マクラーレンP1に珠海インターナショナルサーキットで試乗|McLaren

マクラーレンP1に珠海インターナショナルサーキットで試乗|McLaren

McLaren P1|マクラーレン P1マクラーレンP1に珠海インターナショナルサーキットで試乗F1ゆずりのハイブリッドシステムを搭載し、最高速度は350km/h、0-100km/hに到達するまで3秒もいらないという驚異のパフォーマンスをみせるマクラーレン「P1」。生産台数わずか375台限定のこのスーパースポーツカーについては、これまでも発表からテストドライバーによる同乗走行と、折に触れてお伝えしてきた。そしてついにP1のステアリングをじかに握るときがやってきた。中国・珠海インターナショナルサーキットから大谷達也氏がリポートをお届けする。Text by OTANI Tatsuyaついにステアリングを握るマカオからほど近い珠海(ズーハイもしくはチューハイ)。この街の郊外にF1グランプリが開催できるという触れ込みで珠海インターナショナルサーキットが建設されてからおよそ20年になる。私は、偶然にもそのこけら落としとなるイベントを取材するためにこの地を訪れていたが、やがて中国GPの開催地が...
BMW M3 M DCT Drivelogic|ビーエムダブリューM3 M DCT Drivelogic|第23回 (前編)|あのスーパーカーと同門の最新モデル

BMW M3 M DCT Drivelogic|ビーエムダブリューM3 M DCT Drivelogic|第23回 (前編)|あのスーパーカーと同門の最新モデル

第23回 BMW M3 M DCT Drivelogic(前編)あのスーパーカーと同門の最新モデルBMWの高性能スポーツモデルの称号「M」。最新型「M3」に搭載される新型トランスミッション「M DCT Drivelogic」は、新しい時代のスポーツカーのあり方を示唆している。それはつまり、スポーツ走行にはマニュアルトランスミッションに限る、という時代の終焉なのかもしれない。文=下野康史Photo by BMWBMW M11万6200台の“M”ワタクシゴトながら、2008年は自動車マスコミ在籍30周年である。学校を出て、自動車専門誌の編集部に入ったのは1978年。スーパーカー・ブームは去っていたが、まだ余熱はあった。駆け出しの編集記者小僧時代にも、「フェラーリ308」「ランボルギーニ・ジャルパ」「ポルシェ911ターボ」「ロータス・エスプリ」といった華々しいスーパーカーに接近遭遇するチャンスは少なくなかった。運がいいと、ステアリングを握らせてもらうチャンスもあった。そのなかで、当時、も...
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BMW M3 M DCT Drivelogic|ビーエムダブリューM3 M DCT Drivelogic|第24回 (後編)|マニュアルトランスミッションに勝ち目はないのか

BMW M3 M DCT Drivelogic|ビーエムダブリューM3 M DCT Drivelogic|第24回 (後編)|マニュアルトランスミッションに勝ち目はないのか

第24回 BMW M3 M DCT Drivelogic(後編)マニュアルトランスミッションに勝ち目はないのか人間の左足のかわりに機械がクラッチを操作するダブルクラッチ式2ペダル・ギアボックスを前に、自称“マニュアル保存会 会長”の下野康史すらこう思った。「もう勝ち目ないな」と。文=下野康史Photo by BMW変速ロボットのほうが素早い「BMW M3」に追加設定された新型ギアボックス「M DCT Drivelogic」は、期待を上回るデキである。とくに変速の滑らかさは、フォルクスワーゲンの「DSG」、「日産GT-R」の「デュアル・クラッチ・トランスミッション」、「三菱ランサーエボリューションX」の「ツインクラッチSST」といった先発モデルをしのいでいる。ガチャガチャしたメカメカしさが見事にない。これらのツインクラッチ式2ペダル・ギアボックスは、マニュアル変速機(MT)よりも多才なスポーツ性能が売りだが、日本市場で問われるのはなにより快適性だろう。つまり、どこまで一般的なトルコン...
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BMW M3|走りと環境性能をグレードアップ

BMW M3|走りと環境性能をグレードアップ

BMW M3走りと環境性能をグレードアップBMWは、ヨーロッパ向けの「M3」シリーズのマイナーチェンジを発表した。文=ジラフアイドリングストップ機能今回の改良で、もっとも注目されるのが「オートスタートストップファンクション」と呼ばれるアイドリングストップの採用だろう。現在、M3シリーズは、クーペ、セダン、コンバーチブル(日本未発売)をラインナップ。そのいずれにも排出ガス性能でユーロ5を満たす、4.0リッターV8(420ps)が搭載され、6速MT、または7速2ペダルMTの「Mデュアルクラッチトランスミッション」が組み込まれているが、そのどちらにも、アイドリングストップ機能が組み込まれたのだ。これによって欧州複合モード燃費は、クーペが8.06 - 8.93km/ℓ、セダンとコンバーチブルが7.87 - 8.7km/ℓと、従来より最大で8パーセントの燃費改善を果たしたという。エクステリアは3シリーズに準じた変更エクステリアは、最小限の変更にとどめられ、先だってマイナーチェンジを受けた3シ...
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4シリーズクーペ用の「Mパフォーマンスパーツ」を発表|BMW

4シリーズクーペ用の「Mパフォーマンスパーツ」を発表|BMW

BMW 4series|ビー・エム・ダブリュー 4シリーズ4シリーズクーペ用の「Mパフォーマンスパーツ」を発表BMWは8月14日、「4シリーズ クーペ」に設定する「BMW Mパフォーマンスパーツ」を発表した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)レースのノウハウから生まれたMパフォーマンスパーツモータースポーツの舞台で培ったテクノロジーを市販車にフィードバックし、より洗練された走りと、スポーティーな雰囲気を演出するMパフォーマンスパーツ。これまで、1シリーズ、5シリーズ、6シリーズ向けに設定されてきたが、今回、あらたに4シリーズクーペ用が発表された。4シリーズクーペに設定されるパーツは、カーボンファイバー製のフロントスプリッター、リアスポイラー、リアディフューザー、ミラーキャップなどのエアロパーツをはじめ、専用設計の「Mパフォーマンス サスペンション」、「Mパフォーマンス ブレーキシステム」のほか、動力性能を高める「Mパフォーマンス・パワーキット」も...
ラ フェラーリをアロンソがドライブ|Ferrari

ラ フェラーリをアロンソがドライブ|Ferrari

Ferrari LaFerrari|フェラーリ ラ フェラーリラ フェラーリをアロンソがドライブ2013年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされたフェラーリ初の市販ハイブリッドカー「ラ フェラーリ」にフェルナンド・アロンソが試乗。Text by Uekusa KoutaroV12+電気モーターのモンスターをためす8月7日、スクーデリア・フェラーリのF1ドライバー、フェルナンド・アロンソが、F1ハンガリーグランプリへ向かう直前に、史上最速となる「ラ フェラーリ」のテストドライブをおこない、その映像が公開された。ラ フェラーリは、F12ベルリネッタ用の最高出力800psを発生するV型12気筒エンジンをベースに、F1マシン向けのハイブリッド技術KERSをフィードバックした“HY-KERS”を採用し、電気モーターとあわせて最大で936psを発揮するフェラーリ最速のプロダクションモデル。今回テストドライブしたのは、開発モデルの最新版だ。チームメイト、フェリペ・マッサも開発に関与...
BMW i8に試乗|BMW

BMW i8に試乗|BMW

BMW i8|ビー・エム・ダブリュー i8スポーツカー新時代をひと足先に体験BMW i8 プロトタイプに乗るBMWが開発するプラグインハイブリッドスポーツカーである「i8」は、先に発表された「i3」とともに開発が進められてきたプラグインハイブリッドカー。その性能は総出力266kW(362ps)、最高時速250km、0-100km/h加速は4.5秒以下と、ピュアスポーツと呼ぶにふさわしいスペックをそなえているという。そんな新時代のスポーツカーを、南仏にあるBMWのテストコースで西川淳氏が試す。Text by NISHIKAWA Junあたらしいスポーツカーの世界へ開発責任者は、こんなたとえ話で切り出した。「カメラやテレビ、携帯電話をおもい出してほしい。大きな変化があるたびに、すぐれた作り手がいくつか衰退したものだ。これから、自動車の世界にもおなじようなことが起こるとおもう。とくに、スポーツカーの世界において……」。われわれクルマ好きは、まったくあたらしいスポーツカーの世界を、まもなく...
アウディ スポーツ クワトロ コンセプト発表|Audi

アウディ スポーツ クワトロ コンセプト発表|Audi

Audi Sport Quattro Concept|アウディ スポーツ クワトロ コンセプト「クワトロ コンセプト」の第2弾アウディ スポーツクワトロ登場30周年へのオマージュアウディは、「スポーツ クワトロ」の誕生30周年を記念したコンセプトモデル、「スポーツ クワトロ コンセプト」をフランクフルト モーターショーで発表する。これは、コンセプトカー「クワトロ コンセプト」のエボリューションモデルともいえるもので、最新のプラグインハイブリッドを搭載。エコとパワーを両立させた、スポーツカーの未来像を描いたものだ。 Text by SAKURAI Kenichiディテールに秘められた量産車のプレレビューアウディは、フランクフルト モーターショーで、「スポーツ クワトロ」の誕生30周年を記念したコンセプトモデル、「スポーツ クワトロ コンセプト」を発表する。これは2010年に公開した「アウディ クワトロ」誕生30周年記念のコンセプトカー「クワトロ コンセプト」につづくシリーズとも...
Sクラス クーペの先行動画を公開|Mercedes-Benz

Sクラス クーペの先行動画を公開|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz Concept S-Class Coupe|メルセデス・ベンツ コンセプト Sクラス クーペ新型 Sクラス クーペの先行動画を公開メルセデス・ベンツは、新型「Sクラス クーペ」のコンセプトモデルのティーザー動画を公開した。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)セダンとはことなる優美な姿メルセデス・ベンツは、現地時間の9月10日より開催されるフランクフルトモーターショーにおいて、「Sクラス」の2ドアクーペ版「コンセプト Sクラス クーペ」の発表予告として、先行動画を公開した。 先代では「CLクラス」と、Sクラスとはことなる名称をもっていたが、今回からは「Sクラス」を名乗るとうわさされるSクラスのクーペ。動画からは、流麗なルーフライン、エクステリアの各所に散りばめられたメッキ素材、巨大なグラスルーフなど、セダンとはデザイン面において明確に差別化され、クーペのもつ華やかな雰囲気をまとっていることが見てとれる。パワートレ...
マイナーチェンジ版メガーヌ発表|Renault

マイナーチェンジ版メガーヌ発表|Renault

Renault Megane|ルノー メガーヌマイナーチェンジ版メガーヌ発表ルノーメガーヌがあたらしいフロントマスクを得て、マイナーチェンジを果たした。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)あたらしいルノーの顔既報のとおり、3代めのメガーヌがあたらしいルノーのフロントマスクを得るマイナーチェンジをおこなった。デザイン面では、大き目のルノーのコーポレートマークを中心に左右に伸びる黒い水平のラインがヘッドライトに繋がるという、最近のルノーデザインの潮流にのっとったものが目立つが、そのほかにも、バンパーの形状やそのバンパー左右端のLEDデイタイムランニングライトもあたらしくなった。Renault Megane Renault SportRenault Megane Renault SportR.S.は特別仕様車がベースにルノー スポールが手がける「メガーヌ ルノー スポール」については、ことし5月に発売された限定車両「メガーヌ R.S. レッドブル・レー...
「Sクラス クーペ」のプレビュー公開|Mercedes-Benz

「Sクラス クーペ」のプレビュー公開|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz Concept S-Class Coupe|メルセデス・ベンツ コンセプト S クラス クーペ次期フラッグシップモデル「Sクラス クーペ」のプレビューを公開「コンセプト Sクラス クーペ」というネーミングからもわかるように、フランクフルト モーターショー 2013でワールドプレミアされたメルセデス・ベンツのデザインスタディは、新型「Sクラス クーペ」のプレビューである。「Sクラス」のパワートレーンをもちいたパフォーマンスや、安全装備もSクラスゆずり。ワイド&ローを強調した、伸びやかなスタイリングが最大の特徴になる。 Text by SAKURAI Kenichi時代を経てもかわらぬ豪華さと美しさ伝統的にメルセデス・ベンツのトップモデルは、クーペでなければならない。それを具現化したデザインスタディが、「コンセプト Sクラス クーペ」だ。フランクフルト モーターショーで初公開されたモデルからも、そうしたメルセデスのかわらぬ伝統と、ビジョンが確認できる。...
フランクフルト現地リポート|Ferrari

フランクフルト現地リポート|Ferrari

Ferrari|フェラーリフランクフルト現地リポートフェラーリ458スペチアーレ、デビュー!事前の予告どおり、フランクフルトモーターショーにおいてフェラーリが発表したのは、「458スペチアーレ」。名前のとおり、458の集大成としていかに特別なモデルであるかを、現地で目の当たりにした山崎元裕氏がリポートする。 Text by YAMAZAKI Motohiro最先端のテクニカル ソリューションを導入したモデルフィアット・グループ各社のブースで、最も熱い視線を集めていたのは、やはりフェラーリだった。フェラーリは今年のフランクフルトモーターショーで、「458イタリア」をベースとした高性能仕様となる、「458スペチアーレ」をワールドプレミア。ちなみに458イタリアは、4年前の2009年、おなじフランクフルトで発表されているが、フェラーリが、この458スペチアーレを、458シリーズの高性能仕様であると同時に、最終進化型と考えていることは、「360モデナ」にたいする「チャレンジ ストラダ...
6シリーズに新ライン「Mスポーツ エディション」が登場|BMW

6シリーズに新ライン「Mスポーツ エディション」が登場|BMW

BMW 6 series|ビー・エム・ダブリュー 6シリーズ新ライン「Mスポーツ エディション」が登場ビー・エム・ダブリューは、プレミアムラグジュアリーモデル「6シリーズ」のクーペ、オープンモデルのカブリオレ、4ドアクーペのグランクーペに新ラインの「Mスポーツ エディション」を設定。販売を開始した。 Text by YANAKA TomomiMスポーツパッケージとドライバー支援システムを標準装備流れるようなボディラインとスポーティなプロポーションのプレミアムラグジュアリーモデル「6シリーズ」にオプションパッケージ「Mスポーツパッケージ」と、ドライバー支援システムを組みあわせて標準装備した「Mスポーツ エディション」が追加された。エクステリアはスポーティなキャラクターを主張するMエアロダイナミクス パッケージとLEDヘッドライトにくわえ、存在感あふれるブラック カラーの20インチMライト アロイ ホイール、そしてブラック キドニーグリルを専用装備。インテリアは洗練した空間を演出...
3シリーズクーペあらため4シリーズ、国内導入開始|BMW

3シリーズクーペあらため4シリーズ、国内導入開始|BMW

BMW 4 series coupe|ビー・エム・ダブリュー 4シリーズ クーペ3シリーズクーペあらため4シリーズ、国内導入開始ビー・エム・ダブリューは、デトロイトモーターショー 2013でコンセプトカーとして登場し、フランクフルトモーターショーにおいて一般公開されたばかりの「4シリーズ クーペ」を国内に導入した。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ワイド&ローで見た目も中身もよりスポーティにあらたに導入された「4シリーズ クーペ」は、3シリーズをベースに2ドアクーペとしたモデル。これまでは「3シリーズ クーペ」と称していたが、今回のフルモデルチェンジにともない、クーペモデルには偶数番の名称をつける最近のBMWのルールにのっとり、4シリーズを名乗ることになった。ボディサイズを先代と比較すると全高を25mm下げ、全幅が45mm拡大しており、よりワイド&ローを強調するスポーティなプロポーションを獲得。これは、見かけだけでなく、実際に車両重心も...
1シリーズクーペがあらたに2シリーズとなって登場|BMW

1シリーズクーペがあらたに2シリーズとなって登場|BMW

BMW 2 series coupe|ビー・エム・ダブリュー 2シリーズ クーペ1シリーズクーペがあらたに2シリーズとなって登場かねてからその存在が噂されていた「1シリーズクーペ」の後継モデルが「2シリーズ」と名称を変えあたらに登場。本日その画像が公開された。 Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)スタイリングはより低く精悍にBMWは、これまでの「1シリーズクーペ」に代わる2ドアコンパクトFRモデルとして「2シリーズ」をあらたに設定。本日画像を公開した。すでに発表されている「5シリーズ」に対する「6シリーズ」、また「3シリーズ」に対する「4シリーズ」と同様、最近のBMWの法則に則り、クーペモデルは偶数というネーミング上のすみ分けがおこなわれたことになる。BMW M235i Coupe発表されたバリエーションはもっともスポーティな「M235i」をはじめ、「220i 」「225d」「220d」「218d」の全部で5つ。スタイリングは1シリーズに比べ...
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