INTERVIEW|『紙の月』監督・吉田大八×俳優・池松壮亮 スペシャル対談

INTERVIEW|『紙の月』監督・吉田大八×俳優・池松壮亮 スペシャル対談

INTERVIEW|再び顔を合わせた“戦友”が語る、本物とニセモノの境目『紙の月』公開記念監督・吉田大八×俳優・池松壮亮 スペシャル対談(1)バブル崩壊直後の1994年を舞台に、銀行の契約社員として働くまじめな主婦が、ふとしたきっかけから巨額の横領へと手を染めていく様を、スリリングかつスキャンダルに描き出した映画『紙の月』。直木賞作家・角田光代が描いた衝撃の同名ベストセラーを原作に、人間の本性をあぶり出すのは、昨年の第36回日本アカデミー賞で『桐島、部活やめるってよ』に最優秀作品賞をもたらした吉田大八だ。そして、宮沢りえが演じる主人公・梅澤梨花の相手役で、梨花を罪へと加速させる平林光太を演じたのが、池松壮亮。舞台『ぬるい毒』でタッグを組んだ吉田監督と池松壮亮が、再び顔を合わせ話題作に挑んだ。撮影を終えて半年ほど経った秋の東京で、映画について振り返ってもらった。Text by MAKIGUCHI JunePhotographs (portrait) by JAMANDFIXStyli...
ジャガー・ルクルトCEOが語る新作「ジオフィジック」の魅力|JAEGER-LECOULTRE

ジャガー・ルクルトCEOが語る新作「ジオフィジック」の魅力|JAEGER-LECOULTRE

JAEGER-LECOULTRE|ジャガー・ルクルトジャガー・ルクルト初、10月1日から販売新コレクション「ジオフィジック」を世界同時発表(1)スイスでも屈指のムーブメント開発能力を持つ名門マニュファクチュール、ジャガー・ルクルトのCEO、ダニエル・リエド氏が、香港で開催されたアジアを対象とする時計見本市、WATCHES & WONDERSの直前に来日。新作、さらにはジャガー・ルクルトの戦略とブランドの将来について、話を伺った。そして、日本市場への重大ニュースも聞くことができた。Photographs by KISHIDA KatsynoriText by KAWADA Akinoriエンジニア出身のCEO、ダニエル・リエド氏――2013年にCEOとして就任されて2年が経過されました。本日はジャガー・ルクルトの新製品や将来についてのお話を主に聞きたいと思いますが、その前に、ダニエル・リエドさんご自身のことについて教えてください。どのようなキャリアを歩んでこられたのか、お聞か...
ラボ シリーズ 男の肌の未来と向き合う美容液が登場|LAB SERIES

ラボ シリーズ 男の肌の未来と向き合う美容液が登場|LAB SERIES

LAB SERIES|ラボ シリーズラボ シリーズが提案する最先端のエイジングケア男の肌の未来と向き合う美容液が登場(1)男性も身だしなみに気を使うことが当たり前になり、現在も急成長が続いているというメンズグルーミング市場。2015年10月2日(金)、男性用スキンケア商品の先駆けとして圧倒的な支持を得る「ラボ シリーズ」が、エイジングケアへのさらなるアプローチとして、初の美容液「フューチャー リペア セラム」を発売した。同ブランドは1987年の発売以来、常に男性特有の肌ニーズに着目し、健康的でエイジレスな肌を保つための製品開発に力を注いできた。これからは、日々のスキンケアにフューチャー リペア セラムのもう1ステップを取り入れて、美しく若々しい肌を体感してほしい。Photographs by KOMIYA Koki Text by ANDO Sara (OPENERS)ジョセフ・スコット・グリスビー氏に聞く 加齢と環境に負けない美肌の作り方発売に先駆けて来日した「ラボ シリーズ」の...
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LACOSTE|80周年特別企画「ラコステが愛され続ける理由」

LACOSTE|80周年特別企画「ラコステが愛され続ける理由」

LACOSTE|ラコステ80周年を迎えた大定番ブランドの魅力に迫る!第1章|ファッションディレクター 干場義雅さん インタビューポロシャツはラコステでなければ(1)今年ブランド創立80周年を迎えたラコステ。DNAというべきモデル「L1212」は、今も世界中で愛され続けているポロシャツの大定番だ。そしてフィット感を高めた「PH051」は、新たなスタンダードとして人気を博している。なぜポロシャツはラコステなのか。ファッションの達人たちによる証言と、プロダクトのクオリティを改めて検証することで、その理由が見えてくる。男性誌編集者としてキャリアをスタートし、現在ファッションディレクターとして各メディアで活躍中の、干場義雅さんに話をきいた。Interview photographs by KUBOTA Ikuo(OWL)Text & Coordination by TAIRA Masahiko (pop*)色落ちの違うネイビーとは?男性誌、女性誌、TV番組で、数々のスタイリング指南企...
日本初となる路面店がオープン|BOGLIOLI

日本初となる路面店がオープン|BOGLIOLI

オープン記念の限定アイテムも登場ボリオリが日本初となる路面店を東京・丸の内にオープン2014年ミラノでの第1号店オープンによって、トータルコーディネートを提案するブランドへと進化を遂げたボリオリが、9月12日(土)に満を持して東京に路面店をオープン。ドレススタイルはもちろん、カジュアルまでボリオリの世界観を体感できるスポットが誕生した。Text by ITO Yuji(OPENERS)進化を続ける、あたらしいクラシコスタイル丸の内の仲通りに面したショップでは、ブランドを代表するジャケット「ドーヴァー」をはじめ、よりエレガントな表情をもつ「ニュードーヴァー」のほか、ニットやシャツ、パンツといったクロージングのフルラインが揃う。この路面店で出あえるのは、独自の正確な縫製とテクニックによってジャケットに“軽さ”や“心地よさ”という感覚をもたらし、さらに進化を続けるボリオリのあたらしい世界観。またオープンを記念した限定アイテムは、コートやジャケット、レザーブルゾンなども展開される。クラシコ...
『岸辺の旅』主演・浅野忠信 独占インタビュー|INTERVIEW

『岸辺の旅』主演・浅野忠信 独占インタビュー|INTERVIEW

INTERVIEW|黒沢清監督最新作『岸辺の旅』“魂の絆”を描いた切ない愛の物語主演・浅野忠信 独占インタビュー(1)第68回カンヌ国際映画祭のある視点部門で日本人初となる「監督賞」に輝いた、黒沢清監督の最新作『岸辺の旅』。湯本香樹実による同名小説を、浅野忠信、深津絵里のダブル主演で映画化した本作は、長らく失踪していた夫が死者となって妻のもとに戻り、妻とともに死後の軌跡を辿る旅に出る、という異色のロードムービーであり、魂の絆を描いた切ない愛の物語。黒沢監督作品には『アカルイミライ』(2003年)以来の2度目の出演ながら、いずれもカンヌに出品という快挙を成し遂げた浅野忠信さんに、本作に至るまでの俳優人生における心境の変化や、映画や演技にたいする熱いおもいをうかがった。Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU studio)Text by WATANABE Reiko10代、20代のころの自然な動きをもう一回追及してやってみたい――黒沢監督とは『アカ...
壽村太一が語るマーガレット・ハウエルの男性像|MARGARET HOWELL

壽村太一が語るマーガレット・ハウエルの男性像|MARGARET HOWELL

MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエルInterview with SUMURA TAICHI「マーガレット・ハウエル」の店頭で配られる、2015-16年秋冬メンズコレクションのカタログのコーディネートを手がけたのは、メンズのファッション誌をはじめ、タレントや広告などを幅広く手がけるスタイリストの壽村太一さん。このブランドでは馴染み深い「FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)」と、初登場となるスコットランドの「Lovat(ラバット)」の生地を用いたセットアップの着こなしかたについて話を聞いた。Photographs by HATANAKA Kiyotaka(takahashi office)Styling by SUMURA Taichi(SIGNO)Hair by KANADA(LAKE TAJO)Model by JAMES ALLEN(EXILES)Text by KAJII Makoto(OPENERS)マーガレット・ハウエルの世界観と空気感――カ...
美容ジャーナリスト 永富千晴さんが語る 2015年のスキンケアトレンド|b.glen

美容ジャーナリスト 永富千晴さんが語る 2015年のスキンケアトレンド|b.glen

b.glen|ビーグレン美容ジャーナリスト 永富千晴さんが語る2015年のスキンケアトレンド(1)成分や製法にこだわった国内外のオーガニックコスメの普及や、高機能コスメの増加、さらに先進的なテクノロジーで美肌を狙うサイエンスコスメの日進月歩など、お手入れの選択肢は増え続ける一方。そんな群雄割拠するコスメ業界での近年のスキンケアトレンドを美容ジャーナリストの永富千晴さんに聞いた。Text by Reona OtsuPhotographed by Kobayashi Takashi(ITARU Studio)Hair & Makeup by Chiaki Niimi 求められる高機能なエイジングケア近年のスキンケアの中、永富さんが特に注目するニーズとは?「30代~50代の女性だとやはりエイジング対策が課題です。アイテム選びにおいては本当に効くもの、すなわちパワーを求める女性が多く、サイエンスコスメを使いたいという声が圧倒的に多い」そう。「ベーシックな化粧水はナチュラルなものを使...
MARGARET HOWELL BLAZER STYLE 2009|松浦弥太郎インタビュー

MARGARET HOWELL BLAZER STYLE 2009|松浦弥太郎インタビュー

MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエル松浦弥太郎×マーガレット・ハウエルこの人に喜んでもらえるような雑誌をつくりたい1948年創刊という生活雑誌『暮しの手帖』編集長にして、中目黒にあるブックストア「COW BOOKS」代表の松浦弥太郎さん。2006年に『暮しの手帖』の編集長に就任して、読者層を大きく変えていこうと思ったとき、マーガレット・ハウエルさんのことを考えたという。まとめ=オウプナーズ写真=中村雅彦マーガレット・ハウエルのショップで服を選ぶのは、ひとに会いに行くような感覚です──松浦さんとマーガレット・ハウエルの服の出会いから……。僕が23、4歳のときにつきあっていた女性からマーガレット・ハウエルの白いシャツをプレゼントしてもらったんです。それでブランドをはじめて知って、その上質でスタンダードで新しいのにとても感激しました。マーガレット・ハウエルの良さは彼女に教えてもらったようなものですね。──上質さ、スタンダードというのはどこで感じますか?2006年の10月...
ファッション界の注目新星、エラ・リチャーズが初来日|Burberry

ファッション界の注目新星、エラ・リチャーズが初来日|Burberry

Burberry|バーバリーキーズ・リチャーズの孫、19歳の英国人モデルファッション界の注目新星、エラ・リチャーズが初来日バーバリー 2015年秋冬キャンペーンに、ミュージシャンのキーズ・リチャーズの孫である19歳のモデル エラ・リチャーズが起用された。今回はじめて来日する彼女に、キャンペーンについて話をうかがった。Photographed by Koki KomiyaText by Winsome Li (OPENERS)マリオ・テスティーノが撮りおろした最旬な若手ブリティッシュアイコンバーバリーがロサンゼルスでおこなったショーにも登場し、ファッションモデルとして活躍するエラ・リチャーズさん。バーバリーについて話を聞くと「イギリスを代表する、伝統的で長いヘリテージをもつブランドなので、今回はキャンペーンに起用されて光栄です」とうれしそうに語り始めた。キャンペーンビジュアルは、チーフ・クリエティブ兼エグゼクティブ・オフィサー、クリストファー・ベイリーのディレクションのもと、ロンドン...
高橋幸宏×小山田圭吾 ワールド・ハピネス 2015を語る|WORLD HAPPINESS 2015

高橋幸宏×小山田圭吾 ワールド・ハピネス 2015を語る|WORLD HAPPINESS 2015

WORLD HAPPINESS 2015|ワールド・ハピネス 20158月23日(日)、東京・夢の島公園陸上競技場にて開催される音楽フェスティバル高橋幸宏×小山田圭吾 インタビュー(1)ミュージシャンの高橋幸宏のキュレーションのもと2008年にスタートした音楽フェスティバル「ワールド・ハピネス」。今年も新旧織り交ぜたアーティストラインナップのもと、8月23日(日)に東京都・夢の島公園陸上競技場にて開催される。本公演に「METAFIVE(メタファイブ)」のメンバーとして出演する小山田圭吾と、高橋幸宏へのインタビューをお届けする。Photographs by KOBAYASI Takashi(ITARU Studio)Text by IWANAGA Morito音楽フェスティバルのありかたについて――最近、海外アーティストが出演するフェスの客足が遠のいていたり、以前と音楽フェスティバルの印象が変わってきたとおもうのですが、いかがでしょうか。高橋 お客さんがフェスに慣れてきているというこ...
デザイナーが解説する「ユリウス」2016年春夏コレクション|JULIUS

デザイナーが解説する「ユリウス」2016年春夏コレクション|JULIUS

JULIUS|ユリウス年2回パリでコレクションを発表するメンズブランドデザイナーが語る「ユリウス」2016年春夏コレクション(1)“退廃的な美とアグレッシブなフェティシズムを追求した世界観”をブランドコンセプトに、2001年にアートプロジェクトとしてスタートした「JULIUS(ユリウス)」。服だけではなく、服・映像・グラフィック・音楽の4つの表現方法でつくりあげられる独自の世界は、都市に住みながらアバンギャルドな生き方を指向する男たちに熱狂的に受け入れられている。ドメスティックブランドながら年2回パリでコレクションを発表するデザイナーの堀川達郎氏に、2016年春夏コレクションについてお話をうかがった。Text by KAJII Makoto (OPENERS)風のような、祝福的なイメージのコレクションユリウスがスタートして15年目を迎え、6月27日にパリで発表されたコレクションは、 [ sefiroth ; ]をコンセプトとして披露された。――今回の春夏コレクションのテーマ [ s...
三原康裕|日本モノづくり 第7回 細尾の西陣織×TUMI(前編)

三原康裕|日本モノづくり 第7回 細尾の西陣織×TUMI(前編)

MIHARAYASUHIRO|三原康裕ウェブストア「ルモアズ」にて先行受注!第7回 MIHARAYASUHIRO × HOSOO × TUMI(前編)ファッションデザイナー三原康裕氏が、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれないあたらしいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。今回は、2014春夏コレクションでお目見えした「TUMI(トゥミ)」とのコラボレーションバッグをフィーチャーした。それは、京都西陣織の伝統を守りながらイノベーションをおこなっている「株式会社 細尾」とのオリジナルファブリックを使用したバッグコレクション。1688年からつづく株式会社 細尾の12代目・細尾真孝氏と、三原氏の対談をお届けする。Photographs by MIKAMI MakotoText by IWANAGA Morito(OPENERS)西陣織で打ち出すラグジュアリーなTUMI三原 個人的にバッグを愛用していた...
三原康裕|日本モノづくり 第7回 細尾の西陣織×TUMI(後編)

三原康裕|日本モノづくり 第7回 細尾の西陣織×TUMI(後編)

MIHARAYASUHIRO|三原康裕ウェブストア「ルモアズ」にて先行受注!第7回 MIHARAYASUHIRO × HOSOO × TUMI(後編)ファッションデザイナー三原康裕氏が、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれないあたらしいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。第7回となる今回は、「株式会社 細尾」とのオリジナルファブリックを使用したTUMIとのコラボレーションバッグをフィーチャー。前編では、三原氏と細尾氏の出会いを振り返り、西陣織の歴史とその現在を語り合った。後編では、今回のバッグコレクションが完成するまでの経緯を、ふたりが話してくれた。前編はこちらPhotographs by MIKAMI MakotoText by IWANAGA Morito(OPENERS)西陣織を洋服に使うことの難しさ細尾 三原さんからは最初に、迷彩の地紋様のなかに細かい和柄を織り込んで、上にも刺繍のよう...
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