ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団の東京公演第2弾イベントレポート|MUSIC

ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団の東京公演第2弾イベントレポート|MUSIC

MUSIC|ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団コラボ公演第2弾エレクトロとクラシックが織りなす音楽の宇宙とは2017年2月25日(土)、渋谷のBunkamuraオーチャードホールにて、「爆クラ!presents ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団×アンドレア・バッティストーニ クラシック体感系II-宇宙と時間編-」が開催された。このイベントは、昨年3月に同プロデューサーによって開催され、多くの反響を呼んだ「クラシック体感系-時間、音響、そして、宇宙を踊れ!-」の第2弾として、ジェフ・ミルズの最新作『Planets』のリリースを機に日本に再上陸したエレクトロニック・ミュージックとクラシックの異色なコラボレーションプロジェクトである。今回も前売りチケットは完売し、当日券の販売はゼロ。世界的なエレクトロニック・アーティストが新たに発表する史上最大の野心作をライブ体験しようと、約2000人が会場に集まった。Text by ASAKURA Nao前半目玉は100台のメトロ...
CES 2016リポート 後編 自律走行車、成否の鍵は「エモーション」

CES 2016リポート 後編 自律走行車、成否の鍵は「エモーション」

CES 2016リポート 後編自律走行車、成否の鍵は「エモーション」毎年1月にラスベガスで開催されるコンシューマー エレクトロニクス ショー(CES)。その名前のとおり家電がメインのショーであるが、世界が注目する最先端の電子技術を披露する場ということもあり、近年は電子化が進む自動車業界も積極的に出展し存在をアピールする。その様子を、前後篇にわけて大矢アキオ氏がリポート。Text & Photographs by Akio Lorenzo OYAグーグルは自動車を造るのか世界最大級の家電・エレクトロニクス見本市「CES」は、業界関係者およびジャーナリストに向けたプロ向けイベントである。期間中、開催地であるラスベガスへ向かう飛行機の乗客は、ほぼすべてCESビジターといってよい。筆者がニューヨークから登場したアメリカン航空機もしかりだった。隣に座っていたのはイスラエル系のプロダクトデザイナーだった。彼は手がけているウエアラブル端末について触れ、「市場には400ドル以上の商品が多い...
コモ湖がハリウッドに変わった日|Villa d’Este

コモ湖がハリウッドに変わった日|Villa d’Este

Concorso d’Eleganza Villa d’Este 2016コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ 2016コモ湖がハリウッドに変わった日今年もイタリアのコモ湖を望むホテル「ヴィラ・デステ」庭園に、世界中から集められた貴重なクルマたちがずらりと並べられ、世界最古のクラシックカーの祭典「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」が開催された。特に今回は、テーマの一つとして映画に関する部門が設けられ、高級リゾートに集う紳士淑女の注目を集めた。Text by Akio Lorenzo OYAPhotographs by Akio Lorenzo OYA/Mari OYAクラシックカー最高峰の祭典著名自動車エレガンス コンクールのひとつ「コンコルソ デレガンツァ ヴィラ デステ」が、2016年5月20-22日にイタリア・コモ湖畔で開催された。今回はヒストリックカー52台、コンセプトカー6台、そしてヒストリック モーターサイクル30台が、初日の会場「グランドホテル・ヴィラ・デ...
CES 2016リポート 前編 「21世紀のフラワーチルドレン」が好むのは?

CES 2016リポート 前編 「21世紀のフラワーチルドレン」が好むのは?

CES 2016リポート 前編「21世紀のフラワーチルドレン」が好むのは?毎年1月にラスベガスで開催されるコンシューマー エレクトロニクス ショー(CES)。その名前のとおり家電がメインのショーであるが、世界が注目する最先端の電子技術を披露する場ということもあり、近年は電子化が進む自動車業界も積極的に出展し存在をアピールする。その様子を、前後篇にわけて大矢アキオ氏がリポート。Text & Photographs by Akio Lorenzo OYA主役の一つはスマートウォッチ世界最大級の家電エレクトロニクスショー「CES 2016」が、1月6日から9日まで米国ラスベガスで開催され、3,800におよぶ出展社・団体で賑わった。1967年以来、ビデオカセット レコーダー、レーザーディスク、プラズマTVなど、エポックメイキングな製品のデビューで飾られてきたこのショー。今回の主役の一つは“スマートウォッチ”だった。ここ数年のウエアラブル端末やドローン人気に代わるものといってよい。サ...
LF-LCもお披露目!LEXUS SPINDLE NIGHT開催|Lexus

LF-LCもお披露目!LEXUS SPINDLE NIGHT開催|Lexus

LEXUS SPINDLE NIGHT|レクサス スピンドル ナイトLF-LCも初お披露目レクサス スピンドルナイト “SPECIAL PIT PARTY” 開催7月14日、夏のお台場の特設会場において、2回めとなる「レクサス スピンドル ナイト “SPECIAL PIT PARTY”」が開催された。Text by HORIGUCHI YoshihiroPhotographs by Lexus and HORIGUCHI YoshihoiroLFAで華麗に登場心配されていた前日までの雨もあがり、お台場の特設会場にはインテリアデザイナー 片山正通氏、ブックセレクター 幅允孝氏、 書家 紫舟氏、プロデューサー おちまさと氏をはじめ、およそ300人のインフルエンサーや招待客が集まった。ドレスコードは「White」が指定され、みな一様に白を強調した装いだ。会場の入り口では、レクサスのスーパースポーツカー「LFA」3台がお出迎え。会場に入ると、シルバーをアクセントにした赤いペイントと、押し出...
GT-Rを旗艦に“走り”を前面に押し出す日産|Nissan

GT-Rを旗艦に“走り”を前面に押し出す日産|Nissan

Nissan|日産東京モーターショー 現地リポートGT-Rを旗艦に“走り”を前面に押し出す日産日産は、モーターショー開催前日に「GT-R」の2014年モデルとNISMOを発表。初日には、20歳代と協業でデザインしたという2台のレトロ&スポーティなコンセプトカーも登場させた。飛行機のような三角形の「ブレードグライダー」とともに、“走り”のイメージを前面に強く打ち出した日産のブースを、大谷達也氏がリポート。 Text by OTANI TatsuyaPhotograhs by ARAKAWA Masayukiニュル7分8秒679を記録したGT-R NISMOニッサンは計3台のコンセプトカー、そしてマイナーチェンジ版のGT-Rなどを東京モーターショーに持ち込み、走りのイメージを強く打ち出していていた。なかでも、もっとも熱い注目を集めていたのが2014年モデルの「GT-R」と、これをベースにした「GT-R NISMO」である。ニッサンのワークスチームとしてこれまでさまざまなモータース...
島津由行さんを訪ねて、PunkPistol氏がやってきた!

島津由行さんを訪ねて、PunkPistol氏がやってきた!

島津由行さんを訪ねて、PunkPistol氏がやってきた!PunkPistol氏が膝に抱えているのが、写真集『Sex&Seditionaries』です。ついに写真集『Sex&Seditionaries』が完成しました。刷り上がった初版を持って、著者で編者のPunkPistolさんが来日。内容は僕が以前紹介したコンテンツ「PUNK ROCK LIFE(1)」で語った以上の充実ぶり。初版は通し番号付きの箱入り限定版500冊のみで、日本では税込6万3000円です。購入希望の方は、青山ブックセンター本店(TEL.03-5485-5511)までお問い合わせください。(島津由行)
「ボッテガ・ヴェネタ銀座」オープン

「ボッテガ・ヴェネタ銀座」オープン

ボッテガ・ヴェネタ世界最大の旗艦店「ボッテガ・ヴェネタ銀座」 オープン1階から3階までがショッピングスペースWORLD’S LARGEST BOTTEGA VENETA FLAGSHIP TO OPEN IN GINZA今、銀座で一番ホットな銀座マロニエ通り沿いに 「ボッテガ・ヴェネタ銀座」 がオープンした。賑やかな通りからブティックに足を踏み入れると、旗艦店のコンセプトに忠実に従ったインテリアデザインにまず目を見張る。ガラス製のハンドクラフトのケースから、レザーで覆われたドアハンドルに至るまで、ボッテガ・ヴェネタの製品に宿る職人技と素材の贅沢さ、細部の美しさを引き立てるデザインとなっている。1階/店内の至るところにシューズやハンドバッグがディスプレーされているブティックには十分な広さがあり、快適で上品な空間はゆっくりとショッピングが楽しめるように、マットなニュートラルカラーやアースカラーといった落ち着きのある感覚的なカラーリングも印象的。繊細な技術によって作り上げられたディスプレ...
オークション落札価格2,500万ドルのフェラーリとは|Ferrari

オークション落札価格2,500万ドルのフェラーリとは|Ferrari

Frerari|フェラーリオークション落札価格2,500万米ドル(約25億円)のフェラーリとは?モントレーウィークエンドで賑わうカリフォルニアから、驚きのニュースが舞い込んできた。RMオークションで、ヴィンテージ フェラーリの落札記録が更新されたのだ。驚くなかれ、その落札価格は、歴代ロードカーで最高額となる2,500万米ドルだという。Text by SAKURAI Kenichi史上最高値を更新したフェラーリ275 GTBカリフォルニア州モントレーのダウンタウンにあるモントレーカンファレンスセンターを舞台に開催されている“RMオークション”で、ヴィンテージ フェラーリの落札記録が更新された。世界最高額を記録したのは1967年式のフェラーリ「275 GTB / 4 S NART スパイダー」。落札価格は、実に2,500万米ドル! である。桁をまちがえたかと一瞬おもわずにはいられない、日本円にして約25億円という金額だ。これはもちろん、ロードカーについた価格では史上最高額となるものだ。...
フォルクスワーゲン グループを体感する一夜|Volkswagen Group

フォルクスワーゲン グループを体感する一夜|Volkswagen Group

Volkswagen Group Night|フォルクスワーゲン グループ ナイトフランクフルト前夜祭フォルクスワーゲン グループを体感する一夜国際的なモーターショーの開幕前夜に、フォルクスワーゲン グループの全ブランドを一同に会して催される「フォルクスワーゲン グループナイト」が9月9日、フランクフルト西部の郊外に位置するフラポート・アリーナという室内競技場を舞台に催された。およそ15年前にバスケットボール用の競技場としてオープンしたこの施設は5,000名の観客を収容できるが、当日は数多くの立ち見を含めて多数の自動車メディアが集結し、世界的な影響力を持つフォルクスワーゲンへの関心が高いことをあらためて裏付けた。 Text by OTANI TatsuyaPhotographs by OTANI Tatsuya & Volkswagen AG“Electric”ではじまったイベントのオープニングアクトを務めたのは、今年7月に「Electric」というタイトルのCDをリ...
フランクフルト現地リポート|Lexus

フランクフルト現地リポート|Lexus

Lexus|レクサスフランクフルト現地リポート圧倒的な存在感のレクサス「LF-NX」今年のフランクフルトモーターショーにおけるレクサスの目玉は、事前告知していたあたらしいSUVモデル「LF-NX」。写真からはゴツゴツとしたかたまり感のあるデザインが印象的であるが、実物はどのようなものか。現地で目にした大谷達也氏からのリポート。 Text by OTANI Tatsuya目玉は唯一のコンセプトカーレクサス ブースの目玉は、ミッドサイズ クロスオーバーをテーマとするコンセプトカーの「LF-NX」。そのスタイリングでひときわ目をひくのが、キャビンとその下側にあたるボディ部分の比率である。LF-NXはボディ部分が突出して大きく、ここに全体のバランスを考えれば過剰に大きいフェンダーを前後にもうけることで、4輪が力強く大地を捉えている様子を表現している。これはデザイン スケッチの段階でよく見られる手法だが、それをそのままコンセプトカーとして仕立ててしまったところにLF-NXの“面白み”は...
フランクフルト現地リポート|BMW

フランクフルト現地リポート|BMW

BMW|ビー・エム・ダブリューフランクフルト現地リポート主役は「i3」サブブランド「i」を前面に押し出したのはBMWのブース。7月に公開済みの「i3」をはじめ、今回のショーでワールドプレミアとなる「i8」、さらにX5のプラグインハイブリッドなど、“駆け抜ける歓び”を犠牲にすることなく環境への配慮を果たすべく、ダウンサイジングやハイブリッドのモデルを積極的に出展。BMWの本国、ドイツはフランクフルトから大谷達也氏がリポート。 Text by OTANI Tatsuyaサプライズはないが注目度の高いBMWBMWのブースにわれわれをあっと驚かせるような展示はなかった。いちばん大きなスペースを占めていたのは、今年11月にヨーロッパで発売されるカーボンコンポジットボディのEV「i3」。ただし、そのコンセプトモデルはこれまでにもたびたび展示されてきたし、量産モデルは今年7月に発表済みなので、目新しさはさほど感じない。BMW iブランドのスポーツモデル「i8」も展示されていたが、こちらのス...
フランクフルト現地リポート|Fiat & Abarth & Alfa Romeo & Maserati

フランクフルト現地リポート|Fiat & Abarth & Alfa Romeo & Maserati

Fiat, Abarth, Alfa Romeo, Maserati|フィアット、アバルト、アルファロメオ & マセラティフランクフルト現地リポート個性的なモデルがそろったフィアット、アバルト、アルファロメオ、マセラティフランクフルト モーターショーにおけるフィアット グループの各ブランドは、先日お伝えしたフェラーリをのぞくと、大きな華はなかったものの、それぞれ個性的なモデルを発表した。山崎元裕氏による現地リポート。 Text by YAMAZAKI Motohiroフィアットやアバルト、そしてアルファロメオやマセラティのブースは、いずれも特別仕様車や、2014年モデルの発表がトピックスだった。初代パンダ4x4登場30周年記念フィアットブースで特別な存在感をはなっていたのは、「パンダ4×4」の生誕30周年を記念した、限定モデルの「パンダ4×4 アンターティカ」。かつて初代パンダがデビューした時と同様に、ブラック&ホワイトのツートーンカラーを採用。機動性を意識したさまざ...
アストンマーティン創立100周年をロンドンで祝う|Aston Martin

アストンマーティン創立100周年をロンドンで祝う|Aston Martin

Aston Martin Centenary Celebration|アストンマーティン創立100周年記念イベントこれが英国流のアニバーサリーイベントアストンマーティン一色に染まったすばらしき祝典今年7月、イギリス・ロンドンの中心地にある王立公園「ケンジントン・ガーデンズ」を舞台に、アストンマーティン創立100周年記念イベントが開催された。過去最大規模となったこの祝賀式典には、英国内外から合計550台もの車両が一堂に展示。5万人を超える来場者を集め、盛大な盛り上がりをみせた現地から、九島辰也氏がリポートをお届けする。 Text by KUSHIMA Tatsuya想像以上の世界がそこにはあったこれが英国流のアニバーサリーイベントなのか──。アストンマーティン生誕100周年のセレモニーに参加して、私はそう実感せずにはいられなかった。これまでもランドローバー65周年、MINIの50周年云々と、さまざまな行事を見てきたが、今回のスケールはまるでちがう。まさに英国伝統のお祭り。想像以...
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