コンパクトカー
「コンパクトカー」に関する記事
Fiat|パンダの復活、プント エヴォからプントへ
Fiat Panda│フィアット パンダFiat Punto│フィアット プントツインエアを積極的に採用した2モデルのリファイン(1)フィアットは、フランクフルトモーターショーで第3世代パンダおよび、ツインエアエンジン搭載のプントなどを発表する。文=松尾 大パンダ8年ぶりのフルモデルチェンジフィアットからの一番のニュースは累計650万台を売り上げた名車パンダのフルモデルチェンジだ。1980年にデビューした初代、発表されるや欧州カー・オブ・ザ・イヤーなどを獲得したフィアットを代表する一台だった2003年デビューの2代目と、この車名が世に出て30年以上経過するのに、やっと3世代目に突入することになる。エクステリアデザインは、写真で見てもわかるとおり、キープコンセプトといえるだろう。プラットフォームを共用する500やランチア イプシロンが比較的低めの車高をもつことから、差別化しようという意図が見てとれる。公表されているディメンションは、全長3,650×全幅1,640×全高1,550mm。...
Audi Urban Concept EV|アウディ製タンデムEV 画像を追加!
Audi Urban Concept EV|アウディ アーバン コンセプト EVアウディ製、タンデムEVがフランクフルトでデビュー!アウディは、カテゴライズされないまったくあたらしいコンセプトをもつという二人乗りのタンデムEV「アウディ アーバン コンセプト」のあたらしい画像を公開。ワールドプレミアは、9月13日開催のフランクフルトモーターショーを予定している。Text by OPENERSレーシングカーの技術を踏襲したモビリティタンデム、EVという要素だけを鑑みれば、すでに予約受付を開始しているフランス・ルノーの「トゥイージー」がある。一方のアウディ アーバン コンセプトの特徴は、トゥイージーとおなじようにスクーター並の手軽さ、電気駆動という点にくわえ、レーシングカーの技術を踏襲したアウディ車らしい走りの楽しみも兼ねそなえているという。外観のイメージを一目見ればわかるとおり、アウディ アーバン コンセプトはどのモデルもベースとしない、一から開発がすすめられたクルマだ。エクステリア...
Volkswagen up!|スモールカーファミリーを公開
Volkswagen up!|フォルクスワーゲン up!フォルクスワーゲン、スモールカーup!ファミリーを公開(1)フォルクスワーゲンは、あたらしいスモールカーup!とその派生車種をフランクフルトモーターショーで公開した。文=松尾 大23.8km/ℓ、CO2排出量100g/km以下! コンセプトモデルとしてこれまで何度か公の舞台に立ったフォルクスワーゲンのスモールカー「up!」がついにデビューする。このup!のボディサイズは、全長3,540×全幅1,640×全高1,480mm、ホイールベース2,420mmとかなり小さいものでありながら、大人4人の乗車が可能だという。日本の軽自動車規格が全長3,400×全幅1,480×全高2,000mm以下、3+1シーターというスタイルを打ち出したトヨタiQが全長2,985×全幅1,680×全高1,500mmであるから、全長が軽自動車程度、そのほかの外寸がiQなみといったところだ。 ブルーモーションテクノロジー搭載によりさらに優れた環境性能に...
スポーティな500Sと、女性の日に向けた500Cの特別仕様車|Fiat
Fiat 500S Essenza|フィアット 500S エッセンツァFiat 500C Mimoza|フィアット 500C ミモザスポーティな500Sと、女性の日に向けた500Cの特別仕様車FCAジャパンは、フィアット「500(チンクエチェント」のラインナップのなかでも、マニュアルトランスミッションを搭載した「500S」と、オープンモデル「500C」のそれぞれに特別限定モデルを設定し発売する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ラグジュアリーレザーシートの500S エッセンツァフィアット「500」のなかでも、875cc直列2気筒ターボエンジンをマニュアルシフトで操作できるスポーティなモデル「500S」に、特別仕様車「エッセンツァ」が登場する。エッセンツァはエクステリアにグレーの専用カラーをまとい、内装にはイタリアの家具ブランド「ポルトローナ・フラウ」のレザーシートを採用。シートはブラックにレッドのアクセントがあしらわれており、500Sのスポーテ...
Audi A1 quattro|アウディ A1 クワトロ
Audi A1 quattro|アウディ A1 クワトロ「A1」にクワトロ搭載モデルが登場アウディはプレミアムコンパクトカー、A1にフルタイム4WDシステム「クワトロ」を搭載したモデルのテスト写真を初公開した。文=松尾 大S1として登場か?先日、日本で発表されたばかりのアウディ A1。現在、日本に導入されているのは1.4TFSIのみで、欧州においても4輪駆動モデルは発売されていない。しかしながら、アウディの代名詞であるクワトロの登場を願う声も大きい。そこで、アウディは開発段階のクワトロモデルの写真を公表した。写真が撮影されたのは、雪に覆われたカナダ・モントリオール郊外。雪上走行テストのようすであるが、とくにティーザー的なカモフラージュなどはされていないことから、ほぼこのままの姿で市販されるものとみられる。ただ、アウディとしてはラインナップに追加されるという言及をさけ、「将来の高性能版A1」というヒントを出していることから、スタンダードなA1に追加されるのではなく、予てから噂になって...
ホンダ フィット 誕生10周年を記念する特別仕様車登場
ホンダ フィット|HONDA FIT誕生10周年を記念する特別仕様車登場ホンダは、スモールカー「フィット」の発売10周年を記念し、「1.3G・10thアニバーサリー」「HYBRID・10thアニバーサリー」「RS・10thアニバーサリー」の計3タイプの特別仕様車を販売開始した。文=小池りょう子10周年を記念したお買い得モデルが登場月間販売台数一位を数度記録し、優れた燃費を誇るスモールカー「フィット」は、今年で発表から10年を迎える。今回、その10周年を記念した3タイプの特別仕様車が販売開始された。まず、1.3リッターエンジンを積む「1.3G・10thアニバーサリーII」は、バックモニターつきオーディオや、IRカット(遮熱)/UVカット機能つきフロントウィンドウガラスなどを標準装備。1.3リッターエンジンのハイブリッドシステムを組みあわせる「HYBRID 10thアニバーサリー」には、キー自体を挿しこまなくても、エンジンの始動、ドアの解錠/施錠ができるHondaスマートキーシステムや...
RENAULT LUTECIA S|30台限定のスポーティな仕様を纏ったルノー ルーテシアS、販売開始|RENAULT
RENAULT LUTECIA S|ルノー ルーテシアSスポーティな仕様を纏った30台限定のルノー ルーテシアS、販売開始ルノー・ジャポンは「ルノー ルーテシア」に、スポーティな装備を纏った特別仕様車「ルノー ルーテシアS」を導入し、全国のルノー正規販売店で販売を開始した。文=小池りょう子トリコロールカラーの3色それぞれ10台ずつが用意される限定モデル1990年のデビューから2010年まで、100カ国以上で1000万台以上が販売されているコンパクトハッチバック「ルノー ルーテシア」。初代と3代目のモデルがヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、高い評価を受けている。このルーテシアに、さらなるスポーティ仕様を纏った「ルノー ルーテシアS」が追加される。16インチの専用ホワイトアロイホイール、特別塗装のフロントエアインテーク下部、リヤスポイラー、サイドミラーなどの外装パーツを装備し、トランスミッションはマニュアル・トランスミッション(MT)のみが採用される。 ボディカラー...
ASTON MARTIN Cygnet|アストンマーティン製ラグジュアリーコンパクト販売開始!
ASTON MARTIN Cygnet|アストンマーティン シグネットアストンマーティン製ラグジュアリーコンパクト「シグネット」販売開始!(1)アストンマーティンは「ラグジュアリーなテイラーメイド・シティカー」として開発した「シグネット」を10月24日に香港で発表。同日から、日本および香港で発売した。文=松尾 大ベースモデルは475万円からトヨタiQをベースにアストンマーティンがもつ文法に則り、企画・生産されたラグジュアリーなコンパクトカー「シグネット」がついに日本で販売されることになった。本年なかばより、欧州市場で先行販売されているシグネットは、トヨタiQとほぼ同寸法の非常にコンパクトなボディに、ローエミッションの1.33リッターデュアルVVT-iエンジンを搭載する注文生産モデル。メカニズムについてはトヨタiQとほぼおなじものと見ていい。しかし、メタル製グリルやリヤコンビネーションランプなど、ひと目でアストンマーティン車だとわかるエクステリアデザインをもち、ダイヤモンドパターンの...
MINI CRYSTAL|ミニ クリスタル 内外装がエレガントに彩られた特別仕様車登場
MINI CRYSTAL|ミニ クリスタル内外装がエレガントに彩られた特別仕様のミニBMWは、同社のプレミアムコンパクトカーブランドMINIの特別仕様車「ミニ クリスタル」を発表し、全国のMINI正規ディーラーで販売を開始した。文=小池りょう子専用色「ハイクラスグレーメタリック」を纏ったモデル今回発表された「ミニ クリスタル」は、ミニ クーパーおよびミニ クーパーSをベースとする特別仕様車。「クリスタル」のネーミングは、1851年にロンドンで開催された第一回万国博覧会の会場に建てられた「The Crystal Palace」という水晶宮に由来するという。その名のとおり、輝きを放つ専用のボディカラー「ハイクラスグレーメタリック」で染められていることが同車の最大の特徴だ。エクステリアにかんしては、ボンネットのストライプに水晶を思わせるような模様がくわえられ、専用のサイドスカットル、ミラーキャップ、17インチツインブレードスポークなどを装備する。 インテリアには、サテライトグレ...
MINI Coupe|ミニ クーペ 詳細とムービーを公開
MINI Coupe|ミニ クーペ2シーターミニの詳細とムービーを公開先日、ティーザー段階でのドライビングシーンが公開されたMINIの2シーターモデル「MINI クーペ」の詳細が明らかになった。Text by OPENERS4モデルをラインナップMINI クーペは既報どおり、1.6リッター4気筒のガソリンエンジンを積むMINI クーパー クーペ(最高出力90kW(122hp)/6,000rpm、最大トルク160Nm/4,250rpm)、MINI クーパー S クーペ(最高出力135kW(184hp)/5,500rpm、最大トルク240Nm/1,600-5,000rpm)、MINI ジョン クーパー ワークス クーペ(最高出力155kW(211hp)/6,000rpm、最大トルク260Nm/1,850-5,600rpm)、そして2.0リッター4気筒ディーゼルエンジンを搭載するMINI クーパー SD クーペ(最高出力105kW(143ps)/4,000rpm、最大トルク305Nm/1...
MINI クーペにつづく市販車史上初のロードスターが登場|MINI
MINI Roadster|ミニ ロードスターMINI史上初の2シーターオープントップモデル登場!2009年のフランクフルトショーでMINI クーペ コンセプトとともに登場したMINI ロードスター コンセプト。このたび、MINI市販車史上初の2シーターオープントップ仕様となる同車の量産モデルがお披露目された。Text by OPENERS英国ロードスターの歴史を踏襲する手動式ソフトトップを採用MINI ロードスターは、現行のラインナップに第6のモデルとして追加される。外観は、丸みを帯びたプロポーションに水平のライン、楕円のヘッドランプと典型的なMINIのデザインイディオムに準じているが、MINI コンバーチブルよりも13度傾斜したウィンドスクリーン、6角形に大きく開いたラジエーターグリルなどによって、スポーティさが強調されている。注目のソフトトップには「英国ロードスターの歴史を踏襲」したというクラシックな開閉手動式を採用。このソフトトップを閉めると、MINI クーペ同様のエレガン...
207の後継「プジョー 208」公開|Peugeot
Peugeot 208|プジョー 208207の後継「208」がアンヴェール「新時代の突入」「ネクストステップへの布石」「あたらしいアイコン」とプジョーの経営陣が太鼓判を押す、207の後継モデル「208」が公開された。Text by OPENERS508に近似したあたらしい顔だちに「コンパクトなボディ、広びろとした室内、これらの相反する要素を両立させたかった」とプジョーは語る。ディメンションにかんしては、207と比較すると全長にしてマイナス7センチメートル、全高はマイナス1センチメートルとなり、エントリーモデルの車輌重量は975kgで、207の1,210kgから大幅に軽量になっていることがわかる。そのいっぽうで、後席のシートを5センチメートル高くするなどによって、ラゲッジスペースの容量も確保したという。エクステリアは、ティーザーとして公開されたムービーで語られていたように、一筆で描けてしまいそうなほどシンプルなデザインでありながら、ボンネットやサイドにいれられたラインが彫刻的な美し...
フォルクスワーゲンが第42回東京モーターショー2011の出展概要を発表|Volkswagen
Volkswagen|フォルクスワーゲン第42回東京モーターショー2011フォルクスワーゲンが東京モーターショーの出展概要を発表フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、12月3日(土)からはじまる「第42回東京モーターショー2011」への出展内容を発表した。文=小池りょう子「ザ ビートル」「ブリー」をジャパンプレミア第42回東京モーターショー2011において、フォルクスワーゲンは2台のワールドプレミアを予定している。その名称および仕様の詳細は、11月30日のプレスデーで公開となり、現段階ではあきらかにされていない。いっぽうこのたびの概要発表のなかでの注目モデルといえば、今年4月にベルリン、ニューヨーク、上海で世界同時発表した「ザ ビートル」だろう。同車は、「The 21st Century Beetle」のキャッチフレーズをともなって登場し、技術、スタイルともにフォルクスワーゲンのDNAを結集したとされるモデル。 今回展示される3台のザ ビートルのうち1台は、米国の著名なギター...
Volkswagen GOLF blue e-motion|フォルクスワーゲン ゴルフ ブルー e モーション LAモーターショーにて公開
Volkswagen GOLF blue e-motion|フォルクスワーゲン ゴルフ ブルー e モーション駆け抜ける5ドアEVゴルフフォルクスワーゲンはロサンゼルスオートショーの期間中、2014年に発売開始予定というゴルフのEV「ゴルフ ブルー eモーション」を報道陣に公開し、試乗する機会をあたえた。文=松尾 大欧州最大のポピュラーカーの未来形ヨーロッパ最大のポピュラーカーについにEVがデビューする。ブルー eモーションという名前があたえられた次世代の実用車は、最高出力85kW(115ps)と最大トルク270Nm(27.5kgm)を発揮するモーターを通常のエンジンと同様にボンネットの下に搭載。前輪を駆動し0-100km/h加速は11.8秒、最高速度は135km/hとなっている。また、リチウムイオンバッテリーを車体最後部に搭載し、現段階での最大航続距離は150kmとしている。ただし、EVはドライビングスタイルやモーターパワーをつかうヒーター、エアコンなどの使用によって、電気の消費...
Volkswagen Polo|フォルクスワーゲン・ポロ(前編) | ゴルフに通じるオールラウンダー
Volkswagen Polo|フォルクスワーゲン・ポロ(前編)ゴルフに通じるオールラウンダーフォルクスワーゲン・グループ・ジャパンが発売した小型車ポロ(203万円)。4メートルを切るコンパクトな全長に、低回転域から豊かなトルクを発生する1.4リッターエンジンを組み合わせた4ドアハッチバック。作りのよさと経済性を併せ持った高品質のドイツ車だ。文=小川フミオ写真=河野敦樹10・15モード燃費は17km/ℓベストセラー、ゴルフの下に位置するのがポロ。サイズやエンジンなどがひと回り小さく、市街地での使い勝手などを重視するユーザーに広く受け入れられている。「デザイン、品質、環境性能、安全性、機能性、快適性のすべてを高いレベルでコンパクトなボディに凝縮」と輸入元のフォルクスワーゲン・グループ・ジャパンがするように、ゴルフに通じるオールラウンダーぶりが魅力だ。最新のポロは経済性も見逃せない特徴だ。小型1.4リッターエンジンに、高速でエンジン回転数を低く抑えるなど低燃費走行に寄与する7段ギアボッ...