スポーツカー
「スポーツカー」に関する記事
動画で見る、ラ フェラーリ|Ferrari
Ferrari LaFerrari|フェラーリ ラ フェラーリ動画で見る、ラ フェラーリコードネーム「F150」改め、一昨日ワールドプレミアを迎え待望のデビューを果たしたフェラーリの新型スペチアーレ「ラ フェラーリ」。その熱狂は一夜明けても冷めることなく、フェラーリからさらに詳細な情報が送られてきた。本日あらたに公開された動画は全部で5本。ここでは、簡単にその概要を説明したい。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)吠えるV12サウンド1984年に登場した「288GTO」を皮切りにスタートしたフェラーリの特別限定モデル。本動画では、歴代のスペチアーレを振り返りながら、昨日登場した「ラ フェラーリ」のプロモーションムービーがはじまる。エクステリア、インテリアとつづき、最後は走行シーンへ。もちろん、V12エンジンサウンドも収録済だ。シートポジションもF1譲り41:59という理想的な重量配分と、458イタリア並みのコンパクトなホイールベースを手に入れた「ラ ...
ジュネーブ現地リポート|Lamborghini
Lamborghini Veneno|ランボルギーニ ヴェネーノランボルギーニのなかのランボルギーニジュネーブモーターショー2013の前夜にワールドプレミアのフラッシュを浴びたランボルギーニの究極モデル「ヴェネーノ」。この世に3台のみが存在する、特別なランボルギーニを、現地から大谷達也氏がリポート。Text by OTANI TatsuyaEvent Photographs by MOCHIZUKI Hirohikoもうひとりの英雄積年の宿敵であるフェラーリがあたらしいフラッグシップモデルを発表し、“新興勢力”のマクラーレンも「P1」のプロダクションモデルを公開した今年のジュネーブショーで、スーパーカー界のもうひとりのヒーローであるランボルギーニが何も手を打たないというわけにはいかなかった。まして2013年はランボルギーニにとって創業50周年にあたる重要な年。そこで彼らが世に問うたのが、ここに紹介するヴェネーノだった。それにしても、このエクステリアデザインは強烈だ。よくよく見れば、...
オープンエアモータリングを楽しむための新型コルベット|Chevrolet
Chevrolet Corvette Stingray Convertible|シボレー コルベット スティングレイ コンバーチブルオープンエアモータリングを楽しむための新型コルベット今年1月のデトロイトモーターショーでワールドプレミアを迎えたシボレー「コルベット スティングレイ」につづき、はやくもそのオープントップ版となる「コルベット スティングレイ コンバーチブル」が、ジュネーブショーで公開された。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)早くもコンバーチブルが登場伝統の名称「スティングレイ」を復活させ、第7世代モデルとして今年1月に登場したシボレー「コルベット スティングレイ」。今回、あらたに追加された「コルベット スティングレイ コンバーチブル」も,1953年からつづく歴代モデル同様にソフトトップを採用する。新開発となる全自動開閉システムは、50km/h以下ならば走行中でも幌の開閉が可能で、キーの操作のみで遠隔操作をおこなうこともできる。デザイン...
ジュネーブ現地リポート|Alfa Romeo
Alfa Romeo 4C |アルファ ロメオ 4Cアルファ ロメオのライトウエイトスポーツがアンヴェール軽量ボディに、手ごろなパワーの4気筒ターボエンジン。そしてミッドシップレイアウト。そんなスポーツカーとして楽しそうな要素が満載のアルファ ロメオ「4C」が、いよいよジュネーブモーターショー2013でアンヴェールの瞬間をむかえた。大谷達也氏の現地レポートが到着!Text by OTANI TatsuyaPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko & Alfa Romeo21世紀のライトウェイトスポーツカー期待のコンパクトスポーツカー、アルファ ロメオ「4C」がついにジュネーブショーでベールを脱いだ。モノコックにカーボンコンポジットを採用し、縦置きにミッドシップされた1.75リッター直4ターボエンジンで後輪を駆動する基本構成は21世紀のライトウェイトスポーツカーとして理想的なものといえる。ジュリエッタ譲りのエンジンは240psを発揮。いっぽうで、パワ...
ホンダブランドのNSXあらわる!|Honda
HONDA NSX Concept|ホンダ NSX コンセプトHONDA Civic Tourer Concept|ホンダ シビック ツアラー コンセプトHONDA CR-V|ホンダ CR-VホンダブランドのNSX公開ホンダは現在開催中のジュネーブモーターショー2013で「NSX コンセプト」と「シビックツアラーコンセプト」、ディーゼルエンジンの1.6リッター「i-DTEC」搭載の「CR-V」を公開した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)ホンダのエンブレムをつけたNSX今年1月に開催された「デトロイトモーターショー2013」に登場した「アキュラ NSX コンセプト」が、今回欧州仕様のホンダバージョンとなってジュネーブモーターショー2013に登場した。2005年に製造を終了して以来、ずっと後継車の計画、開発が進められてきた「次期NSX」だが、いよいよ登場予定の2015年も近くなってきた。今回のショーに登場したこのコンセプトモデルはかなり市販モデルに近いもので...
アヴェンタドール ロードスターに試乗|Lamborghini
Lamborghini Aventador LP 700-4 Roadster|ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスターアヴェンタドール ロードスターに試乗ランボルギーニ伝統のミッドシップオープンスーパーカー。その最新モデル「アヴェンタドール ロードスター」が、ランボルギーニ創業50周年という記念すべき年の幕開けを告げる。Text by NISHIKAWA Ju猛牛ミッドシップ オープンの系譜なんと豪勢なアペリティーボ(食前酒)だろうか。ランボルギーニのフラッグシップ「アヴェンタドール LP700-4」のロードスターバージョン、ついに発進……創立50周年の祝祭を前に、ファイティングブルが自ら放った祝砲の第一弾、というわけである。マイアミ ホームステッドレースウェイを起点に開催されたインターナショナルダイナミックローンチ(国際試乗会)に参加した。ランボルギーニの12気筒ミドシップロードスターの歴史は、たった一台のみつくられたショーカー「ミウラ ロードスター」に...
新型R8が日本上陸|Audi
Audi R8|アウディ R8改良されたR8が日本上陸アウディジャパンは、2012年のモスクワ国際モーターショーでデビューした、改良版「R8」を発表。同時に、競技用車両「R8 LMS」の2013年モデルもお披露目した。Text & Photographs by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)必要なのは変化ではなく最適化アウディのモデルラインナップは、ル・マン24時間レースで勝利したレーシングカー「Audi R18 e-tron quattro」を頂点に、FIA GT3クラス仕様のレーシングモデル「Audi R8 LMS」シリーズ、以降、RS、S、AおよびQとつづいていくが、「R8」は、このうちで「R8 LMS」に直結するロードカー──あるいは「R8 LMS」が「R8」の競技バージョンであるといったほうが正確だろうか。公道走行を前提としたアウディとしては、スポーツ性能において最上位に位置するモデルであり、2006年にパリモーターショーでデビューを飾った。「R...
NSXコンセプトが進化して登場|Honda
Acura MDX Prototype|アキュラ MDX プロトタイプAcura NSX Concept|アキュラ NSX コンセプトNSXコンセプトが進化して登場ホンダはデトロイトモーターショー2013で、アキュラブランドの新型「MDXプロトタイプ」と、進化した「NSXコンセプト」を初公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)MDXプロトタイプは市販間近すでにOPENERSでも事前情報を掲載している「MDXプロトタイプ」がデトロイトモーターショーで公開となった。次世代デザインのフロントグリルや「ジュエルアイ」とよばれるLEDヘッドライトを採用した、次期「MDX」を予告するモデルであり、実際に、2013年半ばから米国での販売を予定している。7人乗りの大柄なラグジュアリーSUVだが、居住性を犠牲にせずに、全高を現行型から1.5インチ低くしたという。パワートレインは3.5リッター直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンだ。NSXコンセプトはインテリ...
アストンマーティン創立100周年記念モデルが登場|Aston Martin
Aston Martin Vanquishi Centenary Edition|アストンマーティン ヴァンキッシュ 100周年記念エディションアストンマーティン創立100周年記念モデルが登場アストンマーティンは、創立100周年記念エディションを発表した。クラフツマンシップの生み出す特別なクルマ、アストンマーティンを、さらに特別に仕上げた世界で100台の限定モデルだ。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)アストンヒルから100年ライオネル・マーティンとロバート・バムフォードの2人が、おもにヒルクライムに向けたクルマを開発するべく、アストンマーティンの前身となる“バムフォード & マーティン”を創立したのは1913年のこと。アストン クリントンのアストン ヒルから名前をとった、アストンマーティンを冠する最初のクルマは1914年に登場した。つまり、いまや英国を代表するスポーツカーブランドは、今年、創立100周年を迎えたのだ。美しいグラデーションをみせる...
白紙から開発をスタートさせたコルベットの第7世代モデル|Chevrolet
Chevrolet Corvette Stingray|シボレー コルベット スティングレイ白紙から開発をスタートさせたコルベットの第7世代モデル伝統の名称「スティングレイ」を復活させた、シボレーのフラッグシップスポーツカーがデトロイトモーターショーでデビュー。すべてを白紙に戻し、一から開発された「コルベット」の第7世代モデルだ。Text by SAKURAI Kenichiアメリカンスポーツのあらたなシンボル1953年に登場以来、シボレーのフラッグシップの座を綿々と守る「コルベット」の新型モデルが、デトロイトショーのプレスデイ前日となる1月13日に発表された。「C7」と呼ばれる第7世代に当たるこの新型車は、かつて一世を風靡した第2世代や第3世代モデルがそう呼ばれたのと同じように、「スティングレイ」のサブネームが復活。米国では「コルベット スティングレイ」の名称が与えられた。このC7では、先代モデルから受け継いだパーツがたったのふたつしかない。ニューモデルはすべてを白紙に戻し、一か...
デトロイト現地リポート|Chevrolet
Chevrolet|シボレーデトロイトの主役!デトロイトモータショー2013に参加した島下泰久氏からの現地リポート第2弾はシボレー。スティングレイの名を冠した7代目「コルベット」が登場!Text by SHIMASHITA Yasuhisaエンジンは当然、V8 OHV今回のショーの主役は、間違いなくコレ。7世代目となり久々に“スティングレイの名が冠された”新型「シボレー コルベット スティングレイ」だ。ロングノーズ・ショートデッキの典型的なFRプロポーションを取る新型コルベットだが、ディテールは一気に洗練されて、きわめて現代的な仕上がりとなっている。リアウインドウがボディサイドに回り込んでおらず、代わりにリアクウォーターウインドウを設けていること、丸型ではなくなったテールランプなどのディテールは、あるいは従来のファンは戸惑うところかもしれない。しかし皆の思い入れが強いだけに、変化すれば必ず議論を呼ぶのは、コルベットの宿命である。中身もきわめて革新的だ。そのボディはあたらしいアルミフ...
GTの名にふさわしい184psのハイパフォーマンスモデル|Dodge
Dodge Dart GT|ダッジ ダート GTGTの名にふさわしい184psのハイパフォーマンスモデルクライスラーは、アルファロメオ「ジュリエッタ」のダッジバージョン、「ダート」に高性能モデル「ダート GT」を追加。デトロイトモーターショーで発表をおこなった。Text by SAKURAI Kenichiイタリア生まれ、アメリカ育ちの辛口スポーツ「ダッジ ダート」は、クライスラーの親会社となったフィアット傘下のアルファロメオがリリースするコンパクトセダン、「ジュリエッタ」のダッジ版といえるモデルだ。シャシーやパワートレーンなど、主要なハードはジュリエッタのプラットフォームを流用し、そこにダッジ デザインのボディやインテリアを組み込んだ、いわば欧米合作となるCセグメントモデルである。“ダート”という車名は1963年に登場したダッジ ダートのリバイバルで、当時のダートはコンパクトなボディにパワフルなエンジンを搭載したことから、いまでも語り継がれるハイパフォーマンスモデルとしてマニア筋...
CLS 63 AMG シューティングブレークに試乗|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz CLS 63 AMG Shooting Brake|メルセデス・ベンツ CLS 63 AMG シューティングブレークスポーティセダンだけが持つ独特の“味”をシューティングブレークでCLS 63 AMG シューティングブレークに試乗いまや4ドアクーペの代名詞とも言えるメルセデス・ベンツ「CLSクラス」のラインナップにあらたにくわわった「CLS シューティングブレーク」。今回、そのトップに君臨する「CLS 63 AMG シューティングブレーク」を試す機会を得た。最高出力524ps(386kW)の新世代AMG製V型8気筒エンジンを搭載し、ワゴンスタイルのクルマとしては、もはや過剰ともいえるスペックを持つこのモデルには、メルセデス・AMG独自の世界がある。小川フミオがテストドライブ。Text by OGAWA FumioPhotographs by MOCHIZUKI HirohikoSクラスではフォーマルすぎるメルセデス・ベンツ「CLS シューティングブレーク...
進化した4ドアサルーン「ラピードS」を発表|Aston Martin
Aston Martin Rapide S|アストンマーティン ラピードS進化した4ドアサルーン「ラピードS」を発表アストンマーティンは、4ドアサルーンの「ラピード」にはじめてのマイナーチェンジを施し、1月23日、発表をおこなった。実車は3月のジュネーブショーで世界初公開となる予定だ。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)17パーセントの出力向上創立100周年という、記念すべき年を迎えたアストンマーティン。先に発表された、世界100台限定の「ヴァンキッシュ」記念モデルにつづき、英国ゲイドンからまたあらたなニュースが送られてきた。4ドアサルーン「ラピード」がマイナーチェンジを受け、パワーアップ版、「ラピードS」へと置きかわる。アストンマーティンにとって史上初の4ドアとなったラピードは、クーペスタイルのエクステリアデザインに、独立4座のシートを備えたラグジュアリーGTカーとして、2009年のフランクフルトショーで、その姿をはじめてあらわした。今回のマイナ...
フェラーリ 458スパイダー&FFをロードテスト|Ferrari
Ferrari 458 Spider & FF|フェラーリ 458 スパイダー & FF優美な力で人生を彩る2台のフェラーリをロードテストフェラーリを語るとき、その圧倒的な運動性能ばかりが注目されすぎてはいないだろうか──OPENERSは今回、渡辺敏史氏とともに「458スパイダー」、そして「FF」をロードテスト。あくまで日常的な領域において、その魅力とフェラーリがもたらす価値を問いなおす。Text by WATANABE ToshifumiPhotographs by MOCHIZUKI Hirohikoスポーツ性能を突き詰めたことで高い日常性を獲得した21世紀に入ってからの十幾年における、フェラーリの最大の進化。それを誤解をおそれずにいえば「誰にでも扱える」ものになったということだろう。単にドライビングスキルを問われなくなったというだけではない。安全性や信頼性や快適性に……と、市販車としてのあらゆるファクターで、フェラーリはおおくのユーザーを満足させるべく、間口を...