フェラーリ アマルフィにソフトトップを備えたスパイダーが登場
CAR / NEWS
2026年3月16日

フェラーリ アマルフィにソフトトップを備えたスパイダーが登場

 

Ferrari Amalfi Spider|フェラーリ アマルフィ スパイダー

 
フェラーリは、オープンモデル「アマルフィ スパイダー」を発表した。ソフトトップを備え、優美かつ刺激的なドライブを演出する。
 

Text by YANAKA Tomomi

6色のカラーを選べる遮音性を備えたソフトトップ

 
2025年夏に発表された「アマルフィ」にオープンモデルが登場した。
 
「アマルフィ」は、「カリフォルニア」「ポルトフィーノ」「ローマ」に続く、2+クーペモデル。その系譜を受け継ぐ「アマルフィ スパイダー」もまた、フロントミッドシップにV8エンジンを搭載する。
 
デザインは「アマルフィ」のプロポーションとボリュームを維持。一体感のあるクリーンなボディデザインをオープンモデルでも堪能できる。
 
ルーフを開けた状態でもそのシルエットは保たれ、13.5秒で開閉、時速60㎞までの走行時でも操作が可能というソフトトップが与えられた。
 
ソフトトップは路面騒音や外部のノイズを効果的に減衰させるよう設計された5層構造のサンドイッチ・アコースティック・ファブリックで構成。格納式ハードトップに匹敵する遮音性になったという。
 
さらに、格納時のパッケージングは220㎜というコンパクトな厚みを実現。荷室も屋根を閉じた状態で225リットル、開けた状態で172リットルを確保した。
 
 
また、カラーの組み合わせが楽しめるのもソフトトップの楽しみの一つ。テーラーメイドファブリック4色とテクニカルファブリック2色が用意され、オプションのコントラストステッチを組み合わせることも可能だ。
 
シートレイアウトは、後部座席2席を維持。子どもが搭乗したり、荷物を置くこともでき、利便性の向上にもつながっている。
 
 
インテリアもエクステイリア同様、クリーンなイメージが保たれ、アルミ削り出しのサスペンションブリッジに主要なコントロール類が配置され、二次的な機能スイッチは後方へとセッティングされた。
 
ドアパネルにはセイル(帆)のモチーフが導入され、ハンドルとアームレストが一体化した彫刻的な要素に。パーソナライゼーションではドアパネルやシートバックなどにソフトトップと同じファブリックを使用するなど、統一感のあるデザインが演出されている。
 
 
車内は3つのディスプレイで構成。走行情報などを提供する15.6インチのデジタル・インストルメント・クラスターや、ダッシュボード中央の10.25インチディスプレイのほか、8.8インチのパッセンジャーディスプレイではGフォースやエンジン回転数などのパラメーターを表示し、助手席にいながら共同ドライバーのような体験も楽しめるという。
 
エアロダイナミクスでは、ヘッドライト上部のバイパスがフロントエンドとエンジンコンパートメントをつないでおり、過剰な圧力を逃がすとともに温度管理にも貢献。
 
 
ダウンフォースの生成は、フロントアンダーボディに統合されたボルテックス・ジェネレーターとディフューザーによって強化。車両後部には可動式ウイングが装備されており、クルマの速度や前後左右の加速度に応じて3段階に自動的に調整されるそう。
 
ボタン一つで操作も可能なリアシートの背もたれと一体化したウィンドディフレクターを装備するなど、空気の流れにも細心の注意が払われてた。
 
このシステムが作動すると後方から車内に流れ込もうとする気流がそらされ、乗員の周囲に安定したコンフォートバブルを作り、騒音も低減されるという。
 
 
パワートレインは「アマルフィ」と同じく3.9リッターV8ターボエンジンの最新モデルを搭載。しかし、さらに改善が加えられており、専用のキャリブレーションによって2基のターボチャージャーの回転速度を独立して制御できるようになり、最大ターボ回転数を171,000rpmまで引き上げられるように。
 
このほかにも「296GTB」や「プロサングエ」などに採用されているエンジン・コントロール・ユニット(ECU)がエンジンの潜在能力を引き出し、最高出力640cvを発生する。
 
 
トランスミッションは8段デュアルクラッチを採用し、最高時速は320㎞、0-100㎞/hは3.3秒を記録。
 
ビークル・ダイナミクスでは「アマルフィ」と同様「ABS Evo」を採用。6Dセンサーからのデータを使用して車両速度を正確に推定し、各ホイールの最適なスリップ率を決定することで制動力配分を最適化。それにより直線的なブレーキのみならず、複合的な条件下でも高い有効性を発揮するという。
 
 
足元には、ピレリ、グッドイヤー、ブリヂストンの3社のパートナーと共同で「アマルフィ スパイダー」専用に特別開発された20インチタイヤを装着した。
 
ボディカラーは新たに「アマルフィ スパイダー」を象徴し、沈みゆく太陽のあたたかな光を連想させる繊細なオレンジのアンダートーンを特徴とした「Rosso Tramont」を導入。フェラーリの赤のパレットをより豊かなものとした。
 
 
Ferrari Amalfi Spider|フェラーリ アマルフィ スパイダー
ボディサイズ|全長4,660×全幅1,974×全高1,305㎜
ホイールベース|2,670㎜
トレッド前/後|1,652/1,679㎜
乾燥重量|1,556kg
エンジン|3,855㏄ V型8気筒ツインターボ
最高出力|640ps/7,500rpm
最大トルク|760Nm/3,000-5,750rpm
トランスミッション|8段デュアルクラッチ
最高速度|320km/h
0-100㎞/h加速|3.3秒
0-200㎞/h加速|9.4秒
タイヤ|フロント245/35 R20 リア285/35 R20
 
問い合わせ先

フェラーリ

 
 
Photo Gallery