スポーツカー
「スポーツカー」に関する記事
パリ現地リポート|HONDA
HONDA|ホンダシビックを主軸にヨーロッパでのディーゼルモデル展開へ小排気量ディーゼルターボという欧州のスタンダードともいうべきパワートレインを獲得し、「CR-V」で攻勢にでるホンダ。そして注目すべきはもうひとつ、FF車最速伝説をねらう、「シビック タイプR」開発中のニュースだ。Text by SHIMASHITA YasuhisaPhotographs by MOCHIZUKI Hirohikoシビック タイプRが来る!ステージのいちばん目立つところに置かれていたのは、10月におこなわれるWTCC(世界ツーリングカー選手権)の鈴鹿戦でデビュー予定のシビックWTCC。その心臓は、レース専用エンジンとして開発された1.6リッター直噴ターボだ。 話題の中心は当然、主力であるこのシビック。ここで発表されたのは新開発の1.6リッターディーゼルエンジン搭載モデルだ。「EARTH DREAM TECHNOLOGY」と銘打つこのエンジンは、94g/kmという低CO2排出量を実現している。 いっ...
パリ現地リポート|Peugeot
Peugeot|プジョーホームグラウンドで元気をアピールついに開幕した、パリモーターショー(パリサロン)2012。2年ぶりの地元開催ということで、プジョーは、事前発表でも派手なカラーリングのディーゼルハイブリッドやRCZのフェイスリフト、208のホットバージョン、新興国向けモデルなど、多方面のバリエーション展示を予告していた。現地で実際の展示を目にした島下泰久氏は、どう感じたか。Text by SHIMASHITA YasuhisaPhotographs by SHIMASHITA Yasuhisa & MOCHIZUKI Hirohik発売が楽しみなスペシャルモデル欧州危機の大きな影響を受けて苦戦しているプジョー。しかしながらパリサロンのブースはひとつに目玉を絞りきることができないほど、とても活気があった。プジョーきってのスペシャルティモデルである「RCZ」は、初のフェイスリフトを敢行。「508」以降のプジョー最新モデルにならったあたらしいフロントマスクやリアエンドを得る...
パリ現地リポート|Renault
Renault|ルノー新型クリオ(ルーテシア)にはやくもバリエーションモデル今回のパリモーターショー(パリサロン)において、ルノーは新型のクリオ(ルーテシア)をワールドプレミア。さらに、はやくもワゴン版である「エステート」やスポーティな「RS(ルノー スポール)」を追加。いっぽうでは「ZOE」や「Twizy」といった電気自動車にも力をいれてきている。そのブースの模様を、島下泰久氏がさっそくリポート。Text & Photographs by SHIMASHITA Yasuhisaこれぞクリオの国お膝元パリでのショーにおけるルノーの目玉は主力コンパクトカーの「クリオ」(日本名ルーテシア)。ブースにはカラフルなボディカラーをまとったクリオが、これでもかというほどズラリと並べられて、とても華やかな空間をつくりだしていた。さらに今回はさっそく、追加ラインナップが発表された。「クリオ エステート」は、リアオーバーハングを201mm延長することで全長を4,262mmとして荷室容量を拡大...
マクラーレン「P1」がワールドプレミア|McLaren
McLaren P1|マクラーレン P1マクラーレン「P1」がワールドプレミアパリモーターショー開幕前から高い注目を集めていたマクラーレン・オートモーティブのコンセプトモデル「P1」がついに公開された。歴史的名車「マクラーレンF1」の再来となるか──Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)ダウンフォース量はMP4-12Cの約5倍今回のパリがモーターショー初出展となるマクラーレン・オートモーティブは、次世代スーパースポーツカーのコンセプトモデル「P1」とともに会場にその姿を表した。「マクラーレンF1」「MP4-12C」「MP4-12Cスパイダー」につづく、ロードモデルとして発表されたこのP1は、これまでマクラーレンがサーキットの現場でつちかってきた先進のテクノロジーをロードカーへフィードバックし、世界最高水準のドライバーエクスペリエンスを与えるために開発された。この斬新なスタイリングが生み出された源は、F1マシンの開発と同様に風洞実験と高度な流体シュミレ...
フェラーリが次期スペシャルモデルのシャシーを初公開|Ferrari
Ferrari |フェラーリフェラーリが次期スペシャルモデルのシャシーを初公開フェラーリは現在開催中のパリモーターショーで、「288GTO」「F40」「F50」そして「エンツォ・フェラーリ」につづく、次期スペシャルモデルで採用する新開発のカーボン製シャシーをはじめて公開した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)開発指揮は“空力の魔術師”ロリー・バーンOPNERSでの既報の通り、次期スペチアーレとして開発が進められるニューモデルは、フェラーリ史上初となるハイブリッドシステムを採用する。パワーユニットとコンポーネントにかんしてはすでに「599GTB」をベースに開発が進められ、その概要も発表されていたが、今年のパリモーターショーではあらたに新開発のカーボンコンポジットシャシーが公開された。フェラーリは、この新型ハイブリッドモデルのシャシー製造にあたり、自動車産業で一般的に採用されるRTM(樹脂転送成形)と呼ばれる工業用カーボンファイバーの生産技術の採用を...
パリ現地リポート|Bentley
Bentley|ベントレーベントレーがサーキットに帰ってくる!パリモーターショー(パリサロン)において、ベントレーはプロダクションモデルやそのコンセプトではなく、「コンチネンタルGT」をベースにしたレーシング用のコンセプトカーをワールドプレミア。ベントレーのもつポテンシャルを、ル・マンだけではなくほかのレース舞台でも世界に知らしめようというのだ。現地でその意気込みを感じた、大谷達也氏のリポート。Text by OTANI TatsuyaEvent Photographs by MOCHIZUKI Hirohiko & OTANI Tatsuyaル・マン24時間の次はGT3だ!パリ・サロンで「コンチネンタルGT3コンセプト」を発表したベントレーは、2013年末までにこのマシンでGT3レースに参戦すると宣言した。ベントレーの会長兼CEOであるウルフガング・シュレイバー博士は発表にさいして次のようにコメントした。「私たちのお客様は、ベントレーがサーキットと密接な関係にあるとの考え...
パリ現地リポート|Jaguar
Jaguar F-Type|ジャガー Fタイプブランドイメージを変革させる一台間違いなく今回のパリモーターショーで最注目株のひとつだったのが、「ジャガーFタイプ」だ。ブランドにとっては、51年前にセンセーショナルに市場に投入されたEタイプ以来、ひさびさの「スポーツカー市場への再参入」をうたう意欲作である。Text by SHIMASHITA YasuhisaEvent Photographs by MOCHIZUKI Hirohiko発売は2013年春を予定プレスデーに先立ち、その前夜にロダン美術館にてお披露目がおこなわれたFタイプ。大いに人目を惹き付けるスタイリングは、昨年9月のフランクフルトモーターショーにて発表されて、その美しさが絶賛されたコンセプトカー「C-X16」のイメージを、ほぼそのまま受け継いでいる。しかしながらC-X16がクローズドルーフだったのにたいして、Fタイプは意外にもオープンボディでの登場となった。オープン化によってリヤフェンダーのボリュームとトランクリッド...
BMW i. BORN ELECTRIC TOUR.開催|BMW
BMW i3 Concept|ビー・エム・ダブリュー i3 コンセプトBMW i8 Concept|ビー・エム・ダブリュー i8 コンセプトBMW iシリーズの世界にひたるBMW i. BORN ELECTRIC TOUR.開催ビー・エム・ダブリューは、BMWのサブブランドであるBMW iの大都市における持続可能なモビリティにむけた取り組みを紹介するイベント「BMW i. BORN ELECTRIC TOUR.」を10月6日(土)から10月8日(月)まで、六本木ヒルズ52階「東京シティビュー」にて開催する。Text & Photographs by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)遠くない将来のモビリティ欧州を中心に、都市部でのCO2排出量0gを目指す動きが本格化しており、もはやそれは、人々の心理的な志向、つまり一種文化的な様相すら呈している。この現状に対応する将来のモビリティが、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ、ジャガー、シトロエンなどさまざまなブラ...
パリ現地リポート|LAMBORGHINI
Lamborghini|ランボルギーニランボルギーニのこれからをきく!今回のパリモーターショーでは3台の「ガヤルド」を展示したランボルギーニ。新型「ガヤルド」の発表が噂されていたがフェイスリフトにとどまっての登場になった。会場で今後のランボルギーニの展望をステファン・ヴィンケルマン社長兼CEOが語った。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by MOCHIZUKI Hirohikoウルス登場の可能性はまだあるフルモデルチェンジ版の「ガヤルド」がデビューすると噂されて久しいランボルギーニ。しかし、パリモーターショー(パリサロン)で発表されたのは、「ガヤルドLP560-4」のフェイスリフトと、トップモデルである「LP 570-4 スーパーレジェーラ」と「LP 570-4 スパイダー ペルフォルマンテ」の2モデルが「エディツィオーネ テクニカバージョン」に進化したことの2点のみ。新型を待ち望んでいたファンには、いささか残念な内容といえるかもしれない。今後のニュ...
パリ現地リポート|INFINITI
INFINITI|インフイニティEVのコンセプトカーをヨーロッパ初出展インフィニティは、同ブランド初のEVとなる「LEコンセプト」をパリモーターショーに出展、ヨーロッパでの初公開を果たした。Text by SHIMASHITA YasuhisaPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko市販前提の現実的なコンセプトインフィニティがパリサロンに出展した「LEコンセプト」は、単なるショーカーではなく市販化を見据えたEVセダンのプロポーザルだ。すでに4月のニューヨークモーターショーにて発表されているが、ヨーロッパでは初披露となる。ルノーの影響力もあり、EVへの補助金が充実しているパリが、その舞台にえらばれたのは納得というところだ。Cd値0.25という優れた空力性能を持つセダンボディには、日産「リーフ」のシステムをベースにしたパワートレインが搭載される。最高出力はリーフの80kW(107ps)から100kW(134ps)に向上。容量24kWhのリチウムイオンバッテリー...
次期エンツォに採用する新型シャシーの動画を公開|Ferrari
Ferrari |フェラーリ次期エンツォに採用する新型シャシーの動画を公開フェラーリは、今年のパリモーターショーで次期スペシャルモデルに採用するカーボン製シャシーを発表し、今回あらたにその詳細を収めた動画を公開した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)フェラーリのシャシーは、かくしてつくられる「エンツォ・フェラーリ」につづく、次期スペチアーレとして開発が進められるフェラーリのニューモデルは、新開発のカーボンコンポジットシャシーが採用されることが、今回のパリモーターショーではじめて発表された。そのニュースはOPENERSでも先日お伝えしたとおりだが、今回あらたに動画3本が公開された。4種類のことなるカーボンファイバーで構成される新開発のシャシー。本編では、その構造を3DCGを用いて分かりやすく解説。またラミネート加工が施されたシャシーに別のコンポーネントを組み込み、オートクレーブで焼き上がるまでの様子がダイジェストで視聴できるようになっているのもおも...
NSXの市販モデル、ついに発表間近|Honda
Honda NSX|ホンダ NSXNSXの市販モデル、ついに発表間近ホンダは、2015年1月に開催される北米国際オートショー(デトロイトモーターショー、NAIAS)において、ついに「NSX」のプロダクションモデルを発表する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)動画でも公開来月にデトロイトで開催される、北米国際オートショーにおいて、ホンダはついに新型「NSX」のプロダクションモデルを公開すると発表した。2012年におなじデトロイトでコンセプトが披露されてから3年、ついにその市販車が登場する。公開された画像から、全体的な外観はコンセプトモデルから大きな変更はない様子だ。北米ではホンダのプレミアムブランド「アキュラ」のモデルとして販売されるため、ロゴはAを象ったものになっている。コンセプトモデルでは、トランスミッションと一体となったモーターにくわえ、左右前輪に各1基、合計3基のモーターとV6 VTECツインターボエンジンをくみあわせた、スポーツハイブリ...
マクラーレン、ル・マン24時間優勝20周年記念で「650S」特別仕様を発表|McLaren
McLaren 650S|マクラーレン 650Sル・マン勝利20周年リミテッド・エディション発売、50台限定生産マクラーレン・オートモーティブは1月20日、ル・マン24時間レースでの勝利から20周年を記念したリミテッド・エディション「650S ル・マン」を今年発売すると発表した。世界50台限定生産。Text by HAMADA Masaru(OPENERS)インテリアパネルやヘッドレストにル・マンのロゴ1955年のル・マン24時間レースを制したカーナンバー01のマクラーレンF1GTRにインスピレーションを受けたリミテッド・エディション「650S ル・マン」は、昨年発表された「650S」の限定版で、クーペモデルのみの設定。ルーフ・シュノーケルタイプのエアインテーク、フロントウイングにあしらわれた、ホイールまわりのエアフローを最適化するルーバーなど、通常の「650S」と比べても個性的な仕上がり。エクステリアには、フロントスプリッターやリアバンパーにカーボンファイバーを多用している。メタ...
ハイブリッドスポーツLF-LC Blueが登場|Lexus
Lexus LF-LC Blue|レクサス LF-LC ブルーレクサス コンセプトハイブリッドスポーツLF-LC Blueをオーストラリアで発表レクサスは、今年1月、デトロイトモーターショーで発表したハイブリッドパワートレインを宿すコンセプトスポーツクーペ「LF-LC」の第2号にあたる「LF-LC Blue」を、10月19日開幕のオーストラリア国際モーターショー(通称 シドニーモーターショー)で公開する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)ハイブリッドパワートレインの出力は500psレクサスは、今年、デトロイトモーターショーに出展した「LF-LC」につづいて、「LF-LC」のセカンドバージョン、「LF-LC Blue」をオーストラリア国際モーターショーに出展する。ボディカラーはデトロイトで発表された「LF-LC」の赤から、オーストラリアのオパールに着想を得たという「オパールブルー」に変更され、インテリアは、前回の木目パネルから、ホワイトとブラウンでの仕上...
C63AMGブラックシリーズに20台の限定車|Mercedes-Benz
メルセデス・ベンツ C 63 AMGクーペ ブラックシリーズ パフォーマンススタジオ エディション|Mercedes-Benz C 63 AMG Coupe Black Series Performance Studio EditionC 63 AMGブラックシリーズに20台の限定車メルセデス・ベンツ日本はCクラス最高のパフォーマンスをほこる「C 63 AMGクーペ ブラックシリーズ」に、カスタムオーダー部門「AMG パフォーマンス スタジオ」へ特別発注したモデルを20台限定で発売する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)白と黒のコントラスト「C 63 AMG クーペ ブラックシリーズ」は、最近のAMGモデルが搭載する「M157」型エンジンではなく、「M156」型のエンジンを採用する、Cクラス最速のモデルだ。この6.3リッターV型8気筒エンジンは最高出力517ps/6,800rpm、最大トルク620Nm/5,200rpmを発揮し、0-100km/...