ジュネーブ国際モーターショー
「ジュネーブ国際モーターショー」に関する記事
CITROEN|シトロエン ジュネーブで公開ラインナップ
CITROEN|シトロエンDS4の市販モデルジュネーブショーでのラインナップを発表シトロエンは、3月1日からはじまる第81回ジュネーブモーターショーで、DS4とコンセプトカーの出品およびプロダクトラインを発表する。文=高橋進一DS4の市販モデルを公開日本でもヒットしているDS3につづいて、DSラインの第2作目となる「DS4」。このジュネーブモーターショーではついに市販モデルが公開される予定だ。ブランドスローガンである「Creative Technologie」を具現するプロダクトで、全長4,270×全幅1,810×全高1,530mmというボディサイズをもち、コンパクトカーとクロスオーバー、クーペの要素をあわせもったデザインが特徴。近年急速に人気が高まっている4ドアクーペスタイルを採用するものの、腰高のボディ形状はほかとは一線を画す。 CITROEN DS4 Purple CITROEN C-ZERO 搭載されるエンジンは、PSAプジョー・シトロエンとBMWグループが共同開発し...
LAND ROVER|ランドローバー 4モデルをジュネーブで公開
LAND ROVER|ランドローバージュネーブで展開される4モデルを発表ランドローバーは、3月1日から開始するジュネーブモーターショーにおいて、プラグインハイブリッドの「Range_e」「レンジローバー・イヴォーク」「レンジローバー・オートバイオグラフィ・アルティメットエディション」「ディスカバリー4 2011年限定モデル」を展示することを発表した。Text by OPENERSCO2排出量89g/kmを誇る4WD今回のジュネーブモータショーでデビューとなるのが、現在、イギリスにあるランドローバーのデザイン&エンジニアリング・センターで開発中のプロトタイプ「Range_e」である。Range_eはレンジローバースポーツをベースに開発されたプレミアムSUVで、3リッターTDV6ディーゼルエンジン、ZF製8段ATにパラレル式のディーゼル・プラグインハイブリッドシステムを組み合わせたレンジローバー初のプラグインハイブリッド車。ゼロエミッション走行も可能となっている。気になる環境性...
Fiat 500 Coupe Zagato concept|フィアット 500 クーペ ゼガート コンセプト ジュネーブで公開
Fiat 500 Coupe Zagato concept|フィアット 500 クーペ ザガート コンセプトフィアットが500のクーペボディを公開フィアットはジュネーブモーターショーで、ザガートとフィアットのチェントロスティーレ(=デザインセンター)が協力してデザインしたコンセプトカー、500クーペ ザガートのコンセプトモデルを発表した。 文=松尾 大1950年代、カロッツェリア・ザガートは、フィアット ヌオーバ500や600をベースにフィアット・アバルト500クーペ ザガートや750クーペ ザガートなどといったモデルを世に送り出していた。当時のモデルはベース車両の面影もないほど手がくわえられ、特徴的な流線形ボディをもっていたが、50年以上の歳月を経てよみがえった、今回の「500クーペ ザガート」は、ベースとなったフィアット500のシルエットをいかしつつ、クーペとよぶにふさわしいデザインに仕上がっている。 後方にむかって傾斜するルーフと小型化されたリアウインドウによって、2+2とな...
PORSCHE|ポルシェ ジュネーブでの現地レポート!
PORSCHE|ポルシェパナメーラ S ハイブリッドのプレミアをレポート!世界5大モーターショーのひとつとして、毎年にぎわいを見せているスイス・ジュネーブモーターショー。本年は、まさに豊作と言えるほど、世界各国のカーブランドから充実したラインナップが披露された。当然、例にもれず、ポルシェもそのひとつ。市販モデル2台目となるハイブリッドモデルのワールドプレミアをはじめ、展示された自動車たちには、凄まじいエネルギーに満ち溢れていた。文=島下泰久異例の早朝に開催されたプレスカンファレンスジュネーブモーターショーは今回が81回目の開催となる。スイスにはメジャーな自動車メーカーは存在しない。しかしヨーロッパにおいては1年で最初のメジャーショーであり、またメジャーなメーカーが存在しないかわりに、どの国のメーカーもひとしく力を注いでいることから、世界5大モーターショーに名を連ねる、つねに活況を呈するショーとなっている。もちろんポルシェにとっても、ジュネーブモーターショーは大事なイベントのひとつだ...
PORSCHE Panamera S hybrid|ポルシェ パナメーラS ハイブリッド クラス最小のCO2排出量を記録
PORSCHE Panamera S hybrid|ポルシェ パナメーラS ハイブリッドパナメーラにハイブリッドモデルを追加ポルシェAGは、4ドアスポーツサルーン パナメーラにハイブリッドモデル「パナメーラ S ハイブリッド」を追加すると発表した。文=松尾 大CO2排出量159g/km!販売開始から約15カ月のあいだに3万台近くが出荷され、アッパー/ラグジュアリーセグメントにおいて13パーセントのシェアを獲得したというポルシェ パナメーラ。そのパナメーラに、ポルシェがもつ市販車両のなかで2車種目のハイブリッドモデルとなる「パナメーラ S ハイブリッド」がくわわった。既報のとおりカイエン S ハイブリッドで実績のあるドライブユニットを搭載しており、そのスーパーチャージャーつき3.0リッターV6エンジンは、最高出力245kW(333ps)を発生。さらに、34kW(47ps)の電気モーターによってアシストされ、トータルでのシステム出力は279kW(380ps)を誇るパラレルハイブリッドだ...
Alfa Romeo 4C Concept|アルファロメオ 4C コンセプト コンパクトスポーツカーがプレミア!
Alfa Romeo 4C Concept|アルファロメオ 4C コンセプトコンパクトなミドシップスポーツカーがプレミア!アルファロメオは、開催中のジュネーブモーターショーでミドシップスポーツカー、4C コンセプトを出展した。文=松尾 大850kg以下という軽量ボディアルファロメオのあたらしいスポーツカー「4C コンセプト」は2006年に500台限定で発売された8C コンペティツィオーネをそのままコンパクトにしたようなデザインの1台だ。4Cコンセプトという名のとおり、V8を搭載していた8Cに対し、こちらは4シリンダー。カーボンとアルミニウムによるボディ素材や後輪駆動レイアウトなどのテクノロジーは8Cと共通するものがあるが、約4mの全長と2.4mのホイールベースによるコンパクトなボディと軽量な素材もあいまって、車両重量は850kg以下におさえることができた。 エンジンは、欧州ではさきごろ販売のはじまったジュリエッタ クワドリフォリオ・ヴェルデに搭載されている、可変バルブタイ...
Mercedes-Benz C-Class Coupe|メルセデス・ベンツ Cクラス クーペ 新型モデル発表
Mercedes-Benz C-Class Coupe|メルセデス・ベンツ Cクラス クーペ新型Cクラスのクーペモデルを発表ダイムラーは、メルセデス・ベンツ Cクラス クーペを発表、3月1日から開催されるジュネーブモーターショーで公開する。文=松尾 大古典的なクーペボディ先日発表された新型Cクラス セダンにつづき、今回はクーペモデルが発表された。このCクラス クーペは、以前のCクラスにラインナップされていた3ドアハッチバックCLC(旧車名:Cクラススポーツクーペ)に代わるもので、オーソドックスな2ドアノッチバックボディをもつ。セダンボディに比べ、いくぶんコンパクトなボディは、41mm全高が低く設定されており、短いフロントオーバーハングにロングノーズ、細いCピラー、そして急な傾斜のフロントウインドウと、後方に向かってなだらかに傾斜するルーフが備わった古典的なクーペスタイルとなっている。パワーユニットは、現在のところ欧州仕様車についてのアナウンスはないが、アメリカ仕様車は2種類のエンジ...
Lamborghini Aventador|ランボルギーニ アヴェンタドール 詳細と価格を公表
Lamborghini Aventador|ランボルギーニ アヴェンタドールランボルギーニが、アヴェンタドール LP700-4を公開ランボルギーニは、ジュネーブショーでムルシエラゴにかわるあたらしいフラッグシップモデル「アヴェンタドールLP700-4」を発表した。文=高橋進一1,575kg! 515kW! 690Nm!エンジン、トランスミッションにはじまり、サスペンションやモノコック、そして先日はシャシー画像が公開されるなど、いわゆるティーザーをもちいて、徐々にその情報が公開されてきたランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4が、ついにそのベールを脱いだ。搭載されるエンジンは既報のとおり、まったくの白紙から設計しなおされたという新開発6.5リッターの60度 V12DOHC。ボア×ストロークが95×76.4mmとかなりのショートストロークで、非常にコンパクトな設計。吸気系をふくめた高さは665mm、排気系までふくめても848mmにすぎない。さらに長さも784mmにおさまっており...
ジュネーブモーターショー2013
83e Salon International de l'Auto|第83回ジュネーブ国際モーターショー2013年ジュネーブ国際モーターショー特集!100年以上の歴史をもち、世界5大モーターショーに数えられるジュネーブ国際モーターショーが、3月7日よりスイスで開催される。開催83回をかぞえる権威あるショーは、スイスという開催場所ゆえに「自国ブランド」というものが存在しないため、各国のメーカーから等しく注目を集め、またもっとも力を注ぐモーターショーのひとつである。今年もまた、OPENERSではショーの事前情報から開幕してからの現地のリポートをまじえつつ最新ニュースをお伝えしていく。2013.10.28ポルシェ 918 スパイダー フォトインプレッション|Porscheポルシェ918 スパイダーは、ポルシェがレースフィールド…2013.03.18ジュネーブモーターショー2013フォトインプレッションジュネーブモーターショーのフォトギャラリー、全部見せます…2013.03.13KTM...
ジャガー、ランドローバー、そしてミニのいま 第2回|Land Rover
Land Rover|ランドローバージュネーブ&NYモーターショー インタビュー特集ジャガー、ランドローバー、そしてミニ ―英国車のいまと近未来 第2回SUVはまだまだ進化する前回のジャガー篇につづき、今度はランドローバーを九島辰也氏が取材。SUV進化のアイデアがこのブランドにはあり、その未来を実現するためにアクションをおこしている。Text by KUSHIMA TatsuyaSUVは世界2,000万台のマーケットになるランドローバーはグローバル ブランドダイレクターのジョン・エドワーズ氏とデザインダイレクターおよびチーフ クリエイティブ オフィサーのジェリー・マクガバン氏に伺った。エドワーズ氏がSUVについてこういう。「SUVマーケットは今後さらに広がっていきます。2020年までにいまより30-40パーセント大きくなると予想されます。世界2,000万台マーケットくらいに」「傾向としてはサイズは小さくなって、よりデザインコンシャスになっていくでしょう。もちろん中は広く。我々はSU...
ジャガー、ランドローバー、そしてミニのいま 第3回|MINI
MINI|ミニジュネーブ&NYモーターショー インタビュー特集ジャガー、ランドローバー、そしてミニ ―英国車のいまと近未来 第3回MINIに制限はないジャガー篇、ランドローバー篇とお届けした、九島辰也氏による英国車の今後をめぐる旅も、今回が最終回。最後に話題にのぼるのはミニだ。7代目のファミリーメンバー 「ペースマン」をむかえたミニの今後のヴィジョンは? そしてペースマンの最高性能モデル、「ミニ ジョン・クーパー ワークス ペースマン」をどう見る?Text by KUSHIMA Tatsuyaコカ・コーラのようなものだ?最後にMINIの話を少し。話をしてくれたのはMINIエクステリアデザインの統括マネージャー マルクス・シリング氏だ。話題の中心はペースマンである。「クロスオーバーはいまMINI全体の約30パーセントを売り上げています。その意味で世界中に受け入れられたと考えています。そして、そこからペースマンが生まれました。ハッチバックにクーペがあるように。MINI クーペとのちがい...
A6オールロード、第3世代に|Audi
Audi A6 Allroad|アウディ A6 オールロードアウディ A6 オールロード、第3世代に1月に情報が公開された、3代目となるA6 オールロードがジュネーブモーターショーにてデビューをはたした。A6 アバントをベースに、オフロード走行にも対応したクロスオーバーモデルだ。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)新型A6 アバントをベースとしたオールロードの現代化今回で3代目となる新A6 オールロードは、日本での発表も記憶にあたらしいA6 アバントをベースとしたクロスオーバーモデルであり、現在、アウディの新型車種において標準化している技術を、ほぼあますところなく取り込んだ、贅たくなモデルだ。たとえば、アルミニウムの積極的な採用にはじまり、先端的な素材の組み合わせで実現する軽量化技術「アウディ ウルトラ」によって、重量は先代比でマイナス70kgを達成。低燃費化に寄与している。ヘッドライトやテールライトにはLEDを用いたタイプがオプション設定されるほか、悪...
アウディA3公開|Audi
Audi|アウディアウディA3公開3代目となる新A3が公開された。注目はフォルクスワーゲングループのモジュール計画であるMQBプラットフォームを使った初のクルマだという点だ。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)切れ味のするどい味付けボンネットをアルミ製にするなど、軽量化技術、「アウディ ウルトラ」と、MQBプラットフォームによって、先代よりも80kgの軽量化をはたし、1.4リッターTFSI搭載モデルでは1,175kgという車重を達成した新型A3。Cピラーの傾斜も強いので、クーペのようなスポーティな外見となり、事実、アウディによれば、切れ味鋭いドライビングスタイル、という味付けになるようだ。シングルフレームグリルとLED、キセノンを組み合わせたヘッドライトの面持ちは、アウディならでは。ライトにかんしてはオプションとしてLEDデイタイムランニングライトやLEDテールライトが用意されるほか、完全なLEDライト化も予定されている。サイズは先代とほぼおなじ、全長4...
アウディRSシリーズ20周年を記念するRS4アバント|Audi
Audi RS 4 Avant Nogaro|アウディ RS 4 アバント ノガロアウディRSシリーズ20周年記念モデルの登場アウディ RS 4アバント ノガロ発表アウディは、きたる3月に開催されるジュネーブ モーターショーで、「アウディ アバント RS2」の誕生20周年を記念したモデル、「アウディ RS 4 アバント ノガロ」を発表する。このモデルは、フランス南西部のサーキット、「ノガロ」の名を冠したスペシャルモデルで、RS2を彷彿とさせる数かずの装備を採用している。Text by SAKURAI Kenichi初代RS2へのオマージュいまから20年前、現代にまでつづくアウディのスポーティレンジ「RS」の第1号となるアウディ「アバント RS2」がデビューした。アウディ アバント RS2は、類い希なるパフォーマンスを有するダイナミックなキャラクターと、アバント(ステーションワゴン)がそなえる実用性をあわせせもった、それまでに無いカテゴリーのモデルとして誕生。開発には、かのポルシェが...
BMW初のFFモデル、2シリーズ アクティブツアラー登場|BMW
BMW 2 Series Active Tourer|ビー・エム・ダブリュー 2シリーズ アクティブ ツアラーBMWブランド初のFFモデル、2シリーズ アクティブツアラー登場BMWは、同ブランド初のFFモデルとなる「2シリーズ アクティブ ツアラー」をジュネーブ モーターショーで発表することをあきらかにした。2シリーズ アクティブ ツアラーは、2012年のパリ モーターショーで「コンセプト アクティブ ツアラー」としてプレビューされたコンパクトMPVのプロダクションモデル。すでにデビューしている「2シリーズ クーペ」とおなじシリーズ名を名乗るが、こちらはFRで、両車はまったくことなるモデルとしてラインナップされることになる。Text by SAKURAI Kenichiライバルはメルセデス・ベンツ「Bクラス」BMWの「2シリーズ アクティブ ツアラー」は、「ミニ」で培ったFFのシャシーをBMWでも採用した、BMWブランド初となるFFがベースとなるラインナップだ。エクステリアデザイン...