独立時計師ブランド「ローラン・フェリエ」。将来の値上がり期待なら、こんな時計を!| Laurent Ferrier
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2022年3月25日

独立時計師ブランド「ローラン・フェリエ」。将来の値上がり期待なら、こんな時計を!| Laurent Ferrier

Laurent Ferrier|ローラン・フェリエ

メゾンの哲学“シンプルで正確で整然とした美”を凝縮した「スポーツ・オート」の2022年新作

スイスの高級時計メゾン、ローラン・フェリエが「スポーツ・オート」の2022年新作を発表。ブランド創業メンバーがともに戦ったル・マン24時間耐久レース出場40周年へのオマージュとなるタイムピースだ。

Text by YANAKA Tomomi

「トゥールビヨン グランスポーツ」を継承するクッション型ケースにチタンを採用

「スポーツ・オート」は、1979年のル・マン24時間耐久レースでローラン・フェリエ氏ら3人のアマチュアドライバーが総合成績3位という快挙を成し遂げたことをオマージュしたモデルだ。“レース中に着用できる理想的なタイムピースをつくる”という想いから開発・設計された「スポーツ・オート」は、そのデザインと性能でラグジュアリースポーツウオッチの歴史に新たな1ページを加えるタイムピースとなった。
今回発表された新作は、2019年に発表された「トゥールビヨン グランスポーツ」のデザインを継承するクッション型ケースに、グレード5のチタン素材を採用。ベゼルと緩やかなトノー型のミドルケースで構成されるフォルムはローラン・フェリエのデザインコードに則ったスポーティーさと滑らかな曲線美が特徴だ。またベゼルは円形のサテン、ケースサイドはミラーポリッシュ、ミドルケースは垂直なサテンと、各部に異なる仕上げが施され、豊かな質感が描かれた。
ケースにセットされる一体型メタルブレスレットは、ポリッシュ仕上げの側面とサテン仕上げの垂直方向が強調され、センターリンクの傾斜した側面に至るまでポリッシュ仕上げが施されている。文字盤は濃淡の異なるブルーのオパライン仕上げでスポーティかつ優美な表情に。ローラン・フェリエの象徴的な形状であり、槍を意味するアセガイ型の針とインデックスにはグリーンのスーパールミノバを塗布。ベースとなる文字盤から低くセットされた6時位置のスモールセコンドはパウダーグレーのマーカーで彩られた。
心臓部には、メゾンで2番目の自社開発・製造の自動巻きであると同時に、初めてプラチナ950製のマイクロローターを採用した新開発のキャリバーLF 270.01を搭載。従来のラチェット式に代わり、ボールベアリングを使用しており、耐衝撃性や耐振動性に優れ、72時間以上のパワーリザーブを誇る。
このほかにもエッジ部分の面取りや表面の鏡面仕上げなど139工程以上の手作業を必要とするムーブメントが時を刻む「スポーツ・オート」。ローラン・フェリエの哲学“シンプルで正確で整然とした美”を凝縮したモデルだ。

スポーツ・オート

  • ムーブメント|自動巻きキャリバーLF270.01
  • パワーリザーブ|72時間
  • ケース素材|チタン(グレード5)
  • ケース径|41.5mm
  • 防水|12気圧
  • ブレスレット|チタン
  • 予価|607万2000円(税込)
問い合わせ先

ローラン・フェリエ/DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン
cg.csc1@dksh.com
https://laurentferrier.ch/