インタビュー
「インタビュー」に関する記事

INTERVIEW|写真家 堀 清英 写真集『いぬまるけ Dogs…anywhere』刊行
INTERVIEW|写真家 堀 清英写真集『いぬまるけ Dogs…anywhere』刊行『CASA BRUTUS』『GQ JAPAN』『SWITCH』……名だたるクオリティ誌からフジテレビジョン、BEAMS、IDEE、大和ハウスなど大手企業の広告写真、そしてソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ、東芝EMI、avex、ユニバーサルミュージック、ビクターエンタテインメントほか多くのミュージシャンのCDジャケットを手がけるなど、その動向が注目される写真家 堀 清英。ニューヨークで培った感性を武器に、活動をつづける彼が、このたび写真集『いぬまるけ Dogs…anywhere』を刊行した。著者である堀 清英自身に、撮影の裏側から作品に込めた想いまで、写真集『いぬまるけ Dogs…anywhere』の魅力について聞いた。Text by OPENERS堀 清英の“今”のセルフポートレイトなんです──本プロジェクトがスタートしたきっかけは?「WISH...original」のカタログ制作に...

MOVIE|世界三大映画祭を踏破した「パラダイス3部作」が日本上陸
MOVIE|ウルリヒ・ザイドル監督が欲望のままに突き進む女たちを描く世界三大映画祭を踏破した「パラダイス3部作」が日本上陸(1)知られざるオーストリアの実力派監督、ウルリヒ・ザイドル。彼の手がけた話題の3部作が、2月22日(土)からユーロスペースほかで一挙に公開される。 Text by OPENERS4年をかけて制作された、入魂の3部作ポスト・ミヒャエル・ハネケと呼び名の高い、オーストリアの映画監督、ウルリヒ・ザイドル。作品を発表するたびに、そのスキャンダラスな内容が物議を醸し、各国の映画祭を賑わせてきた実力派だ。名画のような完璧な構図の中に、人間の真の姿を冷徹に描写しながら、対象への尽きない興味と愛情をも感じさせる作風は、多くの映画監督を魅了し、大御所ヴェルナー・ヘルツォークやジョン・ウォーターズなどがその才能へ惜しみない賞賛を送っている。2012年のカンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭、2013年ベルリン国際映画祭と、世界三大映画祭のコンペティション部門に出品され話題と...

INTERVIEW|沖野修也×池田憲一『DESTINY replayed by ROOT SOUL』制作秘話
INTERVIEW|DJとミュージシャンの関係性沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)×池田憲一(ROOT SOUL)『DESTINY replayed by ROOT SOUL』の制作秘話を語る(1)先日発売された沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)の新譜『DESTINY replayed by ROOT SOUL』。タイトルにも並ぶ「ROOT SOUL」こと池田憲一氏が沖野修也氏とともに登場。渋谷のタマリバ「The Room」でのレコーディング(!)という、革新的なアプローチから生まれた本作の制作秘話、そして、DJとミュージシャンの関係性を語ってくれた。 Photographs by SAITO RyosukeText by IWANAGA Morito(OPENERS)2014年に向けた、あたらしいサウンドこれまで、「KYOTO JAZZ MASSIVE」のファーストアルバムから、プログラマー、ベース、アレンジャーとして、作品に関わってきた「ROO...

J.M. Weston|クリエイティブディレクター ミッシェル・ペリーが語る伝統と革新
J.M. Weston|ジェイエムウエストン新作レザーグッズ「GRAND ANGLE(グラン・タングル)」発売を記念して来日ミッシェル・ペリーが語る伝統と革新(1)「デザイナーとしてリモージュ(ジェイエムウエストンの工場)にこもって創作をするのもいいんですが、外に出て、作品たちがマーケットでどう受け入れられているのかを見に来ました――――」と、今回の来日の目的を語るクリエイティブディレクターのミッシェル・ペリー氏。上海を経て来日、青山・骨董通りの「ジェイエムウエストン青山」で話をきいた。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by TAKADA Mizuho新品より使い込んだあとのほうが美しいレザーグッズ東京は大好きな街だというミッシェル・ペリー氏。「世界の中でも気に入っている街の、五指に入ります。東京はエネルギーに満ちていて、エレガントで、繊細された部分がある。エレガンスというと、伝統的なものを想像しがちですが、東京のエレガンスは、現代...

MOVIE|『アデル、ブルーは熱い色』主演、アデル・エグザルコプロス単独インタビュー
MOVIE|映画界を席巻する20歳の素顔に迫る!『アデル、ブルーは熱い色』主演 アデル・エグザルコプロス単独インタビュー(1)愛の喜びと悲しみをリアルに描き出した『アデル、ブルーは熱い色』。昨年のカンヌ国際映画祭では、監督だけではなく、主演女優の二人にも最高賞「パルムドール」が送られるという、史上初の快挙を成し遂げて話題となった作品だ。恋に落ちた瞬間の稲妻のような衝撃、相手を求める終わりのない情熱、愛を失いかけたときの息もできないほどの痛み――。どこまでも「リアリティ」を追求する異才、アブデラティフ・ケシシュ監督のもと、究極の愛を表現してみせたのは、弱冠20歳のアデル・エグザルコプロス。いま世界中から出演オファーが殺到しているイット・ガールを直撃した。Photographs (interview) by MAEDA KozueText by TANAKA Junko (OPENERS)これはレズビアンの映画じゃないいまやフランスを代表する映画監督の一人と言って間違いないだろう、アブ...

MAISON TAKUYA|創設者自身が語るレザーブランド「メゾン タクヤ」のすべて
MAISON TAKUYA|メゾン タクヤブランド創設者、フランソワ・ルッソ インタビューレザーグッズブランド「メゾン タクヤ」のすべて(1)「MAISON TAKUYA(メゾン タクヤ)」というレザーグッズブランドがある。貴族的な風貌で異彩を放つフランス人デザイナー、フランソワ・ルッソ(François Russo)が2008年に設立し、2009年春に販売をスタート。そのブランドポリシーは「一分の妥協も許さない、完璧な皮革製品を作る」こと。日本では阪急メンズ東京1階と伊勢丹新宿店メンズ館1階、阪急メンズ大阪1階にコーナーがあり、“ITライン”を展開するウェブショップrumors(ルモアズ)でもファンを増やしている。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by TAKADA Miduhoブランドに自分の名前をつけたくなかった今回、なんと62回目の来日を果たしたフランソワ・ルッソ氏だが、「メゾン タクヤを正式に日本のジャーナリストに紹介する...

MARGARET HOWELL|熊谷隆志が語る「人間の品を良く見せる服」とは
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエル2013春夏コレクションから、熊谷氏お気に入りの2ルックを厳選熊谷隆志が語る「人間の品を良く見せる服」「先日来日したマーガレット・ハウエルさんのポートレートを撮影したんですよ」と言うのは、スタイリストとしてはもちろん、写真家、ファッションデザイナー、セレクトショップのディレクションとバイイングまで幅広い分野で活躍している熊谷隆志氏。「マーガレットさんは、デザイナーというより、建築家や女優、ミューシャンのようなアーティスト。すてきな女性なので、来日されるとプライベートで撮影をお願いしています」と語る。 Text by KAJII Makoto (OPENERS)今を表現できる“リアルクローズ”を追い求めたいファッション雑誌やカタログのスタイリングをはじめ、東京・白金にある「ビオトープ アダム エ ロペ」のクリエイティブディレクターとバイイングを担当し、2013年春夏で4シーズン目を迎えるメンズブランド「ネサーンス」ではデザイナーを...

MOVIE│サンダンス映画祭で作品賞、観客賞に輝いた『フルートベール駅で』
MOVIE│3歳の娘を残し、警官に殺害された名もなき青年の最後の1日サンダンス映画祭で作品賞、観客賞に輝いた『フルートベール駅で』(1)2009年にアメリカ・サンフランシスコで22歳の黒人青年が警官に銃で撃たれて死亡したという全米で社会現象となった実際の事件を新人監督ライアン・クーグラーが映画化した『フルートベール駅で』。3月21日(金・祝)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開される。Text by YANAKA Tomomi監督の才能にほれ込んだオスカー俳優、フォレスト・ウィテカーが製作に名乗りを上げるインディペンデント映画最大の祭典として知られ、毎年あたらしい才能が発掘されることで知られるサンダンス映画祭。昨年、作品賞と観客賞のダブル受賞という快挙で話題をさらい、カンヌ国際映画祭でも「ある視点部門フューチャーアワード」を受賞した『フルートベール駅で』が、いよいよ日本でもロードショーされる。メガホンを取ったのは、1986年生まれというライアン・クーグラー...

BARNEYS NEW YORK|バーニーズ ニューヨーク マーチャンダイザーの山口紀子さんが選ぶ“バレンタインギフト”|2013年SSバイヤー特集
BARNEYS NEW YORK|バーニーズ ニューヨークバーニーズ ニューヨーク ウィメンズアクセサリー担当MD 山口紀子さんがお勧め!バレンタインは、“シェアできる”プレゼント!昨年12月からジュエリーとアポセカリー(化粧品)の担当マーチャンダイザーになった山口紀子さん。「最近は、気軽に贈れる金額のスモールギフトが好調です。バレンタインデーには、“チョコレートプラス”のギフトが主流になり、またネクタイなどが定番ですが、今年は、男性をきれいにするアクセサリーやコスメなど、彼やパートナーをワンランクお洒落にするプレゼントはいかがでしょう」と、最旬ギフトをセレクトしてくれた。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by HARA Emiko一緒に身につけられる共有できるアイテムで、いつまでもハッピーに!「一つのものを一緒に使えたり、ペアづけできるアクセサリーなどは、男性にすると“ちょっと重いよ”(笑)と思われるかもしれません。が、女性同士で...

MARGARET HOWELL|「BEATITUDE」デザイナー足立二郎が語るマーガレット・ハウエルの魅力
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエル「BEATITUDE」デザイナー足立二郎が語る、マーガレット・ハウエルの魅力変わらない安心感、変わっていく時代感1970年代後半、高校生時代に週5日、原宿のビームスに通って、洋服の楽しさと触れあい、それがきっかけとなってビームスに入社。さらに、ユナイテッドアローズの創立に参加し、企画とバイイング、ディレクターを経て、「BEAUTY&YOUTH」のクリエイティブディレクターとして活躍。現在は、ファッションブランド「BEATITUDE」のデザイナーを務める足立二郎さん。自身の創作活動と、マーガレット・ハウエルの服づくりの接点から、現在のメンズファッションを語る。Text by KAJII Makoto (OPENERS)英国の伝統をブレイクスルーするような一枚のシャツとの出合い「BEAUTY&YOUTH」のクリエイティブディレクターだったころ、セレクトショップでマーガレット・ハウエルを最初に買い付けたのが僕で、スタートしたばかりのM...

LOOPWHEELER|LOOPWHEELER×RUMORS special edition hoodie
LOOPWHEELERHoodie for all grown upsLOOPWHEELER×RUMORS special edition hoodie (1)Here we present the LOPPWHEELER x RUMORS special edition hoodie! “Hoodie for all grown ups” is the concept of this collaboration. You may expect the excellence in both material and design. LOOPWHEELER CEO Satoshi Suzuki and director of RUMORS,Hiroyuki Matsumoto are about to tell us more.日本語版の記事はこちらText by FUJITA Mayu(OPENERS)Photographs by TAKADA MidzuhoTranslat...

White Flags|2013-14秋冬の新作をデザイナー・小此木達也が語る
White Flags|ホワイトフラッグス2013-14秋冬の新作が到着デザイナー・小此木達也にインタビュー(1)2011年の秋冬からスタートし、今回で5シーズン目を向かえるシューズブランド「White Flags(ホワイトフラッグス)」。独特のモード感で人気を博し、パリでのデビュー以来、世界各国で展開を拡大しつづけている。デザイナー・小此木達也(おこのぎたつや)氏に、最新コレクションの全貌を聞いた。Photographs by MIKAMI MakotoText by IWANAGA Morito(OPENERS)テーマは“スポーツ”──2013-14年秋冬コレクションのイメージは?今回はスポーツテイスト。スポーツ感のあるラグジュアリーがテーマです。言葉を変えたら、ナショナルブランド的なところをモードにモディファイしたということですね。そして、もともとあるホワイトフラッグスのモデルを進化させたというところもポイントです。ホワイトフラッグスはスーツに合わせて履きたいスニーカーとして...

DIESEL|2013SS “DIESEL+EDUN”|南アフリカの3人組とデニムコレクション
2013年春夏の新プロジェクト“DIESEL+EDUN”とは?Chapter 02|南アフリカの3人組とデニムコレクション「アフリカの美しさとポジティブな面を示したい」ディーゼルの創始者兼社長、レンツォ・ロッソ氏が「アフリカに持続可能なビジネスモデルを創出する」ために立ち上げた新プロジェクト、「ディーゼル+イードゥン」。先に掲載したロッソ氏のインタビューに続き、去る2月末に来日した南アフリカのフォトグラファーユニット「I SEE A DIFFERENT YOU」のインタビューと、ディーゼル+イードゥンのコレクションを紹介する。Photographs by JAMANDFIXText by Kase Tomoshige(OPENERS)ディーゼル創始者レンツォ・ロッソのインタビューはこちら撮影はいつも3人一緒この春立ち上がった「ディーゼル+イードゥン」プロジェクトの一環として、ディーゼルは「STUDIO AFRICA」というグローバルキャンペーンを行っている。ファッション、映画、音楽...

ESTNATION|「マービー ジャモーク」とのコラボで魅せる大人のデイリーウェア
ESTNATION|エストネーション「マービー ジャモーク」とのコラボレーションがスタート!デザイナー・佐々木継太にインタビュー(1)「どこか品のある日常着」トラディショナルなデザインと、テーラリングの技術を機能的に応用したプロダクトで、「ニューヨークカジュアル」というスタイルを提案する「MARVY JAMOKE(マービー ジャモーク)」。今回、エストネーションの2013年春夏ラインにおいてコラボレーションが実現した。トータルコレクションとして展開されるアイテム群の魅力を、マービー ジャモークのデザイナー、佐々木継太氏に聞いた。Interview photographs by SAITO RyosukeStill photographs by ISHII YukihisaText by IWANAGA Morito(OPENERS)ブランドの哲学──ブランド名の由来は?「MARVY」が、「MARVELOUS」という英語のスラングで、一流、すばらしい、そういうニュアンスです。「JAM...

トッド・スナイダー 独占インタビュー|Todd Snyder
Todd Snyder|トッド・スナイダー待望の旗艦店が東京・神宮前にオープン!「現代のスマートな紳士のために」ポロ ラルフローレンのデザイナー、ギャップのディレクター、J.クルーのシニア・バイスプレジデントなど、メンズファッションにおける要職を歴任。J.クルー在籍時には「THE LIQUOR STORE(ザ・リカーストア)」というエポックメイキングなコンセプトショップを成功に導いた、トッド・スナイダー。2011年秋冬にスタートしたシグネチャーコレクションは、バーグドルフ・グッドマン、ニーマン・マーカス、ロン・ハーマンなど全米屈指の名ショップが買い付け、デビュー時から非常に高い評価を得て話題を呼んだ。ニューヨークから発信され、今世界で最も注目を集めるブランドが、トッド スナイダーというわけだ。来る3月15日(土)、記念すべき第1号店が東京・神宮前にオープン。その準備のために来日した、トッド本人に話を聞いた。Photographs by JAMANDFIXText by americ...