ハイブリッドカー
「ハイブリッドカー」に関する記事
Volkswagen|フォルクスワーゲン 全車種にPHVを導入へ
Volkswagen|フォルクスワーゲンVW、全車種にPHVを導入へVWグループのCEOであるDr.マルティン・ヴィンターコルンは、ドイツの自動車専門誌『auto motor und sport』web版でのインタビューで、近い将来、小型車をふくめたすべてのVW車にプラグインハイブリッドシステムを導入すると答えた。文=松尾 大2025年には空気電池で航続距離800km!ヴィンターコルンCEOは、現在のリチウムイオン電池技術は一時的な解決策であり、長い目で見たときに不十分だと考えているようだ。インタビューのなかで「私は、今後10年間はプラグインハイブリッドがもっとも正しい解決策だと考えています。そして、プラグインハイブリッドシステムは、いまあるVWグループのすべてのプラットフォームに搭載することができます」と、性急にEVを販売するよりも内燃機関を活かすことが現実的だとの考えを明らかにした。また、同時にレンジ・エクステンダーの開発も進められており、発電用の単気筒エンジンを搭載したアウデ...
Volkswagen XL1 concept|フォルクスワーゲン XL1 コンセプト
Volkswagen XL1 Concept|フォルクスワーゲン XL1 コンセプトカタールショーで超低燃費コンセプトカーを初公開フォルクスワーゲンはカタールモーターショーで画期的な低燃費を実現したふたり乗りのコンセプトカー「XL1」を世界初公開した。文=松尾 大111.1km/ℓ、CO2排出量24g/kmエコロジー技術において世界の自動車業界をリードしているフォルクスワーゲンが、圧倒的な環境性能を誇る新型コンセプトカーを世界ではじめて公開した場所は、石油の国、カタールで開催されているカタールモーターショーだった。限りある資源のひとつである石油、地球温暖化や酸性雨の原因であるCO2。気候変動をもっとも意識することが可能な場であるこのショーを選択したことは、決してアイロニーではなく、世界に向けたアナウンスの舞台としてもっとも適切な場所だったといえるだろう。XL1 は、フォルクスワーゲンによると一連の「1リッターカー戦略」の第3ステージに相当するものだとしている。21世紀の初頭、現在フ...
TOYOTA|トヨタ PHVとEVをカーシェアリング
TOYOTA iQ EV Concept|トヨタ iQ EV コンセプトTOYOTA PRIUS Plug-in Hybrid|トヨタ プリウス プラグイン ハイブリッドプリウス PHV、iQ EVがカーシェアリングに登場!トヨタは、野村不動産、大京、トヨタホームという3社のディベロッパーと共同で、2012年春からEVとプラグインハイブリッドカーによるマンション向けカーシェアリングを実施すると発表した。文=松尾 大iQ EVは続距離105km今回、トヨタが発表したのは、東京で計画中の「プラウド駒場」「プラウド杉並和田」および、愛知で計画中の「ヴィラス星ヶ丘の森」という計3棟のマンションにたいし、1棟あたり2台、計6台のプリウスPHVとEVを配備するというもの。配備する車両は、プリウスPHVについては2012年はじめまでに市販を開始する計画で、従来の家庭用電源から充電ができ、満充電状態では23.4km(JC08モード)のEV走行ができるとしている。プラグインであること以外は、従来のプ...
PORSCHE Panamera S hybrid|ポルシェ パナメーラS ハイブリッド クラス最小のCO2排出量を記録
PORSCHE Panamera S hybrid|ポルシェ パナメーラS ハイブリッドパナメーラにハイブリッドモデルを追加ポルシェAGは、4ドアスポーツサルーン パナメーラにハイブリッドモデル「パナメーラ S ハイブリッド」を追加すると発表した。文=松尾 大CO2排出量159g/km!販売開始から約15カ月のあいだに3万台近くが出荷され、アッパー/ラグジュアリーセグメントにおいて13パーセントのシェアを獲得したというポルシェ パナメーラ。そのパナメーラに、ポルシェがもつ市販車両のなかで2車種目のハイブリッドモデルとなる「パナメーラ S ハイブリッド」がくわわった。既報のとおりカイエン S ハイブリッドで実績のあるドライブユニットを搭載しており、そのスーパーチャージャーつき3.0リッターV6エンジンは、最高出力245kW(333ps)を発生。さらに、34kW(47ps)の電気モーターによってアシストされ、トータルでのシステム出力は279kW(380ps)を誇るパラレルハイブリッドだ...
VOLVO|ボルボ 3つのレンジエクステンダー
VOLVO|ボルボ3つのレンジエクステンダーを開発Text by OPENERS
ホンダ CR-Z アルファ・ブラックレーベル│HONDA CR-Z α・Black label
ホンダ CR-Z アルファ・ブラックレーベル│HONDA CR-Z α・Black labelブラックベースの内装で上質感漂う新グレードホンダは、スポーツタイプのハイブリッドカー「CR-Z」に黒を基調とした内装など専用装備をほどこした「α・Black label(アルファ・ブラックレーベル)」グレードを設定。8月8日(月)から販売すると発表した。文=谷中朋未ハイブリッド車としてはじめて6段MTを採用環境に優しいハイブリッドカーでありながら、俊敏で爽快な走りも味わうことができる「CR-Z」。今回、あらたにブラックの内装や16インチの軽量アルミホイールなどを装備した新グレード「アルファ・ブラックレーベル」が誕生した。ホンダのハイブリッドシステム「IMA」を搭載した「CR-Z」は、ハイブリッドカーとしてはじめての6段マニュアルを採用(パドルシフトつきのCVT<無段変速AT>も設定が可能)。1.5リッター直列4気筒エンジンの最高出力は84kW(114ps)/6,000rpm 、最大トルクは...
日産|新世代のCVT、ハイブリッドシステムを発表
日産|NISSAN新世代のCVT、ハイブリッドシステムを発表日産は、2.0~3.5リッターエンジン搭載車用の新世代エクストロニックCVTと、FF車用ハイブリッドシステムを公開した。Text by OPENERS3.5リッターエンジンまで網羅する新型CVT内燃機関の性能を高め、エネルギー消費の低減や、余分な重量を徹底的に取りのぞくことで燃費を向上させる、日産による包括的な取りくみ「ピュアドライブ」。それにおいてとくに重点を置いているのが、固定ギアのかわりにふたつのテーパー状プーリーと金属製ベルトを用いた無段変速機(CVT)を使うことだという。 日産は1992年にCVTをマーチにはじめて採用し、2010年には1.2~1.8リッターまでのエンジン用に小型軽量なエクストロニックCVTを発売している。そして今回、2.0~3.5リッターまでのエンジンを積むモデルに搭載される新型が発表された。この新型は、細軸化したプーリーと形状を変更した新開発のベルトを採用することで、軸間距離を大きく変えるこ...
Audi A8 hybrid フラッグシップサルーンにハイブリッドが登場!
Audi A8 hybrid|アウディ A8 ハイブリッドリッター15.6km走るアウディのフラッグシップサルーン登場!アウディは、「A8」にハイブリッドシステムを搭載したモデルを公開。同時に2012年から生産が開始されることが発表された。文=小池りょう子トータルで245hpのパワーを誇りながら、CO2排出量は148g/kmを実現! アウディ A8 ハイブリッドは、ドライブトレインに専用設計の2.0リッターTFSIエンジンと、最高出力40kW(54hp) 、最大トルク210Nmを発生する電気モーターが搭載され、トータルで180kW(245hp)、480Nmというパフォーマンスを発揮する。一方で、もっとも気になると思われる燃費は15.6km/ℓ、CO2排出量は148kg/km以下。A8 3.0 TFSIの燃費が9.2km/ℓ、CO2排出量が252g/kmということを考えると飛躍的に向上していると言える。ちなみに完全なEV走行も可能で、時速60km/hであれば、約3km走行可能だ。 ...
BMW i|ビー・エム・ダブリュー i 2台の車輛の詳細を公表
BMW i8 Concept|ビー・エム・ダブリュー i8 コンセプトBMW i3 Concept|ビー・エム・ダブリュー i3 コンセプトサブブランド「BMW i」が展開するPHV、EVの詳細を発表(1)BMWは今年2月により持続可能なモビリティソリューションの展開を専門的におこなうサブブランド「BMW i」を発足。同時にBMW iからは、電気自動車の「i3」、プラグインハイブリッド車「i8」が展開されることが発表されていたが、このたび両車輌が公開され、その詳細も明らかになってきた。文=小池りょう子未来志向のスポーツプラグインハイブリッドまずは、プラグインハイブリッド車「i8 コンセプト」。パワートレインにかんしては、モーターをフロントアクスルに搭載し、リアに最高出力164kW(220ps)、最大トルク300Nmを発生する3気筒エンジンが組みあわされる。0-100km/h加速5秒以下を達成しつつ、バッテリーには、大型のリチウムイオンを積み、燃費3ℓ/100kmという優秀な数値を記...
Porsche “Semper Vivus”|ポルシェ “Semper Vivus” ポルシェミュージアムで展示
Porsche Semper Vivus|ポルシェ Semper Vivus111年前の世界最古のハイブリッドカーを復刻展示「フェルディナンド・ポルシェ ハイブリッドシステムのパイオニア」展ドイツ・シュトゥットガルトのポルシェミュージアムで特別展「フェルディナンド・ポルシェ ハイブリッドシステムのパイオニア」が、5月10日(火)から6月13日(月)まで開かれ、世界最古のフルハイブリッドカー「ローナーポルシェ“Semper Vivus”」が復刻展示される。文=谷中朋美ポルシェ博士の先見性を感じられる展示内容世界最初のハイブリッドカーは、フェルディナンド・ポルシェ博士が1900年に設計。ガソリンエンジンと2つの発電機が充電装置として機能し、ホイールハブに組み込まれたモーターとバッテリーへ同時に電気を供給するという、現代のハイブリットカーや電気自動車につうずる高度なシステムが開発された。その年に開かれたパリ万博にも出展、1902年にはローナー社が「ローナーポルシェ」として量産化している...
Peugeot|508 RXH、HX1をフランクフルトで公開
Peugeot│プジョープジョーのEV&ハイブリッドモデルがぞくぞくとフランクフルトに登場!(1)プジョーは、9月13日から開幕するフランクフルトモーターショーに出品するディーゼルハイブリッド車「508 RXH」およびコンセプトカー「HX1」を公開した。文=松尾 大世界に先駆け、ディーゼルハイブリッドをラインナップまず注目したいのは、昨年欧州市場に投入された3008 Hybrid4に搭載された「Hybrid4」システムを積んだ508 RXHだ。世界ではじめてディーゼルエンジンと電気モーターを組みあわせたこのシステムの特徴は、前後輪をことなるパワーユニットで駆動する4WDシステムであること。前輪を2.0リッターのHDi FAPディーゼルエンジンというターボディーゼルエンジンが、後輪を電気モーターがそれぞれ受けもつパラレル方式のハイブリッドだ。モーターの補助をくわえた加速ブースト状態によるシステム出力は147kW(200ps)となる。最大トルクについては発表がなかったものの30...
Audi A3 e-tron|アウディ A3 e-tron A3にもe-tron!
Audi A3 e-tron|アウディ A3 e-tron次期型A3にもe-tron!アウディAGは、上海オートショーで次期A3ベースのプラグインハイブリッド車「A3 e-tron」を出展した。文=松尾 大モーターだけで54kmの走行が可能3月に開催されたジュネーブショーではRS3のパワーユニットを搭載したノッチバックボディの次期型A3のスタディモデルを発表したアウディ。今回、上海ではそのプラグインハイブリッド仕様を発表した。ボディサイズは、先に公開されたA3コンセプトとおなじ、全長4,440×全幅1,840×全高1,390mm、ホイールベースもおなじく2,630mmとなる。あたらしいA3はこれまで以上にプレミアム感を演出しており、後席のニースペースはプレミアムコンパクトセダン・セグメントにおいては最高レベルだという。また、ラゲッジスペースも410リットルと十分なものだ。 パワーユニットは、エンジンが155kW(211hp)の直列4気筒TFSIエンジンと、20kW(27h...
Audi R8 e-tron|アウディ R8 eトロン
Audi R8 e-tron|アウディ R8 eトロンフラッグシップスポーツのeトロンが登場アウディは「R8」をベースにしたEVスポーツカー「R8 eトロン クワトロ」を2012年の後半に市販化することを決定した。文=ジラフクワトロ+4モーターで、最高出力313psを発揮アウディ車史において、唯一のミドシップレイアウトをとるフラッグシップスポーツカーとして、現アウディラインナップの頂点にたつ「R8」。そのEVバージョンである「R8 eトロン クワトロ」は、2012年の市販が予定されており、メルセデス・ベンツ SLS AMG E-セルのライバル車として目されている。前後アクスルにそれぞれ2個、合計4個のモーターを搭載することで、最高出力313ps、最大トルク45.9kgmというR8の4.2リッターに引けを取らない数値を記録する。 また、パワートレインに、アウディ十八番の4輪駆動システム“クワトロ”が組みあわされることで、0-100km/h加速4.8秒、最高速200km/h(...
LEXUS GS450h|新型にはやくもハイブリッド
Lexus GS450h|レクサス GS450hあらたなフラッグシップにはやくもハイブリッドトヨタは、先日ペブルビーチ・コンクール・デレガンスで公開されたばかりのレクサスGSシリーズのハイブリッドモデル450hを発表した。文=松尾 大システム出力252kW、CO2排出量145g/kmレクサスから登場するGSシリーズの事実上のフラッグシップモデルたる450hの概要があきらかになった。GSのボンネットの下に搭載されるパワーユニットは、直噴システムD-4Sを採用した3.5リッターV6アトキンソンサイクルエンジンと2つの電気モーターからなり、エンジン単体、モーター単体、あるいはその両方で後輪を駆動する。エンジンについては「新設計の2GR-FXE」とするメディアもあるが、2GR-FXEはすでにレクサスRX450hに搭載済みのため、新設計かどうかは不明だ。システム出力は252kW(343ps)と公表されている。バッテリーについてはリチウムイオンの採用を見送られ、今回もニッケル水素電池となった。...
Audi Q5 hybrid quattro|アウディ Q5 ハイブリッド クワトロ
Audi Q5 hybrid quattro|アウディ Q5 ハイブリッド クワトロセダンとしての面持ちをもつSUVのハイブリッドを公開アウディは、11月17日からはじまったロサンゼルスモーターショーにて公開した、「Q5 ハイブリッド クワトロ」のPR映像の配信をはじめた。文=ジラフゼロエミッションでの最高時速は100km/h!Q5 ハイブリッド クワトロに搭載されるパワーユニットは、最高出力211ps、最大トルク350Nmの2.0リッター直列4気筒ターボ「TFSI」エンジンに、最高出力45ps、最大トルク211Nmを発揮するモーターを組み合わせたもので、バッテリーは12KWhのリチウムイオンバッテリーを採用。トータルでの最高出力は245ps、最大トルクは480Nmを誇る。これにより、0-100km/h加速7.1秒、最高時速222km/hを記録。高い動力性能をもちながら、燃費はおよそ14.3km/ℓ、CO2排出量は160g/kmに抑えられているという。またエンジンとモーターのパワー...