インタビュー
「インタビュー」に関する記事
東京モーターショーに集結した、キーパーソンにインタビュー|CITROEN
CITROEN|シトロエンシトロエン CEO リンダ・ジャクソン氏シトロエンとは人びとをインスパイアするものDSラインがあたらしいブランドとして独立したいま、シトロエンはなにを目指すのだろうか。東京モーターショーに合わせてい来日したCEOのリンダ・ジャクソン氏に話を聞いた。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki“ちがっていたい”ひとのためのブランド東京モーターショーには、欧州のベストセラー、「C4カクタス」をもちこんだシトロエン。丸みを帯びたシェイプに、「エアバンプ」と呼ばれるゴムのよう樹脂がドアに貼り付けてある。キュートでかつ躍動的なスタイリングが目を惹く。しかし彼の地であまりに売れていて、なかなか日本に輸入されないのが残念だ。シトロエン車の魅力は、多様性にある。ミニバンを作っても、遊び心もあるし、独自の機能もある。ユーザー本位なのだ。フランスのシトロエンから今回のショーに合わせて来日したのは、リンダ・ジャクソンCEO...
東京モーターショーに集結した、カーメーカーのVIPインタビュー|MINI
MINI|ミニMINI 製品開発責任者 デイビッド・アルフレッド・フェルフィノカマオ氏MINIのコアバリューは“ゴーカートフィーリング”東京モーターショーで、2代目となった新型「MINI クラブマン」を披露したMINI。季節に応じたファッションをまとった男女のモデルを配した展示で、来場者の注目を集めた。MINIの製品開発責任者であるデイビッド・アルフレッド・フェルフィノカマオ氏に、今後の戦略や商品展開について聞いた。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA MasayukiMINIシリーズの多様化によって目指すもの東京モーターショーで、「MINI」のブースはおもしろかった。ショーでもっとも大事なことは車両を見せることだが、商品の内容を伝えるやり方はさまざまだ。数字の羅列にならないでやるにはどうしたらいいか。MINIは各所に、米国的なトラッドファッションに身を包んだ若いカップルを模したモデルを配備した。夏はマリン、秋はカーディガン……といった...
ロンジンが公式タイムキーパーとしてジャパンカップに挑む|LONGINES
LONGINES|ロンジンJRAとのパートナーシップ契約を更新ロンジン公式タイムキーパーとしてジャパンカップに挑む(1)“Equestrian sport is our passion”と銘打って、馬事とのパートナー関係をより一層深めていくロンジン。JRA(日本中央競馬会)の国際G1レースであるジャパンカップとのパートナーシップ契約を更新するにあたり、ロンジン本社 副社長ファン・カルロス・カペリ氏にインタビューを試みた。Photographs by SAITO RyousukeText by KAWADA Akinori第35回 ジャパンカップでロンジンがパートナーシップを締結1981年に創設された、JRAが開催する国際G1レース、ジャパンカップ。2015年で第35回を数え、いまや世界中のホースメンに競馬の最高峰レースのひとつであると認識されるようになった。この国際レースがきたる11月29日(日)に開催されるが、それに先立って、ロンジンとJRAから、重要な発表があった。ロンジンとJ...
東京モーターショーに集結した、キーパーソンにインタビュー|Porsche
Porsche|ポルシェ911カレラ4ディレクター Dr.エアハルト・メスレ氏ターボ化の目的は燃費向上とパワーアップ(1)東京モーターショーで、新世代の「911カレラ4」をお披露目したポルシェ。最大の眼目は、フラットシックスの排気量が縮小されて、ターボ化されたところにある。すでに「911ターボ」があるのに,カレラもターボとは? ポルシェはいま何を考えているのか。911カレラ4ディレクターのDr.エアハルト・メスレ氏が、“2020年戦略”を語った。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki911カレラと911ターボは別モノ911があたらしい時代に入りつつある。東京モーターショーに先がけて、2015年9月に開催されたフランクフルトの自動車ショーでベールを脱いだ「911カレラ」。その時のプレスリリースには、下記のようにある。「40 年以上にわたりポルシェが蓄積してきたターボ技術のノウハウにより、ニュー911 カレラのエンジンはパフ...
ブルガリCEOに聞いた回顧展『アート オブ ブルガリ』|BVLGARI
BVLGARI|ブルガリプロジェクションマッピングで幻想的な世界を演出ブルガリの原点を見られる貴重な回顧展現在、東京国立博物館 表慶館で開催されている『アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝』で来日したブルガリ グループ CEOのジャン-クリストフ・ババン氏に今回の回顧展の見所などをお聞きした。Photographs by KISHIDA KatsunoriText by KAKIHARA Takayoshi(OPENERS)ブルガリ130年の軌跡を体感――『アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝』の目的はなんですか。おかげさまでブルガリは、昨年創業130周年を迎えることができました。そこで、日本のみなさんに、ブルガリの起源ともいえる希少な品々をご覧いただきたく、こうした機会をもうけさせていただきました。世界初公開となるものも含めて約250点ものラグジュアリーピースをご覧いただけます。ブルガリにとって、日本はとても重要な市場と考えています。日...
Secrets behind the Success|連載第13回「ル・ブリストル・パリ」シェフパティシエ ローラン・ジャナンさん
ビジネスパーソンの舞台裏第13回|ローラン・ジャナンさん(「ル・ブリストル・パリ」シェフパティシエ)直感と真心がおいしいデザートをつくる(1)ビジネスで成功を収めた成功者たちは、どう暮らし、どんな考えで日々の生活を送っているのだろう。連載「Secret behind the Success」では、インタビューをとおして、普段なかなか表に出ることのない、成功者たちの素顔の生活に迫ります。今回のゲストは食の都・パリを代表するパティシエのひとり、ローラン・ジャナンさん。14歳でパティシエの道を志して以来、この道一筋25年以上というベテランだ。まるで花火のように、楽しいサプライズに満ちたデザートは、どのようにして生み出されているのか。「私の生きがいは、ひとに喜んでもらうこと」と語るジャナンさんの創造力の源に迫ります。Photographs (portrait) by NAKAMURA Toshikazu (BOIL)Text by TANAKA Junko (OPENERS)あたらしいもの...
ユニフランス・フィルムズ代表に訊く「フランス映画祭2015」にまつわる5つの話|INTERVIEW
INTERVIEW|ユニフランス・フィルムズ代表、イザベル・ジョルダーノに訊く「フランス映画祭2015」にまつわる5つの話最新のフランス映画がいち早く上映されるとともに、フランスから多くの映画人も来日する「フランス映画祭2015」が今年も華やかに開幕。6月26日(金)から29日(月)にかけて12作品の上映のほか、さまざまなイベントが繰り広げられる。OPENERSでは開幕に先駆けて、映画祭を主催するユニフランス・フィルムズの代表、イザベル・ジョルダーノ氏を直撃。どんな基準で作品を選んでいるのか、今年注目のニューフェイスはだれなのか、映画祭にまつわる5つの話を訊いた。Text by TANAKA Junko (OPENERS)「フランス映画祭2015」の概要を先に読む1. ズバリ、フランス映画の魅力とは?ひとことであらわすなら「ユニーク」ということになるでしょうか。おいしいワインといっしょで定義することは不可能です。映画の制作国別に見ても、フランスほど議論の対象になり、評価され、批判を...
坂本龍一、始動。幕開けは沖縄民謡「うないぐみ」との共演!|INTERVIEW
INTERVIEW|『NEO GEO』から30年近く、坂本龍一が再び沖縄へ「うないぐみ」古謝美佐子に訊く坂本龍一が還ってきた。復帰第一弾は沖縄民謡グループ「うないぐみ」との共演シングル「弥勒世果報(みるくゆがふ)」。「うないぐみ」は、沖縄を代表するシンガー・古謝美佐子のグループである。そして坂本と古謝は、坂本が世界に旅立った『NEO GEO (1987)』以来の縁となる。この共演、そして沖縄の「いま」を、古謝美佐子が語った。Photographs by JAMANDFIXText by KUMAGAI Tomoya(SLOGAN)「ずっと、坂本さんのこの曲を歌いたいとおもっていたんです」「童神」のヒットでも知られる古謝美佐子は、文字どおりに現在の沖縄を代表するシンガーである。ネーネーズでの活動とともに、坂本龍一のファンにはアルバム『NEO GEO』『BEAUTY』での活躍、オキナワチャンズの活動が知られているだろう。「うないぐみ」は、彼女があらたに結成したグループ。坂本龍一の復帰第...
INTERVIEW|川村元気×12人のレジェンドが繰り広げる“大人の学校”
INTERVIEW|レジェンドが繰り広げる“大人の学校”『仕事。』著者・川村元気インタビュー12人12色の仕事術『告白』『モテキ』などのヒット作を生み出した映画プロデューサー、川村元気氏が12人のレジェンドと対面。そしてこんな質問をぶつけた。「わたしとおなじ年のころ、なにをしていましたか?」はたして仕事で人生を楽しく、世界を面白くしてきた彼らの仕事術とは?Photographs (interview) by SUZUKI KentaText by TANAKA Junko(OPENERS)Cooperation by Yuka Okada大人にも学校が必要だ2013年から雑誌『UOMO(ウオモ)』に掲載され、反響を呼んだ連載「仕事の学校」。これは仕事で世界を面白くしてきた巨匠たちに教えを請う、いわば“大人のための学校”だ。教授に名を連ねるのは、宮崎駿氏、糸井重里氏、杉本博司氏、坂本龍一氏など錚々たる12人のメンバー。そして生徒代表として彼らに体当たりしたのは、映画プロデューサーの川...
INTERVIEW|『紙の月』監督・吉田大八×俳優・池松壮亮 スペシャル対談
INTERVIEW|再び顔を合わせた“戦友”が語る、本物とニセモノの境目『紙の月』公開記念監督・吉田大八×俳優・池松壮亮 スペシャル対談(1)バブル崩壊直後の1994年を舞台に、銀行の契約社員として働くまじめな主婦が、ふとしたきっかけから巨額の横領へと手を染めていく様を、スリリングかつスキャンダルに描き出した映画『紙の月』。直木賞作家・角田光代が描いた衝撃の同名ベストセラーを原作に、人間の本性をあぶり出すのは、昨年の第36回日本アカデミー賞で『桐島、部活やめるってよ』に最優秀作品賞をもたらした吉田大八だ。そして、宮沢りえが演じる主人公・梅澤梨花の相手役で、梨花を罪へと加速させる平林光太を演じたのが、池松壮亮。舞台『ぬるい毒』でタッグを組んだ吉田監督と池松壮亮が、再び顔を合わせ話題作に挑んだ。撮影を終えて半年ほど経った秋の東京で、映画について振り返ってもらった。Text by MAKIGUCHI JunePhotographs (portrait) by JAMANDFIXStyli...
ジャガー・ルクルトCEOが語る新作「ジオフィジック」の魅力|JAEGER-LECOULTRE
JAEGER-LECOULTRE|ジャガー・ルクルトジャガー・ルクルト初、10月1日から販売新コレクション「ジオフィジック」を世界同時発表(1)スイスでも屈指のムーブメント開発能力を持つ名門マニュファクチュール、ジャガー・ルクルトのCEO、ダニエル・リエド氏が、香港で開催されたアジアを対象とする時計見本市、WATCHES & WONDERSの直前に来日。新作、さらにはジャガー・ルクルトの戦略とブランドの将来について、話を伺った。そして、日本市場への重大ニュースも聞くことができた。Photographs by KISHIDA KatsynoriText by KAWADA Akinoriエンジニア出身のCEO、ダニエル・リエド氏――2013年にCEOとして就任されて2年が経過されました。本日はジャガー・ルクルトの新製品や将来についてのお話を主に聞きたいと思いますが、その前に、ダニエル・リエドさんご自身のことについて教えてください。どのようなキャリアを歩んでこられたのか、お聞か...
ラボ シリーズ 男の肌の未来と向き合う美容液が登場|LAB SERIES
LAB SERIES|ラボ シリーズラボ シリーズが提案する最先端のエイジングケア男の肌の未来と向き合う美容液が登場(1)男性も身だしなみに気を使うことが当たり前になり、現在も急成長が続いているというメンズグルーミング市場。2015年10月2日(金)、男性用スキンケア商品の先駆けとして圧倒的な支持を得る「ラボ シリーズ」が、エイジングケアへのさらなるアプローチとして、初の美容液「フューチャー リペア セラム」を発売した。同ブランドは1987年の発売以来、常に男性特有の肌ニーズに着目し、健康的でエイジレスな肌を保つための製品開発に力を注いできた。これからは、日々のスキンケアにフューチャー リペア セラムのもう1ステップを取り入れて、美しく若々しい肌を体感してほしい。Photographs by KOMIYA Koki Text by ANDO Sara (OPENERS)ジョセフ・スコット・グリスビー氏に聞く 加齢と環境に負けない美肌の作り方発売に先駆けて来日した「ラボ シリーズ」の...
LACOSTE|80周年特別企画「ラコステが愛され続ける理由」
LACOSTE|ラコステ80周年を迎えた大定番ブランドの魅力に迫る!第1章|ファッションディレクター 干場義雅さん インタビューポロシャツはラコステでなければ(1)今年ブランド創立80周年を迎えたラコステ。DNAというべきモデル「L1212」は、今も世界中で愛され続けているポロシャツの大定番だ。そしてフィット感を高めた「PH051」は、新たなスタンダードとして人気を博している。なぜポロシャツはラコステなのか。ファッションの達人たちによる証言と、プロダクトのクオリティを改めて検証することで、その理由が見えてくる。男性誌編集者としてキャリアをスタートし、現在ファッションディレクターとして各メディアで活躍中の、干場義雅さんに話をきいた。Interview photographs by KUBOTA Ikuo(OWL)Text & Coordination by TAIRA Masahiko (pop*)色落ちの違うネイビーとは?男性誌、女性誌、TV番組で、数々のスタイリング指南企...
日本初となる路面店がオープン|BOGLIOLI
オープン記念の限定アイテムも登場ボリオリが日本初となる路面店を東京・丸の内にオープン2014年ミラノでの第1号店オープンによって、トータルコーディネートを提案するブランドへと進化を遂げたボリオリが、9月12日(土)に満を持して東京に路面店をオープン。ドレススタイルはもちろん、カジュアルまでボリオリの世界観を体感できるスポットが誕生した。Text by ITO Yuji(OPENERS)進化を続ける、あたらしいクラシコスタイル丸の内の仲通りに面したショップでは、ブランドを代表するジャケット「ドーヴァー」をはじめ、よりエレガントな表情をもつ「ニュードーヴァー」のほか、ニットやシャツ、パンツといったクロージングのフルラインが揃う。この路面店で出あえるのは、独自の正確な縫製とテクニックによってジャケットに“軽さ”や“心地よさ”という感覚をもたらし、さらに進化を続けるボリオリのあたらしい世界観。またオープンを記念した限定アイテムは、コートやジャケット、レザーブルゾンなども展開される。クラシコ...
『岸辺の旅』主演・浅野忠信 独占インタビュー|INTERVIEW
INTERVIEW|黒沢清監督最新作『岸辺の旅』“魂の絆”を描いた切ない愛の物語主演・浅野忠信 独占インタビュー(1)第68回カンヌ国際映画祭のある視点部門で日本人初となる「監督賞」に輝いた、黒沢清監督の最新作『岸辺の旅』。湯本香樹実による同名小説を、浅野忠信、深津絵里のダブル主演で映画化した本作は、長らく失踪していた夫が死者となって妻のもとに戻り、妻とともに死後の軌跡を辿る旅に出る、という異色のロードムービーであり、魂の絆を描いた切ない愛の物語。黒沢監督作品には『アカルイミライ』(2003年)以来の2度目の出演ながら、いずれもカンヌに出品という快挙を成し遂げた浅野忠信さんに、本作に至るまでの俳優人生における心境の変化や、映画や演技にたいする熱いおもいをうかがった。Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU studio)Text by WATANABE Reiko10代、20代のころの自然な動きをもう一回追及してやってみたい――黒沢監督とは『アカ...