ロンジンが公式タイムキーパーとしてジャパンカップに挑む|LONGINES
LONGINES|ロンジン
JRAとのパートナーシップ契約を更新
ロンジン公式タイムキーパーとしてジャパンカップに挑む(1)
“Equestrian sport is our passion”と銘打って、馬事とのパートナー関係をより一層深めていくロンジン。JRA(日本中央競馬会)の国際G1レースであるジャパンカップとのパートナーシップ契約を更新するにあたり、ロンジン本社 副社長ファン・カルロス・カペリ氏にインタビューを試みた。
Photographs by SAITO RyousukeText by KAWADA Akinori
第35回 ジャパンカップでロンジンがパートナーシップを締結
1981年に創設された、JRAが開催する国際G1レース、ジャパンカップ。2015年で第35回を数え、いまや世界中のホースメンに競馬の最高峰レースのひとつであると認識されるようになった。この国際レースがきたる11月29日(日)に開催されるが、それに先立って、ロンジンとJRAから、重要な発表があった。
ロンジンとJRAのあいだで、ジャパンカップのパートナーシップの契約が更新され、ロンジンが公式パートナーにして公式タイムキーパーを継続すると発表されたのだ。レースの正式名称は「ジャパン・オータム インターナショナル ロンジン賞 第35回ジャパンカップ」となり、ロンジンは公式時計を「ロンジン マスターコレクション ムーンフェイズ」に決定した。この契約更新と詳細の発表のため、ロンジン本社から副社長ファン・カルロス・カペリ氏が来日しており、ロンジンと馬事・ホースレースとのかかわりについてインタビューを試みた。
馬事は人と馬が調和する世界
――2014年にスタートしたジャパンカップにおけるJRAとのパートナーシップも今回の契約更新によって2年目を迎えます。ロンジンにとって、このパートナーシップのもつ意味あいは、どのようなものなのでしょう?
私たちは多くのホースレースや馬術競技とパートナーシップを築き、公式タイムキーパーも務めています。とくに、JRAとの関係は極めてポジティブで、大きな価値観を共有しているとかんがえています。大きな価値とは、エレガンス、パフォーマンス、トラディションの3つです。
――それらの内容をより具体的に教えていただけますか。
エレガンス(優雅さは)は、調和と言い換えることができ、時計のメカニズムや外装にとっては大切な要素で、ホースレースなら人馬の一体感にあたるでしょう。どちらも、バランスを欠いてはならないものです。
パフォーマンス(性能)は時計ならば精度であり、それはスポーツを計測するための正確さにも通じます。それに競技においてタイムの計測は絶対に不可欠で、正確性を求められるものです。
そして、トラディション(伝統)は、それぞれの歴史につちかわれたもので、私たちの時計製造の歴史や日本の馬事の歴史などです。
これらの要素を併せもっているJRAとロンジンがパートナーシップを結ぶことができたことは、とても光栄なことだとおもっています。それも単に私たちがスポンサーになるだけではありません。計時を担当し、自分たちのモノ作りをホースレースを通じて、知ってもらえる貴重な機会だとおもいます。
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ロンジンが追求する「エレガンス」
――ロンジンが標榜する3つの要素のなかで、大きくフォーカスされているキーワードが「エレガンス」だとおもいます。ロンジンが追求する「エレガンス」を詳しく教えてください。
エレガンス=調和という要素は、漠然としていてわかりにくいかもしれませんね。人の行動から溢れ出てくるエレガントは、それは内面から溢れてくる精神的なものだと私たちは捉えています。それは、流行のファッションに身を包むということではなく、内面の美しさを反映したものだと思うのです。もちろん、エレガンスという解釈は、国や地域によって意味あいは異なることはあるかもしれません。ですが、基本的な価値間は世界共通ではないでしょうか。
――それを体現しているのが、ブランドアンバサダーであるアンドレ・アガシ氏なんですね。
そうですね。今回、日本で開催されるジャパンカップへプレゼンターとしてアンドレ・アガシ氏が来日します。彼と彼の妻であるシュテファニー・グラフ氏は、現役時代にテニスの世界で偉大な功績を残してきました。本来なら何もせず、静かに暮らしていくこともできるはずです。
しかし、彼らは、つねに世界の人々に心を寄せることを忘れません。アガシ氏は貧しい子供たちに教育の場を与えようとする慈善活動に積極的に参加し、グラフ氏も戦争で傷付いた子供たちを支援する活動をおこなっています。おふたりとも社会貢献に対する厚い思いに溢れていらっしゃいます。人間の 慈愛に溢れた行動や態度には、いつも感動させられます。私たちもそんなパッションに共感するのです。ジャパンカップのみならず、多くのホースレースや、馬術競技をはじめとする馬事とのパートナーシップを求めるのも、そうした人間のエレガンスを象徴するものと考えるからです。
――今回は、ジャパンカップにあたって、公式ウォッチを定めるというお話をお聞きしましたが、それについても詳しく教えてください。
今回のジャパンカップの公式ウォッチは「ロンジン マスターコレクション ムーンフェイズ」であることが、決定しました。現在のロンジンにおいて、メカニズムも、外装も最高の一本を選べと言われれば、このモデルになります。エレガンス、パフォーマンス、トラディションの3つの要素を兼備したベストウォッチこそ、世界的にもベストレースのひとつであるジャパンカップに相応しいものです。ジャパンカップのレース日までの期間、この時計のプレゼントキャンペーンを用意しています。
――本日は、貴重なお話をありがとうございました。最後に、日本のホースレースファンと、時計ファンにメッセージをお願いいたします。
ぜひ、第35回 ジャパンカップを心の底から楽しんでいただきたいと思います。そして、ホースレースのエレガンスを体現した「ロンジン マスターコレクション ムーンフェイズ」をチョイスしていただき、日本のファンのみなさんにも、ロンジンの時計の世界観にも親しんでいただければ幸いです。
ロンジン ジャパンカップ大会公式時計プレゼントキャンペーン
実施期間|11月29日(日)まで
賞品|ロンジン マスターコレクション ムーンフェイズ
クイズ内容|「日本初の国際競走であったジャパンカップ競走。今年で何回目?」
応募方法|この第5回東京競馬開催日、11月29日にイベントページ(http://jra.jp/news/201505tokyo/)にアクセス。キャンペーン専用応募フォームからお申し込みください。
※詳細はイベントページを参照
ロンジン マスターコレクション ムーンフェイズ
ケース|ステンレススチール
直径|40mm
ムーブメント|自動巻き(Cal.L678)
機能|クロノグラフ(30分積算計、12時間積算計)、月・曜日・日付表示(トリプルカレンダー)、月齢表示、24時間表示
ストラップ|アリゲーター
防水|3気圧
価格|41万1480円
ロンジン/スウォッチ グループ ジャパン
Tel.03-6254-7531
http://www.longines.jp