MOTOR SHOW|モーターショー
「MOTOR SHOW|モーターショー」に関する記事
Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツ LAモーターショーでベールを脱いだCLS 63 AMG
Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツ CLS 63 AMGLAモーターショーでベールを脱いだCLS 63 AMGメルセデス・ベンツは、ロサンゼルス オートショーで2012年モデルのCLS 63 AMGを正式に発表した。文=松尾 大流麗な4ドアサルーンに採用されたAMG仕様エクステリアを、より特異なデザインを好むひとにむけてつくられたという「CLS 63 AMG」。ボンネットフードやバンパー、フロントグリルを変更し、フロントフェンダーにはユニークな造形が採用された。さらに、アグレッシブなリヤディフューザー、4本のテールパイプで構成されるエグゾートシステム、LEDのデイタイムライト、19インチの5スポークアルミホイールというのが、ノーマルモデルと比較したうえでの識別点。スポーティなイメージのインテリアは、ウォールナットのトリム、AMGスポーツシート、アルミ製のパドルがついた3スポークステアリングホイールで構成されている。 搭載されるエンジンは5.5リッターにダウンサ...
Mercedes-Benz C-Class|メルセデス・ベンツ Cクラス
Mercedes-Benz C-Class|メルセデス・ベンツ Cクラス進化したCクラスの姿メルセデス・ベンツは2011年1月9日から開催されるデトロイトオートショーに出品するCクラスの2012年モデルを公表した。文=松尾 大豊富なエンジンラインナップと、力強い顔だちメルセデスにとってもっとも重要なモデルに位置づけられるCクラス。1982年に「190E」としてデビューした当時、世界で年8.5万台規模だった生産量が、現行モデルは2007年3月の登場以来、世界累計で100万台を突破するほどの大きなマーケットを築きあげている。そのCクラスが内外装の変更を受け、2,000以上におよぶパーツが改良された、2012年モデルがデトロイトショーで公開される。ヨーロッパ市場では1月から、アメリカでは夏から販売される。今回の最大の変更点はエンジンで、すべてのエンジンが「ブルーエフィシェンシー」仕様となったとともに、トランスミッションの改善やアイドリングストップ機能の搭載などとあわせて、最大で31パーセ...
Alfa Romeo Giulietta|往年の名車の名が復活
Alfa Romeo Giulietta|アルファロメオ ジュリエッタ往年の名車の名が復活アルファロメオは「147」の後継車となる5ドアハッチバックのニューモデル「ジュリエッタ」を発表した。文=ジラフ8Cコンペティツィオーネを彷彿させるデザインアルファロメオ・ファンならずとも、1954~1965年のあいだに生産された名車、ジュリエッタの名を記憶するひとは少なくないはず。その名車の名前が復活することとなった。アルファロメオといえば気になるのがそのスタイリングだが、こちらは「スポーティ&エレガント」をテーマに、2006年に発売された限定車「8Cコンペティツィオーネ」を彷彿させる仕上がりとなっている。まず目に入るのは、アルファロメオのアイデンティティとも呼べる盾形のグリル。またデイタイムランニング機能が組み込まれたLEDヘッドライトの採用も新たな試みだ(ちなみにテールランプにもLEDが採用された)。車内に目を向けると、水平基調のダッシュボードデザインに、アクセントとしてアルミが採用されて...
PORSCHE|ポルシェ つぎなるハイブリッド発表へ
PORSCHE|ポルシェポルシェ つぎなるハイブリッドを発表へポルシェAGは、3月1日から開催される第81回ジュネーブモーターショーにおいてパラレル方式のフルハイブリッドモデルのワールドプレミアをおこなうと発表した。文=松尾 大パナメーラ ハイブリッドか? 現時点でくわしい情報は伝えられていないが、2011年ジュネーブモーターショーで、ポルシェAGはあらたなハイブリッドモデルのワールドプレミアをおこなうとしている。これは、カイエン S ハイブリッドの成功につづいて、「ポルシェ インテリジェントパフォーマンス」フィロソフィがあらたな段階に入ったことを告げるもの。あたらしいハイブリッドモデルは、3月1日午前7時30分より、会場内のポルシェスタンドで開催されるプレスカンファレンスにて披露されるとしている。ポルシェAGは「パラレル方式のフルハイブリッドモデル」という以上の内容はあきらかにしてはいないが、おそらく、以前から噂されているパナメーラ ハイブリッドが登場するものと思われる。パワート...
アウディラインナップ中もっともコンパクトな「A1」に5ドア登場!|Audi
Audi A1 Sportback|アウディ A1 スポーツバック第42回東京モーターショー20112012年初頭、アウディA1にスポーツバックが登場予定!アウディはコンパクトハッチバック「A1」に5ドアモデル「A1 スポーツバック」を追加。同車は、東京ビッグサイトでまもなく開催される第42回東京モーターショー2011でワールドプレミアを果たす。Text by OPENERS5ドアながら全長はほぼ同寸アウディ A1 スポーツバックの外見上の特徴は、当然5ドアという点だけれど、若わかしくて都会的、かつスポーティなイメージのスタイリングは既存の3ドアモデルとまったく変わらない。それもそのはずで、アウディいわく、デザインはもちろん、ストラクチャー、剛性高強度のスチール材を採用した軽量かつ高剛性で安全なボディなど、基本的な部分はA1と同様なのだ。全長にかんしてもほぼ同寸のままだが、全高と幅を6mm大きくすることで、室内のスペースを確保しているという。ちなみにホイールベースは2,470mm、...
Alfa Romeo|シルバーカラーを纏ったアルファ製ミドシップスポーツ Alfa Romeo
Alfa Romeo 4C Concept|アルファロメオ 4Cコンセプトシルバーカラーを纏ったアルファ製ミドシップスポーツアルファロメオは、ジュネーブモーターショーでプレミアとなった市販予定のコンセプトモデル「4Cコンセプト」をフランクフルトモーターショーでも公開する。前回とはことなるシルバーカラーのボディをもつ、さらにソリッドな一台となっている。文=小池りょう子車輛重量850kgを実現!昨年、ジュネーブモーターショーでお披露目され、ドイツ 『Auto Bild』誌に「もっとも美しいコンセプトカー」と称された「4Cコンセプト」がフランクフルトモーターショーにも出展される。4Cコンセプトは、ミドシップの2シータークーペで、最高出力200hp以上を誇る1.75リッター4気筒直噴ターボエンジンをボディ中央に搭載する。ディメンションにかんして、全長は約4メートル、ホイールベースは2.4メートル未満。2006年に500台限定で販売された8C コンペティツィオーネから、デザイン、レイアウトや...
81st Geneva Motor Show|第81回 ジュネーブモーターショー開催
81st International Motor Show, Palexpo-Geneva実り豊かな2011年のジュネーブ世界5大モーターショーのひとつであるジュネーブモーターショーが開幕した。世界各国から集結したクルマたちは、まさに十人十色の充実したラインナップとなっている。顧客のニーズや社会的要請に重きをおいた市販を前提とするモデルが数多く、提案性に富んだユニークなコンセプトモデルは数少ないが、昨年末より、数度にわたってティーザー画像が公開されている「ランボルギーニ アヴェンタドール」や、先日、プレミア記者会見が開かれたばかりのフェラーリ初の4輪駆動モデル「フェラーリ FF」などがおおいに話題である。また、近年のモーターショーと比較すると、あきらかに環境を意識したクルマがぞくぞくと登場してきており、ロールス・ロイスからもファントムベースのEV「102EX」が生まれ、同ショーでお披露目となった。しかし、その一方で「ヴィラージュ」の名を復活させたアストンマーティンや、最高出力550...
Fiat 500 Coupe Zagato concept|フィアット 500 クーペ ゼガート コンセプト ジュネーブで公開
Fiat 500 Coupe Zagato concept|フィアット 500 クーペ ザガート コンセプトフィアットが500のクーペボディを公開フィアットはジュネーブモーターショーで、ザガートとフィアットのチェントロスティーレ(=デザインセンター)が協力してデザインしたコンセプトカー、500クーペ ザガートのコンセプトモデルを発表した。 文=松尾 大1950年代、カロッツェリア・ザガートは、フィアット ヌオーバ500や600をベースにフィアット・アバルト500クーペ ザガートや750クーペ ザガートなどといったモデルを世に送り出していた。当時のモデルはベース車両の面影もないほど手がくわえられ、特徴的な流線形ボディをもっていたが、50年以上の歳月を経てよみがえった、今回の「500クーペ ザガート」は、ベースとなったフィアット500のシルエットをいかしつつ、クーペとよぶにふさわしいデザインに仕上がっている。 後方にむかって傾斜するルーフと小型化されたリアウインドウによって、2+2とな...
PORSCHE|ポルシェ ジュネーブでの現地レポート!
PORSCHE|ポルシェパナメーラ S ハイブリッドのプレミアをレポート!世界5大モーターショーのひとつとして、毎年にぎわいを見せているスイス・ジュネーブモーターショー。本年は、まさに豊作と言えるほど、世界各国のカーブランドから充実したラインナップが披露された。当然、例にもれず、ポルシェもそのひとつ。市販モデル2台目となるハイブリッドモデルのワールドプレミアをはじめ、展示された自動車たちには、凄まじいエネルギーに満ち溢れていた。文=島下泰久異例の早朝に開催されたプレスカンファレンスジュネーブモーターショーは今回が81回目の開催となる。スイスにはメジャーな自動車メーカーは存在しない。しかしヨーロッパにおいては1年で最初のメジャーショーであり、またメジャーなメーカーが存在しないかわりに、どの国のメーカーもひとしく力を注いでいることから、世界5大モーターショーに名を連ねる、つねに活況を呈するショーとなっている。もちろんポルシェにとっても、ジュネーブモーターショーは大事なイベントのひとつだ...
Ferrari Four(FF)|フェラーリ フォー(FF) アジアパシフィックでのプレミア!
Ferrari Four(FF)|フェラーリ フォー(FF)上海オートショー 2011注目の最新フェラーリ 上海に上陸!フェラーリは、上海オートショーにて、フェラーリ FFをアジア圏内ではじめてお披露目した。Text by OPENERSあたらしいフェラリスタのためのあたらしいフェラーリ2011年4月19日、上海オートショーのプレスデーにおいて、フェラーリ初の4輪駆動モデル「FF」がアジアパシフィックではじめて公開された。FFは、フェラーリが掲げる「あたらしいフェラリスタのためのあたらしいフェラーリ(Different Ferrari for different Ferrarist)」戦略にふさわしい、革命的なモデル。同車がもつパフォーマンスをこの機会におさらいしてみよう。搭載されるエンジンは、6.2リッター V型12気筒で、最高出力660ps/8,000rpm、最大トルク683Nm/6,000rpmを発生。0-100km/h加速を3.7秒で駆け抜け、最高速度は335km/hを記録...
PORSCHE Panamera S hybrid|ポルシェ パナメーラS ハイブリッド クラス最小のCO2排出量を記録
PORSCHE Panamera S hybrid|ポルシェ パナメーラS ハイブリッドパナメーラにハイブリッドモデルを追加ポルシェAGは、4ドアスポーツサルーン パナメーラにハイブリッドモデル「パナメーラ S ハイブリッド」を追加すると発表した。文=松尾 大CO2排出量159g/km!販売開始から約15カ月のあいだに3万台近くが出荷され、アッパー/ラグジュアリーセグメントにおいて13パーセントのシェアを獲得したというポルシェ パナメーラ。そのパナメーラに、ポルシェがもつ市販車両のなかで2車種目のハイブリッドモデルとなる「パナメーラ S ハイブリッド」がくわわった。既報のとおりカイエン S ハイブリッドで実績のあるドライブユニットを搭載しており、そのスーパーチャージャーつき3.0リッターV6エンジンは、最高出力245kW(333ps)を発生。さらに、34kW(47ps)の電気モーターによってアシストされ、トータルでのシステム出力は279kW(380ps)を誇るパラレルハイブリッドだ...
ルノーがラグナ・クーペ「コレクション2012」を発表|RENAULT
RENAULT LAGUNA COUPE|ルノー ラグナ・クーペルノーがラグナ・クーペ「コレクション2012」を発表ルノーはボローニャモーターショーで新型「ラグナ・クーペ」を発表した。来年初頭から製造を開始し、2月からフランスでの販売を開始する予定だ。Text by OPENERS新ディーゼルエンジンを搭載2012年版「ラグナ・クーペ」「ラグナ・クーペ コレクション2012」の目玉は「2.0 エナジー dCi 150エンジン」の搭載だ。最高出力150hpのこのディーゼルエンジンは、アイドリングストップ機能と、バッテリーの充電タイミングを最適化してエンジン負荷を低減するESM(エナジー・スマート・マネージメント)を搭載し、燃費4.5ℓ/100km、CO2排出量は従来型の136g/kmから13パーセント低減の118g/kmを達成している。ESMは最高出力175hpのディーゼルエンジン(2.0ℓ dCi)と、おなじエンジンの最高出力180hp版にも採用され、アイドリングストップ機能は非搭...
Ferrari 458 SPIDER|フランクフルトに登場
Ferrari 458 SPIDER│フェラーリ 458 スパイダーフランクフルトモーターショーで初公開フェラーリは、ミッドシップスポーツカー「458 イタリア」のオープントップモデル「458スパイダー」を、9月に開かれるフランクフルトモーターショーで披露する。文=谷中朋未ミッドシップにしてフル・リトラクタブル・ハードトップの組み合わせまず注目すべきは、アルミニウムを使ったフル・リトラクタブル・ハードトップを採用していること。これはミッドシップエンジンを搭載するスポーツカーとしては世界初という。従来のソフトトップに比べても重量が約25kgも削減され、開閉時間もわずか14秒にまで短縮された。オープントップでの走行を最大限快適にするため、可変式電動ウィンド・ストッパーを装備。これにより、コックピット内の空気流を穏やかにし、時速200キロを超えるスピードで走行しても通常の会話ができるという。車体後部が膨らんだ「バッドレス」のある革新的なフォルムは、エンジン吸気口への空気の流れを最適化させ...
Peugeot|508 RXH、HX1をフランクフルトで公開
Peugeot│プジョープジョーのEV&ハイブリッドモデルがぞくぞくとフランクフルトに登場!(1)プジョーは、9月13日から開幕するフランクフルトモーターショーに出品するディーゼルハイブリッド車「508 RXH」およびコンセプトカー「HX1」を公開した。文=松尾 大世界に先駆け、ディーゼルハイブリッドをラインナップまず注目したいのは、昨年欧州市場に投入された3008 Hybrid4に搭載された「Hybrid4」システムを積んだ508 RXHだ。世界ではじめてディーゼルエンジンと電気モーターを組みあわせたこのシステムの特徴は、前後輪をことなるパワーユニットで駆動する4WDシステムであること。前輪を2.0リッターのHDi FAPディーゼルエンジンというターボディーゼルエンジンが、後輪を電気モーターがそれぞれ受けもつパラレル方式のハイブリッドだ。モーターの補助をくわえた加速ブースト状態によるシステム出力は147kW(200ps)となる。最大トルクについては発表がなかったものの30...
Audi S6|ベントレーと共同開発したV8エンジン搭載モデル登場!
Audi S6|アウディ S6 アバントAudi S6 Avant│アウディ S6 アバントアウディのS、4車種が来春ローンチアウディは、先日日本に導入されたばかりのA6のスポーティバージョンS6およびS6アバントをフランクフルトモーターショーに出品した。文=松尾 大ベントレーと共同開発したV8エンジントップモデルであるS8、よりパーソナルなS7とともにS6、S6アバントが来春登場する。一番の注目はエンジンだ、S7およびS8とおなじ、新開発の4リッターV8ツインターボユニット。S7とおなじチューニングで、最高出力309kW(426ps)/7,000rpm、最大トルク550Nm/1,400-5,300rpmを発生。このエンジンはベントレーと共同で開発したもので、そのハイライトは、シリンダーオンデマンドとよばれるシステムだ。エンジンの低負荷時に8つのシリンダーのうち4つのシリンダーを止める、いわゆる気筒休止システムだ。2、3、5、8番のシリンダー上の給排気バルブを止めることで、高効率な...