インタビュー
「インタビュー」に関する記事

自然と芸術の幸福な関係「SALON de CHAUMET」|CHAUMET
CHAUMET|ショーメ自然と芸術の幸福な関係「SALON de CHAUMET」「SALON」とは「客間」を意味するフランス語。17世紀の初め、貴族が芸術家や知識人を屋敷に招いて、知性や創造性を互いに刺激し合う時間を持ったことがはじまりでした。「CHAUMET(ショーメ)」の最初のお客様であったナポレオンの皇后、ジョゼフィーヌも、多くのサロンを開いて新しい文化を生み出していったのです。カリブ海、マリティニーク島生まれだった彼女は、洗練された明るいクリエイティビティを持った女性でした。そんなジョゼフィーヌの意思を受け継ぎ、『SALON de CHAUMET』が東京で開かれます。第2回目のテーマは「自然主義」。独自の分野でそれぞれに輝きを放つクリエーター達が集まりました。Photographs by JamandfixText by OGATA Mariko二俣公一|FUTATSUMATA Koichi空間・プロダクトデザイナー。1975年鹿児島生まれ。「CASE-REAL...

ザ・ペニンシュラホテルズが誇る美しきインターナショナル・ウーマンの姿とは|INTERVIEW
ザ・ペニンシュラ香港 総支配人兼香港・タイ地区ヴァイスプレジデント|INTERVIEWレイニー・チャンの魅力に迫る(1)東京のビジネスマンなら誰もが知っているラグジュアリーホテル、「ザ・ペニンシュラホテルズ」。しかし、その旗艦ホテルが香港だということをご存知だろうか。そして、その旗艦ホテルの総支配人が、レイニー・チャンという女性だ。ホテリエのキャリアがおよそ30年に渡り、その約半分がマネージメント職という彼女がいかにチームワークと、ホスピタリティを大切にしているか。また、その想像以上に多忙な生活を一切感じさせない美しさと、女性らしく輝き続ける秘訣について、チャン氏に語ってもらった。Photographs by TANAKA TsutomuText by ASAKURA Nao今となっては、すべて結果オーライ――ホテリエになろうと思ったきっかけは何ですか?まず、約7年間勤めたハワイのホテルでキャリアをスタートしました。ハワイにはそのとき観光業と不動産業の大きな二つの産業があったのです...

CHICO SHIGETA ブランド10周年スペシャルインタビュー|SHIGETA
SHIGETA|シゲタCHICO SHIGETA ブランド10周年スペシャルインタビュー「私は、その人が持つ輝きを解き放ちたい」革新的なメソッドでウェルビーイングを説き続けてきたSHIGETAが、今年10周年を迎えた。この節目にSHIGETAがローンチするのは、植物の力をサイエンスの力でネクストレベルまで引き出したスキンケアライン。のみならず、全製品のパッケージとロゴをリニューアルした。これからSHIGETAはどこへ向かっていくのか。内なる想いをCHICO SHIGETAが語る。Photo by TANAKA TsutomuText by AYANAテクノロジーとオーガニックは共存できる「10年前は、だれも植物にスキンケア効果なんて期待していなかった」とCHICOさんはいう。かつてオーガニックコスメが「ナチュラルライフを楽しむためのもの」だと誤解されていた時代、SHIGETAは彗星の如く登場した。あえてオーガニック感を排除したモダンでクリーンなパッケージにこだわり、直接肌に塗布する...

香りをデザインするフレグランス 『Jo Malone London』|INTERVIEW
Jo Malone London|ジョー マローン ロンドンライフスタイルディレクターDebbie Wildインタビュー東京は港区・TABLOID。潮風が香る湾岸のこの地にて、ロンドンのライフスタイルブランド『Jo Malone London』(ジョー マローン ロンドン。以下JML) の新作「BASIL & NEROLI (バジル & ネロリ) 」発表会が行われた。そのため来日していたライフスタイルディレクター、デビー・ワイルド(Debbie Wild)に、香りの秘密について伺った。Photographs by SUGA TakeshiText by ASAKURA Nao テーマは“ロンドン ラーク”。バジルを主役に据えた魅惑の香りとは?――新作のバジル & ネロリを「キラキラした光を感じる仕上がり」「植物園のようなイメージ」と表現されていますが、20年ぶりにジョー マローン ロンドン(以下、JML)の象徴的な材料であるバジルを使ったフレグランスを作ろうと思った...

萩原輝美 連載 vol.153|デザイナー 髙田賢三インタビュー
改めて“量産”に挑むデザイナー 髙田賢三インタビュー髙田賢三さんは日本人でパリコレクションを発表した初めてのデザイナーです。8o年代に入ると賢三さんを追いかけるように日本人デザイナーがパリを目指しました。1970年から1999年まで自身のブランドのファッション デザイナーとして活躍します。その賢三さんが15年ぶりに「SEPT PREMIERES」のためにオリジナルデザインを手がけたSEPT PREMIERES by Kenzo Takadaを発表しました。「華やかじゃなきゃ、ファッションじゃない」と大好きなしゃくやくの花をイメージした作品が並びます。発表レセプションで来日した賢三さんに聞きました。Text by Terumi Hagiwaraデザインしたいものはずっと変わらない――15年ぶりの服作りということで、パリではかつてのスタッフとミニアトリエを復活させたとか。髙田賢三(以下、髙田) はじめスタートする時は緊張しました。昔の感じがすぐにはつかめなくって。――スタートしたら?髙...

萩原輝美 連載 vol.152|YUIMA NAKAZATO インタビュー
デザインするのは服ではなくボディ。めざすは空間デザイナー YUIMA NAKAZATO中里唯馬さんは7月行われたパリ・オートクチュールで日本人招待デザイナーとしてコレクションを発表しました。会場は多くのデザイナーが使う「パレ・ド・トーキョー」の地下ホール。コレクションを主宰するサンディカに参加を働きかけ、結論が出たのが5月。半年かけたチャレンジとコレクションを聞こうとショー翌日、パリのアトリエを尋ねました。Text by Terumi Hagiwaraファッションデザイナーという枠にとらわれない――EXILEや映画「ルパン三世」など舞台衣装デザイナーとしても活躍していますね。クチュール参加を決めた思いとは…?中里唯馬(以下、中里) 舞台衣装は劇場に足を運んでくれる人たちの目にしか触れません。もっと多くの人たちに僕の作品を見てもらいたかった。衣装製作はオートクチュールと同じ1点ものです。挑戦するにふさわしいステージだと思った。――作品は小さなユニットを手で繋げた量感たっぷりのドレス。...

AYAKOスペシャルインタビュー「この秋、アディクションはネクストステージへ」|ADDICTION
ADDICTION | アディクションクリエイティブディレクターAYAKO スペシャルインタビューこの秋、ADDICTIONはネクストステージへ (1)これまでも一貫して、しなやかで凛とした本質的な女性美を提案してきたADDICTION。ブランドデビュー7年を経て、ついにスキンケアプロダクトが登場する。白いボトルに身を包むそれは、クリエイティブディレクターAYAKOさんのこだわりを余すところなく詰め込んだ「オイルクレンジング アディクション」だ。またそれに先駆けて、新しい「HAZY」な女性像を打ち出す2016年秋冬コレクションをローンチ。ビッグニュースのプレゼンテーションのために来日したAYAKOさんに、今の気持ちを訊いた。Photo by JAMANDFIXText by AYANAメイクアップを「美しく落とす」ということこれまでのADDICTIONに、スキンケア商品がまったくなかったと言えば嘘になる。どこにでも持ち歩き、また旅を意識してプロデュースされた、肌にうるおいをチャージ...

特集|小木"Poggy" 基史「セレクトショップの未来はどこへ向かう」
UNITED ARROWS & SONS|ユナイテッドアローズ&サンズバイヤー 小木"Poggy" 基史セレクトショップの未来はどこへ向かうUNITED ARROWS & SONS(ユナイテッドアローズ&サンズ)の指揮を執る小木"Poggy(ポギー)"基史氏。いまでこそ業界では知らない人がいないほどの名物バイヤーだが、彼がどのようにして東京のファッションシーンを牽引する一人となったのか、そのルーツを探った。Photograph by OPENERSText by OPENERS前編「バイヤーへの道は1日にしてならず」今年で40歳になる名物バイヤー、小木”Poggy(ポギー)”基史氏の原点を伺う。後編「ファッションは果たしてカルチャーになり得るのか」小木氏の仕掛けてきたこと、今後の展望に関して探る。

小木"Poggy" 基史「セレクトショップの未来はどこへ向かう」|UNITED ARROWS & SONS
UNITED ARROWS & SONS|ユナイテッドアローズ&サンズバイヤー 小木"Poggy" 基史セレクトショップの未来はどこへ向かう(前編)UNITED ARROWS & SONS(ユナイテッドアローズ&サンズ)の指揮を執る小木"Poggy(ポギー)"基史氏。いまでこそ業界では知らない人がいないほどの名物バイヤーだが、彼がどのようにして東京のファッションシーンを牽引する一人となったのか、そのルーツを探った。Photograph by OPENERSText by OPENERSバイヤーへの道は1日にしてならず小木さんは1976年生まれというから、今年40歳になる。いまでこそ業界では知らない人がいないほどの名物バイヤーであり、いまの東京のファッションシーンを牽引する一人と言えるが、ここまでの道のりはなかなかにドラマティックだ。「札幌の出身で高校生くらいからファッションに目覚めて、藤原ヒロシさんとかNIGO®さんとかに 憧れていまいしたね。服飾の...

FPM・田中知之が聞く「セイコー プレザージュ」に込められた作り手の思い|SEIKO
SEIKO|セイコーバーゼルワールド 2016で発表されたセイコーの自信作田中知之が感じた「セイコー プレザージュ」の美学(1)本年のバーゼルワールドで、もっとも注目を集めた日本ブランドの腕時計のひとつである「セイコー プレザージュ」。セイコーが自動巻き腕時計を手がけて、60年を迎える節目に、本格的にグローバル展開することを発表した機械式時計のブランドだ。2016年5月、ブランドを代表する「プレステージライン」から新モデルが発表され、時計店の店頭で存在感を示している。腕時計愛好家としても知られるFPMの田中知之さんが、この時計の魅力を掘り下げるべく、プレザージュの商品企画担当者と対談。手に取ったものを魅了する、その背景に迫る。Photograph by JAMANDFIXText by OPENERSプレーンなセイコーらしい表情をたくわえた3タイプをラインナップ従来のドレッシーなイメージから脱し、スポーティで精悍なデザインをたくわえたセイコー プレザージュの新しいプレステージライン...

連載|the rumored “CHALIE VICE” 第2回 英国紳士の審美眼
CHALIE VICE|チャーリー・ヴァイス友人たちが感じた遊びの達人の粋なセンス英国的モノ選びの基準とは?11月に伊勢丹大創業祭として伊勢丹新宿店・メンズ館にておこなわれた「ブリティッシュ ウイーク」。そのさい、メンズ館8階レジデンス「THE GALLERY by CHALIE VICE」で展示されていたのが、ジェームズ・ボンドにまつわるアイテム。そのオーナーこそが、チャーリーの友人のひとりであり、英国のラグジュアリーブランドを数多く取り扱う、BLBG(ブリティッシュ・ラグジュアリーブランド・グループ)代表取締役の田窪寿保さんだ。そこでチャーリーが好む英国的なモノ選びの基準をうかがった。Photographs by KOMIYA KokiText by ITO Yujiチャーリーがかんがえる、英国らしさ世界中を旅することで、独特な感性を身につけたチャーリー・ヴァイスはカルチャーやモノ選びにおいても一家言をもっている。そうした嗜好のよき理解者であり、友人でもあるのが田窪寿保さん。前...

特集|ロンドンで艶やかな紳士に 吉田麻也選手の映像を近日公開|OPENERS Special
OPENERS Special|オウプナーズ スペシャル吉田麻也選手の映像を近日公開プレミアリーグ・サウサンプトンFCに所属し、日本を代表するフットボール選手 吉田麻也。OPENERS(オウプナーズ)は、世界のトッププレイヤーたちと激しくぶつかり合う彼をフィーチャーしました。吉田麻也に宿る肉体と精神の源は、どこにあるのか・・・普段は見せない隠されたしなやかさと艶やかなジェントルマンの姿をロンドンにて、ファッションディレクター 祐真朋樹氏がディレクションし映像におさめました。素敵にスーツを着こなし、「新たに始まる戦いに闘志を秘めた吉田麻也ーMADE TO MATCH」を近日公開します。ご期待ください。Movie&Photographs by JAMANDFIXText by OPENERSロンドンで艶やかな紳士に2008年 北京五輪の代表に選ばれ、2010年 国際Aマッチデビューを飾ったのちは、代表として2011年 アジア杯カタール大会優勝、2012年 夏のロンドン五輪ではキ...

Double Act新シリーズにベレマシーナ姉妹をフィーチャー|Stella McCartney
STELLA McCARTNEY|ステラ マッカートニーDouble Act新シリーズにベレマシーナ姉妹をフィーチャーステラ マッカートニーは、スタイリングシリーズ Double Actの新シリーズを発表した。キービジュアルにはロンドン出身の姉妹で最先端のクリエイティブデュオ、グレタ&コジマ ベレマシーナ(Greta & Cosima Bellamacina)をフィーチャー。詩人のグレタと、イラストを手がけているアーティストのコジマが、彼女たち独自のスタイリングを見せてくれる。二人のインタビューと動画も掲載する。Text by ELESINMETA Yukaロンドン出身の姉妹で最先端のクリエイティブデュオロンドン出身の姉妹で最先端のクリエイティブデュオ、グレタ コジマ ベレマシーナが、ステラ マッカートニーのスタイリングシリーズ Double Act新シリーズに登場。ハートブレイクやフェミニズムなどを主な題材とする詩人のグレタと、現在児童書の初編のイラストを手がけて...

上原ひろみがトリオの可能性をどこまでも追求した『SPARK』を語る|INTERVIEW
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクトfeat. アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス待望のニューアルバムが発売上原ひろみ、『SPARK』について自ら語る(1)上原ひろみのニューアルバム『SPARK』が発売された。アンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップスとの作品づくりは前作『ALIVE』につづくもので、このトリオの結成から約5年、通算4作目になる。この三人でなければできない音楽があるという上原が、新作『SPARK』について語った。Photographs by KOMIYA KokiText by NAGASAKI Yoshitsuguアルバム全体でストーリーを表現した『SPARK』上原ひろみについて、今さら多くの説明は必要ないだろうが、おそらく世界のジャズシーンで最も有名な日本人の一人であることに疑いの余地はない。彼女のニューアルバム『SPARK』は、アンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップスとともにつくり上げてきたザ・トリオ・プロジェクトの最新作でもある。「今回...

フェラーリの極東エリア責任者にインタビュー|Ferrari
Ferrari|フェラーリフェラーリ極東エリア統括CEO、ディーター・クネヒテル氏にインタビュー次の世代のフェラーリオーナーを開拓したい年に1度のフェラーリ オーナーとファンのためのイベント「フェラーリ・レーシング・デイズ」。今年も3月5日、6日の2日間にわたって、鈴鹿サーキットを舞台に開催された。フェラーリにおける極東エリアの総責任者、ディーター・クネヒテル氏に、会場で話を聞いた。Text by OPENERSFXX Kが日本に初上陸3月はじめのある週末、鈴鹿サーキットに甲高いエキゾーストノートが響きわたった。明らかに12気筒とわかるそのサウンドの持ち主は、フェラーリ「FXX K」。フェラーリのスペチアーレモデル、「ラ フェラーリ」をベースに開発された、最高出力1,050psを誇るサーキット専用車が、日本に初上陸し鈴鹿サーキットを駆け抜けた。フェラーリオーナーとファンのための日本最大級のサーキットイベントとして毎年開催されている「フェラーリ・レーシング・デイズ(以下FRD)」。昨...