20世紀最大のEVブランドが復活|Detroit Electric

20世紀最大のEVブランドが復活|Detroit Electric

Detroit Electric SP:01|デトロイト・エレクトリック SP:0120世紀最大のEVブランドが中国で復活「SP:01」という電動ミッドシップ2シータースポーツをひっさげて上海モーターショーに登場したデトロイト・エレクトリックは、あたらしいと同時に、長い歴史をもったブランドだ。その成り立ちと今後を山崎元裕氏が解説。Text by YAMAZAKI Motohiroデトロイト・エレクトリックの出自アメリカのミシガン州デトロイト。ここに20世紀初頭、デトロイト・エレクトリックというEVメーカーが存在していた。1907年に設立され、1939年までに約1万3,000台のEVをセールスした同社は、残念ながらそのビジネスを継続させることが不可能となり、歴史の中にその名を残すのみの存在となっていた。ちなみにこの1万3,000台という数字は、20世紀にセールスされたEVの中では最大のもの。つまりデトロイト・エレクトリックは、20世紀にもっとも成功したEVメーカーなのだ。このデトロイ...
EVにF1テクノロジーを搭載した「Twizy R.S. F1」を公開|Renault

EVにF1テクノロジーを搭載した「Twizy R.S. F1」を公開|Renault

Renault Twizy Renault Sport F1 Concept|ルノー トゥイージー ルノー・スポール F1 コンセプトレースの職人がてがけたTwizyのレーシングカーが登場!1994年、パリモーターショーに登場したルノーのミニバン「エスパス」にウイリアムズ・ルノーF1のエンジンを搭載した「エスパス F1」。その、後継ともいうべきは、2人乗り電気自動車「Twizy」を、ルノーがほこる世界最高峰の技術者たちが磨きに磨き上げたレーシングカー「Twizy ルノー・スポール F1」だ。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)KERS搭載ルノーの2人乗り超小型電気自動車「Twizy」に「Twizy ルノー・スポール F1」なるコンセプトモデルが登場した。このクルマは、Twizyをベースとして、ルノーがF1でつちかったテクノロジーを反映した1人乗りのレーシングカーで、フロントスプリッター、サイドポッド、リアウイング、ディフューザー、レインライトといった装備...
ポルシェ911誕生50周年イベント 第2回|Porsche

ポルシェ911誕生50周年イベント 第2回|Porsche

Porsche 911|ポルシェ 91150周年 ワールドツアーリポート 第2回近代スーパースポーツとしての911の確立──930、964、993篇より高性能に、より快適に。モデルバリエーションを拡大しながら、「911」は2代目「930」型、3代目「964」型、4代目「993」型と進化につれて、その地位を盤石なものとしていった。50周年を記念した歴代911の一斉テスト、1回目につづく今回は、911の道筋において、ひとつの黄金期たる空冷911を島下泰久氏がテスト。Text by SHIMASHITA Yasuhisa伝説の「73カレラ」を上まわるパフォーマンス厳しさを増す北米の安全基準をクリアするために、大型バンパーを採用して登場した1974年モデル以降は「ビッグバンパー」、あるいは「930」などと呼ばれることが多いが、ポルシェ本社はその1974年モデルの社内記号をもちいて最近では「G-Model」を正式名称としているようだ。このG-Modelは当初は2.7リッターエンジンを搭載。1...
ラピード S 日本でお披露目|Aston Martin

ラピード S 日本でお披露目|Aston Martin

Aston Martin Rapide S|アストンマーティン ラピード Sアストンマーティン ラピードS 日本でお披露目アストンマーティン創業100周年を代表する3台のニューモデル。新型「DB9」、「ヴァンキッシュ」につづいて、ついに「ラピード S」も日本上陸を果たした。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)スポーツカーのダイナミズムとリムジンのコンフォートアストンマーティンの美学に貫かれた内外装、エンジンをフロントに、ギアボックスをリアに搭載する理想的な前後重量配分、そしてGTスポーツカーとしての高い資質。アストンマーティン「ラピード S」は、アストンマーティンならではの哲学を4ドアボディで体現する、「ラピード」の後継モデルだ。すでにOPENERSでは、今年初頭のジュネーブモーターショーでのデビュー、さらに西川淳氏による試乗記も掲載しているため、ご存知のかたも多いだろうが、外観上は、フロントグリルが分割されているか否かが、新旧を見分けやすいポイントとな...
フェラーリ FF 雪上アタック|Ferrari

フェラーリ FF 雪上アタック|Ferrari

Ferrari FF|フェラーリ FFほかのフェラーリでは絶対に味わえないフェラーリ FF 雪上アタックジュネーブモーターショーで公開され、話題をさらった、フェラーリのフラッグシップスーパーカー「ラ・フェラーリ」がジャパンプレミアを果たした。Text by YAMAZAKI Motohiroフルサイズの2+2モデル「FF」とは、「フェラーリ フォー」を意味する称号であるから、それをあえて、フェラーリ 「フェラーリ FF」と表記する必要はないのだそうだ。ちなみに先日開催されたジュネーブショーでは、499台が限定生産される新型スペチアーレに、「ラ フェラーリ」というネーミングが掲げられているが、こちらも事情はおなじである。FFが誕生したのは2011年のジュネーブショーでのこと。つまりそのデビューからは、約2年という時間が経過していることになるが、今回はFFの実力を、改めてスノーロードで体験することができたので、それを報告しよう。まずは復習の意味もかねて、簡単にFFの構成と、オンロードで...
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カンナムに捧げるマクラーレンがグッドウッドに|McLaren

カンナムに捧げるマクラーレンがグッドウッドに|McLaren

McLaren 12C GT Can-Am Edition|マクラーレン 12C GT カンナム エディションカンナムに捧げるマクラーレンがグッドウッドに1963年設立のレーシングチームとしてのマクラーレンは、その50周年となる2013年、グッドウッド フェスティバル オブ スピードで「12C GT カンナム エディション」の走行を披露する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)マクラーレン伝説を呼び起こすモデル1966年から1986年まで開催されていたプロトタイプレーシングカー選手権のひとつ、カナディアン-アメリカン チャレンジカップ、通称カンナム(Can-Am)は、排気量制限が事実上なく、豪快なレースとして人気をあつめていた。そのカンナムにおいて、開幕シーズンから1971年まで、マクラーレンは、マクラーレン チームの創設者ブルース・マクラーレンとデニス・ハルムの駆るイエローのマシンの活躍にも支えられ、独壇場ともいえる圧倒的な強さをほこり、マクラーレン=...
プジョー Onyxがルイ・ヴィトン クラシックアワードを獲得|Peugeot

プジョー Onyxがルイ・ヴィトン クラシックアワードを獲得|Peugeot

Peugeot Onyx|プジョー オニキスプジョー Onyxがルイ・ヴィトン クラシックアワードを獲得ジュネーブモーターショーで公開され、話題をさらった、フェラーリのフラッグシップスーパーカー「ラ・フェラーリ」がジャパンプレミアを果たした。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)斬新な素材に注目2005年の第1回目開催以来、世界でもっとも権威あるクラシックカーアワードのひとつに数えられる、ルイ・ヴィトン クラシック アワードが、今年も、パリ、ブーローニュの森にあるレストラン「ル・プレ・カトラン」を舞台に開催された。このイベントは、いわゆるコンクールデレガンス、一堂に介した世界中のクラシックカーの中から「ベスト・オブ・ショー」を選出する「ルイ・ヴィトン クラシック コンクール アワード」が中心となるもので、今年は「フェラーリ 250 GTO」の一台がそのアワードを受賞したのだが、もうひとつ、このイベントには、「コンセプト アワード」という、今後40年のあいだ...
アルファ ロメオ4Cデビュー!|Alfa Romeo

アルファ ロメオ4Cデビュー!|Alfa Romeo

Alfa Romeo 4C|アルファ ロメオ 4Cアルファ ロメオ4Cデビュー!アルファ ロメオは、3月に開催されるジュネーブ国際モーターショーにおいて、2人乗りのミッドシップ スポーツ「4C」の市販モデルをワールドプレミアすると発表した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)全長4メートル以下のコンパクトスポーツ「アルファ ロメオ 4C」は、全長4mを切る、2人乗りのコンパクトカー。デザインからも見てとれるとおり、2006年のパリモーターショーにて台数限定で発売された「8C コンペティツィオーネ」の系譜にあたる。搭載されるエンジンは、「ミト」のスポーティーバージョン「クアドロフォリオ・ヴェルデ」に採用されている、1,750cc直列4気筒ターボをさらに進化させたもので、吸排気システムを専用のものにするとともに、筒内直接噴射や吸排気無段階可変バルブタイミング、ターボラグを除去する“スカベンジングコントロールシステム”を搭載。これを運転席のすぐうしろ、つ...
マクラーレン P1のインテリアを公開|McLaren

マクラーレン P1のインテリアを公開|McLaren

McLaren P1|マクラーレン P1マクラーレン P1のインテリアを公開3月のジュネーブモーターショーを目前に、マクラーレンのコンセプトモデル「P1」にかんするあらたな情報がいま続々と公開されている。ベールに包まれたその全貌がいよいよ明らかになってきた。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)キャビンはジェット戦闘機をイメージ昨年9月のパリモーターショーで、その姿をはじめて披露した「P1」。コンセプトモデルながらも、「MP4-12C」「MP4-12Cスパイダー」につづくマクラーレンの次期スペシャルモデルとして話題を集めたことは、まだ記憶にあたらしい。プロダクションモデルの正式な発表は、3月のジュネーブモーターショーとなる予定だが、開幕を目前に、これまでベールに包まれていたディテールの一部があらたに公開された。今回発表されたものは、カーボン製のキャビンとデジタル式のインパネのふたつ。マクラーレンがジェット戦闘機をイメージしデザインしたという室内は、無...
新世紀ハイエンド スーパースポーツの世界|Super Sports 2013

新世紀ハイエンド スーパースポーツの世界|Super Sports 2013

Porsche 918 Spyder|ポルシェ 918 スパイダーMcLaren P1|マクラーレン P1Ferrari LaFerrari|フェラーリ ラ フェラーリポルシェ、マクラーレン、そしてフェラーリからHVモデルが誕生新世紀ハイエンド スーパースポーツの世界2010年のジュネーブショーでポルシェが発表したコンセプトカー「918 スパイダー」を皮切りに、一気に加速した新世代ハイエンド スーパースポーツの開発。マクラーレンは2012年のパリサロンで「P1」を、そしてフェラーリは2013年のジュネーブショー「ラ フェラーリ」をデビューさせた。運動性能と環境性能の両立という新世代スーパースポーツのあらたな価値感に、ポルシェ、マクラーレン、フェラーリはどのようにアプローチしたのか。現時点における技術の集大成ともいうべきスペシャルモデル3台について、山崎元裕が迫る。Text by YAMAZAKI Motohiro歴史的サプライズとなった918 スパイダーの誕生未来において、我々がス...
ポルシェ 911 ターボ & ターボ S公開|Porsche

ポルシェ 911 ターボ & ターボ S公開|Porsche

Porsche 911 Turbo|ポルシェ 911 ターボPorsche 911 Turbo S|ポルシェ 911 ターボS911 ターボ & ターボ S公開ポルシェは今年9月に開催される、フランクフルトモーターショーに、「911ターボ」および「911ターボS」を出展する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)911のあらたな頂点登場が待ち望まれていた、991型こと7代目ポルシェ「911」をベースとした、「911ターボ」および「911ターボS」が今年のフランクフルトモーターショーでデビューすることがあきらかになった。同時に公表されたスペックによると、エンジンは3.8リッター水平対向6気筒をターボ、ターボSともに採用。最高出力はそれぞれ383kW(520ps)、412kW(560ps)になり、7段PDKを介して4輪を駆動する。0-100km/h加速は、スポーツクロノパッケージを装着した状態で、3.2秒と3.1秒だ。トップスピードは318km/h。いっぽうの...
CLS 63 AMG がマイナーチェンジ|Mercedes-Benz

CLS 63 AMG がマイナーチェンジ|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz CLS 63 AMG|メルセデス・ベンツ CLS 63 AMGMercedes-Benz CLS 63 AMG Shooting Brake|メルセデス・ベンツ CLS 63 AMG シューティングブレークマイナーチェンジをうけたCLS 63 AMG 四輪駆動モデルとSモデルが日本に今年初頭「E 63 AMG」とともにデトロイトモーターショーで登場した「CLS 63 AMG」および「CLS 63 AMG シューティングブレーク」のパフォーマンスを向上した、マイナーチェンジバージョンが、本日より、日本でも発売となった。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)CLS 63 AMGは出力が向上今年初頭のデトロイトモーターショーで、ビッグマイナーチェンジモデルをうけた「Eクラス」をベースとした「E 63 AMG」とともに発表された、マイナーチェンジバージョンの「CLS 63 AMG」。新型「E 63 AMG」日本導入も間近と噂されるなか、...
ル・マンの伝説に捧げるベントレー|Bentley

ル・マンの伝説に捧げるベントレー|Bentley

Bentley Le Mans Limited Edition|ベントレー ル・マン リミテッド エディションル・マンの伝説にささげるベントレール・マン24時間レース参戦90周年にして、最後の勝利からも10年。これを記念した特別なカスタマイズが北米のベントレーに追加された。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)新旧ベントレーボーイズの名を冠する1923年にはじまったル・マン24時間レースが、今年で90周年を迎えた。ということはつまり、ベントレーの同耐久レースへの初参戦からも90年の時が流れたことになる。くわえてフォルクスワーゲングループの一員として、2001年にル・マンに復帰したベントレーが総合優勝を勝ち取ったのは2003年。つまり、そこからも10年が経過したことになる。ベントレーはこれを記念して6種類の特別なモデルを設定した。特別モデルはそれぞれ48台限定で、現行のベントレーのラインナップからカスタマーが望むモデルに設定できる、一種のカスタマイズオプショ...
スーパー ゴルフ GTI 公開|Volkswagen

スーパー ゴルフ GTI 公開|Volkswagen

Volkswagen Design Vision GTI|フォルクスワーゲン デザイン ヴィジョン GTIスーパー ゴルフ GTI 公開先日お伝えした500ps以上の最高出力をほこるゴルフベースのコンセプトモデル「デザイン ビジョン GTI」。その実車がついに公開された。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)レーシング ゴルフ7フォルクスワーゲンがオーストリアでおこなった「GTIミーティング」で、これまでデザイン画のみが公開されていた「デザイン ビジョンGTI」がついに登場した。イベント写真からもおわかりのように、ファンミーティングということで、大勢の人々が集まり、11日まで開催されているこのイベント。会場にはフォルクスワーゲンの監査役会長 フェルディナント・K・ピエヒ氏の姿もあったようだ。フェルディナント・ピエヒ氏とピエヒ夫人ことウルスラ・ピエヒ氏ショーの華となるコンセプトモデルは、ゴルフベースのレーシングカー「デザイン ビジョン GTI」。実物の写真か...
メルセデス・ベンツ Eクラス AMGモデルもリニューアル|Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツ Eクラス AMGモデルもリニューアル|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz E 63 AMG|メルセデス・ベンツ E 63 AMGEクラス AMG モデル ラインアップを拡充メルセデス・ベンツ日本は、「Eクラス」のビッグマイナーチェンジにあわせて、AMGモデルである「E 63 AMG」のラインアップも変更した。Text & Event Photographs by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)四輪駆動モデル、Sモデルも上陸すでに、姉妹モデルたる、「CLS 63 AMG」のマイナーチェンジモデルを発表しているメルセデス・ベンツ日本だが、本日の新型「Eクラス」発表にあわせて、そのAMGモデルのライナップへの変更も正式に発表した。その変更内容は、基本的にCLS 63 AMGのそれにならう。エンジンは5.5リッターV型8気筒直噴ツインターボ。最高出力は410kW(557ps)、最大トルクは760Nmと、超ド級のスペックだ。同時に、ECO スタートストップ機能(アイドリングストップ機能)や電子制御7段オートマテ...
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