Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツ E 350| ブルーテック アバンギャルド LONG TERM TEST 第一回

Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツ E 350| ブルーテック アバンギャルド LONG TERM TEST 第一回

Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツ E 350 ブルーテック アバンギャルド  第1回話題の「ブルーテック」搭載車、リポート開始! (1)ディーゼル車に対する、あなたのイメージはどんなだろう? 黒鉛を吐きだし、有害な窒素酸化物(NOx)をまき散らす邪悪な公害車と答えるならば、それはきっと昔のことだ。メルセデス・ベンツが開発した浄化システム「ブルーテック」は、画期的な触媒システムにより黒鉛を99パーセント除去し、排気ガス中に尿素水溶液を噴射することでアンモニアを生成させ、SCR触媒コンバーターでNOxの80パーセント以上を無害な窒素と水に還元する。ディーゼル車のマイナス面を見事に浄化した画期的なシステムだ。編集部が長期リポート車4台目に選んだのは、そんなブルーテックを搭載したE 350 ブルーテック アバンギャルドである。文=オウプナーズ写真=五十嵐 隆裕4号車E350 ブルーテック アバンギャルド E350 BlueTEC AVANGARDE第1回導入時期4月22日購入...
PORSCHE Cayenne Hybrid S|エコロジー・コンシャスなカイエン

PORSCHE Cayenne Hybrid S|エコロジー・コンシャスなカイエン

PORSCHE Cayenne Hybrid S<エコロジー・コンシャスなカイエンポルシェは「カイエンSハイブリッド」について、その概要を発表した。 文=ジラフV8モデルと同等の走行性能と4気筒並みの燃費カイエンSハイブリッドに搭載される駆動システムは、フォルクスワーゲンの「トゥアレグ V6 TSIハイブリッド」と共通のパラレル式フルハイブリッドとなる。エンジンとモーターの出力の合計は374psを誇り、最大トルクは59.1kgmと発表されている。内燃機関にはアウディA4に搭載される3.0リッター直噴V6スーパーチャージャーが採用され、最大出力は333ps、最大トルクは44.9kgmを発揮。モーターだけの出力も最大で52ps、また最大トルクでも30.6kgmを記録するという。これによって0-100km/h加速は6.8秒という驚きの数値を実現。この記録は4.8リッターV8エンジンを積む「カイエンS」のティプトロニックS仕様とおなじもので、ポルシェの発表した「V8と同等の走行性能を...
smart fortwo BRABUS electric drive|スポーティなエコ

smart fortwo BRABUS electric drive|スポーティなエコ

smart fortwo BRABUS electric driveスポーティなエコダイムラーはジュネーブ国際自動車ショーで、スマート・フォーツーの電気自動車「エレクトリックドライブ(EV)」ブラバス仕様を公開した。文=ジラフ高い市販化の可能性今回、公開されたブラバス仕様は、2009年末に生産が開始されるスマート・フォーツーEVのスポーツバージョン。このモデル、現時点ではコンセプトカーという位置づけだが、市販化についてかなり現実味のあるモデルといえるだろう。ベースとなる車両は、フォーツーEVのカブリオ。ここにスポーツサスペンションやブラバス製のアルミホイールであるモノブロック7、LEDデイタイムランイングライトなどが採用され、よりスポーティな1台に仕上げられている。エクステリア、インテリアには、グリーンとホワイトのコーディネイトがほどこされ、エコなクルマであることをアピールしている。このモデルには、走行の状況に応じて数種類のサウンドを発する「サウンドジェネレーション」も採用。音もな...
風から作ったガスで走るアウディA3 g-tron 前編|Audi

風から作ったガスで走るアウディA3 g-tron 前編|Audi

Audi A3 Sportback g-tron|アウディ A3 スポーツバック gトロン持続可能な社会にむけたアウディの取り組み風から作ったガスで走るアウディA3 g-tron 前編アウディはつい先ごろ発表した新型「R8」や、速さと快適さを追求するRSモデル、さらにWEC(世界耐久選手権)への参戦などスポーツへのイメージが強いいっぽうで、持続可能な社会に向けてCO2削減に熱心に取り組むブランドでもある。そんなアウディに登場した「A3 スポーツバック gトロン」は、たんに燃料がCNG(天然ガス)というだけでなく、その燃料を自然エネルギーから生成することでCO2排出量を実質ゼロに近づけることを目論んでいるという。大谷達也氏が試乗やインフラ見学をつうじてその実情をリポート。前編では、そのバックグランドに迫る。Text by OTANI TatsuyaCO2排出量を減らさなければならないわけ「二酸化炭素(CO2)の排出量をただちに削減しないと、地球温暖化現象は取り返しのつかない局面を迎え...
風から作ったガスで走るアウディA3 g-tron 後編|Audi

風から作ったガスで走るアウディA3 g-tron 後編|Audi

Audi A3 Sportback g-tron|アウディ A3 スポーツバック gトロン持続可能な社会にむけたアウディの取り組み風から作ったガスで走るアウディA3 g-tron 後編持続可能な社会の構築の柱として、自動車のCO2排出量削減に真剣に取り組んでいるアウディ。A3 スポーツバック gトロンは、その結実したひとつのかたちとして、ドイツを実際に走っている。風力で発電した電気でつくったガス「e-gas」をつかえば、そのパワーの源は理論上、CO2排出量ゼロだという。後編では、大谷達也氏が実際に試乗して、そのメリットをかんがえる。Text by OTANI TatsuyaアウディがCO2削減に取り組む、そのバックグランドに迫る前編はこちらCNG(e-gas)とガソリンのバイフューエル モデル今回は、まずデュッセルドルフにて「A3 g-tron」をピックアップ。これに試乗して、およそ250km離れたヴェルルテにあるe-gas生成工場を見学した後、再びA3 g-tronでデュッセルド...
番外編|エコカー3モデル乗りくらべ新潟ツアー 前篇

番外編|エコカー3モデル乗りくらべ新潟ツアー 前篇

TOYOTA PRIUS G Touring Mercedes-Benz E 350 BlueTEC AVANGARDEVolkswagen Golf TSI Trendline番外編|エコカー3モデル乗りくらべ新潟ツアー 前篇(1)今回の長期リポートは番外編。リポート2号車のプリウスと、3号車のE 350 ブルーテック アバンギャルド、そして直噴エンジンとダウンサイジング・コンセプトにより低燃費を実現した話題のフォルクスワーゲン ゴルフ TSI トレンドラインの3台を乗り比べました。目指すは新潟の荻ノ島。今なお茅葺きの住居が残る集落です。昔ながらの暮らしを残す荻ノ島へ、アプローチの異なる3台の最新エコカーで、いざ出発。文=オウプナーズ写真=荒川正幸今回のツアーはエコカーの三つ巴戦エコカーといっても、まったくちがうアプローチをしている3台。トヨタ プリウス(以下プリウス)は1997年のデビューから進化しつづけるハイブリッドカー、いっぽうヨーロッパでは熱効率がよく環境コンシャスである...
エコカー揃い踏み、3モデルの選び方を考える

エコカー揃い踏み、3モデルの選び方を考える

Mercedes-Benz E 350 BlueTEC AVANGARDE|メルセデス・ベンツ E 350 ブルーテック アバンギャルドTOYOTA PRIUS G Touring|トヨタ・プリウス G ツーリングNISSAN LEAF X|日産 リーフ Xエコカー揃い踏み、3モデルの選び方を考える現在、OPENERS編集部にある長期リポート車はじつは、すべてエコカーと呼ばれるもの。しかし、ひと括りにエコカーと言っても得意な領域や使い勝手はまったくちがう。そこで、はじめて3台を集め、それぞれの特徴を考察した。Text by MATSUO DaiPhotos by ARAKAWA Masayuki街なかでしか乗らないならリーフで十分まず、最新の長期リポート車である日産リーフ。電気だけで走ることができる注目モデルだが、これまでのリポートでも記したとおり、電気を満充電にして120km程度の走行といったところだろう。そのさいに消費する電力は24kwhなので月に1,000km走行するのなら2...
日産 リーフ長期リポート 最終回|Nissan

日産 リーフ長期リポート 最終回|Nissan

Nissan Leaf|日産 リーフ最終回リーフよ走れ2011年10月からリポートをお届けしている、世界初の市販電気自動車「リーフ」が、ついにマイナーチェンジを果たした。変更内容はどれも、リーフユーザーの要望にこたえるものであり、着実に完成度を高めていこうという日産の姿勢がありありと見える。OPENERSでは、長期リポートの最終回として、ついに“従来型”となったリーフを総括する。明日のモビリティへの期待とともに。Text & Photographs by OPENERS未来のクルマだと感じる6カ月を共にしたリーフを、編集部では、取材時の移動はもとより、実際に購入した場合を想定して、荷物の運搬や買い物などに、幅広く利用した。走行した場所のほとんどは、都市部の一般道もしくは都市高速道路だったが、すでにリポートしたとおり、長距離ドライブの挑戦や女子会というレジャー用途にももちいている。リーフをクルマとして評価するならば、特筆すべきは低重心による走行安定性の高さだ。電池などの重量物...
Smart fortwo|スマート・フォーツー|第17回 (前編)|「都市のクルマ、スマート」

Smart fortwo|スマート・フォーツー|第17回 (前編)|「都市のクルマ、スマート」

第17回 スマート・フォーツー(前編)「都市のクルマ、スマート」大都会のなかでうごめく小さな移動体──全長3メートル以下、軽自動車よりはるかにコンパクトな2人乗り「スマート」の最新2代目が、日本の道でも姿をあらわしはじめた。「都市のクルマ」という新しいジャンルを開拓する、メルセデス・ベンツの意欲作のニューモデルはいかに?文=下野康史Photo by Smart“カボチャ顔”は街の景色の一部に仕事でヨーロッパに行くと、そのたびにスマートが増えていて、うれしくなる。とくにイタリアとフランスが目立つ。ミラノやパリなどは、“ハロウィンのカボチャ顔”がすっかり街の景色の一部になっている。海外ニュースで現地からの中継が流れると、背景に映っていたり、走りすぎたりすることも多い。たったいまも、中国のチベット政策に反対する自由主義勢力に反対する中国人(ややこしい)のデモがパリで行われているというニュースが流れた。五星紅旗を振りかざした在仏中国人が乗っていたのが、黒い「スマート・フォーツーカブリオ」だ...
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BMW ACTIVE HYBRID X6|BMWにもハイブリッドの波

BMW ACTIVE HYBRID X6|BMWにもハイブリッドの波

BMW ACTIVE HYBRID X6|ビー・エム・ダブリュー アクティブハイブリッド X6BMWにもハイブリッドの波BMWは、同社初のフルハイブリッドカーとなる「アクティブハイブリッドX6」を発表した。文=ジラフ量産ハイブリッド最強のパワーベースとなる車両は、X6のトップグレード「xドライブ50i」。ここに搭載されるハイブリッドシステムは、2モードハイブリッドシステムと呼ばれるもので、50iとおなじ直噴ガソリン4.4リッターV8ツインターボ(最高出力400ps、最大トルク62.2kgm)に、2基のモーターを追加したもの。この2基のモーターは低速用(91ps、26.6kgm)、高速用(86ps、28.5kgm)に分けられ、エンジンとのトータル出力は、480ps、79.5kgmという「量産ハイブリッド車で最強のパワー」を誇る。また「7速ツーモードアクティブトランスミッション(ECVT)」と4WDの「xドライブ」の採用により、そのパワーをロスすることなく路面に伝え、0-100km/h...
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プリウスの弟分「アクア」がデビュー!|トヨタ アクア|TOYOTA AQUA

プリウスの弟分「アクア」がデビュー!|トヨタ アクア|TOYOTA AQUA

TOYOTA AQUA|トヨタ アクア世界一の低燃費を謳うプリウスの弟分「アクア」がデビュー!第42回東京モーターショーで参考出品されたトヨタのコンパクト ハイブリッドカー「アクア」が、12月26日に正式にリリースされた。Text by ONO Taiji10・15モード燃費40km/ℓを達成トヨタ アクアの魅力は、なんといっても世界一を謳う低燃費性能だ。JC08モード燃費は、グレードを問わず35.4km/ℓ。ベーシックモデルの10・15モード燃費は実に40.km/ℓというから、内燃機関を使用する市販車としては確かに驚異的といえる。搭載するハイブリッドシステムは、トヨタ自慢の「THSII」。基本的な構成は、プリウスをはじめとするほかのトヨタ製ハイブリッド車と変わらないが、アクアのシステムはさらなる高効率化が図られている。まずエンジンはアトキンソンサイクルの1.5リッターDOHC(最高出力74ps[54kW]/4800rpm、最大トルク11.3kg-m[111Nm]/3600~440...
アウディ eトロン|小さくなった2代目EVスポーツ

アウディ eトロン|小さくなった2代目EVスポーツ

AUDI e-Tron|アウディ eトロン小さくなった2代目EVスポーツアウディはデトロイトモーターショーにおいて、EVコンセプトスポーツカー「eトロン」の進化型を初披露した。文=ジラフTTより若干小さいボディ昨年9月のフランクフルトモーターショーで発表されたeトロンは、「R8」をベースに開発されたEVスポーツカーだったが、今回の進化型は前回よりも、コンパクトなサイズとなって登場した。気になるそのサイズは、全長3930×全幅1780×全高1220mm、ホイールベース2430mmというもの。ホイルベースは「R8」よりも220mm短く、全体的に「TT」より若干小さいサイズであることがわかる。また「R8」をベースとしていた前回は、前後アクスルに2個ずつ、合計4個のモーターを搭載し、最高出力313ps、最大トルク459kgmというスペックを有し、0‐100km/h加速4.8秒、最高速は200km/h(リミッター作動)という数値を記録していたが、今回の進化型はスペックも控え目。2012年まで...
BMW i3 の詳細を公開|BMW

BMW i3 の詳細を公開|BMW

BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3BMW i3の詳細を公開BMWはBMW初の市販電気自動車「i3」のプリプロダクションモデルの国際試乗会を開催。これにあわせて、これまで、明かされていなかったBMW i3の詳細を公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)レンジエクステンダーも登場ついに、市販モデル寸前のBMW i3が公開された。いまだ、ボディの一部にカモフラージュが施されているものの、コンセプトモデルからのルックスの変化を知ることができる。大きく変化したのは、ドアのサイズで、観音開きのコンセプトはコンセプトモデル同様だが、後ろ側のドアがかなり短くなっている。クルマの駆動、走行を担当するアルミニウムを多用したドライブモジュールの上に、人間と荷物が乗るCFRP製のライフモジュールをのせる構造は、すでに渡辺敏史氏のリポートにもあるとおり。ドライブモジュール中央、低い位置には、重量230kg、容量22kWhのリチウムイオンバッテリーパックが置かれる。走...
LEXUS CT200h|プレミアムコンパクト初のフルハイブリッド

LEXUS CT200h|プレミアムコンパクト初のフルハイブリッド

LEXUS CT200h|レクサス CT200hプレミアムコンパクト初のフルハイブリッドレクサスは、ブランド初となるプレミアムコンパクト「CT200h」をジュネーブモーターショーで発表した。クレジット名クレジット名1.8リッター アトキンソンエンジン+電気モーターこのニューモデルCT200hは、昨年9月のフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトカー「LF-Ch」の市販バージョンとなる5ドアハッチバック。パワートレーンには1.8リッター アトキンソンエンジンとモーターを組み合わせ、CT200向けに最適化したハイブリッドシステムを搭載しているのが特徴。躍動感溢れるスポーティな走りとスタイルに、先進の環境性能を兼ね備え、「乗って走って楽しい」時間と空間を提供する、レクサスのあらたな時代を切りひらくことを目指して開発したモデル、というのがメーカーの主張だ。走行モードとメーター照明がリンク走行面では、プリウスをはじめとする他のハイブリッドモデルと同様、パワーと低燃費をバランスさせた...
PORSCHE|ポルシェ カイエン S ハイブリッド & カイエン・ディーゼル 試乗

PORSCHE|ポルシェ カイエン S ハイブリッド & カイエン・ディーゼル 試乗

PORSCHE|ポルシェ カイエン S ハイブリッド & カイエン・ディーゼル 試乗カイエンならではの走りを誇る2台の“グリーンカー” (1)ポルシェが発表した数台のグリーンカーのうち、とりわけカイエンはステアリングを握る者の心を躍らせる。すでに新型でもハイブリッドSが発表されているが、それに先だって現行型カイエン S ハイブリッドとカイエン・ディーゼルの2台に試乗する機会に恵まれた。「グリーンカー・テストドライブ」での、それぞれの乗り心地について、モータージャーナリスト 島下泰久がレポートする。文=島下泰久写真=ポルシェジャパンフォルクスワーゲン、アウディと共同開発したハイブリッドシステム昨年12月に開催されたロサンゼルス・モーターショー内で行なわれたプレス向けイベント「グリーンカー・テストドライブ」に、興味深い1台があった。ポルシェ・カイエンSハイブリッドがそれだ。ポルシェ初のSUVとして、いやポルシェ初の2ドアスポーツカーではないモデルとして衝撃的なデビューを果たし、瞬く間に...
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