ホンダ CR-Z|HONDA CR-Z ハイブリッドカーのあたらしいカタチ
HONDA CR-Z|ホンダ CR-Z
ハイブリッドカーのあたらしいカタチ
ホンダは、環境性能とスポーティな走りを両立した、スポーツハイブリッド「CR-Z」の発売を開始した。
文=ジラフ
ハイブリッドカーとしては世界初の6MT
搭載されるハイブリッドシステムは、1.5リッターi-VTECエンジンに、IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を組み合わせたホンダ独自のもの。1000~1500という低い回転数で174N・mの最大トルクを発生(最高出力は124ps)。そのまま高回転までスムーズに吹け上がり、排気量から考えられる以上の加速を実現している。またトランスミッションには、パドルシフト付きCVTのほか、ハイブリッド車では世界初となる6速MTを採用。
このハイブリッドシステムとトランスミッションの組み合わせから、10・15モード燃費はCVTで25.0km/l、MTでも22.5km/lを達成する。また、ホンダらしく排気音にもこだわり、このモデルにはエンジン回転と同調する加速サウンドチューニングもほどこされている。
スタイリングは、ロー&ワイドなデザインが採用され、フロントノーズからテールエンドまでつながるワンモーションフォルムとあいまって走りの良さを予感させる仕上がり。また大開口のフロントグリル、ドアミラーやアウターのドアハンドルなどが、CR-Zのデザインを特徴的なものとしている。
ライト類にはLEDを採用し、クリスタルをモチーフとしたデザインとすることで、クリーンで先進的な雰囲気を醸し出している。
気になる価格は226万8000円から
インテリアのデザインも、先進性と機能性を徹底的に追及。運転に必要な機能を集中配置することによって、視認性、操作性をアップ。クリスタルブルーの照明は、未来感を演出している。
居住性の面では、4シーターではあるものの、リアシートは補助的なものとして認識するほうがよいだろう。しかし、リアシートを使用した状態でも、ラゲッジスペースは、214リットルを実現。リアシートを倒せば容量は328リットルに広がりゴルフバッグを2個積載することが可能となる。
またCR-Zは、パワートレーン、電動パワステ、エアコンが統合制御されていることから、ワンタッチで力強い走りと操舵性の高いハンドリングが楽しめる「スポーツモード」、走りと燃費を両立させた「ノーマルモード」、燃費優先の「イーコンモード」という3つのドライブモードの切り替えが可能だという。その走りのちがいを楽しむのもおもしろいだろう。
気になる価格は、226万8000円からとなっている。
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