コンパクトカー
「コンパクトカー」に関する記事
新型ルノー トゥインゴにパリで試乗|Renault
Renault Twingo|ルノー トゥインゴ新型ルノー トゥインゴにパリで試乗私がトゥインゴに惹かれる理由2014年のジュネーブモーターショーでデビューし、今春日本への導入が予定されている3代目ルノー トゥインゴ。これまでのモデルと異なり、RRレイアウトで登場した同モデルに、モータージャーナリスト大谷達也氏がパリで試乗した。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by MATSUNAGA Manabuフランス車ならではの価値を体現した初代トゥインゴ新型のルノー「トゥインゴ」にどうしても乗りたくてパリを訪れた。正直にいえばトゥインゴの試乗以外にもフランスに出かける用事はあったのだけれど、せっかく行くなら是非トゥインゴを試してみたいと思い、パリで広報車を借り出して半日ほどあちこちを走り回ってきた次第である。なぜ、私はそれほどトゥインゴに惹かれるのか? 2代目トゥインゴのGTというスポーティモデルに2年ほど乗っていたことも関係しているけれど、本当に衝撃的だっ...
マイナーチェンジしたルノーキャプチャーを発売|Renault
Renault Captur|ルノー キャプチャーマイナーチェンジしたルノーキャプチャーを発売ルノー・ジャポンは4月3日、マイナーチェンジしたコンパクトSUV「キャプチャー」の販売を開始した。Text by YANAKA Tomomiトルクの出力の向上とカラーリングの追加ルノーのデザイン戦略「サイクル オブ ライフ」の「Explore(冒険の旅に出る)」をテーマにしたコンパクトクロスオーバーSUV「キャプチャー」。2014年に日本に上陸して以来、初のマイナーチェンジが施された。おもにエンジンとトランスミッションで改良がくわえられ、1.2リッターターボエンジンそのものは変わらないものの、改良によりトルクがこれまでの190Nmから205Nmへと向上。EDC(エフィシエント デュアルクラッチ)のギア比も変更され、変速のスムーズさにくわえ、力強い加速感が得られるようになったという。またアイドリングストップ機能もあらたに搭載され、燃費性能も向上した。グレードはこれまでどおりベーシックな「ゼン...
エクストレイル、GT-Rはじめ日産各モデルに雪上で試乗|NISSAN
NISSAN|日産 エクストレイル、GT-Rはじめ日産各モデルに雪上で試乗雪道でもっとも必要なのは自制心というオプションフルラインナップメーカーである日産が、長野県・霧ヶ峰を舞台にまでさまざまなモデルを取り揃え、雪上試乗会を開催した。FRのスポーツカーから4WDのSUVまで、雪道でいかなる走りを見せるのか。モータージャーナリスト、小川フミオ氏によるショートインプレッションをお送りする。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki雪山でもスタイリッシュなSUV──エクストレイル ハイブリッド日産車を雪上で乗る機会にめぐまれた。2016年1月、場所は長野県・霧ヶ峰だ。日産自動車はフルラインナップを持つメーカーだけに、コンパクトカーからSUVまで、4輪駆動仕様を豊富に揃えている。それだけでなく、2輪駆動でもちゃんと走れることがわかる機会をくれた。当初は、凍結した女神湖の上で運転する予定だったようだが、暖冬のあおりを受け、氷の厚みが足...
メルセデス-AMG A45 4MATICに試乗|Mercedes-AMG
Mercedes-AMG A45 4MATIC|メルセデス-AMG A45 4MATICメルセデス-AMG A45 4MATICに試乗AMG本来のキャラクターを獲得昨年、ビッグマイナーチェンジが施されたメルセデス・ベンツ「Aクラス」。今や、メルセデスのサブブランドとして、ブランド名がメルセデス-AMG となった「A45 4MATIC」も新しくなった。では、Aクラスでもっともハイパフォーマンスな同モデルは、初期型モデルからどう進化したのか。モータージャーナリスト大谷達也氏が試乗した。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayukiデビュー当初はスパルタンだった「かなりのジャジャ馬だなあ……」初めてメルセデス-AMG 「A45 4MATIC」に試乗したとき、そう感じたことが今も強く記憶に残っている。もっとも、このモデルがデビューした当時の正式名称はメルセデスベンツ「 A45 AMG 4MATIC」。しかし、メルセデスはサブブランド...
ジーンズのシートがアクセントの特別なup!|Volkswagen
Volkswagen jeans up!|フォルクスワーゲン ジーンズ アップ!ジーンズのシートがアクセントの特別なup!フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、コンパクトカー「up!」にジーンズ調の専用シートカバーなどを採用した特別限定車「jeans up!」を限定300台で設定。2月9日(火)より販売を開始した。Text by YANAKA Tomomi15インチの10スポーク アルミホイールは日本初採用フォルクスワーゲン最小モデル「up!」の4ドア仕様「move up!」をベースにした「jeans up!」。エンジンは1.0リッター直列3気筒ターボエンジンが最高出力55 kW(75 ps)、最大トルク95 Nm(9.7 kgm)を発揮する。装備は、全グレード標準搭載されている、時速30キロ未満で作動するシティ エマージェンシー ブレーキはもちろんのこと、上級グレード「high up!」にもちいられるクルーズ コントロールやレザー製のステアリングホイール、ハンドブレーキなどが...
フィアット500、日本導入後初のマイナーチェンジ|FIAT
FIAT 500|フィアット チンクエチェントフィアット500、日本導入後初のマイナーチェンジFCAジャパンは13日、マイナーチェンジしたフィアット「500」を1月23日(土)より販売開始すると発表した。Text by YANAKA TomomiあらたにLEDデイライトやオーディオのタッチスクリーンを導入フィアットのアイコニックなコンパクトモデル「500」が、2008年の日本導入後はじめてのマイナーチェンジを迎えた。エンジンは、1.2リッター4気筒エンジンの「1.2POP」と、0.9リッターのツインターボエンジンの「ツインエア」ともに変更はなく、主にエクステリアや内装の変更となる。エクステリアではエンジンをかけると自動的に点灯するLEDデイライトを新たに追加。このほかにテールランプの形状やリアバンパーなどディテールが変更されているものの、全体の印象はキープコンセプトとなった。インテリアでは、オーディオが5インチのタッチスクリーン仕様へとアップグレード。センターコンソールにUSBと外...
インフィニティ Q30に試乗|INFINITI
INFINITI Q30|インフィニティ Q30インフィニティ Q30に試乗見てよし、乗ってよしのプレミアムハッチバックレクサスと競合するプレミアムブランドとして、日産が1989年にローンチした「インフィニティ」。日本での展開は未定だが、モデルバリエーションを徐々に拡充しつつある。そんな中、フォルクスワーゲン ゴルフをはじめ強豪がひしめくCセグメントのハッチバックモデルとして、新たに「Q30」がデビューした。ポルトガルはリスボンで開催された国際試乗会より、モータージャーナリスト九島辰也氏による試乗記をお届けする。Text by KUSHIMA Tatsuya日本が誇るプレミアムブランド日本が世界に誇るプレミアムカーブランドにはレクサスがある。2015年は日本導入から10年ということで、さまざまなイベントが行われた。それに新型「NX」やフルモデルチェンジされた「RX」と話題は尽きない。そんなレクサスと同じ1989年にもうひとつジャパニーズプレミアムカーブランドが生まれたのをご存じだろ...
ルノー ルーテシア R.S. トロフィーに試乗|RENAULT
Renault Lutecia Renault Sport Trophyルノー ルーテシア ルノー・スポール トロフィールノー ルーテシア R.S. トロフィーに試乗最新ホットハッチの最高峰「ルーテシア」のルノー スポール モデルで、日本市場においてこれまで最もスポーティだった「シャシー カップ」に代わり新たに導入された「トロフィー」。シャシー カップよりもさらに高いレベルのチューニングが施された同モデルに、モータージャーナリスト大谷達也氏が試乗した。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayuki「シャシー スポール」と「トロフィー」の2モデルで幅広いニーズに対応これはルノーに限らず輸入車メーカーの多くにいえる傾向ながら、日本は他国に比べて販売台数全体に対するスポーツモデルの比率がとりわけ高い市場として知られている。このため、たとえばメルセデスの日本における販売台数は世界全体で見たときに5位だけれど、AMGに限っていえば3位...
3代目へと進化した新型スマート フォーツーに試乗|smart
smart fortwo|スマート フォーツー3代目へと進化した新型スマート フォーツーに試乗都市内の交通環境の改善策として開発された「スマート」。その3代目においても、ミニマルな外寸や、トリディオン・セーフティセルと呼ばれるボディ構造など、従来モデルを踏襲している。とはいえ、先代に比して全幅が100mm拡大し、エクステリアデザインも大きく変更されたのが印象的だ。4人乗りの「フォーフォー」に先んじて日本に導入された「フォーツー」に、モータージャーナリストの小川フミオ氏が試乗した。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki50mm短縮された全長と、100mm拡大された全幅もっとも小さい輸入車、スマートがフルモデルチェンジを受けた。日本発売は、2015年10月28日より。でも変更内容は小さくない。2人乗りの「fortwo(フォーツー)」と、4人乗りの「forfour(フォーフォー)」という陣容。前車はすでに路上を走りだしている。...
コンパクトクロスオーバーQX30がロサンゼルスと杭州で公開|Infiniti
Infiniti QX30|インフィニティ QX30コンパクトクロスオーバーQX30がロサンゼルスと杭州で公開インフィニティは、コンパクトクロスオーバー「QX30」を、11月20日から開幕するロサンゼルスオートショーと23日から開かれる杭州国際モーターショーに出展すると発表した。Text by YANAKA Tomomi2016年半ばに発売予定9月に開かれたフランクフルトモーターショーで披露されたばかりのコンパクトモデル「Q30」に、兄弟車となるクロスオーバータイプの「QX30」がはやくも公開される。Q30とおなじく、ルノー日産アライアンスとダイムラーとの提携により開発されたコンパクトモデル向けのシャシーを使用しているのが特徴で、Q30よりも30-45mm車高が上げられるなど、クロスオーバーSUVらしいスタイルがつくりあげられている。エンジンについては詳細が公開されていないものの、各市場に合わせてディーゼルやガソリンの幅広い選択肢を設定。トランスミッションには、Q30とおなじく7段...
フルモデルチェンジした新型スマートに試乗する|smart
smart fortwo|スマート フォーツーsmart forfour|スマート フォーフォーフルモデルチェンジした新型スマートに試乗する日本の軽自動車に匹敵する小さなサイズと、デザイン性が高く、個性あるボディバリエーションで独自の位置を築いてきたスマートが、フルモデルチェンジで第3世代へと生まれ変わった。注目の新型にドイツで試乗した河村康彦氏がリポートする。Text by KAWAMURA Yasuhiko時代が追いついてきた設計思想メルセデス ラインナップで最大サイズの「Sクラス」が占有するスペース内に、2台を駐車させる ―― そんな“圧倒的小ささ”の実現をコンセプトに立ち上げられたのが、そもそものスマートのプロジェクトだった。実際、1997年に発売された「シティクーペ」は、全長わずかに2.5メートルほど。当時のSクラス=W140型の全長は標準ボディ仕様でも5.1メートル超だったから、まさに初志貫徹で姿をあらわした、なんともインパクトに溢れる意欲作が初代モデルであったことにな...
ゴルフ日本上陸、ポロ生産開始から40周年を祝う特別仕様車|Volkswagen
Volkswagen Golf 40th Edition|フォルクスワーゲン ゴルフ 40th エディションVolkswagen Golf Variant Anniversary Edition|フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント アニバーサリー エディションVolkswagen Polo 40th Edition|フォルクスワーゲン ポロ 40th エディションゴルフ日本上陸、ポロ生産開始から40周年を祝う特別仕様車フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ゴルフ」の日本輸入開始40周年、「ポロ」の生産開始40周年、ステーションワゴン「ゴルフ ヴァリアント」日本輸入開始20周年を記念し、「ゴルフ 40th エディション」「ポロ 40th エディション」「ゴルフ ヴァリアント アニバーサリー エディション」の3台の特別仕様車を発表。台数限定で販売を開始した。Text by YANAKA Tomomi3台の記念モデル1975年に日本への輸入がスタートした「ゴルフ」。7代目とな...
フォルクスワーゲン ポロに最高燃費の限定モデル|Volkswagen
Volkswagen Polo BlueMotion|フォルクスワーゲン ポロ ブルーモーションフォルクスワーゲン ポロに最高燃費の限定モデルフォルクスワーゲン グループ ジャパンは、コンパクトハッチモデル「ポロ」に高い省燃費性能をほこる特別仕様車「ポロ ブルーモーション」を設定。全国300台限定で販売を開始した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)燃費はポロファミリー最良の23.4km/ℓフォルクスワーゲンのコンパクト ハッチバック「ポロ」に、限定モデル「ポロ ブルーモーション」が追加される。ブルーモーション シリーズは、フォルクスワーゲンのなかでも燃料の利用効率を高めるべく、エンジン、シャシー、エアロダイナミクスなど総合的に高効率な技術を採用するモデルライン。パワートレーンには、ブランド最小モデル「up!」由来の1.0リッター3気筒TSIターボエンジンを搭載。最高出力70kW(90ps)、最大トルクは160Nm(16.3kgm)を発揮する。組...
ジェントルマンの美学|MINI
MINI JERMYN|ミニ ジャーミンビスポークの国からやってきたMINIジェントルマンの美学ロンドンの中心部、メイフェア地区にあるジャーミンストリートは、英国きってのファッション通り。限定モデル「MINI JERMYN」は、そんな街の世界観を凝縮した特別な1台だ。クラフトマンが手で仕上げた専用の装備をふんだんに纏い、拘りのオーナーのために英国からやって来た。Text by OGAWA Fumio英国男性のお洒落のルーツ英国のファッションには男心をくすぐるものがある。確固とした基本があり、その上で自分のスタイルが作れる。それを楽しむ人たちが、服をはじめとする英国ものに惹かれるのではないだろうか。過去から現代へ。進化をつづける英国ファッションの世界に、もう少し迫ってみよう。英国男性のお洒落のルーツをたどると、19世紀初頭のジョージ・ブライアン・ブラメルが有名だ。そのブラメルを「現代紳士服の基礎を作った男」と、男性服飾史研究家の中野香織氏は、著書『ダンディズムの系譜 — 男が憧れた男...
VW初のプラグインハイブリッド、ゴルフ GTEが上陸|Volkswagen
Volkswagen Golf GTE|フォルクスワーゲン ゴルフ GTEVW初のプラグインハイブリッド、ゴルフ GTEが上陸フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ゴルフ」をベースにしたプラグインハイブリッドモデル(PHEV)、「ゴルフ GTE」を発表。本日から販売を開始した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)新時代のゴルフフォルクスワーゲン ブランド初のプラグインハイブリッドモデル(PHEV)として、昨年3月のジュネーブショーで登場した「ゴルフ GTE」が、本日上陸を果たした。このクルマのキャッチコピーは、「退屈なハイブリッドに、終わりを告げる」。一見、大げさにも思えるフレーズだが、その素性を知ればPHEV特有の魅力が見えてくる。ゴルフGTEのために用意されたドライブモードは3つある。ゼロミッションの電気自動車(EV)として走る「Eモード」と、エンジンと電気モーターを駆動して走る「ハイブリッドモード」、そして「ゴルフ GTI」にも匹敵する...