フェラーリF12ベルリネッタをサーキット & 公道でテスト|Ferrari
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2015年4月27日

フェラーリF12ベルリネッタをサーキット & 公道でテスト|Ferrari

Ferrari F12berlinetta|フェラーリ F12ベルリネッタ

英AUTOCAR

フェラーリF12ベルリネッタをサーキット & 公道でテスト

英国メディア、「AUTOCAR」は、先だって日本でも公開された、フェラーリの最新、最速ロードカー「F12ベルリネッタ」をテストドライブ。その動画を公開した。

Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)

0-100km/h加速3.1秒のパワーを後輪でうけとめる

すでに複数回にわたり、OPENERSでも注目している「F12 ベルリネッタ」は、トランスミッションをリヤアクスル直前に配置するトランスアクスルレイアウトをとり、自然吸気のV12エンジンをフロントに搭載する、なんともフェラーリらしいスタイルのFRクーペ。

分間8,700回転を許容するエンジンは、最高出力740psを8,250rpmで、最大トルクは690Nmを6,000rpmから発生。さらに、この最大トルクの80パーセントは2,500rpmから手に入るということで、0-100km/h加速は3.1秒、0-200km/h加速は8.5秒という驚異的なスペックがすでに公開されている。

強大なパワーにたいして、車両重量はわずか1,525kg。Cd値は0.299。いったいどんな走りをするのか、興味の尽きない一台だが、英国メディア『AUTOCAR』は、フェラーリのお膝元、フィオラノサーキットと、公道でのテストドライブをおこない、その動画を公開している。

動画のなかでステアリングをにぎるMatt Saundersは、「F12ベルリネッタ」が、ハイパフォーマンスカーのなかでも、これまでお目にかかったことのないほどに、乗り心地がよい、とまず好評価をくだしている。日常領域でのスタビリティも高いようだ。

いっぽう、コーナリング時はさすがに大パワーゆえか、リヤのブレークははやいという。ただし、コントロールは楽で、スロットルレスポンスがよく、エンジンをコントロールしやすいとも語っている。加速力はさすがにすさまじく、スペックで謳われる数値にいつわりはないようだ。その挙動、ホイールの状態からうかがえる4輪の制御など、さらなる詳細については、動画に注目である。

           
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