Audi TTS coupe|「アウディTT」の最上級モデル「TTSクーペ」デビュー
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2015年4月23日

Audi TTS coupe|「アウディTT」の最上級モデル「TTSクーペ」デビュー

Audi TTS coupe|アウディTTSクーペ

「アウディTT」の最上級モデル「TTSクーペ」デビュー

アウディ ジャパンは、デザインコンシャスなスポーツカー「アウディTT」の最上級グレードとなる「TTSクーペ」を、2008年9月2日に発売した。

“アウディの年”にデビューする高性能TT

アウディ ジャパンのドミニク・ベッシュ社長とTTSクーペ。

“アウディの年”にデビューする高性能TT

2008年は「ザ・イヤー・オブ・アウディ」──。
年初に発売したフェイスリフトされた「A8/S8」を皮切りに、新しいクーペ「A5/S5」、主力モデル「A4/A4アバント」、高性能ワゴン「RS 6アバント」と矢継ぎ早にニューモデルをリリースしているアウディに、またも新型が登場した。

クローズドボディの「クーペ」、オープン「ロードスター」が揃う「TT」シリーズの新顔「TTSクーペ」は、パワフルなエンジンや強化された足まわり、専用デザインなどを与えられた高性能な最上級グレード。同郷の競合車を上まわるパフォーマンスをセリングポイントとする。

最大の特徴であるエンジンは、既存の2リッター直噴ターボユニット「2.0TFSI」の各所をチューンナップしたもので、最高出力36パーセント増の272ps、最大トルクは25パーセントアップし35.7kgmを発生。この強心臓に、定評あるデュアルクラッチ式の6段オートマチックトランスミッション「Sトロニック」を組み合わせ、そして駆動方式はアウディ自慢の4WD「クワトロ」を採用した。

気になるスポーツカーとしての性能は、0-100km/h加速で5.2秒、最高速度250km/h(リミッター制御)。 今日的な尺度である環境性能は、10・15モード燃費で10.8km/リッター、CO2排出量は226.7g/kmで、ライバル車を凌駕すると謳われる。

“アウディの年”にデビューする高性能TT

直噴2リッター直4ターボは、272psと35.7kgmを発生。

“アウディの年”にデビューする高性能TT

内外のデザインは、基本的にベースのTTクーペと大きな違いはないが、LEDポジショニングランプを内蔵したバイキセノンヘッドランプや専用デザインのバンパー、リアからのぞく4本出しのエキゾーストテールパイプなどでスポーティな演出がなされる。

インテリアでは、レザーのスポーツシートに加え、サーキット走行で重宝するラップタイムカウンターなどが備わる。

また磁気流体で減衰力をコントロールする「マグネティックライド・サスペンション」を標準で装備し、足まわりも強化。見かけ以上にスペシャルだ。

プレミアムコンパクトスポーツカーであるTTのフラッグシップ、TTSクーペは、左ハンドル仕様のみで、675万円のプライスタグをつけて販売される。

           
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