ハイブリッドカー
「ハイブリッドカー」に関する記事
世界最高のレースを楽しむ週末―WEC第7戦リポート|Audi
FIA World Endurance Championship 6 Hours of Fuji|FIA 世界耐久選手権 富士6時間レース世界最高のレースを楽しむという週末ル・マン24時間レースを頂点に、全8戦をあらそう、FIA 世界耐久選手権(WEC)の第7戦が、富士スピードウェイで開催された。Audiと記されたたくさんの看板を用意し、場所によっては、あたかもアウディのホームのようにも見えるほど、富士スピードウェイでも存在感を発揮するアウディ。そして、正真正銘ホームとなる富士スピードウェイに、じつに24年ぶりに帰ってきたWECへと、自慢のハイブリッドレーサーを投入するトヨタ・レーシング。ル・マン24時間レースを戦ったアウディとトヨタの両雄は、最新、最高のマシンをもって、3万人超が見守るなか、富士の裾野で激突した。Text by OGAWA Fumioまるでスプリントレースみたいだ!去る2012年10月14日に、FIA世界耐久選手権第7選が開催された。全長4.563kmのコースを6...
ハイブリッドスポーツLF-LC Blueが登場|Lexus
Lexus LF-LC Blue|レクサス LF-LC ブルーレクサス コンセプトハイブリッドスポーツLF-LC Blueをオーストラリアで発表レクサスは、今年1月、デトロイトモーターショーで発表したハイブリッドパワートレインを宿すコンセプトスポーツクーペ「LF-LC」の第2号にあたる「LF-LC Blue」を、10月19日開幕のオーストラリア国際モーターショー(通称 シドニーモーターショー)で公開する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)ハイブリッドパワートレインの出力は500psレクサスは、今年、デトロイトモーターショーに出展した「LF-LC」につづいて、「LF-LC」のセカンドバージョン、「LF-LC Blue」をオーストラリア国際モーターショーに出展する。ボディカラーはデトロイトで発表された「LF-LC」の赤から、オーストラリアのオパールに着想を得たという「オパールブルー」に変更され、インテリアは、前回の木目パネルから、ホワイトとブラウンでの仕上...
ベスト 3シリーズはどれだ?|BMW
BMW 3 Series|BMW 3シリーズディーゼル、ハイブリッド、4輪駆動……充実ラインナップの3シリーズは どれがいい?2011年10月、約7年ぶりのフルモデルチェンジが発表された6代目 BMW 3シリーズは、BMWの主力とあって、ここ日本でも、「328i」の発売以降、ハイブリッド、4WD、ディーゼル、ツーリングと、パワーソースや駆動方式、ボディ形状のバリエーションを次々と投入。現在はユーザーのニーズに応じてきめ細やかなモデルを提供する体制にある。これまででもっとも豊かなラインナップになった、このBMWニュー3シリーズ。いったいベストバイはどれなのか? おなじみ大谷達也氏の見解。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayukiいま 3シリーズとは?BMWの屋台骨を支える3シリーズが急速にラインナップを拡充している。今年に入ってデビューした6世代目3シリーズ(F30系)の流れをまとめると、次のようになる。1月30日 328...
アウディの未来エンジン|Audi
Audi future lab|アウディ フューチャー ラボアウディが描く未来の社会 前篇アウディ フューチャー エンジンプレミアムブランドがプレミアムブランドたるゆえんは、ただ、クルマが高級なだけでなく、そのブランドが将来実現したい社会へと行き着くための道筋に、クルマが位置づけられていることにも求められはしないだろうか? プレミアムブランドのクルマに我々が憧れるとすれば、それは、そのクルマが予告する未来が、我々にとって好ましいからではないだろうか? クルマにとどまらず、インフラをふくめ、サステイナブルな社会をめざして研究をつづける“Audi future lab”は、そんなことをおもわせる。今回は、前後編にわたって、このAudi future labからうまれた研究成果を、大谷達也氏がリポート。まずは未来のエンジンについて。Text by OTANI Tatsuya“技術による先進”の先端それはそれは盛りだくさんな内容だった。アウディが開催するテクノロジー ワークショップ、その名...
918スパイダー、ニュルを走る!|Porsche
Porsche 918 Spyder|ポルシェ 918 スパイダー918スパイダーにニュルブルクリンクで出会う現在YouTube上のチャンネル「Drive」では、2013年末の発売が予定されている、ポルシェのスーパースポーツカー「918スパイダー」に、EVOなどで知られるジャーナリスト Chris HARRISが同乗したビデオが公開されている。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)これが918スパイダーのコックピットだポルシェのプラグインハイブリッドスーパースポーツ「カレラGT」の後継たる「918スパイダー」については、これまで、OPENERSでも報じてきているが、2013年9月を予定している生産開始にむけ、開発は順調のようで、最近はプロトタイプがニュルブルクリンク北コースで7分14秒のラップタイムを記録したと報じられた(レクサス LFAは 7分14秒64。ダッジバイパー SRT10 ACRで、7分12秒13)。その918スパイダーに、ニュルブルクリンクで...
日独プレミアムハイブリッドサルーンの世界|LEXUS & BMW
BMW ActiveHybrid 5|ビー・エム・ダブリュー アクティブハイブリッド 5Lexus GS450h|レクサス GS450h日独ハイブリッドサルーン比較BMW アクティブハイブリッド 5 vs. レクサス GS450hトヨタ「プリウス」が登場してからはや15年。“ハイブリッドカー”は巷に希な存在ではなくなって久しい。そして、ひとくちに“ハイブリッドカー”といっただけでは、いまや、それぞれのクルマの本質にはほとんど触れることがない。たとえば、今回、大谷達也氏が乗りくらべる「レクサス GS450h」と「BMW アクティブハイブリッド 5」。この2台は、おなじセグメントのおなじハイブリッドカーではあっても、おなじようなクルマではない。今後、協力関係の成果も報告されてくるであろうトヨタとBMW。この2社の、現在のクルマづくりには、どんなちがいがあるのか? OPENERSはハイブリッドサルーンをとおして、日独プレミアムブランドをあらためて比較する。Text by OTANI Ta...
電動ポルシェがはじまる|Porsche
Porsche Panamera S e-hybrid|ポルシェ パナメーラ S eハイブリッド電動ポルシェがはじまる上海モーターショーにてポルシェ「パナメーラ」が初のモデルチェンジを果たした。注目をあつめるのは、よりエコ性能をたかめ、プラグインハイブリッド化という道をとった「パナメーラ S e-hybrid」だ。今回はその「パナメーラ S e-hybrid」ついて、これを解説するワークショップに出席した河村康彦氏のリポートをお届けする。ポルシェがかんがえる、あるべきエコカーとは何か?Text by KAWAMURA Yasuhikoただのプラグイン化であるはずがない4月に開催された上海モーターショーで初公開された、マイナーチェンジを受けた「パナメーラ」。成長をつづける中国市場を強く意識しての全長とホイールベースを拡大した「エグゼクティブ」グレードの追加、および、従来の自然吸気4.8リッター8気筒エンジンに代えて開発されたツインターボ付き3.0リッター6気筒エンジンのS / 4Sグ...
SクラスにインテリジェントなPHVモデルを追加|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz S 550 PLUG-IN HYBRID longメルセデス・ベンツ S 550 プラグインハイブリッド ロングSクラスにインテリジェンスなPHVモデルを追加メルセデス・ベンツ日本は、フラッグシップサルーン「Sクラス」に、プラグインハイブリッドとその機能を最大限に活かすテクノジーを搭載した「S 550 プラグインハイブリッド ロング」を導入。12月よりデリバリーが開始される。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)V8エンジンに匹敵するパワー最新のW222型「Sクラス」発表時にその存在が示唆され、2013年のフランクフルトモーターショーでお披露目された、Sクラスのプラグインハイブリッドモデルが日本でも販売を開始する。パワートレーンには、最高出力245kW(333ps)、最大トルク480Nmを発揮する3.0リッターV型6気筒ブルーダイレクト ツインターボエンジンと、最高出力85kW(115ps)、最大トルクは350Nmを発生...
アウディの未来を体験|Audi
Audi future lab tron-experienceアウディ フューチャー ラボ トロンエクスペリエンスアウディの未来体験今年も、アウディ フューチャー ラボにて、アウディのすすめる持続可能なモビリティについての発表がおこなわれた。今回はエクスペリエンス。無公害のクルマは、実現できるのか? 前回、提案されたさまざまなアイデアは、いよいよ現実味を増してきている。大谷達也氏のリポートをお届けしよう。Text & Some photographs by OTANI Tatsuyaクルマとエネルギーの両方を変える理由「アウディ フューチャー ラボ トロン エクスペリエンス」がベルリンで開催された。エクスペリエンスというからには、体験、つまり試乗が中心のイベントであるはず。事実、今回はCNGとガソリンの両方を燃料として使える「A3 スポーツバック g-tron」、「R8」のEVバージョンである「R8 e-tron」、「A1」にレンジエクステンダーシステムを搭載した「A1 e...
メルセデス・ベンツ Eクラスに日本で試乗|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz E-Class|メルセデス・ベンツ Eクラスメルセデス・ベンツ Eクラスに試乗Eクラスがマイナーチェンジを受けた……といっても、その内容が、外観からエンジン、安全装備と、およそ2,000箇所にもわたる、モデルチェンジに近いものであることは、すでにOPENERS読者諸氏もご存知のことだろう。今回は、そのEクラスを日本でテスト。最先端の安全装備と、注目の高効率エンジンを搭載した、「E 250」、「E 350 BlueTec」、「E 400 Hybrid」の3台を大谷達也氏とともにドライブした。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayuki自動運転だ!マイナーチェンジを受けたメルセデス・ベンツのあたしいEクラスで自動運転が可能になったと聞けば、誰もが驚くだろう。本当のことをいえば、それは完全な自動運転ではなく、「自動運転まであと少し」のテクノロジーだけれど、実際に手に触れると「ああ、時代はここまできたの...
スーパースポーツ PHEV「C-X75 プロトタイプ」を公開|Jaguar
Jaguar C-X75 Prototype|ジャガー C-X75 プロトタイプジャガーが誇る最先端技術の結晶スーパースポーツ プラグインハイブリッド「C-X75 プロトタイプ」を公開ジャガー・ランドローバーは、「C-X75 プロトタイプ」の最新の映像とスペックを公開した。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)1.6リッターにして850英馬力ジャガー「C-X75 コンセプト」は、ジャガーブランド誕生75周年を機に開発がスタートし、2010年のパリモーターショーに“サステイナブルなスポーツカー”として出展されたハイブリッドカー。イアン・カラム氏の手がけた流麗なデザインと、最高出力580kW、最大トルク1,600Nmという、レーシングカー並のスペックを誇り、2011年に250台限定での発売まで予告されていたものの、2012年に経済状況悪化のあおりをうけるかたちで市販化が中止されてしまったという経緯をもつ。今回公開されたプロトタイプは、これをリファイン...
アウディによる未来への提案─アウディ e-tron|Audi
Audi e-tron|アウディ eトロンアウディによる未来への提案アウディ ジャパン は、11月16日から18日の3日間、電気自動車のプロトタイプ 「e-tron」のアジア初となる試乗会を、箱根 ターンパイクにて開催した。今回もち込まれたのは、現行のアウディ車のラインナップ中でもっともコンパクトなボディをもつ「A1」をベースとする「A1 e-tron」と、「A3」の5ドアモデル「A3 スポーツバック」をベースとする「A3 e-tron」。このたびOPENERSでは、両車輌のインプレッションとともに、試乗会のために来日していた、アウディ・製品戦略担当 ハイコ・ゼーガッツ氏のインタビューをおこなった。写真=高橋信宏試乗|アウディ A1&A3 e-tron アウディによる次世代自動車開発プロジェクト「e-mobility」。このたび、その一環である2モデルが日本上陸を果たした。A1 e-tronはモーター用のバッテリーパワーを、エンジンによって補佐するレンジエクステンダー。A3...
918 スパイダー グッドウッドを走る|Porsche
Porsche 918 Spyder|ポルシェ 918 スパイダー918 スパイダー グッドウッドを走るポルシェのプラグインハイブリッドスーパーカー「918 スパイダー」。先週末に開催された、グッドウッド フェスティバル オブ スピードでは、ついにその走行が一般公開された。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)未来リードする高効率のスーパーカー今年のグッドウッド フェスティバル オブ スピードでは、生誕50周年をむかえた「911」がフィーチャーされ、同時に、予告されたとおりにポルシェの歴史的なレーシングカーが多数登場した。であれば、当然、ポルシェの最新スーパーカー「918 スパイダー」も登場しないはずはない。918 スパイダーはこれまでも公開はされていたものの、グッドウッドでは、一般大衆の前で、その走行を披露する、ダイナミックデビューとなった。ポルシェが今後の10年をリードするクルマとして投入する、この最新スーパーカーは、各種のアイデアを、ポルシェが201...
次期TTのデザインを予告するコンセプトカー|Audi
Audi allroad shooting brake|アウディ オールロード シューティングブレーク次期TTのデザインを予告するコンセプトカーアウディはデトロイトモーターショーで、コンパクトなクロスオーバーコンセプトカー「オールロード シューティングブレーク」を発表した。2モーターを採用するハイブリッドシステムや、2ドアのクロスオーバーフォルムが目をひくが、じつはこのモデルは、次期「TT」のデザイン プロポーザルであるとの見方が強い。Text by SAKURAI Kenichiこれからのアウディデザインをしめすクロスオーバーコンセプトカー「オールロード シューティングブレーク」は、RVスポーツモデルのあたらしいデザイン提案であると同時に、アウディデザインのあたらしい方向性を示唆する重要なモデルである。ロードクリアランスをじゅうぶんに確保した高い車高や、2トーンに塗り分けられたボディの上下カラーリングなどでクロスオーバーとしてのニューモデルをイメージしがちだが、このモデルの各パー...
フォードが取り組む持続可能なモビリティ|Ford
L.A. Autoshow Special InterviewFord Fusion Energi|フォード フュージョン エナジーフォードが取り組む持続可能なモビリティ「L.A.オートーショー」に出展されたフォードの研究車両「フュージョン エナジー」は、コカコーラのペットボトルを製造するリサイクル可能な原料から、シート表皮やドアトリムなどの内装材がつくられる「プラントボトル テクノロジー」を採用した1号車だ。フォードとコカコーラが参画する共同研究プラントボトル テクノロジーとはいったいどんなものなのか。フォードのマーケティングマネージャーとして、フォード「フュージョン エナジー」の開発に携わったサマンサ・ホイトさんに話をうかがった。Text by SAKURAI KenichiPhotographs by WATANABE Shinsuke & Ford Motor Company米国の2大アイコンが環境技術でコラボフォードは異業種とのコラボレーションに積極的だ。過去には...