EV|電気自動車
「EV|電気自動車」に関する記事
VWの電気自動車「e-up!」と「e-Golf」が上陸|Volkswagen
Volkswagen e-up!|フォルクスワーゲン eアップVolkswagen e-Golf|フォルクスワーゲン eゴルフフォルクスワーゲンの電気自動車「e-up!」と「e-Golf」が上陸フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、電気自動車「e-up!」と「e-Golf」の2台を来年、日本に導入することを発表した。とくに発売を来年2月に控えるe-up!については、詳細な情報も公表された。Text & Event Photographs by OHTO Yasuhiroまずは来年初頭にup!から上陸フォルクスワーゲンは、来春以降、2モデルの電気自動車を日本へ導入することを発表した。ひとつは現在、日本で流通するEVとしては唯一の5ナンバーサイズにおさまる4ドアハッチバックの「e-up!」。そしてもうひとつが、2012年に登場した第7世代「ゴルフ」をベースとした「e-Golf」である。実際のデリバリーのタイミングは、来年2月1日よりe-up!の発売が開始され、e-Golfは...
トヨタがプリウスPHVと電力網をつなぐ共同実証実験をインディアナ州で実施|Toyota
TOYOTA PRIUS PHV|トヨタ プリウスPHV米インディアナ州でプリウスPHVと電力網をつなぐ共同実証実験に参画トヨタ自動車はアメリカの大手電力会社デューク・エナジー社と、NPO法人 エナジー・システムズ・ネットワークと共同で、電力網の負荷平準化と電気利用車両の最適充電設定に関する実証実験を、2013年より1年間、アメリカ合衆国インディアナ州で実施すると発表した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)大手電力会社との共同実験トヨタ自動車がアメリカであらたなシステム確立にむけた実験を開始する。この実験は「プリウス PHV」を使い、アメリカの大手電力会社デューク・エナジー社と、NPO法人 エナジー・システムズ・ネットワークと共同でおこなわれるもので、期間は1年間という。米国自動車技術会がさだめる通信標準技術をもちいて、電気自動車と電力会社の電力網とのあいだで双方向のデジタル通信をおこなうことにより、需給状況に応じて電力消費を調整する「デマンド・レスポンス...
三菱がパリでプラグインハイブリッドをワールドプレミア|MITSUBISHI
MITSUBISHI OUTLANDER|三菱 アウトランダーアウトランダープラグインハイブリッドをワールドプレミア三菱自動車は5日、9月27日から開催されるパリモーターショーの出展概要を発表。世界初のプラグインハイブリッドSUV「アウトランダーPHEV」がワールドプレミアを果たす。また、新型「ミラージュ」は欧州デビューをかざる。Text by YANAKA Tomomi世界初のプラグインハイブリッドSUV9月27日からはじまる、パリモーターショー2012において、三菱自動車は「プラグインハイブリッドEVシステム」を搭載したSUV、「アウトランダーPHEV」を公開すると発表した。ベースは、当然、海外ではすでにフルモデルチェンジを果たした新型「アウトランダー」。「i-MiEV」などでつちかったEV(電気自動車)技術をいかし、今回は、長距離走行能力も重視されるカテゴリーに向けての開発になったという。かなめとなるバッテリーは、12kWhという大容量を誇るリチウムイオンバッテリー。55km...
最新にして最後のテスラ ロードスターをテストドライブ|TESLA
TESLA Roadster|テスラ ロードスター電気自動車の金字塔テスラ ロードスター 最終モデルに試乗IT系企業をバックボーンに、シリコンバレーに拠点を構える異色の自動車会社「テスラモーターズ」。現在は、モデルバリエーションを拡大しつつあるテスラの第1弾モデル「テスラ ロードスター」は、いまや電気自動車の金字塔的存在といえるだろう。この世界中の注目をさらった限定2,500台のEVスポーツも、ついに残り台数あとわずかとなった現在、OPENERSでは、その最終モデルに試乗する機会を得た。九島辰也氏がナビゲートする。Text by KUSHIMA Tatsuya Photographs by NAITO Takahitoシリコンバレーの午後にテスラと聞いておもい浮かぶのはシリコンバレーである。このクルマに投入された最先端技術とベンチャーキャピタルとしての成り立ちが、そこに点在するメジャーブランドとイメージをともにする。アップル、ヤフー、インテル……先月ここに訪れたときも偶然グーグルの...
日産、燃料電池車の四輪駆動SUV「テラ」を出展|NISSAN
NISSAN TeRRA |日産 テラパリモーターショーでコンセプトカー「TeRRA」のお披露目日産自動車は、燃料電池車のSUVコンセプトモデル「テラ(TeRRA)」を9月27日からはじまるパリモーターショーに出展する。Text by YANAKA Tomomiタブレット端末がクルマを起動させる“鍵”の役割「ムラーノ」や「キャシュカイ(日本名 デュアリス)」など、日産が強みとする都市向けSUVクロスオーバーをベースに開発された燃料電池車の「TeRRA(テラ)」。「リーフ」など、EVでつちかわれた、CO2を排出しないゼロ・エミッションを実現する4輪駆動車としてパリモーターショーに出展される。目をひくエクステリアのデザインは、デザイナーによれば「北欧の自然の情景を思い浮かべるところからはじめた」という。そのいっぽうで、「ゼロエミッションの未来」という、日産のもつヴィジョンをくわえ、「今までのSUVの伝統を、よりたくましい方法で表現しなおした」のだという。観音開きのドアをあけると、インテ...
3気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッド|BMW
BMW Concept Active Tourer|ビー・エム・ダブリュー コンセプト アクティブ ツアラー3気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッド9月27日に開幕するパリモーターショー(通称パリサロン)で、BMWはプラグインハイブリッドのコンセプトカー「コンセプト アクティブ ツアラー」を世界初披露する。Text by AKIZUKI Shinichiro (OPENERS)「i8」のテクノロジーを初導入BMWは、今月末に開催されるパリモーターショーで、プラグインハイブリッドのコンセプトカー「コンセプト アクティブ ツアラー」のワールドプレミアをおこなう。今後10年間で年率最大5パーセントの成長が見込まれるプレミアムクラスのコンパクトカー市場に、BMWがあらたな一手を打つ。「コンセプト アクティブ ツアラー」の特徴は、大きく分けてふたつある。ひとつめはこれまで同社のラインナップにはなかった新スタイルのプレミアムコンパクトカーであること。そしてもうひとつは、2011年に...
新型BクラスがベースのEVコンセプト|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz B-Class Electric Drive|メルセデス・ベンツ Bクラス・エレクトリックドライブ2014年に市販化を予定新型BクラスがベースのEVコンセプトメルセデス・ベンツAGは9月に開催されるパリモーターショーで、新型BクラスをベースとしたEVコンセプトモデルを発表する。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)SLS AMG版も登場予定「Bクラス・エレクトリックドライブ」と名付けられたこのモデルは、リヤアクスル前方に設けられた「エナジースペース」と呼ばれる床下に、リチウムイオンバッテリーを搭載。本来のエンジンが積まれるフロントにモーターを配置することで室内空間を一切犠牲にすることなく、ゼロエミッション走行を実現した。搭載されるリチウムイオンバッテリーの充電は、ヨーロッパで標準的な230Vを採用。400Vの急速チャージャーにも対応する。組み合わされるモーターは、最高出力100kw(134ps)、最大トルク310Nm(31...
ジャガーXJのPHEV公開|Jaguar
Jaguar XJ_e|ジャガーXJ_eジャガーXJのPHEV公開今年7月の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で初お目見えをはたしたジャガーのプラグインハイブリッド試作車「XJ_e」が、9月12日より開催された「2012 CENEX Low Carbon Vehicle Event」にて全貌を明らかにした。Text by TAKEDA Hiromiロータスやインフィニティも巻き込んだ共同プロジェクト「ジャガーXJ_e」は、英国内のサプライチェーンにおける、超低CO2排出車両製作に必要な専門技術の開発支援を目的としたコンセプトカー。英政府が主催する技術戦略委員会「REEVolutionプロジェクト」による援助を受けながら、英国を代表する最先端企業と共同で開発されたとのこと。おなじプロジェクトではロータス「エヴォーラ 414E ハイブリッド」やインフィニティ「EMERG-E」も開発されている。ジャガーXJ_eは、ラグジュアリー・セグメントでは最先端を行くXJシリーズの軽量...
シトロエンDS3をベースにしたプラグインEVコンセプト|Citroen
Citroen DS3 ELECTRUM|シトロエン DS3 エレクトラム「DS3」をベースにしたプラグインEVコンセプトカー「DS3 エレクトラム」シトロエンは、フロントアクスルに65kW(約88ps)の出力を発生するモーターを2個搭載した、航続距離120kmのシティユースEVをパリモーターショーで発表する。Text by SAKURAI Kenichi個性的なシティカーシトロエンはパリモーターショーで、「DS3」をベースにした純EVモデルの「DS3 エレクトラム」を出展すると発表した。「DSライン」は、2009年にDS3からスタートしたシトロエンのプレミアムレンジを担当するラインナップで、現在まで「DS3」、「DS4」そして「DS5」とバリエーションを拡大してきた。「DS3 エレクトラム」は、「DSライン」初となるEVのコンセプトカーであり、「DS3」のEV化を提案したモデルになる。「DS3 エレクトラム」は、フロントアクスルに65kW(約88ps)の出力を発生するモーターを2...
メルセデス・ベンツ SLS AMGのEVモデルがついに市販化|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz SLS AMG Coupe Electric Drive|メルセデス・ベンツ SLS AMGクーペ エレクトリック ドライブSLS AMGのEVモデルがついに市販化9月27日に開幕したパリモーターショー2012で、メルセデス・ベンツは「SLS AMG」の電気自動車版、「SLS AMGクーペ エレクトリック ドライブ」を公開した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)EVであっても「SLS AMG」の名に恥じない恐るべき動力性能現在開催中のパリモーターショー2012で、メルセデス・ベンツは、同社のスーパースポーツカー「SLS AMG」をベースに開発された新型のEVモデルを発表した。これまで「SLS AMG E‐CELL」という名称でテストが繰り返されていたが、今回あらたに「SLS AMGクーペ エレクトリック ドライブ」に改名、量産バージョンとして販売が開始される。このEVモデルは1輪あたり1基、合計で4つのモーターで駆動す...
パリ現地リポート|Citroen
Citroen|シトロエンオープントップとEVシトロエンの次なる仕掛けはDS3アバンギャルドなスタイリングの「DSライン」が充実をみせるシトロエン。2012年パリモーターショー(パリサロン)でも、「DS3」にカブリオレが登場。さらに北京モーターショーで発表したハイブリッドコンセプトカー「Numero 9」は、シトロエンらしい、先鋭的なモデルだ。いっぽう、電気自動車のDS3には、市販化の期待もたかまる。そんなシトロエンブースを、プレスデイに取材した、島下泰久氏による現地リポートが到着した。Text by SHIMASHITA YasuhisaPhotographs by SHIMASHITA Yasuhisa & MOCHIZUKI HirohikoDS3の洗練と先鋭DSラインが世界で25万台を超える販売を達成という成功をおさめたことで、ブランドが公言する“より上位のマーケットへの移行”が順調に進んでいるように見えるシトロエン。今回の目玉は、そのDSラインの最初のモデル、「D...
パリ現地リポート|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツSクラスはこうなる!?注目の次期Sクラスを予告パリモーターショー2012では、新型「Sクラス」が登場するのでは? そんな噂もささやかれたメルセデス・ベンツブース。実際は、Sクラスを予告する、レリーフと動画の公開にとどまった。いっぽうで、「Bクラス」のふたつの低排出ガス車、そしてAMGからは、同ブランドの代表車種「SLS AMG」の新型と電気自動車がお披露目となった。現地に飛んだ大谷達也氏からのリポート。Text & Event photographs by OTANI TatsuyaEvent Photographs by MOCHIZUKI HirohikoAesthetics S|エステティクスS次期「Sクラス」のデザインモチーフを立体的なレリーフにより表現したのが、この「エステティクスS」。エステティクス シリーズは2010年に発表された「エステティクスNo.1」を皮切りに、「エステティクスNo.2」「エステティクス125...
BMW i. BORN ELECTRIC TOUR.開催|BMW
BMW i3 Concept|ビー・エム・ダブリュー i3 コンセプトBMW i8 Concept|ビー・エム・ダブリュー i8 コンセプトBMW iシリーズの世界にひたるBMW i. BORN ELECTRIC TOUR.開催ビー・エム・ダブリューは、BMWのサブブランドであるBMW iの大都市における持続可能なモビリティにむけた取り組みを紹介するイベント「BMW i. BORN ELECTRIC TOUR.」を10月6日(土)から10月8日(月)まで、六本木ヒルズ52階「東京シティビュー」にて開催する。Text & Photographs by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)遠くない将来のモビリティ欧州を中心に、都市部でのCO2排出量0gを目指す動きが本格化しており、もはやそれは、人々の心理的な志向、つまり一種文化的な様相すら呈している。この現状に対応する将来のモビリティが、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ、ジャガー、シトロエンなどさまざまなブラ...
パリ現地リポート|INFINITI
INFINITI|インフイニティEVのコンセプトカーをヨーロッパ初出展インフィニティは、同ブランド初のEVとなる「LEコンセプト」をパリモーターショーに出展、ヨーロッパでの初公開を果たした。Text by SHIMASHITA YasuhisaPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko市販前提の現実的なコンセプトインフィニティがパリサロンに出展した「LEコンセプト」は、単なるショーカーではなく市販化を見据えたEVセダンのプロポーザルだ。すでに4月のニューヨークモーターショーにて発表されているが、ヨーロッパでは初披露となる。ルノーの影響力もあり、EVへの補助金が充実しているパリが、その舞台にえらばれたのは納得というところだ。Cd値0.25という優れた空力性能を持つセダンボディには、日産「リーフ」のシステムをベースにしたパワートレインが搭載される。最高出力はリーフの80kW(107ps)から100kW(134ps)に向上。容量24kWhのリチウムイオンバッテリー...
アウディの未来エンジン|Audi
Audi future lab|アウディ フューチャー ラボアウディが描く未来の社会 前篇アウディ フューチャー エンジンプレミアムブランドがプレミアムブランドたるゆえんは、ただ、クルマが高級なだけでなく、そのブランドが将来実現したい社会へと行き着くための道筋に、クルマが位置づけられていることにも求められはしないだろうか? プレミアムブランドのクルマに我々が憧れるとすれば、それは、そのクルマが予告する未来が、我々にとって好ましいからではないだろうか? クルマにとどまらず、インフラをふくめ、サステイナブルな社会をめざして研究をつづける“Audi future lab”は、そんなことをおもわせる。今回は、前後編にわたって、このAudi future labからうまれた研究成果を、大谷達也氏がリポート。まずは未来のエンジンについて。Text by OTANI Tatsuya“技術による先進”の先端それはそれは盛りだくさんな内容だった。アウディが開催するテクノロジー ワークショップ、その名...