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IMPRESSION
2015年2月20日
NISSAN|GT-R 2012年モデル 渡辺敏史氏によるインカーリポートムービー
NISSAN GT-R|日産GT-R
さらなる進歩を遂げた2012年モデルのインプレッションムービー
11月7日、スポーツランドSUGOにておこなわれた日産GT-R 2012年モデルの発表試乗会。このたびテストドライバーを務めてくれたのはジャーナリスト 渡辺敏史氏だ。
搭載される3.8リッターV6エンジンはバルブタイミングと空燃比、点火時期などの最適化などによって、2011年モデル比で20psアップの最高出力550ps、20Nmアップの最大トルク632Nmを記録。加速性能にかんしては、0-100km/h加速2.84秒という数値を実現している。
そのほかに注目なのが、フロントは左側バネレートをハードにセッティングし、リアはサスペンションアームを左側は上半角、右側は下半角をもたせるように装着する左右非対称サスペンションを導入したことだ。
また、2012年モデルには、従来のスパルタンバージョン「スペックV」の代わりに、「ピュアエディション」にカスタマイズオプションを装備する「for TRACK PACK」が用意される。具体的な内容は、GT-Rの開発ドライバー 鈴木利男氏率いるNord Ringと共同開発した専用サスペンション、フロント・リアのブレーキ冷却用エアガイド、レイズ製アルミ鍛造ホイール、カーボン製エアダクトつきフロントスポイラーなどがセットとなる。今回、同乗撮影をおこなったのは、この「for TRACK PACK」採用モデルだ。
上記のとおり、スペック上では飛躍的な進歩を遂げた新型は、この驚異的なデータにかなった走りを見せてくれたのだろうか? 2012年モデルがもつ実力を、このムービーで確認していただきたい。また、渡辺敏史氏による詳細な試乗記も近日公開予定なのでお楽しみに。