スポーツカー
「スポーツカー」に関する記事
Mercedes-Benz SLK 55 AMG 3代目SLKにAMGを追加!
Mercedes-Benz SLK 55 AMG|メルセデス・ベンツ SLK 55 AMG3代目SLKにAMGモデルが登場2011年5月に日本上陸を果たした3代目SLK。先日、「SLK 55 AMG」が追加されることと、搭載されるエンジンだけが発表された。そしてこのたび、そのほかのディテールも明らかになった。文=小池りょう子燃費、エミッション排出量を30パーセント低減先だって、気筒休止機能を備えた新開発AMG 5.5リッターV8エンジンが発表された新型「SLK 55 AMG」。このエンジンは、最高級のパフォーマンスと低燃費を両立。最高出力310kW (422hp)、最大トルク540Nmを誇り、環境性能は燃費8.4ℓ/100km、CO2排出量195g/kmと、ともに先代と比べ約30パーセント低減させた。加速性能にかんしては、0-100km/hを4.6秒で駆け抜け、最高速度は時速250km/hでリミッタ―が作動する。トランスミッションには、電子制御式7段ATの「7G-TRONIC」が用...
Ferrari 458 SPIDER|フランクフルトに登場
Ferrari 458 SPIDER│フェラーリ 458 スパイダーフランクフルトモーターショーで初公開フェラーリは、ミッドシップスポーツカー「458 イタリア」のオープントップモデル「458スパイダー」を、9月に開かれるフランクフルトモーターショーで披露する。文=谷中朋未ミッドシップにしてフル・リトラクタブル・ハードトップの組み合わせまず注目すべきは、アルミニウムを使ったフル・リトラクタブル・ハードトップを採用していること。これはミッドシップエンジンを搭載するスポーツカーとしては世界初という。従来のソフトトップに比べても重量が約25kgも削減され、開閉時間もわずか14秒にまで短縮された。オープントップでの走行を最大限快適にするため、可変式電動ウィンド・ストッパーを装備。これにより、コックピット内の空気流を穏やかにし、時速200キロを超えるスピードで走行しても通常の会話ができるという。車体後部が膨らんだ「バッドレス」のある革新的なフォルムは、エンジン吸気口への空気の流れを最適化させ...
MASERATI GranCabrio FENDI フェンディとのコラボレーションカー
MASERATI GranCabrio FENDI│マセラティ グランカブリオ フェンディイタリアを代表する2大ブランドのコラボレーションが実現!マセラティは、フェンディとのコラボレーションによる特別仕様車「マセラティ グランカブリオ フェンディ」を9月13日に開幕するフランクフルトモーターショーで初公開すると発表した。文=谷中朋美ゴールド仕上げがほどこされたボディメイド・イン・イタリーを代表する2大ブランド、マセラティとフェンディという豪華なコラボレーションが実現。ラグジュアリーな1台がフランクフルトモーターショーでお目見えする。イタリア・モデナのマセラティ本社でつくり上げられた「グランカブリオ フェンディ」はマセラティ初の4シーターオープンモデルの「グランカブリオ」をベースに、フェンディ家3代目 シルヴィア・フェンディによって手がくわえられた特別仕様車。まず、目に飛び込んでくるのは、エレガントなボディ。「グリージョ フィアンマ フェンディ」と名づけられた三層コートのボディカラー...
PORSCHE 911 turbo(後編)|最新ターボが辿り着いた境地とは
PORSCHE 911 turbo|ポルシェ 911 ターボ(後編)最新ターボが辿り着いた境地とは初代が1974年に登場して以来、ポルシェのフラグシップモデルとして君臨しつづけている911ターボ。その最新モデルが発表された。文=渡辺敏史写真=ポルシェジャパンピュアスポーツカーとしては究極の快適性新型911ターボ、一般道での試乗で際立つのはその快適性にある。とくに音、振動の要素は前型に対して劇的ともいえる進化を遂げており、常識的なスピードで流すかぎりは普通のカレラと比べてもまったく乗り心地に見劣りはない。911のライド感はもはやスポーツセダンに近いほど洗練されており、日常のアシとしての適性は、ピュアスポーツカーとしてはもはや究極というところまで達している。このなめらかな身のこなしには、変速によるショックの少ないPDKの完璧な調律ぶりも一助している。そして燃費は街中から高速と、普段乗りのシーンを概ね織り込んだドライブで6~12km/lのあたりを示していた。その優れたCO2排出量が証明さ...
はじまりとおわりのヴェイロンを展示|Bugatti
Bugatti Veyron 16.4 Grand Sport Vitesse “La Finale”ブガッティ ヴェイロン 16.4 グランスポール ヴィッテス “ラ フィナーレ”はじまりとおわりのヴェイロンを展示ブガッティはジュネーブモーターショーにおいて、「ヴェイロン」の第1号車と、最後となった450台目「ラ フィナーレ」を展示。時速431.072km/hという市販車世界最速のワールドレコードをもつ、スーパースポーツカーの有終の美を飾った。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)最初を参考にした最後のモデル事前に発表されたとおり、ブガッティはヴェイロン最後のモデル「ヴェイロン 16.4 グランスポール ヴィッテス “ラ フィナーレ”」をジュネーブモーターショーで発表。“はじめの1台”とともにヴェイロン最後のステージを飾った。2005年に1,000psという破格のパワーを有するロードゴーイング スーパースポーツカーとして登場した「ヴェイロン 16...
ポルシェ 911 GT3を超える“RS”、ジュネーブでデビュー|Porsche
Porsche 911 GT3 RS|ポルシェ 911 GT3 RS911 GT3を超える“RS”、ジュネーブでデビューポルシェは、現在開催中のジュネーブモーターショーで、911ファミリーの頂点に立つ「911 GT3 RS」のワールドプレミアをおこなった。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)911最強のロードゴーイングモデル3月3日に開幕したジュネーブモーターショーで初披露となったポルシェの最新ウエポン「911 GT3 RS」は、先に登場した「911 GT3」のさらに上をいくパフォーマンスを持つ、公道仕様における911ファミリーのフラグシップモデルとして開発された。「現在考えうる最高のモータースポーツテクノロジーを導入した」とポルシェがうたう911 GT3 RSには、911シリーズのラインナップにおけるダイレクト フューエル インジェクション自然吸気エンジンとしては最大の排気量とパワーが与えられ、搭載される4リッター6気筒エンジンからは、911 G...
マクラーレン 675LT、その姿をあらわす|McLaren
McLaren 675LT|マクラーレン 675LTマクラーレン 675LT、その姿をあらわす現在開催中のジュネーブモーターショーで、マクラーレンは最新作となる「675 LT」を公開。名称にはオマージュを込めて「Long Tail」のイニシャルが与えられた。Text by TAKEDA HiromiF1GPの世界の旗手としてばかりでなく、いまや英国を代表するスーパースポーツカーメーカーとしても知られるようになったマクラーレン オートモーティブはニューモデル「675 LT」の概要を明らかにした。マクラーレン675 LTは、同社のヒット作「650S」をベースに、本格的なサーキット走行にも対応すべく開発された高性能モデル。フェラーリ「458イタリア」に対する「458スペチアーレ」に相当するような、ハードコアバージョンと見て良いだろう。ネーミングの「LT」は「Long Tail」のイニシャル。この名称には、歴史的なオマージュが込められている。同社にとってはマイルストーンとも言うべき伝説のス...
BMW i|ビー・エム・ダブリュー i 2台の車輛の詳細を公表
BMW i8 Concept|ビー・エム・ダブリュー i8 コンセプトBMW i3 Concept|ビー・エム・ダブリュー i3 コンセプトサブブランド「BMW i」が展開するPHV、EVの詳細を発表(1)BMWは今年2月により持続可能なモビリティソリューションの展開を専門的におこなうサブブランド「BMW i」を発足。同時にBMW iからは、電気自動車の「i3」、プラグインハイブリッド車「i8」が展開されることが発表されていたが、このたび両車輌が公開され、その詳細も明らかになってきた。文=小池りょう子未来志向のスポーツプラグインハイブリッドまずは、プラグインハイブリッド車「i8 コンセプト」。パワートレインにかんしては、モーターをフロントアクスルに搭載し、リアに最高出力164kW(220ps)、最大トルク300Nmを発生する3気筒エンジンが組みあわされる。0-100km/h加速5秒以下を達成しつつ、バッテリーには、大型のリチウムイオンを積み、燃費3ℓ/100kmという優秀な数値を記...
PORSCHE 911 Black Edition|ポルシェ 911 ブラックエディション 登場
PORSCHE 911 Black Edition|ポルシェ 911 ブラックエディション1,911台限定の「911」ポルシェAGは「911 ブラックエディション」を発表。1,911台限定で生産され、今春から世界各国のマーケットに導入するとアナウンスした。文=松尾 大ほぼ、最終型? 今年中のフルモデルチェンジが噂されるポルシェ 911。997ボディの生産ももはやあまり長くないはずだが、そんななか、997のひとつの完成形ともいえる限定モデルが登場する。ブラックエディションと名づけられた、世界限定1,911台の911はその名のとおり、ブラックのみで覆われたボディに、豪華な装備があたえられたクーペとカブリオレからなる。この限定モデルに特徴的なボディカラーは、ソリッドブラックが標準で、オプションとしてバサルトブラックメタリックと呼ばれるより光沢のあるカラーも用意され、カブリオレのソフトトップもブラックである。ホイールは、19インチ 911ターボ II ツートンカラーホイールで、ホイールのリ...
PORSCHE 911GT3 RS4.0 |997最終モデルの走りを動画で公開
Porsche 911GT3 RS 4.0|ポルシェ 911GT3 RS 4.0997最終モデルの走りを動画で公開英国の自動車専門誌、『AUTOCAR』はYou Tube上で、ポルシェ911(997)の最強の自然吸気モデルとして登場した911GT3 RS4.0のインプレッションムービーを公開した。文=松尾 大最高峰の997ポルシェが世界限定600台でリリースし、7月から販売が開始された911GT3 RS4.0は、自然吸気の911としては最強のモデル。4.0リッター水平対向6気筒エンジンは最高出力368kW(500ps)/8250rpm、最大トルク460Nm(46.9kgm)/5750rpmを発生する。カーボンファイバー製のボンネットなど徹底的な軽量化がほどこされ、車両重量1,360kgを実現することで、0-100km/h加速3.9秒、0‐200km/h加速12秒以下、さらにニュルブルクリンク・オールドコースでのタイムが7分27秒というパフォーマンスを生み出した。現地価格は17万85...
PORSCHE|ポルシェ 911ターボ|第16回 (後編)|「まさに感動超大作」
第16回 ポルシェ911ターボ(後編)「まさに感動超大作」ポルシェの代名詞「911」のトップモデル「911ターボ」。その最新型“タイプ997”に試乗した。乗りはじめこそ芳しくなかった印象が、山道で走り出すと一転……。文=下野康史Photo by Porsche最初は退屈だった3.6リッター水平対向6気筒に新しいターボ・システムを搭載した最新型「911ターボ」は、480psを誇る。このくらいのパワーになると、左様ですかと思うだけで、ピンとこない。というよりも、混んだ都内を走りはじめたときのファーストコンタクトは、正直言ってあまり芳しくなかった。ティプトロニックS(マニュアルモードのついたオートマチック)のおかげで、なんの苦もなく転がせるが、渋滞に阻まれて回せないと、3.6リッター・ターボはむしろ退屈だ。低速域だと、アクセルの応答性はけっしてシャープではないし、アイドリング時の音や振動は、低くこもりがちで、どこか建設機械的だ。足まわりも、タウンスピードではひたすらズデンとしていて、大味...
Alfa Romeo 4C Concept|アルファロメオ 4C コンセプト コンパクトスポーツカーがプレミア!
Alfa Romeo 4C Concept|アルファロメオ 4C コンセプトコンパクトなミドシップスポーツカーがプレミア!アルファロメオは、開催中のジュネーブモーターショーでミドシップスポーツカー、4C コンセプトを出展した。文=松尾 大850kg以下という軽量ボディアルファロメオのあたらしいスポーツカー「4C コンセプト」は2006年に500台限定で発売された8C コンペティツィオーネをそのままコンパクトにしたようなデザインの1台だ。4Cコンセプトという名のとおり、V8を搭載していた8Cに対し、こちらは4シリンダー。カーボンとアルミニウムによるボディ素材や後輪駆動レイアウトなどのテクノロジーは8Cと共通するものがあるが、約4mの全長と2.4mのホイールベースによるコンパクトなボディと軽量な素材もあいまって、車両重量は850kg以下におさえることができた。 エンジンは、欧州ではさきごろ販売のはじまったジュリエッタ クワドリフォリオ・ヴェルデに搭載されている、可変バルブタイ...
McLaren MP4-12C|オーダーメイドのマクラーレン
McLaren MP4-12C|マクラーレンMP4-12Cオーダーメイドのマクラーレンマクラーレン・オートモーティブは、オーダーメイド部門として、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズの設立を発表した。文=松尾 大特別なMP4-12C圧倒的な動力性能と高級車並みの乗り心地を両立させた、スーパースポーツモデルMP4-12Cを発表して波に乗るマクラーレン・オートモーティブがオーダーメイド部門であるマクラーレン・スペシャル・オペレーションズを設立した。8月30日の設立に先立ち、8月21日に米・カリフォルニア州ペブルビーチで開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」でお披露目されたのは、2台の特別なMP4-12C。一台はボルケーノ・オレンジとよばれる、まさに燃えるようなオレンジ色のカラーに身を包み、もう一台は、マクラーレンメルセデスのF1マシンとおなじく、クロームコーティングがなされたもの。ボルケーノ・オレンジを纏ったモデルについては、グロス塗装の黒いルーフ、内側を黒いグロス塗...
アヴェンタドールにスーパーヴェローチェ登場|Lamborghini
Lamborghini Aventador LP750-4 Superveloceランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 スーパーヴェローチェアヴェンタドールにスーパーヴェローチェ登場ランボルギーニは、開催中のジュネーブモーターショーで、V12エンジンを搭載する同社のフラグシップ、アヴェンタドールの最新モデルとなる「LP 750-4 スーパー ヴェローチェ」を発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)50psのパワーアップ「アヴェンタドール LP750-4 スーパーヴェローチェ」は、2011年に登場したランボルギーニのフラッグシップスポーツモデル「アヴェンタドール LP700-4」をもとに、徹底した軽量化と空力性能を改善したボディ、さらにエンジンのパワーアップをほどこした新モデルだ。エンジンはひきつづき6.5リッターV型12気筒自然吸気を採用するが、可変バルブタイミングや可変吸気システムの最適化などに改良をくわえ、最高出力は50ps...
ポルシェ 911 カレラ テクニカルワークショップ開催|Porsche
Porsche 911 Carrera|ポルシェ 911 カレラポルシェ開催のワークショップより速報!新型911の全容を完全リポート!! (1)9月に開催されたフランクフルトモーターショーでデビューし、世界中の注目を集めたのが、7代目となる新型「ポルシェ 911 カレラ」だ。閉幕から約1カ月後、本国ドイツ・ヴァイザッハにて同車の細部について詳細にレクチャーするワークショップが開かれた。島下泰久氏による現地リポートをお送りする。文=島下泰久モデル史上2回目の完全刷新フランクフルトモーターショーでの新型911 カレラの発表から約1カ月後の10月中旬。ポルシェから、その開発の本拠であるヴァイザッハへの招待状が舞い込んだ。内容は、その新型911 カレラのテクニカルワークショップである。まだ、ここではステアリングを握らせてくれるわけではない。しかしながら911というモデルの46年にもおよぶ歴史のなかで、1997年の996型へのモデルチェンジにつづく、ほんの2回目に過ぎないゼロからの完全刷新と...