TOYOTA PRIUS Plug-in Hybrid Concept|トヨタ・プリウス プラグイン ハイブリッド コンセプト

TOYOTA PRIUS Plug-in Hybrid Concept|トヨタ・プリウス プラグイン ハイブリッド コンセプト

TOYOTA PRIUS Plug-in Hybrid Concept|トヨタ・プリウス プラグイン ハイブリッド コンセプトエコロジー性能がさらに向上トヨタは、新型プリウスをベースとした「プラグイン ハイブリッド コンセプト」を、フランクフルトモーターショーで公開することを発表した。文=ジラフCO2排出量をさらに削減トヨタは2007年から、フランスの電力公社であるEDFと共同で、先代プリウスのプラグイン ハイブリッド車の開発、テストを繰り返してきたという。今回発表される新型プリウスのプラグイン ハイブリッド車は、そこから得られたさまざまなノウハウを活かし、より進化したモデルになっている。目につく点としては、まず二次電池をニッケル水素からリチウムイオンバッテリーに変更したことがあげられる。性能が向上したリチウムバッテリーのおかげで、市街地での短い走行は、基本的にすべてモーターを使ったEVになるが、ここで使われる電気は、従来のハイブリッドと同様、走行中の充電にくわえ、家庭や公共施設の...
プジョー iOn|日仏ハーフのEV

プジョー iOn|日仏ハーフのEV

Peugeot iOn|プジョー iOn日仏ハーフのEVプジョーは三菱i-MiEVのプジョー版ともいえる新型EV「iOn」をフランクフルトモーターショーで公開する。文=ジラフ2010年末までに、プジョーとシトロエンの両ブランドで発売この新型プジョーiOnは、PSAプジョー・シトロエンと三菱自動車とのあいだにi-MiEVの開発供給にかんする基本契約が締結されたことから誕生したもので、三菱i-MiEVのプジョーバージョンと呼べるモデルだ。外観はi-MiEVから大きな変化は見られないが、全長が85mm延ばされたほか、専用デザインのバンパー、フロントのプジョーエンブレム、プジョーデザインのアルミホイールなどが採用されている。EVシステムについても、i-MiEVと共通のものとなり、リアに搭載されたモーターは最高出力64ps、最大トルク18.4kgmを発揮。二次電池にはリチウムイオンバッテリー(蓄電容量16kWh)を採用、フロア下に設置している。充電は、急速充電器を使用した場合30分で約80%...
フォルクスワーゲン E-UP!|ゼロエミッションのシティコミューター

フォルクスワーゲン E-UP!|ゼロエミッションのシティコミューター

Volkswagen E-UP!|フォルクスワーゲン E-UP!ゼロエミッションのシティコミューターフォルクスワーゲンはフランクフルトショーにおいて、電気自動車のコンセプトカーとなる「E-UP!」をワールドプレミアした。文=ジラフ航続距離は130km、最高速度は135km/h2013年の発売が想定されるこの「E-UP!」は、全長3190×全幅1640×全高1470mm、ホイールベーは2190mmというボディのなかに、大人3人+子ども1人が乗れるスペースを確保したもので、走行中には一切、排気ガスを出さない完全な電気自動車として誕生した。バッテリーにはリチウムイオン電池を採用し、航続距離は130km、最高速度は135km/hを実現。家庭用の230V電源を使うと、5時間でフル充電が可能。急速充電器なら、1時間で約80%の充電ができるという。搭載されるモーターは最高出力60kW、最大トルク21.4kgmというもの。街乗りであれば、必要にして十分なパワーを発揮する。発売は2013年ごろ「電気...
ホンダ CR-Z コンセプト|純粋に走りを愉しむためのハイブリッドカー

ホンダ CR-Z コンセプト|純粋に走りを愉しむためのハイブリッドカー

HONDA CR-Z Concept|ホンダ CR-Z コンセプト純粋に走りを愉しむためのハイブリッドカーホンダは東京モーターショーのおいてさらなるアップデートがほどこされた「CR-Z Concept」を登場させることを発表した。文=ジラフ1.5リッター 4気筒+6速MT2010年の夏からの市販化を考えれば、今回発表される「2009CR-Z Concept」はかなり市販モデルに近いかたちで発表されることはまちがいない。リリースされた写真を見ると、新しい形状となったエンジンフード、より現実的になったヘッドライト、ダミーではないリアルなドアハンドル、より大きくなった後部の4分の1ウィンドウなど2007年デビューのCR-Z Conceptから多くの変化があることが見受けられる。またハッチバックは新設計となり、リアビューはインサイトとの相似性を若干感じ取ることができる。インテリアについても、現行で発売されているホンダ車に近いかたちでまとめられている。パワーユニットは、ホンダのIntegra...
インフィニティ M35 ハイブリッド|インフィニティ史上もっともクリーン

インフィニティ M35 ハイブリッド|インフィニティ史上もっともクリーン

INFINITY M35 Hybrid|インフィニティ M35 ハイブリッドインフィニティ史上もっともクリーン日産が北米を中心に海外で展開している高級ブランド、インフィニティは、公式にM35(日本名フーガ)ハイブリッドの量産計画を発表した。文=ジラフリニアなレスポンスと抜群の加速性能インフィニティによるとM35 Hybridは、性能と燃費のバランスをとるように設計され、インフィニティの歴史上、もっともクリーンで経済的なクルマとして誕生するという。このモデルは、駆動用と回生用を兼ねた電動モーターと、3.5リッターV6エンジン、そしてトランスミッションを2つのクラッチでダイレクトに接続したパラレルハイブリッドシステムを採用。もちろんモーターのみで走行することも可能で、ハイパワーなリチウムイオンバッテリーは、従来のバッテリーパックと同サイズながら、2倍のエネルギーを供給することが可能だという。またこのハイブリッドシステムのコンポーネントは、非常にリニアなレスポンスと抜群の加速性能を実現。...
日産フーガ|ハイブリッドモデルは2010年秋デビュー

日産フーガ|ハイブリッドモデルは2010年秋デビュー

NISSAN FUGA|日産フーガハイブリッドモデルは2010年秋デビュー日産自動車は、10月24日から開催される第41回東京モーターショーで、新型フーガを発表する。文=ジラフロー&ワイドになったボディお披露目されるモデルは、まもなく発売が予定されている市販モデルにかなり近いものになると思われる。搭載されるエンジンは、すでにおなじみとなっているVQシリーズ。3.7リッターのVQ37VHRと、2.5リッターVQ25HRの2種類が設定され、2010年の秋には3.5リッターV6エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルも設定されることが予定されている。エクステリアデザインは、現行モデルと比べ全高が低くなり、全幅は広がったロー&ワイドなフォルムが特徴。曲線が積極的に取り入れられ、スカイラインシリーズにもみられるフェンダーの膨らみに、走りの確かさが連想される。最先端の安全装備安全装備面では、車両の制動を補助する「インテリジェントペダル」、コーナーリングの挙動を安定させる「コーナリング...
TOYOTA SAI|トヨタ・サイ(前編)|プリウスでは満足しない上級志向の顧客へ

TOYOTA SAI|トヨタ・サイ(前編)|プリウスでは満足しない上級志向の顧客へ

TOYOTA SAI|トヨタ・サイ(前編)プリウスでは満足しない上級志向の顧客へ一時は18万台のバックオーダーを抱えるなど、空前の大ヒットを記録したトヨタ・プリウスだが、トヨタはその上位に位置するハイブリッドカーも用意していた。12月7日に発売となったSAI(サイ)に自動車ジャーナリスト、小川フミオが試乗した。文=小川フミオ写真=荒川正幸取り回しのしやすい軽快感高級感のあるハイブリッド車。それがトヨタ自動車が2009年12月7日に発売したSAI(サイ)だ。車型がセダンで、かつ高級感をもたせているのが特徴。レクサスHS250hとシャシーを共用しながら、トヨタ独自の味付け。インテリアなどはまったくあたらしいデザインが採用されている。SAIは「才に満ちた先進性と彩を放つ上質感」からとった車名といい、環境性能にくわえ、走りと作りのよさで、従来のトヨタ・ハイブリッドモデルに満足しない上級志向の顧客へのアピールをはかったクルマだ。エンジンは2.4リッターのガソリンにTHS Ⅱと呼ばれるトヨタの...
TOYOTA SAI|トヨタ・サイ(後編)|プラス600ccのアドバンテージ

TOYOTA SAI|トヨタ・サイ(後編)|プラス600ccのアドバンテージ

TOYOTA SAI|トヨタ・サイ(後編)プラス600ccのアドバンテージ一時は18万台のバックオーダーを抱えるなど、空前の大ヒットを記録したトヨタ・プリウスの上位に位置するハイブリッドカー、SAI(サイ)。後編では、主に試乗しての印象を中心にお送りする。文=小川フミオ写真=荒川正幸お薦めグレードは「S」運転してみると、SAIのよい点はプリウスよりエンジン排気量が600ccも多いぶん、トルクがたっぷりあって力強く、加速にもすぐれるところ。室内騒音もだいぶ低い。個人的にはけっこうコストダウンでがっかりだった3代目プリウスと比較すると、やはり価格差も大きいぶん出来のよさを感じる。それはハンドリングをふくめた乗り心地でもいえる。ただし、18インチタイヤ装着車「G」の乗り心地はめっぽう“硬い”。タイヤサイズが215/45と扁平率が低く、サイドウォールが硬いためだろう。路面に不整があると、大きな衝撃が伝わってくる。いっぽう16インチタイヤの「S」は、乗り心地は快適。「16インチタイヤ装着車を...
ホンダ CR-Z|新時代のパーソナルスポーツクーペ

ホンダ CR-Z|新時代のパーソナルスポーツクーペ

HONDA CR-Z|ホンダ CR-Z新時代のパーソナルスポーツクーペホンダはデトロイトモーターショーにおいて、新型ハイブリッドスポーツ「CR-Z」量産モデルのワールドプレミアをおこなった。文=ジラフ1.5リッターi-VTEC+IMAこのCR-Zは、排気量1.5リッターのi-VTECエンジンに、IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を組み合わせたホンダのハイブリッドシステムを搭載することで、スタイリングや運転する楽しみを最大限に追求しながら燃費の向上が図られた、あたらしいかたちのパーソナルスポーツクーペ。トランスミッションには、CVTだけではなく6速MTが設定され、軽快なハンドリングを実現するためにスポーツシャシーも採用されている。スペックは、最高出力114ps/6000rpm、最大トルク14.8km/4800rpm(CVT仕様は113ps、14.7kg-m)とされ、気になる燃費(10.15モード)は、6速MTが22.5km/ℓ、CVTは25.0km/ℓと発表される。日本...
TOYOTA FT-CH|プリウス ファミリーのエントリーモデル

TOYOTA FT-CH|プリウス ファミリーのエントリーモデル

TOYOTA FT-CH|トヨタ FT-CHプリウス ファミリーのエントリーモデルトヨタはデトロイトモーターショーにおいて、コンセプトカー「FT-CH」を公開した。このモデルは、5ドアのコンパクトなハッチバックボディをもつハイブリッド専用車だ。文=ジラフ全長4メートルを切るボディサイズFT-CHのサイズは、全長3900mm、全幅1720mm。プリウスに比べ560mm短く、25mmスリムというから、そのコンパクトさを想像することができるだろう。それでいながら、大人が4人乗りこむのに十分な広さを確保しているというから、使い勝手の良さにも注目が集まるところ。エクステリアはトヨタの欧州デザイン部門「ED2」が担当。革新的でカラフルなデザインは若年層をターゲットとする狙いが見てとれる。プリウス シリーズの一員としてエンジン、ハイブリッドシステムの詳細は明らかにされていないが、2次電池は「プリウス・プラグインハイブリッド」と同様、パナソニックEVエナジー製のリチウムイオンバッテリーが採用される...
フォルクスワーゲン ニューコンパクト|クーペスポーティで環境に優しいハイブリッドクーペ

フォルクスワーゲン ニューコンパクト|クーペスポーティで環境に優しいハイブリッドクーペ

Volkswagen New Compact Coupe|フォルクスワーゲン ニューコンパクトクーペスポーティで環境に優しいハイブリッドクーペフォルクスワーゲンはデトロイトショーにおいて、ハイブリッドシステムを搭載した新型クーペ「ニューコンパクトクーペ」を発表した。文=ジラフ1.4リッター直噴ターボ + 電気モーター搭載されるパワーユニットは、1.4リッター直噴ターボガソリンエンジン(150ps)にモーター(27ps)が組み合わされたハイブリッドシステム。7速DSG を介することによって、0-100km/h加速8.6秒、最高速227km/hという優れた動力性能を実現するだけではなく、燃費はリッター当たり約23.8km、CO2排出量は98g/kmという数値を達成。動力性能と低燃費を高い次元で両立させている。2010年中に発表予定エクステリアはロー&ワイドでスポーティなクーペボディに、あらたなフォルクスワーゲンのアイコンともいえるフロントイメージが取り入れられたデザインとなり、ボディサ...
FERRARI 599 HY-KERS|フェラーリ製ハイブリッド、ヴェールを脱ぐ

FERRARI 599 HY-KERS|フェラーリ製ハイブリッド、ヴェールを脱ぐ

フェラーリ 599 HY-KERS|FERRARI 599 HY-KERSフェラーリ製ハイブリッド、ヴェールを脱ぐフェラーリは、「599GTBフィオラノ」(日本名: 599)をベースとするフェラーリ初となるハイブリッド仕様「HY-KERS」をジュネーブモーターショーで発表した。文=ジラフリア部分に100ps以上の小型モーターを搭載599GTBフィオラノは、2006年のジュネーブモーターショーでデビューしたフェラーリのフラッグシップモデル。6.0リッターV型12気筒エンジン(620ps、62kgm)を搭載し、0‐100km/h加速3.7秒、最高速330km/hという、フェラーリの頂点に君臨するにふさわしい性能を誇る。今回発表された「HY-KERS」は、この「599GTBフィオラノ」をベースに開発された実験車で、フロントに搭載されるエンジンは599とおなじ、6.0リッターV型12気筒を採用。ここに、7速のデュアルクラッチF1トランスミッションと、リア部分に最大出力100ps以上の小型モ...
Car
ホンダ CR-Z|HONDA CR-Z ハイブリッドカーのあたらしいカタチ

ホンダ CR-Z|HONDA CR-Z ハイブリッドカーのあたらしいカタチ

HONDA CR-Z|ホンダ CR-Zハイブリッドカーのあたらしいカタチホンダは、環境性能とスポーティな走りを両立した、スポーツハイブリッド「CR-Z」の発売を開始した。文=ジラフハイブリッドカーとしては世界初の6MT搭載されるハイブリッドシステムは、1.5リッターi-VTECエンジンに、IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を組み合わせたホンダ独自のもの。1000~1500という低い回転数で174N・mの最大トルクを発生(最高出力は124ps)。そのまま高回転までスムーズに吹け上がり、排気量から考えられる以上の加速を実現している。またトランスミッションには、パドルシフト付きCVTのほか、ハイブリッド車では世界初となる6速MTを採用。このハイブリッドシステムとトランスミッションの組み合わせから、10・15モード燃費はCVTで25.0km/l、MTでも22.5km/lを達成する。また、ホンダらしく排気音にもこだわり、このモデルにはエンジン回転と同調する加速サウンドチューニン...
EV充電設備の大幅拡充にむけて国産4社が共同プロジェクト

EV充電設備の大幅拡充にむけて国産4社が共同プロジェクト

Toyota & Nissan & Honda & Mitsubishi|トヨタ & 日産 & ホンダ & 三菱EV充電設備の大幅拡充にむけて国産4社が共同プロジェクト電気自動車(EV)普及に向けて、これまで別々にインフラの整備をおこなっていたトヨタ、日産、ホンダ、三菱の4社が、共同で充電設備の拡充をおこなうプロジェクトを発足させると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)政策に後押しされたプロジェク電気自動車を普及させるにあたり、重要な課題のひとつが充電設備の拡充だ。その早期実現のため、このたび、国産自動車メーカー4社がそれぞれ独自に構築していたインフラとサービスを、共同で推進するプロジェクトに合意した。現時点における全国での電気自動車向け充電設備は、上記4社が設置しただけで急速充電器が1,700基、普通充電器3,000基強。また、サービスについても各設置主体が独自のサービスを展開しており、...
PORSCHE 918 Spider Concept|ポルシェが誇るハイブリッドシリーズの頂点

PORSCHE 918 Spider Concept|ポルシェが誇るハイブリッドシリーズの頂点

PORSCHE 918 Spider Concept|ポルシェ918 スパイダーコンセプトポルシェが誇るハイブリッドシリーズの頂点ポルシェは、ジュネーブモーターショー開幕前の特別イベントにおいて、「918スパイダーコンセプト」を公開した。文=ジラフ0-100km/h加速3.2秒、最高速320km/hを実現このコンセプトカーは、2シーターオープンボディにプラグインハイブリッドシステムを搭載したスーパーカー。ミッドシップレイアウトが採用され、エンジンは最高出力500ps以上を誇る3.4リッターV型8気筒のガソリンエンジンが搭載される。また前後アクスルに配置されたモーターは最大で218psを発生しトータルでの出力は、718ps以上を記録する。駆動方式は4WDとなり、エンジンで後輪を、モーターで前輪を駆動させるという。トランスミッションは、7速2ペダルMTのPDKを採用。また、カーボンやアルミ、マグネシウムなどの軽量素材を多用することによって、1490kgという車重を実現。これらの要素によ...
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