EV|電気自動車
「EV|電気自動車」に関する記事
スマートのあたらしいファミリー像を表現する「fourjoy」|smart
Smart fourjoy|スマート フォージョイスマートのあたらしいファミリー像を表現するコンセプトカースマート「フォーアス」、「フォースター」につづく、新世代のスマートを構成する4人乗りのコンセプトカー「フォージョイ」がフランクフルト モーターショーに登場する。角の取れた四角を基調とした前後のランプ形状、ハニカムデザインのグリルやエアアウトレットがあたらしいスマートのキーデザインになる。 Text by SAKURAI Kenichiスマート「フォースターズ」のロングホイールベース版2012年のデトロイト モーターショーで発表された、2ドアオープンモデル スマート「フォーアス」、パリモーターショー(パリサロン)で発表された2シーター クロスオーバークーペのコンセプトカー、「フォースター」につづく、新世代のスマートを示唆するコンセプトカーが、フランクフルト モーターショーに登場する。その名もスマート「フォージョイ」。ネーミングどおり、大人4人が楽しく移動できる4人乗車可能な...
Bクラスの電気自動車、2014年発売|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz B-Class Electric Drive|メルセデス・ベンツ Bクラス エレクトリック ドライブBクラスの電気自動車、2014年発売メルセデス・ベンツは、2012年のパリモーターショーで登場したコンセプトカーを経て、今年の4月には2014年の販売開始を発表した、「Bクラス エレクトリックドライブ」をフランクフルト モーターショーで公開した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)テスラモータースとの共同開発ダイムラーが株主ということもあり、メルセデス・ベンツは、アメリカのEVメーカー、テスラモーターズと共同でエレクトリック モビリティを研究している。その結果が、先代の「スマート エレクトリック ドライブ」のバッテリーに活かされるなど、具体的な成果もあげている。そして今回公開された「Bクラス エレクトリック ドライブ」もまた、EVのパイオニアであるテスラモーターズとの協力のもとですすめられているという。そのBクラス エレ...
発売直前のBMW i3に試乗|BMW
BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3発売直前のBMW i3に試乗BMWが満を持して発表したサブブランド「i」。その先陣を切ったのがコンパクトカー「i3」だ。7月末にニューヨーク、ロンドン、北京をオンラインで結び世界同時発表をおこない、9月のフランクフルトモーターショーで一般に初お披露目されたのも記憶にあたらしい。そんなi3プロダクションモデルのデリバリーに先駆け、いぜんライプツィヒの工場でその生産現場を目の当たりにした渡辺敏史氏が、ついにプロトタイプに試乗。これまでの“シティコミューター的EV”の枠にとどまらないBMWの意気込みを感じたという。Text by WATANABE Toshifumiただクルマを作るだけではない「i」の戦略次世代のサスティナブル モビリティとドライビングファンを両立するブランドとしてBMWがあらたに立ち上げた「i」。その第一弾となる「i3」の概要がさる7月末に発表された。それはたんに電気駆動コミューターという物理的な存在理由だけでなく、ITとの融合...
ボルボ、EVのワイヤレス充電の研究成果を発表|Volvo
Volvo|ボルボボルボ、EVのワイヤレス充電に成功ボルボ カー グループは、電気自動車のワイヤレス充電に成功したと発表した。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)電気自動車の利便性を高めるボルボ カー グループは、取り回しや収納が面倒なケーブルを使わずに、電気自動車の充電をおこなう研究開発をすすめている。今回のテスト結果は、そのなかの成果のひとつとして発表された。このたびのワイヤレス充電試験は、充電器側のコイルを電流に流すことで電磁気を発生させ、車両側に埋め込まれたコイルがその電磁気を受け電流に変換し充電するというもの。基本的な構造は、たとえば電動歯ブラシやコードレスフォンの無接点式スタンド型充電器などで見られる、一般にも普及している方法だ。テストにもちいられたのは、コンパクトカー「C30」をベースに最高出力89kW(120ps)を発揮するモーターを搭載した電気自動車「C30 エレクトリック」。実験では20kWの出力で、バッテリー容量24...
プラグインハイブリッド「XL1」などを日本初披露|Volkswagen
Volkswagen│フォルクスワーゲンプラグインハイブリッド「XL1」などを日本初披露フォルクスワーゲン グループ ジャパンは11月22日(金)から東京ビッグサイトで開かれる東京モーターショーでの出展概要を発表した。Text by YANAKA Tomomiワールドプレミアはプレスデー初日となる11月20日に発表今回の東京モーターショーでフォルクスワーゲンが出展するのは17台の車両。1台のワールドプレミアも予定されているが、名称や仕様などはモーターショーのプレスデー初日となる11月20日(水)にアナウンスされるという。日本初公開のなかでも注目なのは、9月のフランクフルトモーターショーで量産車が公開され、その技術とスタイリングで大きな話題となったPHEV(プラグインハイブリッド)「XL1」。わずか0.9リッターの軽油で100kmの走行が可能であり、EVモードでも50kmの走行レンジをもつ2シーターだ。ガルウィングドアをもつボディにはカーボンファイバー強化樹脂を採用することで車重わず...
BMWの“i”、いよいよ本格始動|BMW
BMW|ビー・エム・ダブリュー東京モーターショーで一般公開BMWの“i”、いよいよ本格始動ビー・エム・ダブリューは、今月末に開催される「東京モーターショー」に先駆け、同社初となる量産型電気自動車「i3」と、プラグイン ハイブリッド スポーツカー「i8」のプロダクションモデルを日本で初めて公開した。 Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)i3は4月よりデリバリー開始、i8は夏以降11月22日から開幕する東京モーターショーで、ビー・エム・ダブリューのブースの主役を飾るのは、サステイナビリティに焦点を当てたプレミアムなふたつのクルマ。EVの「i3」と、プラグイン・ハイブリッド・スポーツカーの「i8」だ。ショー開幕を目前に控えた今日、この2台が一足先に公開された。ブランド初の量産型電気自動車として開発されたi3は、既報の通り、カーボンファイバー製のパッセンジャー(乗員)セルと、アルミニウム製シャシー(車台)とその役割を明確に分ける思想で設計されており、...
日産 リーフ|NISSAN LEAF
NISSAN LEAF|日産 リーフEV専用モデル、すべり出し好調日産自動車は7日、今年4月1日から国内で予約を開始した電気自動車(EV)の「日産リーフ」が、わずか2カ月で2010年度の販売目標台数の6000台に達したと発表した。文=ジラフ2カ月で販売目標台数を達成このリーフは、世界初の量産型EV専用モデルで、2010年12月から国内での発売が開始される予定。航続距離は160km前後と短いながら、ゼロエミッションや価格、先進的なITシステムで高い評価モデルだ。わずか2カ月で2010年度の販売目標台数の6000台を達したという同車だが、個人予約年齢層内訳は、20代3パーセント、30代13パーセント、40代25パーセント、50代25パーセント、60代以上34パーセントとなっており、高い年齢層からの支持が高い傾向が見られる。このことからもセカンドカーとしての需要も多いと考えられる。同社では販売会社の店頭で今後も引き続き予約を受け付けるとアナウンス。12月の販売開始後、予約順に納車を進め、...
Mercedes-Benz SLS AMG E-Cell|電気で走るスーパースポーツが誕生間近!
Mercedes-Benz SLS AMG E-Cell|メルセデス・ベンツ SLS AMG E-Cell電気で走るスーパースポーツが誕生間近!街なかをスイスイ静かに走るのが電気自動車のイメージ。だが今回、メルセデス・ベンツがプロトタイプの画像を公開したモデルはちがう。先ごろデビューを果たして話題となったSLS AMGの電気自動車バージョンがそれだ。スーパースポーツの世界にも電気自動車の波が……。文=ジラフAMG SLSと共通のアルミニウム製スペースフレーム使用このモデルは、リチウムイオンポリマー・バッテリモジュールによる電気だけで走行する電気自動車で、そのシステムは、シート後部のセンタートンネルのなかに設置され、モーターは各タイヤのホイールにひとつずつ採用されている。そこから生み出される最高出力は526ps、最大トルクは880Nmを誇り、0-60マイル(約97km/h)は約4秒だ。『Automobile』誌によると、このEV版のSLSにはAMG SLSと共通のアルミニウム製スペー...
アマゾンでBMWのEVを買う時代|BMW
BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3アマゾンでBMWのEVを買う時代BMWは4月1日、総合オンラインストア「アマゾン(Amazon.co.jp)」にて同社初の電気自動車「i3」の新車販売を開始した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)日本初の試みここ数年、自動車メーカーで流行のエイプリルフールネタだが、今年もMINIやボルボ、アウディといった欧州ブランドからニヤリとさせるニュースが相次いで配信された。そんなか、4月1日にBMWグループ・ジャパンが発表したのは、「アマゾンにて、電気自動車『BMW i3』の新車販売を開始」というもの。こちらもおなじく“仕込み”のひとつかとおもわせるユニークさだったが、実は本当の話。BMW i3は、持続可能な次世代モビリティを提供するBMWのサブブランド「BMW i」の第一弾モデルとして、2014年4月に日本での販売を開始された同社初の電気自動車。アマゾンのショーケースには、ピュアEVの「i3」と、電気モーターにく...
Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツ SLS AMG E-CELL 発表&試乗会レポート
Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツ SLS AMG E-CELL未来見はるかす、あたらしいスポーツドライビングの船出先日、日本への上陸が話題となった「メルセデス・ベンツ SLS AMG」のスポーツカーとしての機能も兼ね備える、電動バージョンのプロトタイプが登場した。文=河村康彦写真=メルセデス・ベンツ 日本0-100km/h加速、4秒を誇るスーパーガルウイングEV乗り降りのたびに注目をされること請け合いのガルウイング式ドアがアイキャッチャーの最新スーパースポーツカーが、2009年のフランクフルト・モーターショーで喝采を浴び、先ごろ日本への上陸が話題となった「メルセデス・ベンツ SLS AMG」だ。じつはこのモデルには、電動バージョンが当初から発表をされていた。なんだ、メルセデスもEVか……と軽く受け流すなかれ。EVやハイブリッドと耳にすれば、条件反射的に「あ、エコカーね」とイメージを馳せる日本の常識からすると、このEVはかなりの異彩をはなつ。 なにしろそれは、最高...
試乗|Smart Fortwo Electric Drive
Smart Fortwo Electric Drive |スマート電気自動車自転車くらい環境にやさしいクルマの本質メルセデス・ベンツ日本は2012年の市販を目論んだスマートの電気自動車バージョン「Smart Fortwo Electric Drive」を公開し、2010年10月12日から実証実験を日本でおこなうことを発表した。欧州のカーブランドが日本でテストをおこなうのは今回がはじめて。表参道ヒルズにて開催された同車の発表会レポート&試乗インプレッションをモータージャーナリスト 小川フミオがお送りする。文=小川フミオ写真=メルセデス・ベンツ日本現実となった、理想的な都市生活におけるクルマスマート電気自動車の発表会がおこなわれたのは、表参道ヒルズ。会場内の通路を実車が走行するというユニークな登場を見せてくれた。「ガソリン自動車は建物として規制があるけれど、電気自動車は排ガスを出さないので、走行許可がおりるんです」とはメルセデス・ベンツ日本(以下MBJ)広報部の話。音もなく走行したスマ...
Audi e-tron|アウディ eトロン 製造工程の写真を公開
Audi e-tron SPYDER|アウディ e トロン スパイダー妥協なきクルマの制作アウディは、パリモーターショーにて公開された「eトロン スパイダー」を製作する過程をおさめた写真を公開した。文=ジラフ刻苦が伝わる写真の数々アウディ eトロン スパイダーは、2012年に実際の市場導入が目論まれているといわれており、数度の改変がなされている未来のプラグインハイブリッドスポーツである。ミッドシップにエンジンをレイアウトしたボディには、最高出力300ps、最大トルク66.3kgmを発生する3.0リッターV6ツインターボディーゼル「TDI」を搭載し、フロントアクスルにはモーターを2個設置することで、ここからも最大出力88ps、最大トルク35.9kgmが発揮されるという。 このシステムから生みだされるパフォーマンスは、0-100km/h加速4.4秒、最高速250km/h(リミッター作動)という、スーパースポーツ並の数値を実現している。また最長50km、最高速度60km/hでゼ...
フォルクスワーゲンのEV、e-up! で湘南ドライブルートを試す|Volkswagen
Volkswagen e-up!|フォルクスワーゲン eアップ!フォルクスワーゲンのEV、「e-up!」で湘南までドライブルートを試すフォルクワーゲンの電気自動車「e-up!」に、東京の中心地から郊外の湘南まで試乗した。日常の足としてガソリンエンジンの「up!」を愛用するジャーナリストの大谷達也氏に、果たしてEV仕様のe-up!はどう受け止められたのだろうか。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayuki都内から湘南まで50kmを走る私が初めて「e-up!」に触れたのは、フォルクスワーゲンが2014年3月にドイツ・ベルリンで開催したelectrified!(電動化!)という名のイベントでのこと。そのときの印象は、前年のフランクフルトショーでいち早く試乗した同業者が語っていたとおり、恐ろしく静かでガソリン エンジンを積む「up!」よりはるかに高級感あふれるシティコミューターというものだったが、いっぽうで路面の鋭い突起に乗り上げ...
2010-2011年 3人の論客がクルマ界の是非を語る 後編
3人の論客がクルマ界の2011年を語る2011年に求められるクルマ像とは? 特別座談会 後編(1)今回お送りするのは、自動車界を展望する座談会の後編。近年の欧州製4ドアクーペのブーム分析からはじまり、環境性能向上を目的とした注目の技術の数かず、そして、2011年のクルマ界についてまで、縦横無尽に3人の語り部が繰り広げるトークを堪能していただきたい。語るひと=小川フミオ島下泰久渡辺敏史写真=JAMANDFIXまとめ=松尾 大撮影協力=BoConcept GINZA4ドアクーペという潮流――欧州車の新セグメントとも呼べるのが、4ドアクーペのカテゴリーでしょうか。日本では80年代なかばにトヨタ カリーナEDが大ヒットしたものの、結局定着しなかった。それがここにきて、高価格帯の欧州車で増えました。島下 セダンが飽きて、SUVにいって飽きて、つぎになにかないかなというところで出てきたのがこのカテゴリーです。小川 フォルクスワーゲンにはパサートCCというクーペのような流麗なルーフラインを特徴と...
PORSCHE Boxter E|ポルシェ ボクスター E ボクスターのEVモデル
PORSCHE Boxter E|ポルシェ ボクスター E ポルシェ、ボクスターのEVモデルを公開ポルシェAGは、ミッドシップオープンスポーツカーであるボクスターのEV仕様のコンセプトモデルを公開した。文=松尾 大市販を前提にはしていない?ボクスターのEV仕様ということで、ボクスターEと名づけられたこのプロトタイプは3台製作され、これから実験を繰り返すことになるという。ポルシェはその詳細をあきらかにしてはいないものの、29kwhのバッテリーを搭載し、2個の電気モーターを駆動。最高出力は180kW(245ps)となる。動力源のスペック上は、ボクスターの188kW(255ps)エンジンに近いものではあるが、パフォーマンスはむしろボクスターSに近く、0-60マイル加速が5.0秒、最高速度は274km/hに達するようだ。ポルシェとしてはこのボクスターEを市販するとは明言しておらず、“mobile laboratories”だと述べるにとどまっている。とはいうものの、まったくのコンセプトカー...