ドイツ車
「ドイツ車」に関する記事

究極にして最後のゴルフ6に試乗|Volkswagen
Volkswagen Golf TSI Comfortline Meister Edition|フォルクスワーゲン ゴルフ TSIコンフォートライン マイスターエディション究極にして最後の“ゴルフ6”に試乗フォルクスワーゲンの代表車種「ゴルフ」が、ここ日本でも、ついに第7世代へとバトンタッチ目前となった。第5世代にあたる「ゴルフ5」から熟成に熟成を重ねた、現行の第6世代「ゴルフ6」が手に入るのもあとわずか。OPENERSはフォルクスワーゲンより「マイスターエディション」と銘打って販売されている、“最後のゴルフ6”をテストした。Text by OGAWA FumioPhotographs by MOCHIZUKI Hirohikoベスト・オブ・ベスト ゴルフフォルクスワーゲン ゴルフがいよいよ最後を迎える。夏前に新型の導入が予定されており、これまでの第6世代の発売がまもなく終了するという。しかし、最後の最後といえる第6世代はいま、すばらしい熟成をみせてくれているのだ。フォルクスワーゲ...

ジュネーブ現地リポート|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz A 45 AMG Edition 1│メルセデス・ベンツ A 45 AMG エディション 1メルセデス・ベンツ史上最強のホットハッチ「A45 AMG」がワールドプレミア3月5日に開幕したジュネーブ国際モーターショー2013。メルセデス・ベンツはショー前夜の4日、ショー会場近くの特設会場で、AMGメディアナイトを開催。AMG初のコンパクトモデルとなる「A 45 AMG」を初公開した。 現地の塩見智氏からのリポート。Text by SHIOMI Satoshi最小の「AMG」は、日本市場も重視「A 45 AMG」は、昨年日本でも発売されたハッチバック、「Aクラス」をベースにAMGがハイチューンの2リッター直4ターボエンジン、7段デュアルクラッチトランスミッションのAMGスピードシフト、新開発の横置きエンジン用4MATICシステムなどを盛り込んだハイパフォーマンスモデル。従来の12気筒、8気筒のAMGエンジン同様に、メカニックひとりが1基のエンジンを手作業で組...

ポルシェ「GT3」ロードバージョンも登場|Porsche
Porsche 911 GT3|ポルシェ 911 GT3新型911 GT3が受注を開始「ポルシェ911」の誕生から50周年となる節目の年に登場する「911 GT3 CUP」につづき、サーキット向けハイパフォーマンス スポーツカーの分野であらたな時代を切りひらく新型「911 GT3」がデビューする。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)ロードバージョンも登場ポルシェ ジャパンは、3月5日に開幕するジュネーブモーターショー2013のプレスデイにおいて、ワールドプレミアを果たす、新型「911 GT3」 の予約受注を開始する。エンジン、トランスミッション、ボディ、およびシャシーは先代「GT3」より一新され、パフォーマンスを向上させている。その結果、最高出力は475ps(350kW)、パワーウェイトレシオは3.0kg/psとなり0-100km/h加速3.5秒、0-200km/h加速12秒を記録。トップスピードは315km/hに達し、ニュルブルクリンク北コースを7分30秒...

新型ゴルフにヴァリアントを追加|Volkswagen
Volkswagen Golf Variant|フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント新型ゴルフにヴァリアントを追加フォルクスワーゲンは、第7世代のゴルフにワゴンボディの「ゴルフ ヴァリアント」を追加すると、ジュネーブモーターショー2013にて発表した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)デザインの統一感を高めたフォルクスワーゲンは、2013年のジュネーブ国際モーターショーを、同社のモデル攻勢においてニューステージのはじまりと位置づけ、すでにお伝えしたように、プロダクションバージョンとなる「XL1」、「ゴルフ GTI」、「ゴルフ GTD」、「クロス アップ!」を公開。さらにディーゼルエンジンで3.2ℓ/100kmの燃費を誇る「ゴルフ TDI BlueMotion」、天然ガスを使い、1,360kmの航続距離と、3.4kg/100kmの燃費を実現する「ゴルフ TGI BlueMotion」、ハイブリッドパワートレインによって4.1ℓ/100kmの燃費を実現...

ジュネーブ現地リポート|Volkswagen
Volkswagen XL1|フォルクスワーゲン XL1「XL1」で理想を実現ジュネーブモーターショーで公開され、話題をさらった、フェラーリのフラッグシップスーパーカー「ラ・フェラーリ」がジャパンプレミアを果たした。Text by SHIOMI SatoshiPhotographs by SHIOMI Satoshi & MOCHIZUKI Hirohiko会長命令で作られたエコカーフォルクスワーゲンが長年開発をつづけてきた通称「3リッターカー」。何世代ものコンセプトカーを経て、ジュネーブでついに市販型が「XL1」として発表された。3リッターカーは、フォルクスワーゲン元会長にして、ポルシェ創始者、フェルディナント・ポルシェの孫でもあり、現在もポルシェの大株主でもあるフェルディナンド・ピエヒ元フォルクスワーゲン グループ会長が「究極のエコカーをつくれ」と命じてはじまったプロジェクトで、100km走行に必要な燃料を3リッター以内に抑えるというのが名前の由来。エアロダイナミクスと...

ジュネーブ現地リポート|Audi
Audi|アウディ懐深きアウディの技術力「S」や「RS」など、ハイパワーで高性能なモデルをラインナップする一方、「e-tron」に代表されるハイブリッドモデルの研究、開発にもとても熱心なアウディ。今回さらに、ガソリンと天然ガスのどちらも燃料に使用できる「g-tron」というモデルも公開するなど、その技術力の懐の深さを見せつけた。アウディが見据えている未来はどんなものなのか。現地でそれらを直接見た大谷達也氏の見解。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko & Audi A.G.いかにも最近のアウディらしいフォルクスワーゲンとアライアンスを組むアウディのブースにも完全なニューモデルや派手なコンセプトカーはなく、展示は既存モデルのバリエーション追加が中心。省燃費モデルとハイパフォーマンスモデルを組みあわせた点もフォルクスワーゲンとよく似ていた。アウディブースのステージに展示された3台のうちの1台が「RS Q3」だ...

ジュネーブ現地リポート|BMW
BMW 3 series Gran Turismo|ビー・エム・ダブリュー 3シリーズ グランツーリスモ3シリーズ グランツーリスモ登場BMWは3シリーズ第3のモデル「3シリーズ グランツーリスモ」をジュネーブモーターショーにおいてワールドプレミアした。ジュネーブ現地から、塩見氏によるリポート。Text by SHIOMI Satoshi3つめの3シリーズはファストバックスタイルBMWのメイン展示は、「3シリーズ グランツーリスモ」。現行のF30型3シリーズ セダン/ツーリングをベースに、200mm長い全長、110mm長いホイールベース、81mm高い全高をもつ、ファストバック スタイルのツアラーだ。現行3シリーズとしては3種類目のボディバリエーションとなる。BMWいわく「セダンのダイナミクスとワゴンの実用性を兼ねそなえる」。アクティブリアスポイラーをそなえ、高速巡航時のリフトを抑える。エンジンは、日本仕様の現行3シリーズには設定されない3リッター直噴バルブトロニック直6ターボエンジ...

メルセデス・ベンツ Eクラスに試乗|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz E-Class|メルセデス・ベンツ Eクラスメルセデス・ベンツ Eクラスに試乗OPENERSでもすでにお伝えしているように、もはやモデルチェンジといってもいいほどの惜しみないマイナーチェンジが「Eクラス」にくわえられた。この新型Eクラスに河村康彦氏が試乗。さらに、四輪駆動モデルと、性能を向上させた「S」モデルを追加した、あらたな「E 63 AMG」にも試乗する機会を得たという。Text by KAWAMURA Yasuhiko尋常なマイナーチェンジではないEクラスが変わった。現行モデルが2009年のデトロイト モーターショーで発表をされて以来はや丸3年。おそらくはモデルライフ半ばと推測されるこのタイミングで、いわゆるマイナーチェンジがおこなわれたというわけだ。マイナーチェンジといえば通常は、後に登場のライバルにたいする競争力を高め、また“最新型”である事をアピールするために快適装備の充実をはかったり、コスト面も考慮して比較的容易におこなえる前後バンパーな...

VW初の量産EV e-up! 登場|Volkswagen
Volkswagen e-up!|フォルクスワーゲン eアップ!フォルクスワーゲン初の量産電気自動車フォルクスワーゲンはフォルクスワーゲングループの年次総会において、航続可能距離150kmをほこる、フォルクスワーゲン初の完全な市販むけ電気自動車「e-up!」を公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)満を持してフォルクスワーゲンが動く来るべき、ゼロエミッション時代において、電気自動車(EV)を短距離むけの乗り物と位置づけ、これまでも、ザ・ビートルをベースとした「E-バグスター」やゴルフを電動化した「ゴルフ ブルーe-モーション」を発表しているフォルクスワーゲン。いずれも、このまま市販化できるのではないか? という完成度ながら、発電や送電によってEVが発生するCO2排出量は、化石燃料をつかったクルマよりも多い、という理由もあって、市販化を見送っていた。そのフォルクスワーゲンが、今回ついに市販化に踏み切ったのが、「e-up!」だ。名前のとおり、同社の最小...

新型R8が日本上陸|Audi
Audi R8|アウディ R8改良されたR8が日本上陸アウディジャパンは、2012年のモスクワ国際モーターショーでデビューした、改良版「R8」を発表。同時に、競技用車両「R8 LMS」の2013年モデルもお披露目した。Text & Photographs by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)必要なのは変化ではなく最適化アウディのモデルラインナップは、ル・マン24時間レースで勝利したレーシングカー「Audi R18 e-tron quattro」を頂点に、FIA GT3クラス仕様のレーシングモデル「Audi R8 LMS」シリーズ、以降、RS、S、AおよびQとつづいていくが、「R8」は、このうちで「R8 LMS」に直結するロードカー──あるいは「R8 LMS」が「R8」の競技バージョンであるといったほうが正確だろうか。公道走行を前提としたアウディとしては、スポーツ性能において最上位に位置するモデルであり、2006年にパリモーターショーでデビューを飾った。「R...

ゴルフ カブリオレ、ナビなどを標準装備|Volkswagen
Volkswagen Golf Cabriolet|フォルクスワーゲン ゴルフ カブリオレゴルフ カブリオレ、ナビなどを標準装備フォルクスワーゲン グループ ジャパンは「ゴルフ カブリオレ」にリアビューカメラなどの装備を追加する仕様変更をおこない、3月19日(火)から販売を開始した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)マルチファンクションインジケーターはフルカラーでより見やすくオープンルーフによる開放感とスポーティなルックスにくわえ、ゴルフがもつ低燃費かつ高性能なパワートレインによる走り、質感のあるインテリアを受け継いできた「ゴルフ カブリオレ」。最高出力は118kW(160ps)/5,800rpm、最大トルクは240Nm(24.5kgm)/1,500-4,000rpmを発揮する1.4リッターのTSIツインチャージャーエンジンを搭載し、7段DSGトランスミッションを組み合わせることでJC08モード15.5km/ℓlの燃費を実現している。フォルクスワーゲン...

六輪駆動のGクラス登場|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz G63 AMG 6x6|メルセデス・ベンツ G63AMG 6x6G63 AMGに6輪駆動のスーパーオフローダー登場「G63 AMG」をベースとした、3軸6輪駆動の巨大な「Gクラス」がメルセデスベンツから発表された。現在のところ2台のみが製造されたこの特別なGクラス、は「G63AMG 6x6」というモデルネームがあたえられている。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)究極のクロスカントリー・ビーグル「G63 AMG」をベースに、後方にピックアップトラック状のボディを架装。さらに6輪駆動化という大改造を施した「G63 AMG 6x6」は、全長5,870mm×全幅2,100mm×全高2,300mm、車重は3,850kgという、堂々とした車格をもつ。搭載エンジンはG63 AMGとおなじ5.5リッターV型8気筒のツインターボエンジンで、最高出力400kw(544ps)/5,500rpm、最大トルクは760Nm/2,000-5,000rpmとい...

ザ・ビートル カブリオレ発売|Volkswagen
Volkswagen The Beetle Cabriolet|フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレザ・ビートル カブリオレ、日本発売3代目のビートルとなる「ザ・ビートル」の、オープンタイプである「ザ・ビートル カブリオレ」がいよいよ日本で発売となった。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)オープンエアモータリングの誘い1949年に初代のビートル・カブリオレが登場してから64年。3代目となる「ザ・ビーサル カブリオレ」がいよいよ、日本で販売を開始した。電動ソフトトップはスイッチの操作で開閉が可能で、オープンは9.5秒、クローズは11秒で完了。時速50km以下であれば走行中の操作も可能となっている。フロントグリルやサイドウインドウ、サイドスカートを飾るクロームパーツや、リアスポイラー、16インチのアルミニウムホイールを標準装備するほか、インテリアにはレザーシートが おごられるなど、装備はクローズドボディの「ザ・ビートル Design Leather Pa...

ザ・ビートル カブリオレに試乗|Volkswagen
Volkswagen The Beetle Cabriolet|フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレザ・ビートル カブリオレに試乗現在のフォルクスワーゲンのモデルラインナップのなかで、もっとも異彩をはなつモデルといえば、「ザ・ビートル」をおいてほかにあるまい。自動車界アイコンであり、フォルクスワーゲンの原点「ビートル」の子孫はいま、青空の下、自由を謳歌している。日本上陸を果たした「ザ・ビートル カブリオレ」に早速乗った塩見智氏のインプレッション!Text by SHIOMI SatoshiPhotographs by ARAKAWA Masayukiザ・ビートルは3代目1990年代の終わりから約10年間、自動車業界はリバイバルデザインのブームを迎えた。BMW「ミニ」、フォード「マスタング」、シボレー「カマロ」、フィアット「500」、トヨタ「FJクルーザー」など、過去の栄光をもう一度! と目論むデザインが次々に登場した。過去のヒット車をデザインモチーフにして新車を開発するコン...