メルセデス・ベンツ Eクラス AMGモデルもリニューアル|Mercedes-Benz
CAR / NEWS
2014年12月4日

メルセデス・ベンツ Eクラス AMGモデルもリニューアル|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz E 63 AMG|メルセデス・ベンツ E 63 AMG

Eクラス AMG モデル ラインアップを拡充

メルセデス・ベンツ日本は、「Eクラス」のビッグマイナーチェンジにあわせて、AMGモデルである「E 63 AMG」のラインアップも変更した。

Text & Event Photographs by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)

四輪駆動モデル、Sモデルも上陸

すでに、姉妹モデルたる、「CLS 63 AMG」のマイナーチェンジモデルを発表しているメルセデス・ベンツ日本だが、本日の新型「Eクラス」発表にあわせて、そのAMGモデルのライナップへの変更も正式に発表した。

その変更内容は、基本的にCLS 63 AMGのそれにならう。

エンジンは5.5リッターV型8気筒直噴ツインターボ。最高出力は410kW(557ps)、最大トルクは760Nmと、超ド級のスペックだ。同時に、ECO スタートストップ機能(アイドリングストップ機能)や電子制御7段オートマティックトランスミッション「AMG スピードシフトMCT」との組みあわせにより、優れた環境適合性を実現しているという。日本での燃費はまだ公開されていないが、欧州では、四輪駆動のセダンモデルで10.3 ℓ/100km(約9.7ℓ/km)とされている。

また、従来のパフォーマンスパッケージ装着モデルをさらに高性能化しつつグレード化した「S」モデルもラインナップされ、エンジンプログラムの調整と、加給圧の引き上げで、こちらは最高出力430kW(585ps)、最大トルク800Nmを記録する。
さらに「AMG リミテッド・スリップ・デフ」により、トラクション性能の向上と、スラローム走行や高速でのレーンチェンジ時の挙動をいっそう安定させるという。

通常モデル同様、四輪駆動の4MATICモデルもラインナップ。「AMG 4MATIC」とよばれる、AMGモデル用のパフォーマンス志向の4MATICを採用し、、前後トルク配分33:67 と、リア寄りの設定に。くわえて低めに設定されたロッキングトルクにより、AMGならではのニュートラルなハンドリングを実現、3 ステージESPによって、四輪駆動特有のアンダーステアを検知した場合は、ブレーキ制御により、瞬時にアンダーステアを打ち消すヨーモーメントを発生させるという。

Mercedes-Benz E 63 AMG S|メルセデス・ベンツ E 63 AMG S
Mercedes-Benz E 63 AMG S|メルセデス・ベンツ E 63 AMG S

モデルラインナップは、後輪駆動モデルの「E 63 AMG」(1,495万円)と「E 63 AMG S」(1,750万円)がセダンのみの設定で右ハンドル仕様。四輪駆動モデルの「E 63 AMG 4MATIC」(セダン 1,520万円、ステーションワゴン1,557万円)と「E 63 AMG S 4MATIC」(セダン 1,780万円、ステーションワゴン 1,817万円)が、セダンとステーションワゴンの双方に設定され、いずれも左ハンドル仕様となる。

Sモデルは専用装備として、カーボンパーツを随所に配した「AMG カーボンパッケージ」を採用。専用デザインのマットチタニウムグレーペイント19インチAMG 10スポークアルミホイール、AMG レッドブレーキキャリパーなども装着。

インテリアには、グリップ部にアルカンターラを採用したAMG パフォーマンスステアリングやAMG カーボンインテリアトリムなどを装備し、贅沢でスポーティな空間を生み出している。


特集 メルセデス・ベンツ Eクラス

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