はGT-Rのハイパフォーマンスバージョンであるスペック Vを発表した。レーシングカーゆずりのカーボンセラミックブレーキ「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」マルチパフォーマンススーパーカーとして、2007年10月の東京モーターショーでグローバルデビューを果たしたNISSAN GT-R。かねてより話題を集めていたそのハイパフォーマンスバージョンたる「Spec V」が1月8日、ついに発表された。今回デビューしたSpec Vでは、ノーマルGT-Rをベースにしながらも、ドライビングを純粋に“スポーツ”として考えるドライバー、サーキットのスポーツ走行を趣味とするドライバー、そして自分とクルマが完全に一体化したレーシングライクな走りを求めるドライバーなど、エキセントリックなまでに走りを極めたいという人をターゲットにしぼって開発された。つまり、「マルチパフォーマンス」の一部を切り捨てて、よ...
ポルシェ 911 カレラ GTSにカリフォルニアで試乗|Porsche

ポルシェ 911 カレラ GTSにカリフォルニアで試乗|Porsche

Porsche 911 Carrera GTS|ポルシェ 911 カレラ GTSポルシェ 911 カレラ GTSにカリフォルニアで試乗ポルシェ「911S」と「GT3」の狭間を埋める中間的なモデルとして登場した「GTS」。河村康彦氏がカリフォルニア郊外のワインディングとウィロースプリングス サーキットで試乗し、GTSの一番の価値はどこにあるのかを確かめた。Text by KAWAMURA Yasuhiko欲張りなリクエストに応える「GTS」「GT3」では見た目も乗り味もコンペティティブに過ぎる――そんな欲張りなリクエストにピタリと応えてくれそうなモデルが追加設定された。2014年末のロサンゼルス モーターショーでヴェールを脱いだ、「911カレラGTS」がそれだ。GT3に準じたフロントビューを筆頭に、スモーク処理を施したヘッドライト ベゼルやセンターロック式のホイールなどで、ベースとなるカレラ系よりも精悍でスポーティな雰囲気を醸し出すカレラGTSは、クーペとカブリオレ、RWDと4WD、...
Lamborghini Aventador LP 700-4|ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 走りを動画で公開

Lamborghini Aventador LP 700-4|ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 走りを動画で公開

Lamborghini Aventador LP 700-4|ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4英国誌『AUTOCAR』が走りを動画で公開英国の自動車専門誌『AUTOCAR』は、You Tube上でランボルギーニのあたらしいフラッグシップである、アヴェンタドール LP700-4のインプレッションムービーを公開した。文=松尾 大最終的な結論は、ファンタスティック!ランボルギーニがムルシエラゴにかわるあらたなフラッグシップとして発表した、アヴェンタドールLP700-4。あたらしく設計された6.5リッターV12エンジンに、最速のシフト時間0.05秒を実現し、革新的なトランスミッションと謳われるISRトランス・ミッション、さらにカーボンファイバー製モノコックとプッシュロッド・サスペンションを備えた非常に野心的なモデルだ。『AUTO CAR』英国版編集部主筆で、飛ばし屋としてもしられるスティーブ・サトクリフによるアヴェンタドールの試乗記が同誌のYou Tubeアカウントで公開...
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