インタビュー
「インタビュー」に関する記事
壽村太一が語るマーガレット・ハウエルの男性像|MARGARET HOWELL
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエルInterview with SUMURA TAICHI「マーガレット・ハウエル」の店頭で配られる、2015-16年秋冬メンズコレクションのカタログのコーディネートを手がけたのは、メンズのファッション誌をはじめ、タレントや広告などを幅広く手がけるスタイリストの壽村太一さん。このブランドでは馴染み深い「FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)」と、初登場となるスコットランドの「Lovat(ラバット)」の生地を用いたセットアップの着こなしかたについて話を聞いた。Photographs by HATANAKA Kiyotaka(takahashi office)Styling by SUMURA Taichi(SIGNO)Hair by KANADA(LAKE TAJO)Model by JAMES ALLEN(EXILES)Text by KAJII Makoto(OPENERS)マーガレット・ハウエルの世界観と空気感――カ...
美容ジャーナリスト 永富千晴さんが語る 2015年のスキンケアトレンド|b.glen
b.glen|ビーグレン美容ジャーナリスト 永富千晴さんが語る2015年のスキンケアトレンド(1)成分や製法にこだわった国内外のオーガニックコスメの普及や、高機能コスメの増加、さらに先進的なテクノロジーで美肌を狙うサイエンスコスメの日進月歩など、お手入れの選択肢は増え続ける一方。そんな群雄割拠するコスメ業界での近年のスキンケアトレンドを美容ジャーナリストの永富千晴さんに聞いた。Text by Reona OtsuPhotographed by Kobayashi Takashi(ITARU Studio)Hair & Makeup by Chiaki Niimi 求められる高機能なエイジングケア近年のスキンケアの中、永富さんが特に注目するニーズとは?「30代~50代の女性だとやはりエイジング対策が課題です。アイテム選びにおいては本当に効くもの、すなわちパワーを求める女性が多く、サイエンスコスメを使いたいという声が圧倒的に多い」そう。「ベーシックな化粧水はナチュラルなものを使...
MARGARET HOWELL BLAZER STYLE 2009|松浦弥太郎インタビュー
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエル松浦弥太郎×マーガレット・ハウエルこの人に喜んでもらえるような雑誌をつくりたい1948年創刊という生活雑誌『暮しの手帖』編集長にして、中目黒にあるブックストア「COW BOOKS」代表の松浦弥太郎さん。2006年に『暮しの手帖』の編集長に就任して、読者層を大きく変えていこうと思ったとき、マーガレット・ハウエルさんのことを考えたという。まとめ=オウプナーズ写真=中村雅彦マーガレット・ハウエルのショップで服を選ぶのは、ひとに会いに行くような感覚です──松浦さんとマーガレット・ハウエルの服の出会いから……。僕が23、4歳のときにつきあっていた女性からマーガレット・ハウエルの白いシャツをプレゼントしてもらったんです。それでブランドをはじめて知って、その上質でスタンダードで新しいのにとても感激しました。マーガレット・ハウエルの良さは彼女に教えてもらったようなものですね。──上質さ、スタンダードというのはどこで感じますか?2006年の10月...
ファッション界の注目新星、エラ・リチャーズが初来日|Burberry
Burberry|バーバリーキーズ・リチャーズの孫、19歳の英国人モデルファッション界の注目新星、エラ・リチャーズが初来日バーバリー 2015年秋冬キャンペーンに、ミュージシャンのキーズ・リチャーズの孫である19歳のモデル エラ・リチャーズが起用された。今回はじめて来日する彼女に、キャンペーンについて話をうかがった。Photographed by Koki KomiyaText by Winsome Li (OPENERS)マリオ・テスティーノが撮りおろした最旬な若手ブリティッシュアイコンバーバリーがロサンゼルスでおこなったショーにも登場し、ファッションモデルとして活躍するエラ・リチャーズさん。バーバリーについて話を聞くと「イギリスを代表する、伝統的で長いヘリテージをもつブランドなので、今回はキャンペーンに起用されて光栄です」とうれしそうに語り始めた。キャンペーンビジュアルは、チーフ・クリエティブ兼エグゼクティブ・オフィサー、クリストファー・ベイリーのディレクションのもと、ロンドン...
高橋幸宏×小山田圭吾 ワールド・ハピネス 2015を語る|WORLD HAPPINESS 2015
WORLD HAPPINESS 2015|ワールド・ハピネス 20158月23日(日)、東京・夢の島公園陸上競技場にて開催される音楽フェスティバル高橋幸宏×小山田圭吾 インタビュー(1)ミュージシャンの高橋幸宏のキュレーションのもと2008年にスタートした音楽フェスティバル「ワールド・ハピネス」。今年も新旧織り交ぜたアーティストラインナップのもと、8月23日(日)に東京都・夢の島公園陸上競技場にて開催される。本公演に「METAFIVE(メタファイブ)」のメンバーとして出演する小山田圭吾と、高橋幸宏へのインタビューをお届けする。Photographs by KOBAYASI Takashi(ITARU Studio)Text by IWANAGA Morito音楽フェスティバルのありかたについて――最近、海外アーティストが出演するフェスの客足が遠のいていたり、以前と音楽フェスティバルの印象が変わってきたとおもうのですが、いかがでしょうか。高橋 お客さんがフェスに慣れてきているというこ...
デザイナーが解説する「ユリウス」2016年春夏コレクション|JULIUS
JULIUS|ユリウス年2回パリでコレクションを発表するメンズブランドデザイナーが語る「ユリウス」2016年春夏コレクション(1)“退廃的な美とアグレッシブなフェティシズムを追求した世界観”をブランドコンセプトに、2001年にアートプロジェクトとしてスタートした「JULIUS(ユリウス)」。服だけではなく、服・映像・グラフィック・音楽の4つの表現方法でつくりあげられる独自の世界は、都市に住みながらアバンギャルドな生き方を指向する男たちに熱狂的に受け入れられている。ドメスティックブランドながら年2回パリでコレクションを発表するデザイナーの堀川達郎氏に、2016年春夏コレクションについてお話をうかがった。Text by KAJII Makoto (OPENERS)風のような、祝福的なイメージのコレクションユリウスがスタートして15年目を迎え、6月27日にパリで発表されたコレクションは、 [ sefiroth ; ]をコンセプトとして披露された。――今回の春夏コレクションのテーマ [ s...
三原康裕|日本モノづくり 第7回 細尾の西陣織×TUMI(前編)
MIHARAYASUHIRO|三原康裕ウェブストア「ルモアズ」にて先行受注!第7回 MIHARAYASUHIRO × HOSOO × TUMI(前編)ファッションデザイナー三原康裕氏が、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれないあたらしいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。今回は、2014春夏コレクションでお目見えした「TUMI(トゥミ)」とのコラボレーションバッグをフィーチャーした。それは、京都西陣織の伝統を守りながらイノベーションをおこなっている「株式会社 細尾」とのオリジナルファブリックを使用したバッグコレクション。1688年からつづく株式会社 細尾の12代目・細尾真孝氏と、三原氏の対談をお届けする。Photographs by MIKAMI MakotoText by IWANAGA Morito(OPENERS)西陣織で打ち出すラグジュアリーなTUMI三原 個人的にバッグを愛用していた...
三原康裕|日本モノづくり 第7回 細尾の西陣織×TUMI(後編)
MIHARAYASUHIRO|三原康裕ウェブストア「ルモアズ」にて先行受注!第7回 MIHARAYASUHIRO × HOSOO × TUMI(後編)ファッションデザイナー三原康裕氏が、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれないあたらしいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。第7回となる今回は、「株式会社 細尾」とのオリジナルファブリックを使用したTUMIとのコラボレーションバッグをフィーチャー。前編では、三原氏と細尾氏の出会いを振り返り、西陣織の歴史とその現在を語り合った。後編では、今回のバッグコレクションが完成するまでの経緯を、ふたりが話してくれた。前編はこちらPhotographs by MIKAMI MakotoText by IWANAGA Morito(OPENERS)西陣織を洋服に使うことの難しさ細尾 三原さんからは最初に、迷彩の地紋様のなかに細かい和柄を織り込んで、上にも刺繍のよう...
STUDIOUS|ステュディオス谷 正人×ファクトタム有働幸司対談(1)
STUDIOUS|ステュディオスSTUDIOUS代表取締役CEO 谷 正人×FACTOTUMデザイナー有働幸司(1)今考える、“ファッションの原点”とは「TOKYOクリエイションで世界と勝負する」――“日本発ファッションスタイルを世界へ”をコンセプトに掲げ、日本国内ブランドに特化した次世代セレクトショップ「STUDIOUS(ステュディオス)」を率いる谷 正人氏が、OPENERS初登場。昨年30歳になった谷氏が、「今、会って話してみたいひと」を指名し、ファッション観はもちろん、お互いの理想と夢を語り合う。第一回は、ブランド10周年を迎えた「FACTOTUM(ファクトタム)」のデザイナー、有働幸司氏を迎える。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by SUZUKI Simpeiお客さんにも“次世代”の意気込みを感じます(有働)「STUDIOUS(ステュディオス)」は、海外の良いモノ・ブランドを集めて日本に紹介する従来のセレクトショップと真逆...
STUDIOUS|ステュディオス谷 正人×ファクトタム有働幸司対談(2)
STUDIOUS|ステュディオスSTUDIOUS代表取締役CEO 谷 正人×FACTOTUMデザイナー有働幸司(2)ファクトタムをよく着るようになった理由海外からの評価が高まってきた日本国内ブランド(TOKYOブランド)に徹底的にこだわりながら、代表の谷 正人氏をはじめ、社員全員が“日本発ファッションスタイルを世界へ”という思いを商品とショップで具現化している次世代セレクトショップ「STUDIOUS(ステュディオス)」。谷氏と「FACTOTUM(ファクトタム)」のデザイナー、有働幸司氏との対談は、10年前にさかのぼる。 ステュディオス谷 正人×ファクトタム有働幸司対談(1)Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by SUZUKI Simpeiショップで服を買って、家に持って帰るまでの時間も大切でした(谷)谷 正人 自分がファクトタムと出会ったのは、ファクトタムがデビューした10年前で、まだ学生でした。デビューが話題になったのでよく覚えて...
STUDIOUS|ステュディオス谷 正人×建築家 谷尻 誠対談(1)
STUDIOUS|ステュディオスSTUDIOUS代表取締役CEO 谷 正人×建築家 谷尻 誠(1)“STUDIOUSの白”の意味と価値2月28日(金)、STUDIOUS代表の谷 正人氏が「大人のSTUDIOUS(ステュディオス)」という、新ショップ「STUDIOUS 神南店」が渋谷・神南エリアにオープンする。今までステュディオスでは扱いのなかったコレクションブランドをメインに、より大人で高感度なファッショニスタを対象としたショップは、2フロア・約100坪の大型店だ。谷氏の対談二回目は、この新ショップの内装を手がける建築家の谷尻 誠氏をゲストに、ステュディオスの魅力に迫る。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by SUZUKI Simpeiあらゆる複雑さを内包した一つのシンプルな“白”谷 正人 谷尻さんとはステュディオスが取り扱っているブランドのデザイナーさんからの紹介でお会いしたのが最初でしたね。ステュディオス5周年を迎えるときに、「...
STUDIOUS|ステュディオス谷 正人×建築家 谷尻 誠対談(2)
STUDIOUS|ステュディオスSTUDIOUS代表取締役CEO 谷 正人×建築家 谷尻 誠(2)“ツンデレ・パトロンショップ”を創ろう!セレクトショップ「STUDIOUS(ステュディオス)」として初のメンズのハイエンドショップ「STUDIOUS 神南店」が2月28日(金)に渋谷・神南エリアにオープン。ステュディオスのコンセプトである「日本発を世界へ」が2フロアにわたって展開される。また、前日の27日(木)には、都内唯一のメンズ&ウィメンズ複合店の「STUDIOUS IKEBUKURO」が池袋ルミネ2階に大幅増床リニューアルオープン。両店舗デザインは国内外で高い評価を得ている建築家の谷尻 誠氏が手がけ、STUDIOUSの内装コンセプトである“白の融合”を体現しつつ、上質な大人の時間を楽しめる空間に仕上がっている。ステュディオス谷 正人×建築家 谷尻 誠対談(1)Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by SUZUKI Simpei加点方...
連載|スイスで活躍する日本人時計師 第3回「ジラール・ペルゴ」植松 純さん
連載第3回|植松 純さんスイスの複雑時計ブランド「ジラール・ペルゴ」の時計師(1)「ジラール・ペルゴ」社は、スイス時計産業の聖地、ラ・ショー=ド=フォンに本拠地を置くブランドだ。1791年の創業以来、スリーブリッジ トゥールビヨンなど複雑機械式モデルを数多く製作している。この老舗時計ブランドでも日本人の時計師が活躍していた。植松純さんは、2013年にジラール・ペルゴへ入社。複雑機械式時計の組み立てを任されている。彼はどんな経緯でこの地にたどり着いたのだろうか。Photographs & Text by SANO PERRET Tomoko時計師との出会いはTV番組だったスイスとフランスの国境付近に位置するラ・ショー=ド=フォンは、ユネスコの世界遺産に指定されている時計の街。時計製造都市として19世紀から都市計画がなされ、かつては陽当たりの良い北斜面に、工房が軒を連ねていたという。ジラール・ペルゴ社は、この北斜面を登ったところにある。社屋が大通りに面しているので、工房内のよう...
島津由行が語るマーガレット・ハウエルの美的感覚|MARGARET HOWELL
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエルYOSHIYUKI Shimazu talks about MARGARET HOWELL「マーガレット・ハウエル」の2015-16年秋冬メンズコレクションを熱心に見るのは、スタイリストでファッションディレクターの島津由行さん。このブランドとの出会いは「1977年、僕が東京に出てきて間もない18歳のとき」だと話す。長年に渡り、マーガレット・ハウエルのクリエーションを見続けるなかで、いま、島津さんが感じていることとは。Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU studios)Text by KAJII Makoto(OPENERS)濃紺のスウィングトップに一目惚れ――初めて購入したマーガレット・ハウエルのアイテムを覚えていますか。地元・熊本を飛び出して、18歳のとき原宿のアパートに住んでいたのですが、表参道に「ペーパームーン」というセレクトショップがあって、そこで初めて「マーガレット・ハウエル」...