C63AMG クーペに試乗

C63AMG クーペに試乗

Mercedes-Benz C63 AMG Coupe|メルセデス・ベンツ C63 AMG クーペAMG渾身の1台C63AMG クーペに試乗AMGが誇る超高性能限定モデル、C63 AMG ブラックシリーズの試乗リポートを先日掲載したが、今回はそのベースモデルたるC63 AMGの試乗記をお送りする。ブラックシリーズ版はほとんどツーリングカーテイストの“サーキットスペシャル”だったが、果たしてベース車はいかなるモデルなのか!?Text by WATANABE ToshifumiPhotographs by ARAKAWA MasayukiAMG悲願の自社設計・生産“M156”型V8ユニット環境性能の向上は自動車メーカーにとって、待ったなしの課題である。とくにCO2の排出過多が多額のペナルティへと繋がる、段階的規制の施行が今年からはじまるヨーロッパにおいては、日本以上に低燃費化への取り組みはシビアだ。実際、あちらから上陸するクルマたちが軒並み前型比で1、2割の効率向上を当たり前に唱ってい...
Porsche 911 Story─4代目993型

Porsche 911 Story─4代目993型

Porsche 911|ポルシェ911Porsche 911 Story──4代目993型空冷911の完成形ポルシェ 911の歴史を振り返る『Porsche 911 Story』。第4回は、993型。空冷最後の911であり、その完成形としていまも人気が高い。964のイメージが引き継ぎがれた、911ルックにも現代化の波が寄せ、この993型で一区切りとなった。Text by OGAWA Fumio燃費も考慮したモダナイゼーションTarga|タルガ空冷911のなかで、もっとも完成されたモデル。1993年に登場した第4世代で、通称993とよばれる。リアエンジンに後輪駆動というレイアウトが主体。くわえて、スタイリングも従来の964のイメージを引き継いでいた。ただし、フェンダーとともにヘッドランプ形状もややフラットになり、寝かされて、1963年のデビューからつづいたいわゆる911ルックに、ひと区切りつけるデザインとなったのが特徴だ。先代とはホイールベースもほぼ同一、車体外寸は幅がやや広くなった...
ポルシェ・ジャパン、新型ポルシェ911を発表|Porsche

ポルシェ・ジャパン、新型ポルシェ911を発表|Porsche

Porsche 911|ポルシェ 911ポルシェ・ジャパン、新型ポルシェ911を発表昨年9月のフランクフルトモーターショーでのデビュー以来、世界中のクルマ好きの注目を集めてきた7代目となる新型ポルシェ911がついにポルシェ・ジャパンにより正式に発表された。当初はカレラとカレラS、そしてカブリオレのモデル構成で、価格は1117万円から。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)Photographs by KOGAHARA Mitomu2012年分のカレラSはほぼ完売コードネーム991と呼ばれる新型911が、ついに日本で正式デビューを果たした。ポルシェが「インテリジェント・パフォーマンス」と形容する同モデルは、環境性能とハイパフォーマンスを高い次元で両立させるべく、約90パーセントのコンポーネンツが刷新された意欲作だ。当初のモデルバリエーションはカレラとカレラS、そしてそれぞれにカブリオレが用意される。カレラは、3.6リッターからダウンサイジングされた3...
最速のフェラーリ「F12ベルリネッタ」発表!|Ferrari

最速のフェラーリ「F12ベルリネッタ」発表!|Ferrari

Ferrari F12berlinetta|フェラーリ F12ベルリネッタ最速のフェラーリ「F12ベルリネッタ」発表!これまでF620のコードネームで話題になっていたV12エンジンを搭載した最速最新のフェラーリが、「F12ベルリネッタ」という名で、ついにwww.ferrari.comにて公開された。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)599の後を継ぎ、さらなる進化をはたす「599」の後継であり、世界中の注目を集めていたフロントミッドに12気筒エンジンをつんだ新型フェラーリがついにその姿をあらわした。実車はジュネーブモーターショーでのお披露目となるが、そのイメージ映像と動画、大まかなスペック、そして「F12ベルリネッタ」という正式名称がフェラーリの公式Webサイトで公開されたのだ。これまでのフェラーリのロードカーで、もっともパワフルかつハイパフォーマンスなモデルであり、高効率なエンジンと、より進歩したアーキテクチャー、さらに良好なエアロダイナミックス、そし...
ファントム・シリーズII、ジュネーブでデビュー|Rolls-Royce

ファントム・シリーズII、ジュネーブでデビュー|Rolls-Royce

Rolls Royce Phantom|ロールス ロイス ファントムファントム・シリーズII ジュネーブでデビューロールス・ロイスのフラッグシップモデル、ファントム・シリーズが全面的に改良を受け、ジュネーブ国際モーターショーでデビューする。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)動力性能を高めつつ低燃費化を実現新生ロールス・ロイスのフラッグシップモデルとして2003年にデビューしたファントムは、世界中の高級車マーケットで好評を博し、その後グランドツアラーのファントム・クーペ、オープントップのファントム・ドロップヘッドクーペなどモデルラインナップを拡充してきた。このたび、そのファントムファミリーが全面的な改良を受けシリーズIIへと進化、ジュネーブ国際モーターショーで発表される。今回の改良テーマについてロールス・ロイスでは、1)現代的でありながら時代を超越したデザインのさらなる追求、2)ユーザビリティとコネクティビティを向上させる最新技術の導入、3)ドラ...
アバルト695トリブート フェラーリに日本限定の特別仕様車 |Abarth

アバルト695トリブート フェラーリに日本限定の特別仕様車 |Abarth

ABARTH 695 Tributo Ferrari "Tributo al Giappone"|アバルト695 トリブート フェラーリ “トリブート アル ジャポーネ”アバルト695トリブート フェラーリに日本限定の特別仕様車フィアット「500」ベースの特別仕様車「アバルト695トリブート フェラーリ」に、日本限定のパールホワイト「ビアンコ フジ」(富士山の白)をまとった「アバルト695 トリブート フェラーリ “トリブート アル ジャポーネ”」(ABARTH 695 Tributo Ferrari "Tributo al Giappone")が追加される。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)富士山の白をイメージした日本限定仕様フィアット「500」をベースにアバルトがチューンナップしたモデル、「アバルト500」のなかでも、最速の性能を誇る「アバルト695トリブート フェラーリ」。昨年11月に予約受付を開始したが、日本に割り当てられた150台を大...
ガヤルドLP 550-2 スパイダー日本初披露|Lamborghini

ガヤルドLP 550-2 スパイダー日本初披露|Lamborghini

Lamborghini Gallardo LP550-2 Spyder|ランボルギーニ ガヤルド LP550-2 スパイダーガヤルドLP 550-2 スパイダー日本初披露ランボルギーニ ジャパンは、ブルガリ ホテルズ&リゾーツ 東京レストラン「ラ・テラッツア・ラウンジ」にて「ガヤルド LP550-2 スパイダー」の日本第1号車を公開した。Event Text & Photographs by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)Photographs by Lamborghini東京の空に猛牛あらわる銀座、中央通りに面するブルガリ ホテルズ&リゾーツ 東京レストラン「ラ・テラッツア・ラウンジ」はブルガリ銀座ワターの11階に位置する。ランボルギーニ ジャパンはここに「ガヤルド LP550-2 スパイダー」日本第1号車をクレーンで引き上げ、日本での販売をアナウンスするイベントを開催した。詳細は既報にゆずるが、「ガヤルド LP550-2 スパイダー」は、その名の示すと...
新旧911比較試乗―青木禎之篇

新旧911比較試乗―青木禎之篇

Porshe 911|ポルシェ 911新旧911比較試乗ポルシェ911の7代目、991型がついに日本の公道にもデビューした。OPENERSではこの7代目と、7代目の登場によってついに先代となった997型を用意。比較試乗をおこなった。その第一弾は青木禎之氏による、徹底分析だ。Text by AOKI YoshiyukiPhotographs by ARAKAWA Masayukiニューコークはださない早朝、待ち合わせの場所に赴くと、2台のポルシェ911が縦に並んでいた。『OPENERS』編集部が、モデル997と991、新旧2台の911を用意してくれたのだ。念のため確認しておくと、数字の大きな997が先代、991があたらしい911である。997やら991、911とまぎらわしいこと甚だしいうえ、なぜに数字が若くなっているかというと、世界中のニューモデルウォッチャーからニュー911の機密を守るためだったという。ロッキードのステルス戦闘機に、F18につづくF19やF20ではなくF117と、か...
ジャガー、2シータースポーツ「Fタイプ」を発表|Jaguar

ジャガー、2シータースポーツ「Fタイプ」を発表|Jaguar

Jaguar F-Type|ジャガー Fタイプジャガー、2シータースポーツ「Fタイプ」を発表ジャガーは2012年ニューヨーク国際モーターショーにおいて、2シータースポーツ、「Fタイプ」を発表した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)約50年ぶりの新型2シータースポーツ「2011年9月、C-X16コンセプトをフランクフルトモーターショーにて公開したところ、好評を得ることができました。それが、ジャガーのスポーツカー開発を加速させたのです」英国ジャガー カーズのグローバル ブランド ディレクター、エイドリアン・ホールマーク氏はそう語ったという。今回、ニューヨーク国際オートショーにてジャガーがビデオでの発表をおこなった「Fタイプ」。下の映像はエンジニアリング プロトタイプが英キャッスル ブロムウィッチ工場を出て、ロードテストをおこなったところ。映像内でもふれられるように、ジャガーにとって、約50年ぶりの2シータースポーツカーの新規開発となる。ホールマーク氏は発表...
M6クーペおよびM6カブリオレを発売|BMW

M6クーペおよびM6カブリオレを発売|BMW

BMW M6 Copue & M6 Cabriolet|ビー・エム・ダブリュー M6クーペ & カブリオレ新型M6クーペおよびM6カブリオレを発売ビー・エム・ダブリューは6シリーズをベースにしたハイパフォーマンスモデル、新型「M6クーペ」および「M6カブリオレ」を発売した。日本での金額は、M6クーペが1,695万円、M6カブリオレが1,760万円となる。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)新しいハイパフォーマンス クーペM6はBMWのラグジュアリークーペである6シリーズをベースに、BMW M社によるハイパフォーマンスチューンが施された特別なモデル。昨年4月に発表された6シリーズのモデルチェンジを受け、あたらしいM6クーペは今年3月のジュネーブ国際モーターショーにて、M6カブリオレは4月のニューヨーク国際オートショーにてそれぞれお披露目となった。搭載されるエンジンは、BMWが特許をもつクロスバンク エキゾースト マニホールドや燃料直...
フォルクスワーゲン「ザ・ビートル」の受注開始|Volkswagen

フォルクスワーゲン「ザ・ビートル」の受注開始|Volkswagen

Volkswagen the Beetle|フォルクスワーゲン ザ・ビートルフォルクスワーゲン「ザ・ビートル」の受注開始フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、昨年4月の上海オートショーでワールドプレミアされた「ザ・ビートル」の予約受付を開始、6月1日より発売すると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)フォルクスワーゲンのアイコニックモデル66年間「ビートル」の愛称で販売されつづけた初代の「タイプI」、1998年、水冷エンジン搭載し、アップデートを果たした2代目「ニュー・ビートル」につづき、2011年4月の上海オートショーにて発表された3代目「ザ・ビートル」がついに日本でも発売される。「ザ・ビートル」のサイズは全長4,270mm(先代比+140mm)、全幅1,815mm(同+80mm)、全高1,495mm(同-5mm)。一気に長く広くなっているが、ボンネットを長くとるとともにフロントガラスを後退させ傾斜を強くすることで、低く構えたダイナ...
コンセプトスタイルクーペ公開|Mercedes-benz

コンセプトスタイルクーペ公開|Mercedes-benz

Mercedes-benz Concept Style Coupe|メルセデス・ベンツ コンセプト スタイル クーペコンセプト スタイル クーペ公開メルセデス・ベンツは「コンセプト スタイル クーペ」を北京モーターショーで公開する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)ショーに先駆けて情報開示された「コンセプト スタイル クーペ」は、これまで噂されていたコンパクト4ドアクーペで、メルセデス・ベンツによれば挑発的で力強いイメージを打ち出している。公開されたモデルは、全長4,637×全幅1,891×全高1,398mmのボディに、ターボチャージャーで過給される4気筒の新型ガソリンエンジンを搭載。最高出力155kW(211ps)を発生し、7G-DCTこと7段デュアルクラッチオートマチックトランスミッションを介して4輪を駆動するという。注目は複雑な動きをみせるヘッドライトとテールライト。詳細はぜひ、記事下の動画を参照していただきたいが、スタンバイ状態ですでに赤く光っ...
北京現地リポート|Citroen

北京現地リポート|Citroen

CITROEN Numero 9|シトロエン ヌメロ 9DSシリーズの未来を象徴するコンセプトカー「NUMÉRO 9」今年から中国でもDSシリーズの販売を開始するシトロエン。ブースのメインは妖しい雰囲気に包まれた「Numero 9(ヌメロ 9)」だ。モータージャーナリスト 九島辰也氏の現地リポート。Text by KUSHIMA Tatsuya妖艶な世界妖艶なつくりのシトロエンブース。その奥に鎮座し、人ごみをつくっていたのがNumero 9である。全長5mにも届きそうなディメンションは圧巻で、絶対的な存在感を醸しだしていた。冒頭に“妖艶”と記したのは、ブース全体のカラートーンがパープルだったからだ。しかも、Numero 9の上には天井から長く吊り下げられたシャンデリアがキラキラと輝いている。まさに艶やかな世界がそこに演出されていた。では、Numero 9の印象はというと、とにかく全高が低い。ボディ全体が薄くガラス面があまりないような感じだ。しかも、5ドアでありながら左右のリアドアに...
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