ジュネーブ国際モーターショー
「ジュネーブ国際モーターショー」に関する記事
ロールス・ロイス ゴーストがシリーズIIに進化|Rolls-Royce
Rolls-Royce Ghost Series II|ロールス・ロイス ゴースト シリーズ2ロールス・ロイス ゴーストがシリーズIIに進化ロールス・ロイスはジュネーブモーターショーにおいて、「ゴースト」にはじめての改良をほどこし、「ゴースト シリーズII」として発表した。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ゴーストのもつダイナミズムに現代風の意匠をまとうロールス・ロイス「ゴースト」は、威厳あるフラッグシップ「ファントム」にくらべて、若々しくスポーティなキャラクターをもって2009年に登場したサルーン。そのゴーストが、シリーズ2へと進化を果たした。発表に選ばれたのはことしで84回めをかぞえた、歴史あるジュネーブモーターショーの会場だ。シリーズ2となって、細かいところに手をくわえならも、その雰囲気はゴーストのまま。四角形から段付きになったヘッドライトは、LEDによるデイタイムランニングライトが縁取る。そのなかのライトもLEDを採用。ハイビームにす...
アルファ ロメオ 4C スパイダー、ジュネーブに現る|Alfa Romeo
Alfa Romeo 4C Spider|アルファ ロメオ 4C スパイダーアルファ ロメオ 4C スパイダー、ジュネーブに現るアルファ ロメオは、3月初旬に開催されたジュネーブ モーターショーで、ライトウェイトスポーツカー「4C」のオープン版となる「4C スパイダー」を初公開した。 Text by AKIZUKI shinichiro(OPENERS)フロントマスクも刷新2013年春にアルファ ロメオが発表したライトウェイトスポーツカー「4C」に、早くもスパイダーバージョンがお目見えした。ワールドプレミアを飾ったその会場は、今月初旬に開催されたジュネーブモーターショー。今回発表された「4C スパイダー」は、2015年の発売を予定しており、限りなくプロダクションモデルに近いデザインスタディといえる。スパイダー化にあたり最大の注目点となったルーフは、ハードトップではなくソフトトップを採用。その理由はもちろん軽量化のためであり、ロールオーバーやスポイラーなど随所にカーボンファイバーが用...
トヨタ、86のオープンモデルを予告|Toyota
Toyota FT-86 Open Concept|トヨタ FT-86 オープンコンセプト86のオープンモデルを予告トヨタはジュネーブ国際モーターショにおいて、「86」のオープンモデルをはじめ、シティコミューター、ワゴン、SUVというジャンルのことなるモデルをお披露目すると発表した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)バラエティに富んだ出展欧州では「GT86」という名称で販売される「86」に、オープンモデルが登場する。「FT-86 Open Concept」という名称のとおり、まだコンセプトモデルであり、ジュネーブモーターショーに出展して、観客の反応やプロトタイプによるエンジニアリングテストをおこない、市販化するかどうかを決めるという。このほか「i-Road」と呼ばれる環境負荷のないシティコミューターコンセプトも披露する予定だというが、2人乗りということ以外、パワートレインなど、詳細についてはまだ公表されていない。そして市販化を前提に公開されるのが、11月の...
トヨタ、3輪EVと86オープンを公開|Toyota
Toyota i- ROAD|トヨタ アイロードi-ROADと86オープン2台のコンセプトモデルがジュネーブに登場トヨタ自動車は、現在開催中のジュネーブモーターショー2013で、パーソナルモビリティのコンセプトモデル、「i-ROAD」をワールドプレミアした。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)Photographs by MOCHIZUKI Hirohiko & TOYOTA都市部の道路事情にマッチ「TOYOTA i-ROAD」は、「コンパクトで爽快なモビリティ」をテーマに、バイクなみのつかい勝手とあたらしい乗り味をもつふたり乗りの超小型電気自動車だ。軽量コンパクトな車体は、取り回しのよさにくわえ、都市部での渋滞の解消や駐車スペースの不足の解消などの交通問題をはじめ、さまざまなニーズに対応ししているという。電気自動車なので走行中の排出ガスもゼロ。一度の充電で最高50kmまで走行が可能になっている。「i-ROAD」の走行時、外見で目をひくのは、左右の旋...
PORSCHE 911 GT3|さらなるパフォーマンスの向上
PORSCHE 911 GT3|ポルシェ 911 GT3さらなるパフォーマンスの向上ポルシェは1月28日、ジュネーブモーターショー(3月3日より開催)において、ニュー911GT3を披露することを発表した。文=ジラフエンジンは3.6リッターから3.8リッターへ今回の新型はマイナーチェンジが施されたモデルとなるが、かなり大きく手が加えられているという。まずはエンジンだが、こちらは先代モデルから排気量を200ccアップした3.8リッター 6気筒NA ボクサーエンジンが搭載されることが決定。これによりパフォーマンスも大きく向上し、最高出力で先代から20psアップの435ps、最高速度は約2km/hアップの312km/h、0-100m加速でコンマ2秒速い4.1秒を記録する。またGT3では初となる、ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム(PSM)が採用されることによって、スタビリティコントロールとトラクションコントロールが2段階で調節することが可能となり、より懐の深いドライビングを実現...
Audi TT-RS|史上最強の“ツーリスト・トロフィ”
Audi TT-RS史上最強の“ツーリスト・トロフィ”アウディは、3月5日からはじまるジュネーブショーにおいて、TTの最強バージョン「TT-RS」を発表する。文=ジラフ0 - 100km/h加速は5秒以下を実現TTの最強バージョンたる同モデルの最大の特徴は、エンジンにある。搭載されるのは、新開発の直噴2.5リッター直5ツインターボ。かつてアウディは世界初の直列5気筒エンジンを開発し多くのモデルに展開していったが、1990年代の中頃にはカタログからその姿は消えた。それが今回、TT-RS用ユニットとして久々に復活するというのだ。アウディ関係者によれば、この「TT-RS」に搭載されるエンジンの最高出力は340ps、最大トルクは46kgm程度になる予定だという。このスペックから0 - 100km/h加速は5秒以下、最高速度は250km/h(リミッター作動)というパフォーマンスを現実のものとさせる。クーペとカブリオレ、同時にデビュー駆動方式はアウディが誇るフルタイム4WDのクワトロを採用。そ...
smart fortwo BRABUS electric drive|スポーティなエコ
smart fortwo BRABUS electric driveスポーティなエコダイムラーはジュネーブ国際自動車ショーで、スマート・フォーツーの電気自動車「エレクトリックドライブ(EV)」ブラバス仕様を公開した。文=ジラフ高い市販化の可能性今回、公開されたブラバス仕様は、2009年末に生産が開始されるスマート・フォーツーEVのスポーツバージョン。このモデル、現時点ではコンセプトカーという位置づけだが、市販化についてかなり現実味のあるモデルといえるだろう。ベースとなる車両は、フォーツーEVのカブリオ。ここにスポーツサスペンションやブラバス製のアルミホイールであるモノブロック7、LEDデイタイムランイングライトなどが採用され、よりスポーティな1台に仕上げられている。エクステリア、インテリアには、グリーンとホワイトのコーディネイトがほどこされ、エコなクルマであることをアピールしている。このモデルには、走行の状況に応じて数種類のサウンドを発する「サウンドジェネレーション」も採用。音もな...
Audi|最速の「アウディ TT RS」を発表
Audi TT RS|アウディ TT RS最新最速の“ツーリスト・トロフィ”を発表アウディは、アウディTTの高性能バージョンである『TT RS』を発表。クーペとロードスターの2タイプが用意されるという。文=ジラフこの『TT RS』は、クワトロGmbHによって開発されたもので、最大の特徴は5気筒エンジンの採用。排気量は2.5リッターとなり、現行の高性能モデルTTSとくらべても500cc大きくなっている。またこのエンジンにはターボが搭載され、340hpという最高出力を達成。最大トルクについても、45.9kgmという数値が発表され、そのピークトルクは1600rpm~5300rpmのあいだ発生されつづけるという。この数値から、抜きん出るビックパワーを誇りながら、フラットで扱いやすいという特性をもったエンジンということが読み取れるが、実際にこのエンジンスペックから生み出されるパフォーマンスは、0-100km/h加速がクーペで4.6秒、ロードスターで4.7秒を記録。最高速はリミッターが作動する...
PORSCHE 911 TURBO S|911シリーズのあらたなるフラッグシップモデル
PORSCHE 911 TURBO S|ポルシェ911 ターボS911シリーズのあらたなるフラッグシップモデルポルシェは、911シリーズのフラッグシップモデルたるターボに、パワーアップを図ったトップグレード「ターボS」を追加した。文=ジラフノーマルのターボ比でプラス30psの530psを実現この新型ターボSには、ノーマルのターボと同様に新開発の3.8リッターの水平対向6気筒ツインターボが搭載される。ただし、バルブコントロールシステムに変更がくわえられたほか、可変タービンジオメトリーなどの各所に専用チューニングがほどこされたいるのが特長。その結果、最高出力はノーマルのターボ比でプラス30psの530ps/6,250rpmを実現。最大トルクも2,100-4,250rpmの幅広い回転域で700Nmを発生する。トランスミッションは、7速PDK(ポルシェ・ドッペル・クップルング)。駆動方式は、ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)が導入されたフルタイム4WDとなり、ここにダ...
LEXUS CT200h|プレミアムコンパクト初のフルハイブリッド
LEXUS CT200h|レクサス CT200hプレミアムコンパクト初のフルハイブリッドレクサスは、ブランド初となるプレミアムコンパクト「CT200h」をジュネーブモーターショーで発表した。クレジット名クレジット名1.8リッター アトキンソンエンジン+電気モーターこのニューモデルCT200hは、昨年9月のフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトカー「LF-Ch」の市販バージョンとなる5ドアハッチバック。パワートレーンには1.8リッター アトキンソンエンジンとモーターを組み合わせ、CT200向けに最適化したハイブリッドシステムを搭載しているのが特徴。躍動感溢れるスポーティな走りとスタイルに、先進の環境性能を兼ね備え、「乗って走って楽しい」時間と空間を提供する、レクサスのあらたな時代を切りひらくことを目指して開発したモデル、というのがメーカーの主張だ。走行モードとメーター照明がリンク走行面では、プリウスをはじめとする他のハイブリッドモデルと同様、パワーと低燃費をバランスさせた...
ガヤルド後継、その名は「ウラカン」|Lamborghini
Lamborghini Huracan LP 610-4|ランボルギーニ ウラカン LP 610-4ガヤルド後継、その名は「ウラカン」ランボルギーニ「ガヤルド」の後継モデル、「ウラカン LP 610-4」の姿がはじめて公開された。ワールドプレミアは3月のジュネーブモーターショーでおこなわれ、デリバリーは2014年春を予定する。 Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)デザインテーマは、ヘキサゴンランボルギーニは、「ガヤルド」の後継モデルとなる「ウラカン LP 610-4」の写真を本日公開した。 このニューモデルにあらたに与えられた「Huracán:ウラカン」というネーミングは、アヴェンタドールやガヤルドなど歴代モデル同様、闘牛に由来するもの。スペインのコンテ・デ・ラ・パティーリャ種のウラカンは、1879年8月のアリカンテでおこなわれた試合で無敵の闘いぶりを披露し、並外れた勇ましさと強い攻撃力をもった闘牛として知られている。Aピラーの先端からボディ後端ま...
ミュルザンヌ2014年モデルはさらに快適に|Bentley
Bentley Mulsanne |ベントレー ミュルザンヌミュルザンヌ 2014年モデルはさらに快適にベントレーは、フラッグシップモデル「ミュルザンヌ」の2014年モデルの仕様を発表。オプションパッケージやボディカラーを追加し、3月に開催されるジュネーブ国際モーターショーにおいて公開する。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)リヤシートをさらに快適にするオプションを設定「ミュルザンヌ」は2014年モデルをもって、ビスポークグランドツアラーとしての性格をより強めることになりそうだ。あたらしく設定される「Comfort Specification」は、リヤシートのヘッドレスト、フットレストをより快適にし、クッションを追加するオプションパッケージ。ヘッドレストには調整可能なウィングサポートがつき、縦のサイズを伸長したことで、より広範囲の身長に対応するようになる。フットレストは、室内に溶けこむようにデザインされており、使わないときはフロントシートの下に格納可能。くわ...
Alfa Romeo Giulietta|往年の名車の名が復活
Alfa Romeo Giulietta|アルファロメオ ジュリエッタ往年の名車の名が復活アルファロメオは「147」の後継車となる5ドアハッチバックのニューモデル「ジュリエッタ」を発表した。文=ジラフ8Cコンペティツィオーネを彷彿させるデザインアルファロメオ・ファンならずとも、1954~1965年のあいだに生産された名車、ジュリエッタの名を記憶するひとは少なくないはず。その名車の名前が復活することとなった。アルファロメオといえば気になるのがそのスタイリングだが、こちらは「スポーティ&エレガント」をテーマに、2006年に発売された限定車「8Cコンペティツィオーネ」を彷彿させる仕上がりとなっている。まず目に入るのは、アルファロメオのアイデンティティとも呼べる盾形のグリル。またデイタイムランニング機能が組み込まれたLEDヘッドライトの採用も新たな試みだ(ちなみにテールランプにもLEDが採用された)。車内に目を向けると、水平基調のダッシュボードデザインに、アクセントとしてアルミが採用されて...
PORSCHE|ポルシェ つぎなるハイブリッド発表へ
PORSCHE|ポルシェポルシェ つぎなるハイブリッドを発表へポルシェAGは、3月1日から開催される第81回ジュネーブモーターショーにおいてパラレル方式のフルハイブリッドモデルのワールドプレミアをおこなうと発表した。文=松尾 大パナメーラ ハイブリッドか? 現時点でくわしい情報は伝えられていないが、2011年ジュネーブモーターショーで、ポルシェAGはあらたなハイブリッドモデルのワールドプレミアをおこなうとしている。これは、カイエン S ハイブリッドの成功につづいて、「ポルシェ インテリジェントパフォーマンス」フィロソフィがあらたな段階に入ったことを告げるもの。あたらしいハイブリッドモデルは、3月1日午前7時30分より、会場内のポルシェスタンドで開催されるプレスカンファレンスにて披露されるとしている。ポルシェAGは「パラレル方式のフルハイブリッドモデル」という以上の内容はあきらかにしてはいないが、おそらく、以前から噂されているパナメーラ ハイブリッドが登場するものと思われる。パワート...
81st Geneva Motor Show|第81回 ジュネーブモーターショー開催
81st International Motor Show, Palexpo-Geneva実り豊かな2011年のジュネーブ世界5大モーターショーのひとつであるジュネーブモーターショーが開幕した。世界各国から集結したクルマたちは、まさに十人十色の充実したラインナップとなっている。顧客のニーズや社会的要請に重きをおいた市販を前提とするモデルが数多く、提案性に富んだユニークなコンセプトモデルは数少ないが、昨年末より、数度にわたってティーザー画像が公開されている「ランボルギーニ アヴェンタドール」や、先日、プレミア記者会見が開かれたばかりのフェラーリ初の4輪駆動モデル「フェラーリ FF」などがおおいに話題である。また、近年のモーターショーと比較すると、あきらかに環境を意識したクルマがぞくぞくと登場してきており、ロールス・ロイスからもファントムベースのEV「102EX」が生まれ、同ショーでお披露目となった。しかし、その一方で「ヴィラージュ」の名を復活させたアストンマーティンや、最高出力550...