マイナーチェンジ版メガーヌ発表|Renault
Renault Megane|ルノー メガーヌ
マイナーチェンジ版メガーヌ発表
ルノーメガーヌがあたらしいフロントマスクを得て、マイナーチェンジを果たした。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
あたらしいルノーの顔
既報のとおり、3代めのメガーヌがあたらしいルノーのフロントマスクを得るマイナーチェンジをおこなった。デザイン面では、大き目のルノーのコーポレートマークを中心に左右に伸びる黒い水平のラインがヘッドライトに繋がるという、最近のルノーデザインの潮流にのっとったものが目立つが、そのほかにも、バンパーの形状やそのバンパー左右端のLEDデイタイムランニングライトもあたらしくなった。
R.S.は特別仕様車がベースに
ルノー スポールが手がける「メガーヌ ルノー スポール」については、ことし5月に発売された限定車両「メガーヌ R.S. レッドブル・レーシング RB8」がベースとなる。これにより、レカロシート、バージョン2.0となったR-Linkを標準で装備。
このバージョン2.0となったR-LINKは、アクセル開度や発生トルク、荷重状態などおよそ15個におよぶセンサーから読み取った車両の状態をリアルタイムで記録。あとでUSBメモリー経由でパソコンにデータを移動し、“R.S. Replay”というソフトウェアを通じて、自分の走行を各種データや衛星写真に重ね合わせた走行ラインなどから解析できるようになる。さらに、最近オープンしたルノー スポール コミュニティを経由してこれらのデータをシェアすることも可能だ。
さらにニュルブルクリンク北コースにおけるFF市販モデル最速記録を達成した「メガーヌ トロフェオ」とおなじ、「ポテンザ RE050A」と19インチホイールのセットにくわえ、フロントの“F1スプリッター”スポイラー、ボディサイド下のロア ドアプロテクター、リアスポイラーを赤でペイントするR.S.デザインパックをオプションとして用意する。
マイナーチェンジ版のメガーヌは、2014年の第1四半期より欧州市場に順次投入される予定だ。