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2025年11月17日
新コンセプト「アレグリス」仕様の機材をミュンヘン―羽田間に導入
Deutsche Lufthansa|ルフトハンザ ドイツ航空
ルフトハンザ ドイツ航空は、新仕様客室「アレグリス」を10月27日(月)からドイツ・ミュンヘン―羽田間で運行を開始した。「アレグリス」は全クラスに導入されており、特にパーソナライズとプライバシーに注力した革新的なファーストクラスに注目だ。
Text by YANAKA Tomomi
パーソナライズとプライバシーに注力した革新的なファーストクラス
アレグリスが導入されているのは、ミュンヘン―羽田間のエアバスA350-900型機。ルフトハンザグループの99年の歴史のなかでも「これほどまでにプレミアム製品に投資したことはない」と謳われる。
アレグリス ファーストクラスでは、A350-900型機に2つの個室スイートと独自設計の「スイートプラス」を採用。ファーストクラススイートの内装は落ち着いた空間が演出されており、1メートル幅の座席は、個々のニーズに応じた温度調節も可能だ。
各スイートは、天井までの高い壁と施錠可能なドア、大型テーブルとゆったりとした座席、大型スクリーン、ワイヤレスのオーバーイヤーヘッドフォンを備え、最高クラスにふさわしいしつらえ。
パーソナルワードローブは十分な収納スペースを設け、着替えや手荷物も快適に管理できるようにし、個別照明で好みのくつろぎ空間を創出する。
「スイートプラス」では、個々の乗客に最大限の快適さを提供するのみならず、旅行パートナーと一緒に搭乗できる独自のオプションも用意された。
このほかにもビジネスクラスでもパーテーションとドアを設けた「ビジネスクラス スイート」や静けさをもたらす「ビジネスクラスプライバシーシート」など多彩なシートオプションを用意。
プレミアムエコノミークラスやエコノミークラスでもスペースが拡大し、いずれも4K画質の機内エンターテインメントを楽しめるという。
ルフトハンザドイツ航空のチーフカスタマーオフィサー(CCO)ハイコ・ライツ氏は「パーソナライズとプライバシーは日本のお客様にも高く評価される価値であり、私たちにとって最も重視している点です」とコメントした。
「アレグリス」の日本便導入は、私たちの渡欧の選択肢を広げてくれる存在となりそうだ。
問い合わせ先
ルフトハンザ ドイツ航空




