トヨタが上海モーターショーで電動化モデル2車種をワールドプレミア

トヨタ bZ7(プロトタイプ)

CAR / NEWS
2025年4月28日

トヨタが上海モーターショーで電動化モデル2車種をワールドプレミア

TOYOTA|トヨタ

LEXUS|レクサス

トヨタ自動車は開幕した上海モーターショーで、中国でのBEVフラッグシップモデルとなる「bZ7」や、レクサスの新型「ES」を世界初披露した。同時に中国でのBEVのラインアップを拡充していくことも発表された。

Text by YANAKA Tomomi

BEVモデルラインアップされるES。日本では2026年春ごろ発売予定

カーボンニュートラルの実現に向け、あらゆる国・地域の顧客に応えうる電動車の選択肢を用意する「マルチパスウェイ」を掲げるトヨタ。
中国は新車販売におけるBEV比率が高く、電動化をリードする最先端市場だとし、今回トヨタブランドでは「bZ4X」「bZ3」「bZ3X」「bZ5」に続くBEVとして新型車「bZ7」を、レクサスブランドでは「UX」「RZ」に続くBEVとして新型「ES」を発表した。
「bZ7」は広州汽車集団有限公司(GAC)、広汽トヨタ自動車有限会社(GTMC)、トヨタ知能電動車研究開発センター(中国)有限会社(IEM by TOYOTA)の共同による現地開発モデル。
全長は5メートルを超えるセダンタイプのBEVで、中国BEVフラッグシップモデルにふさわしい最新の知能化技術も搭載予定。1年以内に発売が開始されるという。
一方、8代目となるレクサス「ES」はBEVとハイブリッドモデルで展開。次世代BEVコンセプト「LF-ZC」に着想を得た、レクサスの新しいデザインが採用されており、エレガントさを深化させながらクリーンなプロポーションとなっているのが特徴だ。
             
インテリアでは物理スイッチを内装に同化させることで、機能性とデザインを両立させる「レスポンシブヒドゥンスイッチ」や、パーソナライズされた体験価値を提供する「センサリーコンシェルジュ」を取り入れ、ゆとりある後席をはじめとするパッケージと最新技術が盛り込まれたという。
専用開発されたプラットフォームは、上質な乗り心地などにも寄与。パワートレーンラインアップも刷新され、2.0リッターもしくは2.5リッターエンジンを搭載したハイブリッドモデルとBEVモデルとなり、電動化による新しいドライビング体験を提供するとレクサスでは謳う。
新型「ES」の日本での販売は2026年春ごろが予定されている。
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