トヨタ、3輪EVと86オープンを公開|Toyota
Toyota i- ROAD|トヨタ アイロード
i-ROADと86オープン
2台のコンセプトモデルがジュネーブに登場
トヨタ自動車は、現在開催中のジュネーブモーターショー2013で、パーソナルモビリティのコンセプトモデル、「i-ROAD」をワールドプレミアした。
Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)
Photographs by MOCHIZUKI Hirohiko & TOYOTA
都市部の道路事情にマッチ
「TOYOTA i-ROAD」は、「コンパクトで爽快なモビリティ」をテーマに、バイクなみのつかい勝手とあたらしい乗り味をもつふたり乗りの超小型電気自動車だ。
軽量コンパクトな車体は、取り回しのよさにくわえ、都市部での渋滞の解消や駐車スペースの不足の解消などの交通問題をはじめ、さまざまなニーズに対応ししているという。電気自動車なので走行中の排出ガスもゼロ。一度の充電で最高50kmまで走行が可能になっている。
「i-ROAD」の走行時、外見で目をひくのは、左右の旋回時にバイクのように車体の傾きを自動制御して曲がる、新開発の「アクティブリーン機構」。850mmというスリムな全幅でも安定感をたもつのに貢献するばかりでなく、クルマやバイクとはまた別次元の「一体感のある爽快な走り」を実現するとアナウンスされる。
また、屋根とドアを備えたクローズドボディを採用することで天候に左右されることなくつかうことができる。バイクのようにコーナーリング中に車体が傾斜するがヘルメットの着用は不要だ。
86オープンやオーリス ハイブリッドも登場!
「i-ROAD」以外にもトヨタのブースには、先日出展が報じられた「FT-86 Open concept」や「Auris Hybrid Touring Sports」も展示された。オーリスはもとより、「FT-86オープン」も、名前に「コンセプト」とは付いているものの、ほぼこのまま量産されるのではないかという現実味のあるデザイン。発売を心待ちにしたいところだ。