クーペ
「クーペ」に関する記事
ベントレー 最新サルーン&クーペの真価とは!?|BENTLEY
BENTLEY MULSANNE|ベントレー ミュルザンヌBENTLEY CONTINENTAL GT|ベントレー コンチネンタル GTベントレー 最新サルーン&クーペの真価とは!? (1)OPENERSでは、最新のベントレーの真価を探るべく、フラッグシップサルーン「ミュルザンヌ」(写真右)、ラグジュアリーGTクーペ「コンチネンタル GT」(写真左) 2台のテストドライブをおこなった。先日、そのフォトインプレッションをお届けしたが、今回は本編となるジャーナリスト 渡辺敏史氏による試乗記をお送りする。文=渡辺敏史写真=荒川正幸受け継がれる職人技術ロンドンから北西に約400kmあまり。その位置をわかりやすくいえば、バーミンガムとマンチェスターのあいだあたりということになるだろうか。ベントレーが本拠を構えるクルーという街は、仮にそれをのぞいてしまうと、さしたる産業も見当たらなさそうなふるく小さなところだ。その清閑さに紛れるように、彼らの工場はある。竣工は49年。煉瓦造りのそれを日...
スポーティを強調する特別仕様車 BMW M3 フローズン・シルバー・エディション登場|BMW
BMW M3 Frozen Silver Edition|ビー・エム・ダブリュー M3 フローズン・シルバー・エディションM3クーペの特別仕様車「フローズン・シルバー・エディション」を発表BMWはM3クーペの特別仕様車「Frozen Silver Edition(フローズン・シルバー・エディション)」を発表し、全国のBMW正規ディーラーにおいて予約注文受付を開始した。販売台数は限定30台となっている。文=小池りょう子ハイ・パフォーマンスをさらに強調するモデルM3クーペ「フローズン・シルバー・エディション」は、M3のキャラクターをより強調する特別仕様車。まずボディカラーには、通常のM3クーペに設定のないダイナミックなデザインを際だたせる「フローズン・シルバー」を採用。通常の光沢よりも金属の質感が強調されるペイントによって、ボディの輪郭が浮き上がり、彫刻のような仕上がりになっている。このボディカラーに、マットブラックに塗装された19インチのMライト・アロイホイールが組みあわさり、さらに...
Bugatti Veyron 16.4|ブガッティ ヴェイロン 16.4 生産を終えた最強のクーペ
Bugatti Veyron 16.4|ブガッティ ヴェイロン 16.4生産を終えた最強のクーペさる6月24日、300台目となるブガッティ ヴェイロン 16.4が欧州在住の顧客からオーダーを受けた。今秋完成予定の同車の販売をもって、ブガッティ ヴェイロンのクーペモデルの生産が終了することとなった。文=松尾 大最高出力1,000psを優に超えるスーパーマシン1998年、フォルクスワーゲンがブガッティ・ブランドを買収し、そのちょうど一年後にスタディモデルとしてEB18/4ヴェイロンを東京モーターショーに発表した。さらに6年後にあらわれたヴェイロン 16.4は、400km/hの壁を超え、それから半年後、ついに市販が開始された。ヴェイロンの特徴といえば、圧倒的なパワー/トルクとそれによって導き出される加速、そして最高速度だ。4つの連続可変カムシャフトと4つのターボチャージャーつき7,993ccW16気筒エンジンは、16あるシリンダーが1-14-9-4-7-12-15-6-13-8-3-16...
BUGATTI Veyron 16.4 grand sport|「ブガッティ・ヴェイロン16.4 グランドスポーツ」発表
超弩級の高性能オープン「ブガッティ・ヴェイロン16.4 グランドスポーツ」発表フランスの高級スポーツカーブランド、Bugatti(ブガッティ)が新しいオープンモデル「Veyron 16.4 Grand Sport(ヴェイロン16.4 グランドスポーツ)」を発表した。2008年8月16日、アメリカのぺブルビーチで正式にお披露目される。400km/オーバー、150台限定、2億5300万円「ヴェイロン16.4」に、着脱式のルーフをもつオープンモデルが加わる。クローズドモデル譲りの8リッターW16気筒+4ターボチャージャーを採用。最高出力1001馬力、最大トルク127kgmという途方もないスペックの強心臓はリアにマウントされる。オープン化にともなういっそうの安全性向上がはかられていることはグランドスポーツ特有のポイントだ。0-100km/h加速はわずかに2.5秒。406km/hという、サーキットでも到達が難しい最高速度を出すさいは、ルーフをしめたほうが無難だろう。ルーフを取り外した場合は、...
CITROEN DS5|シトロエン DS5 上海で世界初公開
CITROEN DS5|シトロエン DS5DSシリーズ初のハイブリッドを上海でプレミア!シトロエンは、DSシリーズにあたらしくくわわる「DS5」を上海にてお披露目した。同車は、19日から開始した上海オートショーにも出展されている。文=松尾 大Cスポーツ ラウンジ コンセプトを再現かねてから噂されていたシトロエンDSシリーズの上位モデル「DS5」がとうとう公開された。シトロエンにとって欧州についで2番目の販売台数を誇る重要な市場である中国で公開したことから、このモデルにたいする並なみならぬ意欲がうかがえる。注目すべきはそのスタイリングだ。2005年のフランクフルトショーで公開されたCスポーツ ラウンジ コンセプトと多くの共通項をもつ。低く長いシルエットに、大きく口を開けたフロント両サイドのエアインテーク。ヘッドライトの後端からフロントフェンダーを経て、ドアミラー手前から上に向かうキャラクターラインとともに三角窓を形成するAピラー。小さめのグリーンハウスなどは、ほぼコンセプトカーどおり...
PEUGEOT 508|プジョー 508 新型セダン/SWに試乗
PEUGEOT 508|プジョー 508老舗の技が冴える、あらたなるフラッグシップ(1)プジョーから「407」の後継モデル「508」が誕生した。昨今のプジョー車とはことなり、吊り目が抑えられた、あたらしい顔だちも特徴だが、見直されたサスペンションをはじめ、実用性のある広いラゲッジルーム、高い乗り心地など、決して派手な装飾はほどこされていないものの、プレミアム感が随所に織り込まれた老舗の技を垣間見ることのできるクルマである。文=森口将之写真=プジョー・シトロエン・ジャポンコンセプトモデル「SR1」を踏襲する顔だち昨年秋のパリ・モーターショーで発表されたプジョー508は、407の後継車である。3ケタ数字の最初が4から5に切り替わった先例としては、1960年代の404から504へのモデルチェンジがある。ただし今回はひと足先に、408というモデルが存在していたことが、508という数字の起用につながったとも言える。つまりプジョーはDセグメントを2車種用意した。新興国向けに308のプラットフォ...
Peugeot|プジョー RCZ 試乗インプレッション
Peugeot|プジョー RCZ快適性、スポーティさ。それぞれの顔をもつ2つのプジョーRCZ(1)プジョー初のコンパクトスポーツクーペを名乗る「RCZ」が、プジョー シトロエン ジャポンの手により、日本市場に導入された。スタイリッシュな2ドアクーペで、実際に運転してみても、決して見かけ倒しではない楽しみをもったモデルである。文=小川フミオ写真=荒川正幸はじめてアルファベットの車名を用いたプジョープジョー RCZは308のシャシーを一部共有して開発されたモデル。2612mmのホイールベースは2mmだけこちらが長く、4287mmの全長は3mmだけ短い。つまりほぼ同寸。ただし全高は308ハッチバックの1515mmから1359mmへとだいぶ低められている。同種のスタイリングコンセプトをもったアウディTTと比較すると、プジョーRCZのほうが31mmも低い。既発のカブリオレ、308CCと比較しても着座位置は45mm低くなる。 日本において販売されているRCZは2つのグレードをもつ。そして...
Jaguar XKR-S|ジャガー XKR-S 史上最強のジャガーに試乗!
Jaguar XKR-S|ジャガー XKR-S史上、最強かつ最速のジャガーにポルトガルで試乗!(1)2011年3月のジュネーブモーターショーでジャガーから発表されたのは、XKシリーズの頂点に立ち、ジャガー史上最強と謳われる「XKR-S」だ。ジャガー車がこれまで培ってきた豪華さや気品はそのままに、本来もっていたスポーツカーブランドとしての歴史を垣間見せた同車に、モータージャーナリスト 河村康彦がポルトガルにて試乗した。文=河村康彦本来のあり方の象徴となったXKシリーズの頂点世界を代表するスポーツカーブランドは?そんな問いかけを耳にしたとき、一般には「ポルシェ、フェラーリやランボルギーニといった名前が浮かぶ」というのが普通だろう。一方で、そこに「ジャガー」をくわえようとなると、異論もあらわれそう。というよりも、その名を挙げたこの時点で、「ジャガーって、高級サルーンのメーカーだろ!」と、耳に届かぬ多くの声が聞こえるような気もする……。 けれども、第二次大戦後にリリースされたXK120や...
NISSAN|GT-R 2012年モデル 渡辺敏史氏によるインカーリポートムービー
NISSAN GT-R|日産GT-Rさらなる進歩を遂げた2012年モデルのインプレッションムービー11月7日、スポーツランドSUGOにておこなわれた日産GT-R 2012年モデルの発表試乗会。このたびテストドライバーを務めてくれたのはジャーナリスト 渡辺敏史氏だ。搭載される3.8リッターV6エンジンはバルブタイミングと空燃比、点火時期などの最適化などによって、2011年モデル比で20psアップの最高出力550ps、20Nmアップの最大トルク632Nmを記録。加速性能にかんしては、0-100km/h加速2.84秒という数値を実現している。そのほかに注目なのが、フロントは左側バネレートをハードにセッティングし、リアはサスペンションアームを左側は上半角、右側は下半角をもたせるように装着する左右非対称サスペンションを導入したことだ。また、2012年モデルには、従来のスパルタンバージョン「スペックV」の代わりに、「ピュアエディション」にカスタマイズオプションを装備する「for TRACK P...
Porsche|ポルシェから、最強のパナメーラ「パナメーラGTS」が登場
PORSCHE Panamera GTS|ポルシェ パナメーラGTS第42回東京モーターショー2011ポルシェから、伝説の名を冠したパナメーラポルシェジャパンは、昨日開幕したロサンゼルス モーターショーでワールドプレミアを果たしたばかりのパナメーラGTSの予約受注を、11月30日から全国のポルシェ正規販売店にて開始すると発表した。第42回東京モーターショーにも出展される。文=松尾 大316kW、520Nm、0-100km/h加速4.5秒!1963年に誕生した伝説の904カレラGTSにはじめて冠せられた“GTS”という名は、ポルシェのラインナップのなかでも、卓越したパフォーマンスを誇るモデルに与えられる称号。そのGTSの名が、パナメーラにも与えられた。 GTS用に強化された4.8リッターV8エンジンは、パナメーラSおよび4Sより22kW(30ps)高い、最高出力316kW(430ps)/6,700 rpmを発生し、最大トルクも20Nmアップの520Nmとなった。トランスミッションは7...
MINI Coupe|史上初2シーターミニ、日本上陸!
MINI Coupe|ミニ クーペ史上初2シーターミニ、日本上陸!BMWは、プレミアムコンパクトブランド MINIにあらたにくわわるモデル「MINI クーペ」の予約注文受付を9月27日より全国のMINI正規ディーラーをつうじて開始することを発表した。納車は、2011年12月以降を予定している。Text by OPENERS車高を50mm縮めたことで、さらなる加速性を実現一昨年、“ミニ初の2ドア”と謳われるコンセプトモデル「MINI クーペ コンセプト」が誕生した。同車の市販モデルが今年6月に正式発表されたが、そこからわずか3カ月で日本上陸が決定した。MINI クーペは、ハッチ、コンバーチブル、クラブマン、クロスオーバーにつづく第5のモデル。上述のとおり、MINIの市販車史上ではじめて2シーターを採用したのが最大の特徴だ。そのうえミニ クーペは、エンジンルーム、キャビン、そしてリアデッキを設けたいわゆる3ボックスボディ構造をもち、ラゲッジスペースは280リットルと、充分な広さを確保し...
新型911の魅力のすべて|Porsche
Porsche 911|ポルシェ 911デザインから環境性能までを詳細解説新型911の魅力のすべて(1)新型911の特徴はなにか。ひとことで表現すると「インテリジェント・パフォーマンス」だとポルシェではいう。低燃費とハイパフォーマンスを両立させるため、高い水準のエンジニアリング技術を使ったのが特徴とされている。具体的に、デザインから環境性能にいたるまで、新型911の魅力のすべてを、ここで紹介しよう。文=小川フミオDESIGNコードネーム991と呼ばれる新型911の特徴は、水平対向6気筒エンジンをリアに搭載した、2ドアクーペというメカニカルレイアウト。つまり、基本的なコンセプトは1963年以来、不変だ。これについて、現在ポルシェのデザインディレクターを務めるミヒャエル・マウアーはポジティブだ。「911はプロポーションだけで他車と見わけがつく唯一のスポーツカーであり、余計なことをやらずとも、すぐに911と気づいてもらえるのです」と語る。「トレッド幅を拡げたこともあり、技術的な要件からホ...
BMWのルーツが垣間見える新型6シリーズ試乗
BMW 650i COUPE|ビー・エム・ダブリュー 650i クーペBMWの伝統に現代の要求を加味した新型6シリーズに試乗BMWの根幹ともいえる、ラグジュアリアスなクーペ。1968年に発表され、ドイツをはじめ、米国やさらに日本でも人気を博した美しい2ドアの3.0CS(のちに燃料噴射装置を備えて3.0CSiに)の系譜は、のちに6シリーズと名称変更され、現在にいたるまで連綿とつづいている。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayukiニッチな市場を狙ったBMWの戦略少量生産の出来のいいスポーツクーペをBMWが手がけていたのは、高級乗用車のメルセデス、大衆乗用車のフォルクスワーゲン、そしてスポーツカーのポルシェという各ライバル社が埋めきれない、どちらかというとニッチ(すきま)市場を狙ったためだった。背景には、戦前からスポーティなクルマづくりを得意としてきたBMWの伝統もあった。高級クーペの路線は、1976年発表の初代6シリーズでみご...
Lamborghini Aventador LP 700-4|ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4
Lamborghini Aventador LP 700-4|ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4アヴェンタドール ついに日本で発売開始!ランボルギーニ ジャパンは、3月のジュネーブモーターショーでに発表された、ランボルギーニのあたらしいフラッグシップモデル アヴェンタドールLP 700-4を9月26日から販売開始した。文=松尾 大日本での価格は、4,000万円オーバーに!ランボルギーニのあたらしい時代を切り開くスーパースポーツ、アヴェンタドール LP 700-4がついに日本で発売されることになった。環境問題が叫ばれ、多くのクルマのエンジンがダウンサイジングされ、ポルシェでさえCO2排出量200g/km以下というあたらしい911をリリースするという時代に、あえて新開発した6.5リッター60度V12エンジンを搭載してあらわれたランボルギーニの最新フラッグシップ。このエンジンは、ボア×ストローク=95×76.4mmというショートストロークで、エンジン長784mm、吸気系を...
レクサスの新型クーペ、RCが正式発売を開始|Lexus
Lexus RC|レクサスRCLexus RC F|レクサス RC Fハイパフォーマンスモデル“F”も同時に登場レクサスの新型クーペ、RCが正式発売を開始レクサスは、2013年の東京モーターショーでワールドプレミア(参考出展)したスポーティクーペ「RC」とその高性能バージョンとなる「RC F」を正式に発売した。Dセグメントモデルである「IS」シリーズのプラットフォームを基本流用するが、本格的な2ドアクーペモデル化にあたり手が入れられ、強化策も万全。リトラクタブルハードトップを持った「SC」の後継となるスポーティモデルとしても、期待される。Text by SAKURAI Kenichi重要視されたのはドライビングパフォーマンス昨年の東京モーターショーに参考出展され、多くのファンの期待を集めたスポーティクーペ「RC」がいよいよ発売を開始した。車名の「RC」とは「Radical Coupe」の意味で、「Radical」は過激という意味の英語だが、スラングでは最高やカッコイイ、素晴らしいと...