アウディ A6セダンがよりシャープにフルモデルチェンジ
CAR / NEWS
2025年5月1日

アウディ A6セダンがよりシャープにフルモデルチェンジ

Audi A6 Sedan|アウディ A6 セダン

アウディは、プレミアムクラスモデル「A6セダン」をフルモデルチェンジ。ドイツ本国では受注がすでに開始され、2025年夏ごろからデリバリーが開始される予定だ。

Text by YANAKA Tomomi

エンジンは2リッターディーゼルと3リッターガソリンをラインアップ

ステーションワゴンタイプの「A6アバント」に続き、「A6セダン」もフルモデルチェンジした新型モデルが発表された。
注目すべきはシャープに削ぎ落とされたようなデザインと、0.23という空気抵抗係数値。内燃エンジンを搭載する量産モデルとしてアウディ史上最高の数値となるという。
フロントデザインでは、スリムなヘッドライトやアウディのフォーリングスが際立った位置に配され、低い位置にある大型シングルフレームとともに印象的な表情を創り出す。
リアも精緻なグラフィックを備えたリアライトにくわえ、それらをつなぐ一体型のライトスリップが新型A6セダンならではの存在感を放つ。
ノッチバックの特別な形状も車両の空力性能に大きく寄与しており、テールゲートの鋭いカーブとその手前のくぼみが最適な気流の剥離を生み出すという。さらに大型で幅の広いディフューザーを組み合わせることで、ドライビングダイナミクスを向上させるという。
よりスポーティなドライビングを求める人には、オプションでアダプティブエアサスペンションや、ダイレクトなステアリングのレスポンスが得られ、低速時に後輪が前輪と逆方向に最大5度まで切れることで市街地などでの取り回しが向上するオールホイールステアリングなども用意された。
パワートレインはガソリンとディーゼルの2種類。2.0リッターの4気筒ディーゼルエンジンは最高出力150kW(204ps)を、3.0リッター6気筒ガソリンエンジンは270kW(367ps)を発生。
いずれもマイルドハイブリッドが搭載されており、最大230Nmの追加トルクと最大18kW(24ps)の電力を提供し、減速時には最大25kWの回生エネルギーが得られるという。
本国ドイツではすでに受注がスタートしている「A6セダン」。日本への上陸が待たれる。
問い合わせ先

アウディ コミュニケーションセンター
Tel.0120-598-106
https://www.audi.co.jp/

                      
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