スポーツカー
「スポーツカー」に関する記事
海外初試乗、マクラーレン 650S|McLaren
Mclaren 650S|マクラーレン 650Sスペイン・マラガでワインディングロードを攻める海外初試乗、マクラーレン 650Sマクラーレン「12C」に続くスーパースポーツとして、今年3月のジュネーブショーでワールドプレミアを飾った新型モデル「650S」に大谷達也が初試乗。限定車「P1」の開発をつうじて得たノウハウが持ち込まれた650Sのパフォーマンスを知るべく、スペイン・マラガで、ワインディングロードを攻める。 Text by OTANI Tatsuyaマラガの街を走りはじめた「じゃあ、キーはここに置いておくから」 そう語ると、コクピット内の操作方法を説明してくれたエンジニアのテイジはクルマから離れた。 スケジュールの都合で、日本人メディアとしては私ひとりまったく別の日程で参加することになったマクラーレン「650S」の国際試乗会。しかも、同様のメニューをこなすイギリスやシンガポールのジャーナリストたちが会場のスペイン・マラガに到着するのはこの日の夕方で、日中の試乗が許されたのは昨...
フィオラノを駆け抜ける「ラ フェラーリ」の60秒|Ferrari
Ferrari LaFerrari|フェラーリ ラ フェラーリ フィオラノを駆け抜けるラ フェラーリの60秒 フェラーリは、サーキットを駆け抜けるスペチアーレ「ラ フェラーリ」の姿をおさめた“ピュア アドレナリン”と題する映像を公開した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)アドレナリン全開「エンツォ フェラーリ」につづく、特別な限定モデルのスペチアーレとして2013年のジュネーブショーで登場し、世界499台限定で販売された「ラ フェラーリ」。フェラーリ本社にある全長およそ3kmのフィオラーノ テストトラックを白煙とともに駆け抜ける、ピュア アドレナリンと題する映像が公開された。6.2リッターV12エンジンとHY-KERSという名のハイブリッドシステムを搭載し、総最大出力は963psを発揮。映像からも伝わるその有り余るパワーとフェラーリ サウンド。さらにそのデザイン美が、いつの時代もフェラーリファンを釘付けにする。世界でわずか499名という選ばれし人...
ゴルフ GTIのアイコン、チェック柄シートの秘密|Volkswagen
Volkswagen Golf GTI|フォルクスワーゲン ゴルフ GTIカラー&トリム・シニアデザイナー マヌエラ・ヨーステン氏に訊くゴルフ GTIのアイコン、チェック柄シートの秘密「ゴルフGTI」といえば、ホットハッチの代名詞だが、しかしその開発には女性も深く関与している。なかでもGTIのアイコンともいえるチェック柄のシートが女性の手によるものとは意外な発見だ。その担当者であるドイツ人、マヌエラ・ヨーステン氏にインタビューする機会を得た。フォルクスワーゲンの内装へのこだわりとは──。Text by OGAWA Fumioファッションとの共通点──そもそも疑問におもっていたのは、なぜ、ドイツのスポーツカーにはチェック柄が多いか、ということです。たとえば戦前のメルセデスベンツのレーシングカーもチェック柄のシートです。マヌエラ・ヨーステン氏(以下MJ) 「なんででしょう(笑)。他社のことは知りませんが、初代『ゴルフGTI』のシート柄はクロスチェックというのですが、あのシート柄を採用し...
マルティーニカラーをまとったポルシェ911の特別限定車|Porsche
Porsche 911 Carrera S Martini Racing Editionポルシェ 911 カレラS マルティーニレーシング エディションマルティーニカラーをまとったポルシェ911の特別限定車ポルシェは、ル・マンをはじめとする世界耐久選手権(WEC)復帰を記念して、「911 カレラS」に特別なカラーリングをほどこした特別仕様車「マルティーニレーシング エディション」を設定。日本をふくめた世界の限られた地域において、80台限定で発売する。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)世界耐久選手権復帰を記念した限定80台ポルシェ「911 カレラS マルティーニレーシング エディション」は、ことし世界耐久選手権(WEC)へLMP1クラスで復帰することを記念して、1970年代にレーシングシーンで活躍したスタイリングを反映した特別限定車。欧州の一部地域と、日本、中国およびラテンアメリカのみにおいて、限定80台が販売される。ボディカラーにはブラックま...
グランツーリスモ6に登場するマシンを実車化|Volkswagen
Volkswagen GTI Roadster |フォルクスワーゲン GTI ロードスター グランツーリスモ6に登場するマシンを実車化フォルクスワーゲンは、5月28日から5月31日までオーストリアで開催したファン感謝イベント「ザ レジェンダリー GTI ミート ヴェルターゼ」で、最高速度309km/hを誇るオープンスーパーカー「GTI ロードスター」を公開した。「PlayStation3」用ゲームソフト「グランツーリスモ6」のコラボプロジェクトとなる「ビジョン グランツーリスモ」に登場する夢のマシンの実車化である。Text by SAKURAI Kenichi仮想現実と現実世界をリンク今回フォルクスワーゲンがオーストリアのファン感謝イベントで初公開した「GTI ロードスター」は、ソニー・コンピュータエンタテインメントが2013年12月5日に発売した「PlayStation3」用のゲームソフト、「グランツーリスモ6」とのコラボプロジェクト、「ビジョン グランツーリスモ」に登場するマシ...
シボレー コルベットに試乗|Chevrolet
Chevrolet Corvette Coupe Z51|シボレー コルベット クーペ Z51これぞアメリカン スーパーカーシボレー コルベットに試乗2013年のNAIAS(デトロイト モーターショー)でワールドプレミアを果たし7世代目となった新型コルベット(C7)が、4月12日より日本でも発売を開始した。導入当初からクーペとコンバーチブルという2つのボディタイプを用意し、ベースモデルとスポーツ性能を高めた“Z51”をそれぞれにラインナップ。そんな最新アメリカン スーパーカーを、櫻井健一氏が早速試乗した。 Text by SAKURAI KenichiPhotographs by TSUKAHARA Takaakiゼロから開発された新型コルベット1954年の誕生から、今年で60周年。シボレー「コルベット」は、その長きにわたってアメリカを代表するスポーツカーとして君臨してきた。現行モデルは初代から数えて実に7世代目にあたるもので、昨年のデトロイト モーターショーでワールドプレミアを果...
BMW i8でアメリカ西海岸を走る|BMW
BMW i8|ビー・エム・ダブリュー i8ルイ・ヴィトンと価値観を共有するクリエイティビティ、技術革新、スタイルBMW i8でアメリカ西海岸を走るプラグインハイブリッドという最新のパワーソース、カーボンファイバーのシャシー、そして複雑な造形のエクステリアをまとった、BMW「i8」。そのクリエイティビティ、技術革新、スタイルは、ルイ・ヴィトンが共通の価値観を見出し、専用のバッグを製作するほど。あらたなサブブランド「BMW i」まで立ち上げ、いままでの枠組みにおさまらないことを主張するi8に、九島辰也氏がアメリカ・カリフォルニアで試乗した。Text by KUSHIMA Tatsuya街中でも注目を浴びるi8久々のパシフィックコーストハイウェイ。およそ2年ぶりである。街を見ると、タクシーを含めプリウス天国だったココ少し様変わりした気がする。おなじエコカーでもテスラ「モデルS」やレクサス「RX450h」のようなラグジュアリーテイストをもったクルマが増えていた。きっと景気も上向いているのだ...
アストンマーティンから2台の特別モデルが上陸|Aston Martin
Aston Martin V8 Vantage N430|アストン マーティン V8 ヴァンテージ N430Aston Martin DB9 Carbon Edition|アストン マーティン DB9 カーボンエディション名門カロッツェリア「ザガート」が製作した特別モデルも披露アストンマーティンから2台のスペシャルエディションが上陸昨年創業100周年を迎えたアストンマーティンだが、その勢いは今年も止まらない。真夏の東京には、3月のジュネーヴショーで発表された「V8 ヴァンテージ N430」と「DB9 カーボンエディション」初上陸。さらに、名門カロッツェリア「ザガート」が2013年に製作し、世界のコンクールで話題をさらったワンオフ車も登場した。 Text by TAKEDA Hiromiよりスパルタンに3月のジュネーヴショーにて初公開された2台のアストンマーティン「V8 ヴァンテージ N430」と「DB9 カーボンエディション」が、この7月24日、東京・青山の「CoSTUME NAT...
ポルシェ カイエン、新型の受注を開始|Porsache
Porsche Cayenne|ポルシェ カイエンポルシェ カイエン、新型の受注を開始 ポルシェ ジャパンは、フェイスリフトをはたすSUVモデル「カイエン」の新型を、7月29日より受注開始すると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)お披露目も間近まもなくマイナーチェンジがおこなわれる「カイエン」だが、そのお披露目に先駆けて、国内でも来週より新型の受注が開始される。ポルシェ初のSUVとして2002年に登場した「カイエン」はまたたく間に人気車種となり、その生産台数は27万台を超えたという。現行となる2代目は2010年に発表され、わずか4年ですでに30万台以上が世界中に送り出されている。その第2世代カイエンに、マイナーチェンジがほどこされる。日本でラインナップされるのは「カイエンS」、プラグインハイブリッドの「カイエンS-Eハイブリッド」、そしてトップエンド「カイエン ターボ」の3モデル。カイエンSに搭載されるのは、従来のV8エンジンにかわる、...
マセラティ 100周年を記念したスペシャルな夜|Maserati
Maserati 100th Anniversary in JAPAN@ZOJO-JI|マセラティ創業100周年 於 増上寺限定モデルも発表マセラティ 100周年を記念したスペシャルな夜マセラティがことし100周年を迎える。イタリアで開催中の特別展示イベントにつづき、日本でも7月22日にセレモニーが盛大におこなわれた。国内初公開となるモデルの発表をはじめ、過去のそうそうたるマセラティたちも登場。最後には、東京タワーまでもが節目を迎えたイタリアのスポーツカーブランドを祝福した──。Text & Photographs by OHTO Yasuhiro日本で祝う、マセラティの100年1914年、イタリア・ボローニャの地に、3人の兄弟によってスポーツカー メーカーが創業された──その名は、マセラティ。それからながい歴史のあいだに、レースモデル、ロードモデルともに数々の名車たちが世に送りだされた。その100年という節目にあたる今年、夕暮れの増上寺を舞台に、日本の熱心なマセラティファ...
新世代ランボルギーニ「ウラカン」がついに日本上陸|Lamborghini
Lamborghini Huracan LP610-4|ランボルギーニ ウラカン LP610-4新世代ベビーランボ「ウラカン」がついに日本上陸アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは、新型スポーツモデル「ウラカン LP610-4」を日本で正式に発表した。「ガヤルド」の後継として、すべてが一新されたランボルギーニ期待の一台である。 Text by OHTO YasuhiroPhotographs by OHTO Yasuhiro & Automobili Lamborghini Japanシャシー、エンジン、トランスミッションも一新ウラカン LP610-4は、ランボルギーニ史上記録的な販売台数を残した「ガヤルド」の後継にあたる最新モデルで、すべてが一新されたランボルギーニ期待の一台である。ジャパンプレミアがおこなわれた東京渋谷のアイア・シアターでは、ニューモデルのPVが放映された直後に、会場の静寂を打ち破るがごとく、逞しいエグゾーストノートが響き、スモークのなかから、特徴的な...
初試乗、フェラーリ カリフォルニアT|Ferrari
Ferrari California T|フェラーリ カリフォルニア Tターボのフェラーリについて考える初試乗、フェラーリ カリフォルニアT2014年3月のジュネーブ モーターショーでデビューしたフェラーリ「カリフォルニアT」は、「F40」以来ひさびさとなるターボを搭載したフェラーリという点で注目を集めた。アメリカで実際にカリフォルニアTに試乗する機会を得た九島辰也氏は、そのエンジニアリングに感心し、フェラーリのつくるターボ車というものについて考えを巡らせた──。 Text by KUSHIMA Tatsuya フェラーリのターボイタリア語のコンプレッソーレ。英語でいうコンプレッサー、つまり過給機のことだ。もっと身近な言い方をすればターボチャージャー。排気ガスの一部を使ってタービンをまわし、圧縮した空気をエンジン内へ送り込むアレである。フェラーリが実用化したのは80年代の初頭のフォーミュラカーと言われる。スクーデリア フェラーリが手がけたそれは、バンク角120度のV6エンジンで、上...
ランボルギーニ ウラカン初試乗|Lamborghini
Lamborghini Huracan LP610-4|ランボルギーニ ウラカン LP610-4新世代ベビーランボランボルギーニ ウラカン初試乗史上もっとも成功したランボルギーニ、「ガヤルド」の後継としてジュネーブモーターショーで華々しいデビューを飾った「ウラカン」。新開発の5.2リッターV10エンジンから最高出力610ps、最大トルク560Nmを発揮、0-100km/h加速をわずか3.2秒でこなす実力をそなえたスーパーカーだ。そんな新世代ベビーランボを、大谷達也氏がランボルギーニの故郷サンタガタと、ポール・リカール・サーキットで初試乗した。Text by OTANI Tatsuyaミウラに比肩する美しさ誠に申し訳ないが、ランボルギーニのデザインで心から美しいと思ったのは、この「ウラカン」が初めてかもしれない。いやいや、1台だけ例外があった。ミッドシップ ランボの礎を築いた「ミウラ」は抜群に美しい。けれども、現代までつづくランボルギーニ デザインの系譜は、すべてその後継モデルである...
富士スピードウェイでマクラーレン P1を試す|McLaren
McLaren P1|マクラーレン P1マクラーレン テストドライバー、クリス・グッドウィン氏がドライブ富士スピードウェイでマクラーレン P1を試すマクラーレンが新世代のスーパースポーツカーとして、昨年のジュネーブモーターショーで発表した「P1」をついに試乗する機会が訪れた。そのステージに選ばれたのは、世界屈指の高速サーキット「富士スピードウェイ」。マクラーレン・オートモーティブのチーフテストドライバー、クリス・グッドウィン氏によるドライブのもと、幸運にも同乗する機会を得た大谷達也氏がレポートをお届けする。 Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayuki 驚天動地のパフォーマンスかつてレーシングドライバーだったクリス・グッドウィン氏は、ドライビングの腕前とクルマの解析能力を買われ、現在はマクラーレン・オートモーティブのチーフテストドライバーとして、同社が送り出すすべての製品の開発とチューニングにかかわっている。マクラーレンの...
マクラーレンのサーキット専用モデル、P1 GTRが登場|McLaren
McLaren P1 GTR|マクラーレン P1 GTRMcLaren 650S Sprinter|マクラーレン 650S スプリントMSO P1|MSO P1MSO 650S Spider|MSO 650S スパイダーサーキット専用のP1 GTRやビスポークモデルを公開マクラーレンは、今週末に開催される自動車イベント「ペブルビーチ コンクール デレガンス」において、「P1」をベースに製作したサーキット専用モデル「P1 GTR」のコンセプトをはじめ、おなじくサーキット専用の「650S Sprint」や、マクラーレンのビスポーク部門が手掛けた「P1」「650Sスパイダー」の限定モデル発表する。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)今年の夏、攻めるマクラーレン8月15日よりアメリカ西海岸で開催されるペブルビーチ コンクール デレガンスに、マクラーレンは2013年のジュネーブモーターショーでデビューを飾ったスーパーカー「P1」をベースにした、サーキット...