LEXUS
トヨタがアメリカ市場において高級車ブランドLEXUS(レクサス)を立ち上げたのは1989年のこと。トヨタが誇る高い技術力と優れた品質、そして極上の顧客サービスにより、アメリカやドイツの高級車とは一線を画す新しい価値を提供しようというのが狙いであった。 同年9月、「LS400」(日本名セルシオ)と「ES250」(同カムリ)がアメリカ市場に投入されると、翌1990年2月には早くもLS400がベストインポートカーを獲得している。その後もレクサスの評価は高まるばかりで、ラインナップの拡大とともに、高級車ブランドとしてのポジションを確実にしていった。 アメリカでの成功を受けて、2004年にはヨーロッパ進出を果たしたレクサスは、同年5月、日本での事業展開を発表。翌2005年8月には、母国での高級車ビジネスをスタートさせた。開業当初は、「GS」(トヨタブランドのアリストの後継車)、「SC」(同ソアラ)、「IS」(同アルテッツァの後継車)と、フラッグシップの「LS」を欠くラインナップだったが、2006年9月には待望の新型LS、そして、2007年5月にはそのハイブリッド版の「LS600h/LS600hL」を投入することで、ラグジュアリーサルーン購買層の期待に応えている。 一方、2007年10月にスポーツモデル「IS F」を発表、また、2008年5月に行われたニュルブルクリンク24時間レースに開発中のスポーツクーペ「LF-A」を投入するなど、スポーツイメージの獲得に力を入れており、さらなる人気拡大が期待される。
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レクサス国内販売累計50万台を記念するブラックの特別仕様車|Lexus
Lexus Black Sequence|レクサス ブラック シーケンス精悍なブラックの特別仕様車レクサスは8月23日(木)、4ドアセダン「GS」、「IS」、コンパクト ハイブリッドの「CT」、フラッグシップSUV「LX」、SUV「RX」、コンパクトSUV「NX」に特別仕様車「ブラック シーケンス」を設定。また、GSとIS、NXに一部改良を施し販売を開始した。Text by YANAKA Tomomiレクサス、国内累計50万台を達成レクサスの国内累計50万台を達成したことを記念し、誕生した特別仕様車「ブラック シーケンス」。ブラックの専用装備により、精悍さを強調したモデルとなる。具体的には、「CT」以外ではすべてブラックのサイドミラーを採用。このほかにも、「LX」以外で専用の内装カラーが与えられた。「GS」はハイブリッドや3.5リッター、2.0リッターターボエンジンの「Iパッケージ」をベースに、スピンドルグリルがブラックにとなり、本革シートがサドルタンとトパーズブラウンのツートーン...
インターセクト バイ レクサス東京に新感覚スイーツが登場|INTERSECT BY LEXUS - TOKYO
INTERSECT BY LEXUS - TOKYO|インターセクト バイ レクサス東京"温"と"冷"が共存する新感覚の「炙りかき氷」。INTERSECTの夏スイーツが期間限定で登場南青山にあるINTERSECT BY LEXUS - TOKYOが夏季限定メニューを6月8日(金)からスタート。「林檎エスプーマの炙りかき氷」など注目メニューが目白押しだ。Text by YANAKA Tomomi煉り菓子専門店「銀座かずや」との共同開発メニューもレクサスが考えるライフスタイルを体験できるINTERSECT BY LEXUS - TOKYO。これまでもさまざまなレストランやブランドとのコレボレーションを実現し、多くの人を驚かせてきたINTERSECTに夏季限定のメニューが登場した。まず注目すべきは、INTERSECTの夏の風物詩となっているかき氷の進化。近年話題となっているエスプーマの上からガスバーナーでかき氷を炙る「炙りかき氷」がお目見えした。ベースとなるのは、口当たりの良い軽井沢産の...
新型レクサス LS500hに試乗|Lexus
Lexus LS500h|レクサス LS500h新型レクサス LS500に試乗至れり尽くせりのフラッグシップレクサスの新世代のフラッグシップセダンとして2017年10月に発売された新型「LS」。ガソリンターボエンジン搭載の「LS500」に先行してリリースされたハイブリッドモデル「LS500h」に試乗した。Text by OGAWA Fumio3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンに電気モーターの組み合わせレクサスのフラッグシップ「LS」がフルモデルチェンジして2017年10月19日に発売されたのはご存じのとおり。ハイブリッドの「LS500h」に試乗した。レクサス LS500hは3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンに電気モーターの組み合わせ。220kW(299ps)の最高出力と356Nmの最大トルクを持つエンジンに、300Nmの電気モーターと数値からみてもパワフルだ。新しい点はいくつもある。本来、無段変速であるレクサスのハイブリッドなのだが、10段変速制御を採用。従来はエンジン...
「LEXUS DESIGN AWARD 2018」授賞式|Lexus
Lexus|レクサス原点は、よりよい社会づくりに貢献したいという思い第6回を数える「LEXUS DESIGN AWARD」。2018年度も世界68カ国から「過去最高」の1319点の応募があった。審査員をつとめたLexus Internationalの澤良宏プレジデントに、授賞式会場で話を聞いた。Text by OGAWA Fumio豊かな環境を作っていくことがデザインの本質ミラノデザインウィーク2018で、「LEXUS DESIGN AWARD」授賞式が開催された。2018年4月17日に、グランプリとして発表されたのは、グループユニットExtrapolation Factoryの「Testing Hypotheticals」だ。それを機会に、会場になったレオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館内「カヴァッレリッツェ」で審査員も務めたLexus Internationalの澤良宏プレジデントに話を聞いた。「LEXUS DESIGN AWARDの活動の原点は、ラグジュリーライフス...
ミラノデザインウィーク 2018 レクサス展示リポート|Lexus
Lexus|レクサスレクサスのモノづくりにつながる、説得力のあるインスタレーションレクサスが参加するようになって11回目となるミラノデザインウィーク 2018年。今回のテーマは「LIMITLESS CO-EXISTENCE」。スペースデザイナーの市川創太氏が手がけたメインインスタレーションを中心に小川フミオ氏がリポートする。Text by OGAWA Fumio完全なる共存の状態ミラノデザインウィーク 2018が4月に開催された。家具をはじめとするデザインの祭典だ。なかでもフオリ・サローネとよばれる市内でのインスタレーション(空間を使った展示)は大がかりでコンセプチュアルなものが多く、常に話題を呼ぶ。2018年のレクサスのインスタレーションの主題は「LIMITLESS CO-EXISTENCE」。ブランドによる“訳”では「完全なる共存の状態」となる。じつはスペースデザイナーの市川創太氏が手がけたメインインスタレーションを見ると、言いたいことがよく分かる。真っ暗で真っ暗に近い空間に、...
北京モーターショー 2018リポート プロダクションカー編|Auto China 2018
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新型レクサスESを北京でワールドプレミア|Lexus
LEXUS ES|レクサス ES新型レクサスESを北京でワールドプレミアトヨタ自動車はフルモデルチェンジしたレクサスブランドのミドルサイズセダン「ES」を北京モーターショーで世界初公開した。Text by HARA AkiraGA-Kプラットフォームと2.5Lハイブリッドシステム採用1989年、フラッグシップセダンである「LS」とともにレクサス最初のラインナップとして誕生した「ES」は、上質な乗り心地や静粛性、広い室内をセールスポイントに、数多くの国や地域で歴史を創り上げてきた基幹モデルだ。第2~4世代目は国内でもトヨタブランドから「ウインダム」として販売されており、7世代目となる今回のモデルは、ESの原点である「上質な快適性」を進化させるため、新しいGA-Kプラットフォームや2.5リッターハイブリッドシステム、第2世代「Lexus Safty System +」など最先端技術を搭載したという。2018年秋頃には、日本での発売も予定されている。新型ESのボディサイズは、全長4,97...