ドイツ車
「ドイツ車」に関する記事

小型SAV「X1」を本国でマイナーチェンジ|BMW
BMW X1|ビー・エム・ダブリュー X1小型SAV「X1」を本国でマイナーチェンジBMWは、SUVラインナップ中もっとも小型の「X1」を2年半ぶりに本国でマイナーチェンジ。エンジンやトランスミッションを変更し、環境性能を高めたという。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)Photographs by BMWパワー、環境性能ともに向上「X1」は、BMWがいうSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)のラインナップである、Xシリーズ中もっともコンパクトなモデルで、日本でも2010年4月から販売されている。そのX1が今回、ドイツ本国でマイナーチェンジを果たした。生まれ変わったX1に採用されたエンジンはガソリン3種類、ディーゼル5種類の計8種類にもおよぶ。ガソリンエンジンはすべて2リッター直列4気筒だが、燃料直接噴射+バルブトロニック+ダブルVANOSを採用した。自然吸気が1機種、ツインパワーターボ付きが出力のちがいで2機種となっている。自然吸気エンジ...

ボクスターの受注開始|Porsche
Porsche Boxster|ポルシェ ボクスターボクスターの受注開始ポルシェ ジャパンは、ジュネーブ国際モーターショーでワールドプレミアを果たしたミッドシップの2シーターオープンスポーツ、「ボクスター」および「ボクスターS」の受注を2012年6月1日より開始すると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)265psのボクスターと315psのボクスターS新型ボクスターはエンジン排気量が現行の2.9リッターから2.7リッターへダウンサイズされるいっぽうで、最高出力は10ps増加して265ps(195kW)となる。ボクスターSへは変わらず3.4リッターが搭載され、最高出力は315ps(232kW)。トランスミッションは新開発の6段MTか、7段PDK(ポルシェ ドッペル クップリング)と呼ばれるデュアルクラッチトランスミッションだ。静止状態から100km/hまではボクスターのPDKで5.7秒、これにスポーツクロノパッケージを選択しSport+モー...

アウディ、A1にサッカー日本代表をイメージした特別限定モデル|Audi
Audi A1 SAMURAI BLUE Limited Edition|アウディA1サムライブルー リミテッドエディションアウディ、A1にサッカー日本代表をイメージした特別限定モデルアウディ ジャパンは、同社ラインナップ中もっともコンパクトなモデル「A1」に、サッカー日本代表をイメージした特別限定モデル「A1 SAMURAI BLUE Limited Edition」を設定、111台限定で発売した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)Photographs by Audi Japan & OPENERSサムライブルーアウディは世界各地でサッカーのクラブチームのサポートをしており、日本では2011年からサッカー日本代表のサポーティングカンパニーとなっている。なでしこジャパン優勝の際に、22台ものA1を提供したことも記憶にあたらしいところだ。「A1 SAMURAI BLUE Limited Edition」は、日本に導入されている1.4TF...

アウディQ3に試乗|Audi
Audi Q3 2.0TFSI quattro 211PS|アウディ Q3 2.0TFSIクワトロ 211PSアウディ Q3に試乗2012年5月からついに日本にも導入されることになったアウディ「Q3」。インポートプレミアムコンパクトSUV市場にアウディが投じるこの一石。先に導入される2.0TFSIクワトロの211ps版に自動車ジャーナリスト、大谷達也が箱根で試乗。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA MasayukiコンパクトSUVの隆盛「もうブームは終わったでしょ」ほかならぬSUVの話である。ところが、アウディ・ジャパンの調査によると、日本国内のプレミアムSUV市場は引きつづき成長傾向にあるという。SUVの起源は1960年代に誕生したジープ「ワゴニア」やフォード「ブロンコ」にあるとされる。これを追うようにして1970年には「レンジローバー」がデビューし、プレミアムSUVというカテゴリーが確立された。もっとも、現在に通ずるプレミアム...

1シリーズにM135iと3ドアモデルを追加|BMW
BMW 1 Series|ビー・エム・ダブリュー 1シリーズ1シリーズにM135iと3ドアモデルを追加発売以来5ドアのみの展開だったBMW 1シリーズに3ドア版が追加される。また、ジュネーブモーターショーにコンセプトモデルとして登場した「M135i」が、3ドア、5ドア、4輪駆動の「xDrive」というバリエーションで量産されることもあきらかになった。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)大きくはかわらず2代目1シリーズに3ドア版がくわわる。とはいえ、長いドアを得たために、サイドウインドウを中心としたプロフィールに若干、印象のちがいがある以外は、5ドア版とほとんどかわっておらず、寸法も全長4,324×全幅1,765×全高1,421mm、ホイールベース2,690mmと、5ドア版とまったくおなじ。インテリアのサイズも同様で、先代から全長で85mm、ホイールベースで30mm延長されたボディは、従来型よりリアに21mmひろいレッグルームと、30リッター増しの荷室をも...

フォルクスワーゲンup!4ドアにデュッセルドルフで試乗|Volkswagen
Volkswagen up!|フォルクスワーゲン up !こっちが本命?フォルクスワーゲン up!4ドア 試乗記up! 2ドア版につづき、up! 4ドア版の試乗会が、ドイツはデュッセルドルフにておこなわれた。日本にもかなり戦略的なプライスタグをさげての導入が噂されるこの4ドア up!。島下泰久氏はどう評価する?大谷達也氏による「フォルクスワーゲン up!」国内試乗記はこちら「フォルクスワーゲン up!」国内発表会はこちらText by SHIMASHITA Yasuhisaこれが日本仕様「up!」か?2ドア版のデビューを機に、昨秋、ローマにておこなわれた国際試乗会につづいて、フォルクスワーゲンはラインナップ中もっともコンパクトなモデル「up!」の4ドア版の試乗会を、デュッセルドルフにて開催した。ドア枚数が増えただけでわざわざ? とおもって訊くと、メーカーとしてはこの4ドアが販売の5割を超えると予測しているのだという。しかも、登場が待たれていた「ASG」と呼ばれるセミオートマチックギ...

メルセデス・ベンツの新型SUV「GLA」を試乗|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz GLA Class|メルセデス・ベンツ GLA クラス第5のSUVはアウトドアもこなすシティ派メルセデス・ベンツの新コンパクトSUV、「GLA」を試乗する輸入CセグメントやBセグメントのコンパクトSUVが全世界的にブームを巻き起こしているなか、メルセデス・ベンツが満を持して投入したのが、2013年のフランクフルト モーターショーでワールドプレミアを果たした「GLA」である。「Aクラス」をベースにする第4のモデルとして、そしてTVCMでお馴染みとなったスーパーマリオの愛車としても注目したい。Text by SAKURAI KenichiPhotographs by ARAKAWA Masayukiスーパーマリオの愛車、新型「GLA」の実力は?日本を代表するプレミアムブランド、レクサスが「NX」を投入したように、いま世界でもっとも熱いカテゴリーが何を隠そうコンパクトSUVクラスなのである。ブームに火を付けたのはBMWの「X1」だといえるが、アウディの「Q3」...

SLS AMGの後継モデル「AMG GT」が登場|Mercedes-Benz
Mercedes-AMG GT|メルセデス AMG GT次のライバルはポルシェ911SLS AMGの後継モデル「AMG GT」が登場メルセデス・ベンツは、新型スポーツカー「メルセデス AMG GT」をドイツで発表した。これまでフラッグシップスポーツカーとして君臨してきた「SLS AMG」の後継モデルであることは間違いないが、ボディはよりコンパクトになり、4リッターのV8エンジンを搭載。スーパーカーがライバルだった「SLS AMG」に対し、「メルセデス AMG GT」では、ポルシェ911が仮想敵としてあげられるという。 Text by SAKURAI Kenichiネーミングにも注目<メルセデス・ベンツは、あたらしいフラッグシップモデル、「メルセデス AMG GT」を発表した。メルセデス AMGによってゼロから開発された「SLS AMG」に次ぐ新型スポーツカーの第2弾メルセデス AMG GTは、その名称からもわかるように、これまでのモデルとはことなったスタンスをもっている。SL...

ラグジュアリーモンスターマシン―試乗、SL63AMG|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz SL63AMG|メルセデス・ベンツ SL63AMGラグジュアリーモンスターマシン!試乗、SL63AMG南仏はサン・トロペにておこなわれた、メルセデス・ベンツ「SL63AMG」の試乗会。青い空、蒼い海にかこまれた緑の大地で約200kmのテストドライブにのぞんだモータージャーナリスト、河村康彦氏からのインプレッションが到着!Text by KAWAMURA YasuhikoPhotographs by Mercedes-Benz今風な最新AMGエンジンメルセデス・ベンツSLクラス──そのSLなる名称がドイツ語のSport Leicht、すなわち”軽量スポーツ”に由来をしている事を知る人は少なくないだろう。そもそも1950年代に生まれた「300SL」に端を発するこのシリーズは、2012年初頭に開催されたデトロイトモーターショーで披露された現行モデルで、数えて6代目。しかし冒頭紹介の車名の由来とは裏腹に、5代目モデルではほぼ2トン級と、その車両重量は決して“軽量...

Mパフォーマンスパーツをオプション設定|BMW
BMW|ビー・エム・ダブリューMパフォーマンスパーツをオプション設定ビー・エム・ダブリューは1シリーズ、3シリーズ、5シリーズをよりスポーティにドレスアップするアクセサリーとして、BMW M社と共同で開発した「BMW M Performance」パーツを5月21日より販売すると発表した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)1,3,5シリーズ向けに展開BMWとBMW M社が共同開発したオプションパーツ群「M Performance」パーツが、このたび日本で発売されることになった。ドイツで今年、BMW M社が立ち上げたブランド「M Performance Automobiles」とは、名前こそほぼおなじものの、関連性はないという。1シリーズ、3シリーズ、5シリーズ向けの純正アクセサリーとして設定され、商品ごとに個別にオーダーできるほか、従来のBMWアクセサリー同様、走行距離無制限の2年間部品保証がつく。具体的には、エクステリアに、専用のフロントスポイラーセッ...

Gクラス誕生35周年を祝う2台の特別仕様車|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz G 63 AMG 35th Anniversary Editionメルセデス・ベンツ G 63 AMG 35周年 アニバーサリー エディションMercedes-Benz G 350 BlueTEC 35th Anniversary Editionメルセデス・ベンツ G 350ブルーテック 35周年 アニバーサリー エディションGクラス誕生35周年を祝う2台の特別仕様車メルセデス・ベンツ日本は10日、クロスカントリービークル「Gクラス」の誕生35周年を記念して、内外装に特別装備を施した2台の特別仕様車を設定。「G 63 AMG 35th アニバーサリー エディション」は限定35台、「G 350ブルーテック 35thアニバーサリー エディション」は限定200台で受注を開始した。Text by YANAKA Tomomiスペシャルなミリタリーペイントとホイールでドレスアップ1979年に発売されたGクラス。ドイツ語でオフローダーの意味をもつ「ゲレンデヴァーゲン」...

G55 AMG longにmastermind JAPANとのコラボレーションモデル|Mecedes-Benz
Mercedes-Benz G-class|メルセデス・ベンツ Gクラスブラック地にシルバーのスカル輝く“ゲレンデワーゲン”G55 AMG longにmastermind JAPANとのコラボレーションモデルメルセデス・ベンツは最上級SUV「Gクラス」のAMG版「G55AMG long」に、ファッションブランド「mastermind JAPAN」とのコラボレーションモデルを5台限定で設定、6月10日まで購入申し込みを受け付けると発表した。Text by OPENERSブラック+スカルNATOの軍用車両を祖先にもつ、“ゲレンデワーゲン”ことメルセデス・ベンツ「Gクラス」は、その本格的なオフロード走破性と、誕生からほぼ変わらないスクエアなデザインで、30年を経たいまでも非常に売れつづけている。G55 AMG longはそのGクラスのなかでももっともパワフルなモデルで、5.5リッターV8スーパーチャージャー付エンジンから最高出力373ps(507kW)、最大トルク700Nm(71.4kg...

918スパイダー プロトタイプモデル完成|Porsche
Porsche 918 Spyder|ポルシェ 918 スパイダー918スパイダー初期プロトタイプモデル完成ポルシェは、OPENERSでもその開発を報じている、プラグインハイブリッド スーパースポーツ 「918スパイダー」のプロトタイプモデル第1号を完成させ、そのロードテストの様子を公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)期待通りのスペックを発揮前回報じたさいはシャシーにダミーのボディを部分的にかぶせたような姿での公開となった「918スパイダー」。その、プロトタイプモデル第1号の完成が報じられた。今回はコンセプトモデルに近いデザインのカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)製のモノコックボディシェルを得て、公表にあたってポルシェ自身が言及したレーシングカー、「ポルシェ 917」を連想させるカモフラージュがほどこされた。前輪を駆動する最大80kWの出力をもつモーター、後輪を駆動する最大90kWの出力のモーター、そして570ps以上の最高出力を誇...

新型ポロに試乗|Volkswagen
Volkswagen Polo TSI Comfortline|ポロ TSIコンフォートライン進化するオールラウンダー新型ポロに試乗フォルクスワーゲン「ポロ」が、9月にマイナーチェンジをおこなった。燃費向上や最新の安全装備の採用にくわえ、新型「ゴルフ」にならったあたらしいフロントも大きなポイントだ。2010年に、日本に上陸したばかりのポロを“ゴルフに通じるオールラウンダー”と評した小川フミオ氏が、この最新型を試乗。山道もふくめテストをおこない、その進化をリポートする。Text by OGAWA FumioPhotographs by HANAMURA Hidenoriはっきりと宿る個性熱心なファンを多く抱える、フォルクスワーゲンの「ポロ」がリフレッシュされた。充実した安全装備、燃費が向上したエンジン、それにぐっと質感が高くなった走りで、全方位的にハナマルな出来である。フォルクスワーゲン ポロは、日本のために作られたようなクルマだ。全長4メートル以下で、全幅1.7メートル以下という適...

Audiの矜持「Audi ultra」|Audi
Audi|アウディAudi ultra──Audiの矜持Audi Forum Tokyoでは今月末まで「Audi A6 Avant」を天井からつるし、軽量化技術「Audi ultra(アウディ ウルトラ)」をアピールする特別展示をおこなっている。昨今、しばしば耳にする自動車の軽量化技術。それはいったいどんなものなのか。そしてAudi ultraとはいかなるものなのか? OPENERSはアウディ ジャパンに質問してみた。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)Photographs by Audi Japanクルマは重くなるもの「『Audi ultra』っていうとなんだかかっこいいですけれど、実際は地道な積み重ねなんです」アウディ ジャパンの天野一登氏はAudiの軽量化技術を説明するにあたって、そう切り出した。自動車があたらしくなればなるほど、重くなるのはある意味で当然のことだ。パワーウインドウ、エアコンなど、快適装備の充実、サスペンション剛性の向上や4輪駆動...