ECO|ハイブリット
「ECO|ハイブリット」に関する記事
日産 エスフロー|NISSAN ESFLOW スポーツEVコンセプトをジュネーブショーに出展
NISSAN ESFLOW|日産 エスフロースポーツEVコンセプトをジュネーブショーに出展日産自動車株式会社は、3月1日開幕のジュネーブモーターショーに先駆け、同ショーに出展するコンセプトカー、ESFLOW(エスフロー)の情報を公開した。文=松尾 大ミッドシップEV!ESFLOWは、電気自動車によるスポーツカーをコンセプトとし、走る喜びと、ゼロ・エミッションモビリティの両立を表現したコンセプトカーである。オーセンティックなスポーツカー像と共通する低く伸びやかなシルエット、重心付近に収まるコンパクトなキャビンなどをもちつつ、電気自動車としてゼロから企画、設計されたため、内燃機関を電気自動車ユニットに置き換えたものとはことなり、日産の先進技術が随所に活用されているとしている。具体的には、リーフに採用されているリチウムイオン電池を、ボディ内に分割配置することで、最適な重量配分を実現。車両の回転中心がドライバーの腰付近にくることで、スポーツカーならではの安定した走りを実現しているという。ま...
電気で走るMINI
電気で走るMINIBMWグループが、世界ではじめて個人ユーザーが日常的に使用可能なMINIの電気自動車を約500台、試験用に展開することを決定したのが昨年のこと。2009年に入り、北米でついにデリバリーも開始される。文=ジラフこの「MINI E」と名付けられた電気自動車は、高性能の充電式リチウムイオン・バッテリーから電力チャージし、定格出力150 kW(204 ps)の電気モーターで駆動。最大トルクは220Nm、0-100km/h加速性能は8.5秒を記録する。また最高速度は電子制御で、152km/hに制限される。1回の充電での走行可能距離は約240km。標準的なコンセントからの充電が可能で、車輌と一緒に渡されるウォールボックス(壁取り付け用配線ボックス)を使って約2時間半で充電が完了するという。リヤシートはバッテリーを搭載するために取り外され、乗員は2人。車輌重量は1465kgとなるが、サスペンションに改良を施し、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)にも、このモデル特...
Rolls-Royce 102EX|ロールス・ロイス 102EX ファントムのEVを発表
Rolls-Royce 102EX|ロールス・ロイス 102EXついにロールス・ロイスからもEVが誕生!ロールス・ロイス・モーター・カーズは、102EXのコードネームで試験的に開発しているEVモデルのテスト車両を3月1日に開幕するジュネーブモーターショーで公表する。文=松尾 大ファントムベースのEVロールス・ロイスが開発中のEVは、フラッグシップモデルであるファントムをベースにしたもの。同社は、「ファントム・エクスペリメンタル・エレクトリック」とも呼ばれるこの102EXにたいする意見、反応をつのり、今後のロールス・ロイス車のあり方を慎重に検討するとしている。ショーの終了後には、ヨーロッパ、中東、アジア、北米をめぐるグローバルツアーを開催。一部顧客やメディアの試乗用に提供される。いまのところ製品化は計画されていないものの、100EXや101EXがそれぞれ市販モデルとなったことからみても、たんなるコンセプトカーではなく、ロールス・ロイス車のあらたな展開と捉えてもいいだろう。ロールス・ロ...
Concorso d'Eleganza Villa d'Este 2011|コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ 2011
Concorso d'Eleganza Villa d'Este 2011|コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ 20113台の特別なクルマを紹介!イタリア、コモ湖畔で1929年から開催されている祭典「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ 2011」。多くのホテルが軒を連ねるなか、そのなかでも随一のラグジュアリーさを誇るヴィラデステ・ホテルの敷地内でこの祭典はおこなわれる。あらゆるカテゴリーのクラシックカーをはじめ、最新のコンセプトカーなどが展示されるなか、イギリス・アストンマーティン、イタリア・フェラーリ、そして協賛を務めるドイツ・BMWから特別なモデルが出展された。Text by OPENERS ASTON MARTIN V12 ZagatoDB 4 GT ザガート生誕50周年を祝う「V12 ザガート」。ハイパフォーマンスもさることながら、一線を画すデザインも魅力だ。ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参加することが決定している同車は、今回の祭典でコンセプトカー&a...
Audi│アウディ 「ミシュランチャレンジビバンダム」に参加
Audi Q5 Hybrid|アウディ Q5 ハイブリッドクルマの環境フォーラム「ミシュランチャレンジビバンダム」に参加アウディは、ドイツ・ベルリンで開かれたクルマの環境フォーラム「第11回ミシュランチャレンジビバンダム」に参加。最新の環境技術を展示したほか、代替燃料車ラリーでは優秀な成績を収め、ドライビングのすばらしさと環境性能を両立するアウディのスピリットをアピールした。文=谷中朋美代替燃料ラリーでは優秀な成績を記録持続可能なモビリティにかんする世界最大のフォーラムに数えられる「ミシュランチャレンジビバンダム」。今年はベルリンのテンペルホフ空港跡地で5月18日から22日まで開催された。会場には見本市が開かれ、各社が最新の技術を展示したほか、代替燃料や資源に優しい駆動コンセプトを採用した120台の車両も終結。アウディでもスタディモデルや量産開始間近の5車種を出展し、高い環境性能を披露した。「ミシュランチャレンジビバンダム」のハイライトは各社が力を注ぐあたらしい技術が結集したクルマ...
TOYOTA PRIUS α|トヨタ プリウス α 上級グレード「G」に試乗
TOYOTA PRIUS α|トヨタ プリウス αワゴン版プリウスに試乗(1)トヨタのハイブリッドカー、プリウスに追加されたワゴン版、プリウスα(アルファ)に試乗。小型軽量のリチウムイオン電池搭載モデルもある一方、乗り心地が向上するなど洗練度が上がっているのが印象的だ。文=小川フミオ新開発の軽量・小型リチウムイオン・バッテリーを搭載プリウスαは、「ゆとりの室内空間」(トヨタ自動車)をセリングポイントにしたプリウスの派生車種。2011年5月13日に発売された。1.8リッターガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたトヨタの「THS II」というハイブリッドシステム搭載という点は、従来のプリウスと同様。一方ホイールベースは180mm延長されるとともに、全長で155mm、全幅で30mm、全高で85mm、それぞれ拡大している。さらに2列5座と、3列7座というシートバリエーションが設けられたのも注目点。さらに、新開発の軽量・小型リチウムイオン・バッテリーが搭載された。今回試乗したのは、プリ...
PORSCHE 918 RSR|ポルシェ 918 RSR 公開
PORSCHE 918 RSR|ポルシェ 918 RSR伝統を背負うハイブリッドスポーツ、918 RSR 公開ポルシェAGは、デトロイトモーターショーのプレスデイで、スタディモデル918 RSRのワールドプレミアをおこなった。文=松尾 大最高出力767psを発生するパワートレインポルシェ 918 RSRはミッドシップ2シータークーペで、911 GT3 Rハイブリッドに採用されたテクノロジーと、918スパイダーのデザインとを融合させた、ハイブリッドスーパースポーツカーだ。テクノロジーのベースとなった911 GT3 R ハイブリッドは、フライホイールジェネレーターを備えたレーシングマシンとして、ニュルブルクリンク24時間耐久レースのほか、アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)がおこなわれた米国、ロードアトランタやインターコンチネンタル・ル・マン・カップ(ILMC)の開催地である中国の珠海で、その圧倒的なパフォーマンスを証明し、注目を集めたモデルだ。デザインは、2010年に姿をあらわ...
PORSCHE Cayenne S Hybrid|ポルシェ カイエンS ハイブリッド 予約開始
PORSCHE Cayenne S Hybrid|ポルシェ カイエンS ハイブリッドポルシェ市販モデル初のハイブリッド車、予約開始ポルシェジャパンは、ポルシェの市販車としてはじめてのハイブリッドモデル「カイエンS ハイブリッド」の予約受注を全国のポルシェ正規販売店にて11月1日より開始する。文=松尾大世界初のハイブリッドカーから110年後の結実近年、世界の主要メーカーから発表が相次ぐハイブリッド車。あたらしい技術のように感じられるハイブリッドも、その源流を辿ると、110年も前のことになる。1900年、ポルシェの創始者フェルディナンド・ポルシェは、世界初のハイブリッドカーであるローナーポルシェ“Semper Vivus”をパリ万国博覧会に出展した。これは、ウイーンにある宮廷馬車工場「k. u. k. Hofwagenfabrik Ludwig Lohner & Co」の依頼を受けて製造されたもので、通常のエンジンにくわえ、ホイールハブに電気モーターを搭載していた。それから11...
TESLA model S|テスラ モデルS 新型を公開
Tesla model S|テスラ モデルSテスラ モデルS新型を公開テスラ モーターズは現在試作中の新型4ドアセダン「モデルS」のあたらしい動画を公開した。 文=松尾 大テスラの本命テスラ モデルSは、2012年からの発売を予定しているテスラのあたらしい電気自動車。先日、開催された北米自動車ショー(デトロイトモーターショー)では、その内部構造を公開し、空力や安定性と操作性、衝突に対する安全性、性能、走行距離を考慮してつくられたモデルであることをアピールしたばかりだ。すでに発売されているロードスターがロータス エリーゼをベースに開発されたのに対し、このセダンはゼロから設計されたもの。モデルSの設計にあたっては、従来の内燃機関にかんする構造の制約にとらわれることなく、まったくあらたな手法で課題にとりくんだという。優れた空力性能と高いねじれ剛性をもち、アルミ押し出し材によるサスペンションなどをあらたに自社開発したとしている。テスラのエンジニアリング担当副社長のピーター・ローリンソ...
TOYOTA PRIUS|トヨタ・プリウス 第3回 はじめてのタイヤ交換
TOYOTA PRIUS|トヨタ・プリウス 第3回プリウス、はじめてのタイヤ交換オウプナーズ編集部の長期リポート2号車であるハイブリッドカー、トヨタ プリウス。先日、筑波サーキットコース1000を走ったのだが、そのせいでタイヤがひどく片べりしてしまったようだ。このままにしておくと走行に支障をきたす恐れもあるので、東京トヨタ自動車江戸川店にタイヤ交換を依頼した。文=オウプナーズ写真=河野真樹サーキット走行で張り切りすぎたツケか?先日のサーキット走行の結果、思った以上のハンドリングを発揮し、クルマ本来の“走る楽しさ”を味わわせてくれたトヨタ プリウス。1周1,000mのコースを12周して休憩、というメニューを4セットおこなったのだが、その影響でとくに左前のタイヤがかなり片べりしてしまった。放置しておくと、ステアリングが安定しなくなったり、グリップが効かなくなったりと、さまざまな危険を引き起こしかねない。これは由々しき事態だと、東京トヨタ自動車江戸川店へ向かった。いつもお世話になっている...
Volkswagen Bulli|フォルクスワーゲン ブリー マイクロバンEVデビュー
Volkswagen Bulli|フォルクスワーゲン ブリーあのコンパクトバンがEVで復活!フォルクスワーゲンは、キャディ、トゥーラン、シャラン、カラベルにつづく5代目のピープルムーバー「ブリー」をジュネーブモーターショーにて公開した。Text by OPENERS最大航続距離は300kmを記録いまから約60年前、フォルクスワーゲンから世界初のバンが誕生した。社内コードは“トランスポーター1”を意味する「T1」、アメリカでは通称「マイクロバス」、そしてドイツ本国では「ブリー」と呼ばれたこのクルマの2011年バージョンが、今回公開された新型である。同車の最大のトピックは、やはり電気自動車であるということ。最大40kWhの容量をもつリチウムイオンバッテリーから電気供給されるモーターは、最高出力85kW、最大トルク270Nmを発揮する。航続距離は最大で300kmで、ほかの電気自動車と比較してみると、日産リーフで200km、三菱i-MiEVで160kmと、かなり優秀な数値であることがわかる...
Mercedes-Benz ML350 BlueTEC 4MATIC|プレミアムSUV「ML」にディーゼル登場
Mercedes-BenzML350 BlueTEC 4MATIC|メルセデス・ベンツ ML350 BlueTEC 4MATICプレミアムSUV「ML」にディーゼル登場使い勝手のよさと機能性を追求するML。このオールマイティなSUVに、ディーゼルエンジンの排ガスにふくまれる有害物質を効果的に除去するクリーンディーゼル“ブルーテック”を採用したモデルが登場した。文=小川フミオ写真=メルセデス・ベンツ日本機能性と走破性を兼ね備えたML燃費がよくパワフル、かつ静粛性も高いことで注目されるディーゼルエンジンを搭載した、メルセデス・ベンツML350BlueTEC 4MATIC。プレミアムSUVに位置づけられるこのモデルが、2010年5月31日よりメルセデス・ベンツ日本の手で発売された。新技術によって排ガス中の有害成分を大幅に除去したのも大きな特徴のひとつ。MLは使い勝手のよさと機能性を追求したモデルでもある。アイポイントが高く視認性がよいため運転しやすいことにくわえ、4MATICと呼ばれる四...
HONDA Fit EV Concept & Plug-in Hybrid Platform|ホンダ フィット EVコンセプト&プラグインハイブリッド プラットフォーム
HONDA Fit EV Concept & Plug-in Hybrid Platform|ホンダ フィット EVコンセプト&プラグインハイブリッド プラットフォーム100マイル走行可能なフィットベースのEVホンダは、ロサンゼルス オートショーでフィットをベースとしたEVコンセプトと中型クラス用のプラグインハイブリッドのプラットフォームを公表した。文=松尾 大未来のEVとプラグインハイブリッド2012年には日本と米国の市場に導入される予定のフィットEV。今回その詳細は一部しかあきらかにはなっていないが、燃料電池自動車FCXクラリティに搭載された同軸高密度モーターをリチウムイオンバッテリーで駆動するという。このフィットEV、メーカーの発表によると最高速度は90マイル(145km/h)、米国EPA(環境保護庁)のLA-4モードによる燃費は、一回のフル充電で100マイル(160km)の走行が可能だという。 走行モードはCR-Zゆずりのエコ、ノーマル、スポーツの...
Mercedes-Benz BIOME|メルセデス・ベンツ バイオーム コンセプトを発表
Mercedes-Benz BIOME|メルセデス・ベンツ バイオーム木の葉のように成長するクルマメルセデス・ベンツはロサンゼルス デザインチャレンジに出品したコンセプトカー、「バイオーム」をロサンゼルス オートショーで披露した。文=松尾 大行く末は堆肥となるオーガニックなクルマロサンゼルス オートショーの一環として開催されたロサンゼルス デザインチャレンジ。今年のテーマは、快適性や安全性を保ちつつ、「ハンドリングに優れ、ファーストクラスのデザインをもつ、1000ポンド(約454kg)と超軽量なクルマ」。カリフォルニア州カールスバッドにあるメルセデス・ベンツのデザインスタジオは、「バイオーム」という革新的なビジョンをもつコンセプトカーを発表した。バイオームは、オーガニックな環境で種から育ち、クルマとして走り出すと純粋な酸素だけを排出し、ライフスパンを終えると堆肥や建築資材になるというもの。同デザインセンター長であるヒューバート・リー氏によると「自動車を発明したものとして、わたしたち...
レクサス LFA|「感動・官能」を極限まで追求
LEXUS LFA|レクサス LFA「感動・官能」を極限まで追求レクサスは2010年末発売予定の2シータ-スーパースポーツ「LFA」を、第41回東京モーターショーのプレスデイにて発表した。Photo by LEXUSパワー・トゥ・ウェイトレシオは2.64kg/psLFAは、レクサスブランドのプレミアムスポーツを示す「F」の頂点に位置するクルマとして開発された2シータ-のFRスーパースポーツで、フェラーリ599やアストン・マーチンDBSといったヨーロッパの名門ブランドのフラッグシップモデルに、レクサスが真っ向から挑んだ車種である。運転する楽しさがもたらす「感動・官能」を極限まで追求したという同モデル。全長4505×前幅1895×前高1220mmのボディには、高い剛性と軽量化を両立するCFRP(カーボン繊維強化樹脂)を採用。同形状のアルミボディ比で100kgの軽量化を実現している。車両重量は1480kgにおさえられ、パワー・トゥ・ウェイトレシオは2.64kg/psを達成している。すぐれ...